トロント・ピアソン空港
トロント・ピアソン(Toronto Pearson:YYZ) には、ターミナル1と、ターミナル3の2つのターミナルがあります。ターミナル1は、2004年にターミナル2と合併して作られた新しいターミナルで、エア・カナダ(AC)など、スターアライアンス系航空会社とアメリカ発着便に利用されています。日本からの直行便も、こちらに到着します。
入国審査
YYZでの入国には、機内で配られる入国審査カードの記入が必要です。
入国審査場は、カナダとアメリカパスポート保持者とその他の国に分かれています。入国審査カードとパスポートをもって、その他の国の方の列に並びます。
https://www.cbsa-asfc.gc.ca/travel-voyage/pik-bip-eng.html
カナダの空港では、入国審査の機械・Kiosk(キオスク) が利用できます。以前、バンクーバーの空港で利用したことがあったのですが、日本語での案内もあり簡単に操作できました。
YYZの入国審査
しかし、YYZでは入国審査の機械・Kiosk(キオスク) がなく、旧式の対面入国となりました(2019年5月現在)。
係員に「何日滞在するの?カナダは初めて?目的は?」と簡単な質問をされ、スタンプを押してもらえば入国審査終了です。AC2便が到着した16時過ぎは、ガラガラで、全く待つことはありませんでした。
入国審査カードは税関申告書も兼ねていますので、そのまま税関に進み、係官に書類を提出すればOKです。
Terminal Link
ターミナル1からターミナル3*1や、空港に直結しているシェラトンホテル、そしてALTホテルへ移動するときは、Terminal Link を利用します(2019年5月現在)。Terminal Link の運行は、24時間、4~8分ごとです。
Terminal Link の最新情報は コチラ です。
プラットフォームまで
ターミナル1から Terminal Link に乗るためには、表示に沿って5階 (駐車場階) へ行き、エスカレーターかエレベーターでプラットホームに進みます。
ちょっと迷ったのは、税関を出た後のアクセスです。
税関を出たすぐのところにインフォメーション・カウンターがあったので、聞いてみることにしました。
余談ですが、インフォメーション・カウンターの前には、USドルとカナダドルの両方を引き出せるATMがありました。もちろん市内で使えるのはカナダドルですが、なんか面白い。
Terminal Linkの表示がなく迷ったのですが、インフォメーション・カウンター近くにある「エスカレーターを昇り、右に、そして左に進めばいい」と教えてもらいました。Terminal3の方へ行けばいいようです。
右に行って、左に進み・・・
さらにエスカレーターを昇ると、Terminal Linkのプラットフォームがありました。まずは、これに乗ってホテルに行きます。
ALTホテル
Terminal Link – Train between Pearson Airport Terminals | Pearson Airport
今回、次の乗り継ぎ便が早朝だったため、エアポートホテルを予約しました。前回泊まった サンドマン シグネチャー・ホテルも良かったのですが、空港からシャトルバスでの移動だったので、Terminal Link で簡単にアクセスできる ALTホテル にしてみました。
終点のViscount Stationで降りて、エスカレーターで下がって、一度外に出ます。駅から50mくらい歩けば到着します。この時の外気温は12度でしたが、体感はもっと寒く感じました。薄手のダウンジャケットを持ってきて良かったです!
ホテルは新しくて、清潔でした。私が泊った一番リーズナブルな部屋には、冷蔵庫やペットボトルのお水はなかったのですが、ロビーには売店やレストランもあり、不自由はしませんでした。
シャンプー・コンディショナー。ボディソープは揃っていますが、あまり好きな香りではなかったので、持ってきたものを使いました。
部屋の洗濯指数は100%(笑)。タオルドライして干しておくと、6時間くらいでしっかり乾いていました。しかし、それだけ乾燥しているのですね。あと、アイロンもあるので、着てきた洋服を洗濯して、次の旅への準備もできました。
マイナスな点は、シャワーのお湯の勢いがイマイチだったのと、ベッドが(私には)柔らかすぎると感じたくらいです。シャワーは、浴びるには問題ないのですが、シャワーヘッドが高すぎる?からか、お湯が分散してしまうのです。
でも、スタッフは親切だし、部屋の広さも十分で、なにしろ空港に簡単にアクセスできるので、早朝便や遅く着いたとき、おすすめのホテルです。
サンドマン シグネチャー・ホテル
サンドマン シグネチャー・ホテル は、シャトルバスで移動するタイプのエアポートホテルです。シャトルバス乗り場までの行き方は、最初ちょっと分かりづらかったです。
アクセス
- 空港ターミナル内にある「Shuttle Bus(シャトルバス)」の矢印に沿って、
- 「S」まで進む
- 「S」付近にあるホテル専用の電話で迎えをお願いして、ターミナル外にある「Hotel Shuttle」の看板の下で待つ
市内のホテルが高いので、深夜に到着したときや、早朝出発のときだけでなく、ホテル代を安く抑えたいときにもおすすめです。
サンドマン シグネチャー トロント エアポート ホテル
サンドマン シグネチャー トロント エアポート ホテル(Sandman Signature Toronto Airport Hotel )までは、シャトルバスで10分弱です。少し早目のチェックインでしたが、お部屋に入れてもらえました。
お部屋は清潔でとても広く快適です。トロント滞在時、もし町中まで簡単に出られるなら、このホテルに連泊してもいいかな?と思いました。
エクスペディアで一番安い部屋を予約したのですが(エクスペディアのステイタスのおかげで)アップグレードしてくれました。部屋には、キッチンや洗濯機、アイロンもありました。コンパクトな荷物での旅行者には嬉しい設備です♪
マイナス点は、空港からのバス移動です。でも、部屋は「ALTホテル」よりこちらの方が快適度が高いです。
まとめ
トロントでは2カ所のエアポートホテルに宿泊しました。
ポイント
- ALTホテル:空港からのアクセスが簡単。新しくてきれい。
- サンドマン シグネチャー トロント エアポート ホテル:部屋が広い。空港からはシャトルで移動。
トロントの空港は大きいのですが(慣れれば)使いやすい空港だと思いました。空港周辺には他にもホテルがあるのでたくさんあるので、早朝や深夜到着したときや、乗り継ぎのときに便利です。
トロントと日本の時差は13時間。ほぼ昼夜が逆転した感じです。トロント2日目でも、夜中(日本時間の昼)に起きて、お腹が空く、といった状態です。久しぶりにきつ~い時差を体験しました。
最後までご覧いただきありがとうございます。
*1: スカイチームとワンワールド系列の航空会社、ウエストジェット航空、エア・トランザットなど。