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福島県・郡山から移動して秋の蔵王温泉へ。
ちょうど紅葉が始まった時期で、硫黄の温泉に浸かりながら秋を感じようという計画です。今回は、蔵王中央ロープ-ウエイからの景色と蔵王での宿のようすをお届けいたします。
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新幹線で山形へ
福島からは、在来線から新幹線へ乗り継ぎました。途中に広がる美しい稲穂、日本の秋らしい景色ですね。
山形駅構内には、面白いトリックアートがありました。
前回は飛行機で山形に入りましたが、新幹線もいいですね。山形駅に直結している駅ビルに入っているお店は魅力的なところばかりです。
平田牧場のとんかつを食べたかったのですが、バスの時間が迫っていたので、ヴィ・ド・フランスで秋らしいパンをいただくことにしました。店内で食べる場合は温めてくれます。
長い間お世話になっていた羽田空港第１ターミナルにあったヴィ・ド・フランスは休業？閉店？してしまったので食べる機会がなくなりました。久しぶりの来店でしたが、やはり美味しかったです。
さて、バスに乗って蔵王温泉へ。蔵王温泉のバスターミナルまでは１時間ほど。料金は1,200円（2024年10月現在）と前回より200円値上がりしていましたが、蔵王温泉まではこれしか交通手段がありません。なお、Suicaなどの交通系ICカードが使えます。往復割引はありません。
バスターミナルから宿までは徒歩５分ほど。
途中硫黄の香りがする温泉が流れ込む川がありました。この硫黄の香りを嗅ぐと「蔵王に来たんだなあ」と感じます。宿のチェックインは15時からなので荷物を置かせてもらってから周囲を散策することにしました。
ロープ-ウエイに乗ることを伝えると、宿の方がクーポン券をくれました。嬉しい^^
蔵王中央ロープウェイ
２年ぶりの蔵王中央ロープウェイ。
割引クーポンで少しお得に乗車できました^^
休日ですが、お昼過ぎに乗った時はほんの４人ほど。紅葉が始まったばかりで、時期的には少し早いのかもしれませんが、いい場所の割には空いています。
この辺りは、まだ緑が多いですね。
頂上に着いたら、景色を堪能して、大黒様のお参りをすることにしました。
開運の鐘も鳴らしておきましょう^^
カフェ
前回は素朴なお店だったところがおしゃれなカフェに変わっていました。
デッキの椅子に座って、こんな景色をゆっくり見ることができます。
前回はドッコ沼まで歩いたのですが、今回はこちらでのんびりします。お隣の方に写真に入ってもらいました^^
マキアートと豆乳ラテ。
機械で注文すると、丁寧に作って持ってきてくれました。少し肌寒かったのであたたかな飲み物が美味しかったです。
ロープウェイを降りたら、ぜひ開運のスタンプをいただいておきましょう。乗車チケットの裏に押したので、ちょっと端がきれてしまいましたが・笑。
このおかげかどうかは分かりませんが、夫は休暇後の初仕事でリスク回避ができたそうです。
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和歌の宿わかまつや
フロントでチェックイン。
館内マップで説明を受けながら、夕食と朝食の時間を決めました。想像していた温泉旅館ではありませんが、気軽に過ごせそうな雰囲気です。先に預けていた荷物は、部屋に運んでくれていました。
なお、フロントの営業は朝の6時から23時までです。
自動販売機やアメニティーコーナーは24時間。
部屋にもコーヒーパックなどが用意されているのですが、こちらにもたくさんのアメニティーが並んでいました。なお、女性はこちらから好きな浴衣を１枚無料で持っていくことができます。
ウエルカムドリンクだけでなく、手作りスィーツも並んでおり、こちらも部屋に持っていくこともできます。至れり尽くせり、人気があるのも納得です。
廊下にはかわいい人形が飾られており、とても居心地のいい空間です。
猫の表情もいいですが、「福」と書かれた小判を持っているのもいいですね。玄関に置いたら福を呼び込むような気がして欲しくなりました。宿の売店に似たようなお人形があったのですが、飾られていたのと同じものはありません。こちらは非売品ということで（残念）写真をたくさん撮ってきました。
チェックインの時にもらったリーフレットに「カギをなくすと11,000円をいただきます」と書かれていました。なので、いつも以上にカギの保管に気を付けて、部屋に戻ってきたら必ずこちらに置くことにしました。
余談ですが、朝に家族風呂に入ったら、眼鏡とカギの忘れ物がありました。
ひゃ～！11,000円！！
すぐにフロントに電話して取りに来てもらいました。
部屋は一番リーズナブルなタイプ。
最近改装されたのでしょうか。畳もとてもきれいでした。
窓からの景色もいいですね。
もう少し紅葉が進むと、さらに趣が増すのでしょうね。
夫が気に入っていた椅子。
こちらの宿の家具はとても素敵なのですが、このロッキングチェアーの座り心地が特によかったそうです。
夕食
宿の食事処は何カ所かあるようですが、私たちは２階の雪の坊に案内されました。
時間
18：00 / 18：30
※ 終了 20：30
食事の用意ができたらフロントから電話がかかってきます。
なお、和室の場合、食事の間に布団を敷いてくれます。
メニュー
朝採り無農薬野菜
前菜 紅芋寄せ 炙り〆鯖 棒寿司
特にこの棒寿司が好みの味で、買えるなら1本買って帰りたかったくらいです。
小鍋は、秋の風物詩山形名物芋煮です。
その他、お造里（旬味森 赤海老蕎麦の実）もありました。
揚物はちょっと変わっていて、秋無花果（いちじく）鉄火味噌倉掛け
衣が薄く、揚げ方が絶品でとても美味しかったのですが、無花果はそのまま食べたかったです（無花果大好きなので）。ただ、繰り返しになりますが、揚げ方は最高でした。
季豆腐
十二節長月の豆腐蔵王南瓜豆腐
強肴
山形牛A5のしゃぶしゃぶ。
美味しい！
普段は絶対買わない（買えない）ようないいお肉でした。
食事は、鶏そぼろ 鶉卵 白出汁 粉山椒
新米が甘くてもちもちしていて美味しかったです。お米自体も美味しいのでしょうが炊き方も上手でした。鶏そぼろも美味しかったのですが、白いままでもよかったかな。お代わりをすればいいのですが・・・。
最後は水菓子、赤光ぜんざい 栗麩 ぶぶあられ。
ぶぶあられがいい塩味のアクセントになっていて、美味しかったです。
一休.com の口コミに「この辺りの宿の中で一番美味しい」というコメントがあったのですが、本当に美味しかったです。期待以上の味でした。今まで食べた旅館の食事のなかでもダントツにに美味しかったと思います。2024年の旅館部門の食事１位に決定です！
ラウンジ
時間
・ウエルカム 15：00 ～ 21：00
・モーニング 07：30 ～ 09：30
食後は、お酒をいただきにラウンジへ。
こちらにも素敵な椅子が並んでいました。
夜は、地元の日本酒や地元農家のストレートジュースなどが並んでいました。このジュース、朝に飲みたかったです。
せっかくなので、日本酒をいただくことにしました。夜鳴きそばもあったので、一緒に。夕食でご飯をお代わりしなくてよかったです。
源泉風呂
蔵王の滞在の決め手は、やっぱり温泉。
こちらの宿には、地下２階に「男湯」「女湯」「貸切家族風呂」があります。
「貸切家族風呂」は２カ所で、空いていれば自由に入れます。内風呂だけですが、窓があるので半露天のような感じで入れました。24時間入れます。ただし、ロッカーはありませんので、部屋のカギと金庫のカギはフロントで預かってもらいました。
温泉は少し熱めです。もう少し寒くなると、露天風呂が気持ちいいのでしょうね。脱衣所にお水がないので、のぼせないように気を付けました。なお、お風呂場を出たところには、お水などが用意されています。
朝風呂
温泉宿に泊まったら、温泉、美味しい食事、そして朝食前の朝風呂、が楽しみです。
しかし、この日は温泉に不具合があった（夜中から発生していた？）ようで『露天風呂は入ることができない状態ですよ』と先に入っていた方から教えてもらいました。内風呂に入ってみましたが、こちらもぬるくて入れる状態ではありません。
でもすぐに出ると寒くて・・・。
しばらく我慢して入っていると、また別の方が『しばらく直らないようですよ』と教えてくれました。シャワーは大丈夫だったのでしっかりお湯で体を温めて出ました。
朝風呂に入れないのは残念過ぎます・泣。
朝食
時間
07：30 / 08：00 / 08：30
終了 09：30
気を取り直して、朝ごはん。
夕食がとても美味しかったので期待したのですが、朝ごはんは普通。
朝はフルーツかジュースで体を目覚めさせたかったのですが（朝風呂は不発だったし）、あいにくジュースはないとか。ますますテンションが下がってしまいました。
食後
食後はラウンジに移動してデザートとコーヒーを。この栗が入ったプリンは絶品！２ついただいてしまいました^^
温泉が直った！？
コーヒーを飲んでいると、フロントの方からスタッフの声が聞こえてきました。どうやら、問い合わせた宿泊者には「直った」ことを伝えているようでした。たまたまロビーに居合わせたので情報を入手でき、チェックアウトまでは２時間ほどあったので温泉に入りなおすことにしました。
直ったことを知らない方のほうが多かったようで、外の温泉に行かれる方もいました。壊れているので他の温泉を案内してくれたかは不明です。タイミングが良かったようで、温泉は貸切。家族風呂も空いていたので、最後はそちらでゆっくりお湯を堪能することができました。よかった。
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さいごに
館内にはいたるところに可愛いお人形が飾られていて、見ているだけでほっこりしました。夕食もとても美味しかったです。何もなければ（もしあってもスタッフの対応がよければ）最高の滞在になったかもしれません。蔵王温泉に行って、最後に朝風呂に入れないのは残念すぎますものね。幸い、直ったことを知れたので朝風呂には入れましたが、前日の宿の温泉と接客が素晴らしかっただけに、比べてしまったのかもしれません。
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