【韓国】どの両替方法がお得？ ～ WISE・両替所・WOWPASS～

「旅とアロマ」にお越しくださり、ありがとうございます。

2024年秋、またまた円安に傾いた為替レート。

少しでもお得に旅行したいため、どの方法での両替が一番なのか比べてみました。韓国旅行の情報の一つになりますと幸いです。

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韓国両替

韓国旅行での両替方法には、以下があります。

すぐに思いつくのは上の６つですが、初めて韓国へ行かれる（韓国㌆を持っていない）方以外は、空港での両替はあまりおすすめしません。

以下、2024年10月30日正午の為替レート（JPY：日本円 → KRW：韓国㌆）です。

数字が多いほど、日本円を両替した時により多くの韓国㌆を受け取ることができます。例えば、明洞で１万円を両替すると90,000㌆になりますが、仁川国際空港の場合は、83,900㌆にしかなりません。全く現地通貨がない場合空港で両替すると思いますが、日本より韓国の空港の方がレートがいいです。

外貨両替比較

まずは、今回支払いに使う WISEと現地両替（明洞）でどちらがお得か比べてみようと思います。

WISE（発行手数料1,200円）は、韓国だけでなく海外70以上の国と地域で利用できるデビットカードです。

大使館前両替

私は明洞エリアに泊まることが多いので、両替はいつも人気の「大使館前両替」という両替やさんで行っています。両替する時には、パスポートが必要 です。

この辺りには両替やさんが多く、大使館前両替と同じレートの両替やさんも増えましたが、やはりここが一番人気ですね。なお、お店の前にレートが表示されている所での両替がおすすめです。

この日のレートは、1円が 9.000 KRW、1万円を両替して90000 (9万) ㌆となりました。

WISE

一方、WISEは、1円＝9.0098KRWですが、手数料77円がかかるので 89,404㌆となりました。

同日のほぼ12時ごろの為替レートですが、全く同じ瞬間ではありませんので若干の誤差があるかもしれません。。WISEのレート自体は大使館前両替よりもほんの少しいいようですね。しかし、手数料がかかるので、現地で両替する方がお得になります。

ただ、その差は1万円両替して約66円（約600㌆）なので、明洞にわざわざ行くよりはWISEで両替してしまった方がいいと思える差です。

ところで、為替は予想しても100％うまく行くとは限りません。今回は、渡韓前に急に円安に振れ始めたので、円高のうちにWISEで22万㌆（ホテル代）分、日本円をウォンに変えておくことにしました。手数料は17円。幸い、手数料がかかってもほんの少しお得に両替しておけました。なお、海外で発行したクレジットカードが韓国で使えない場合があるようですが、WISEは（今のところ）問題なく使えています。

ホテルは、明洞にある「ザステイクラッシックホテル明洞」です。ディポジットの引き落としはありませんでした。

なお、WISEは、一部の国や地域では現地通貨を無料で引き出すことができますが、（あくまでも体験した範囲内ですが）韓国では無料引出が可能なATMは見つけられず、1回3,500㌆の手数料が必要な場合が多かったです。

クレジットカードとの比較

高額の支払いの場合はやはりクレジットカードになると思いますが、その事務処理手数料率（税込）はまちまちです。

カード名	Visa	Mastercard	JCB	American Express
三井住友	3.63％ （※１）	3.63％	−	−
楽天	2.20％	2.20％	2.20％	2.20％
三菱UFJ	3.85％	3.85％	2.04％	−
JALカード	2.20％	2.20％	1.60％ （※２）	2.0％ （※２）
イオン	1.60％	1.60％	1.60％	−
セゾン	2.20％	2.20％	2.15％	2.00％

三井住友の VISA Mastercard は11月より2.2％から3.63％（税込）に手数料が上がってしまいました。

WISEでの両替は、手数料が安いと言われているイオンカードの約半分。WISEはポイントがたまりませんので、その分手数料が低く抑えられているようです。ただし、クレジットカードだとポイントがたまるといったメリットがありますが、WISEにはありません。また、口座に入っている額しか利用できませんので、WISEを使う場合は計画性も必要です。

（※１）デビットカードも3.63％

（※２）非課税

最近、海外ではデビットカード一択です。

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WOWPASS

ところで、韓国リピーターに人気なのが「WOWPASS」。

「WOWPASS」とは、手数料無料の両替機能、プリペイドカードによるキャッシュレス決済、公共交通機関で使えるT‐money機能を備えている外国人観光客向けのカードおよびモバイルアプリのサービスです。

• カード発行手数料は5,000㌆（公式サイトで予約すると条件により10～20％引き）。

ソウルだけでなく、釜山や済州島など韓国のさまざまな地域で利用できます。空港た駅構内、ホテルなどにあるカード発行機や専用アプリは日本語にも対応しており、専用アプリでは残高や利用履歴を簡単に確認できます。

また、免税店やコンビニエンスストアなどの割引クーポンもあります。

出所：キャッシュレスで韓国を旅しよう　WOWPASS

両替機

金浦空港から地下鉄へアクセスする通路にもWOWPASSのチャージ機械は設置されています。

また、ロビーに設置されているホテルもあります。その場合、夜遅く着いた時にも（両替やさんが開くのを待つことなく）簡単に両替できます。両替時には、手数料がかからず、空港よりもお得なレートで両替できるのも魅力のひとつです。

お得な使い方

レートの良い両替所で円からウォンに両替した後、WOWPASSの機械でカードにウォンでチャージして、タッチ決済で使用するのが最もおすすめです。現金払いでいいかと思いますが、WOWPASSを持っているとクーポンが使えますしね。

注意点

• 市場や屋台では使えないところが多い
• オンラインやスマホ決済不可
• PIN番号が必要な高額決済
  　WOWPASSにはPIN番号の設定なし

市場や屋台では現金しか扱っていないお店も多く、その場合 WOWPASSは使えません。また、KTX（Korea Train Express）では、5万㌆以上の決済でPIN番号の入力が必要になります。そのような高額決済にも利用できません。

他両替との比較

2024年11月04日正午、100円が何ウォンになるか比較してみました。

方法/場所等	韓国㌆
為替市場	904.41
明洞	902.0
WISE	896.00 （手数料1円）
WOWPASS (カード）	891.71

韓国㌆は数字の大きいほうがお得です。

上記の順になりましたが、WOWPASSはクーポンなど特典があるので、WISEとは大差はないといったところでしょうか。

WOWPASSおすすめ

WOWPASSをおすすめするのは以下の方だと思います。

両替のレートだけで判断するなら、レートのいい両替所には少し劣りますね。

しかし、WOWPASSは日本円をそのままチャージしてクレジットカードのように使えるので、現金をたくさん持ち歩きたくない方にはおすすめです。また、T-moneyの機能も付いていますので、新たにT-moneyを作る方はこちらのほうがいいかもしれませんね（T-moneyは別途現金でチャージが必要）。

なお、クレジットカードからのチャージも可能ですが、手数料が高いためあまりおすすめしません。その場合は、いっそ直接クレジットカードで払う方がいいかもしれません。

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さいごに

単純に、いつも使う大使館前両替とWISEはどちらがレートがいいのだろう？と気になって比較してみました。ついでに、気になっていたWOWPASSも調べてみました。

円高のときに両替しておくなら WISEですが、為替の動向は素人には予測が難しいです（今回はたまたま当たりましたが）。当日に両替するとなると、やっぱり明洞の大使館前両替の方がいいですね。

また、韓国によく行かれる方、またT-moneyをまだお持ちでない方は、WOWPASS を作られるのがいいかもしれません。でも、他の国にもよく行く私の場合は、とりあえず、大使館前両替（メイン）と WISE でなんとかなりそうです（WOWPASSのクーポンは魅力的ですが）。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。