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【シンガポール】TWG Tea Salonと空港のお土産探し

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「旅とアロマ」にお越しくださり、ありがとうございます。

シンガポールの滞在中に行きたかったTWG Tea Salon。

スコーンと紅茶をゆっくり楽しむには最高の場所でした。今回は待たずに入れた(穴場?)TWG Tea Salon と空港で買ったお土産についてご紹介いたします。

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TWG Tea

TWG Teaは、2008年にシンガポールで創業した高級ティーブランドです。

親会社である The Wellbeing Group(ザ・ウェルビーイング・グループ)の頭文字が店の名前になっています。世界15か国で親しまれており、海外第一号は日本の自由が丘店だそうです。

商品のパッケージなどに1837年と書かれているので、1837年創業と思っていたのですが、その年はシンガポールが茶葉などの食品の貿易基地になった年だそうです。

TWGのお店は Tea Boutique と salon があり、Boutique(ブティック)では茶葉などのグッズ、Salon(サロン)では紅茶だけでなくアフタヌーンティなど食事もいただくことができます。

店舗

シンガポールでもサロンを併設しているお店は何店舗かあります。

マリーナベイ・サンズの「TWG Tea Garden at Marina Bay Sands」が観光客には行きやすい場所だと思います。混んでいますので待ち時間が発生する場合もあるかもしれませんが、マリーナベイサンズのショッピングセンターには2店舗あるので、混雑状況を見て選ぶこともできそうです。

TWG Tea on the Bay

カジノ、コンベンションセンター、MRT駅にほど近い便利なロケーション.

TWG Tea Garden

リフレクティブ・プールを見下ろすTWG Tea Garden.
周りには世界的なラグジュアリーブティックが建ち並ぶ、シンガポール最大のティーサロン.

上記の人気店舗以外にも、オーチャード通りのタカシマヤ「TWG Tea at Takashimaya L2」や巨大ショッピングモール「ION Orchard」での店舗もありますが、今回は、MRT(地下鉄)シティホールから徒歩3分ほどの所にある「TWG Tea at Swissôtel The Stamford」に行くことにしました。名前にある通り、Swissôtel(スイスホテル)の一角にあるサロンです。

こちらはけっこう空いていて、穴場のような気がします。

また、MRTの駅からも近いので、空港へ向かう途中に立ち寄ることもできます。

アクセス

MRTのシティーホール駅を出て建物の中を通っていくこともできるのですが、駅を出てから迷いました。

Googleマップの近場あるあるで全く機能しません。なので、ラッフルズシティ方向に出たら右に進み、一度外に出てホテルのエントランスから入ることにしました。このルートの方が分かりやすいかもしれません。

ホテルの正面からはマリーナベイサンズが見えました。

Grabなどで来る場合もこちらを目指した方が分かりやすいですね。

TWG Tea at Swissôtel The Stamford

TWG Teaでは、世界中から1000種類を超える上質な茶葉やオリジナルブレンドを取り揃えています。マリーナベイ・サンズ等のお店に比べるとこじんまりしていますが、紅茶だけでなくTWGオリジナル紅茶用品や人気のマカロンも購入することができます。

味見がてら、2個ほどホテルで食べる用に買ってみます。

2025年3月

迷いに迷った末・・・

気になっていた Earl Grey Fortune & Chocolate と Vanilla Bourbon Tea & Blackcurrant にしてみました。どちらも大好きな紅茶のマカロンです。

今まで食べたことのない美味しさ。周りは軽くてサクサク、クリームは単一でなく、紅茶の風味を活かした複雑な味。お土産にしたところ、あまりマカロンが好きでない夫にも喜ばれました。小さなケーキを食べている感じ、そんな表現がぴったりのマカロンでした。

アフタヌーンティ

美味しい紅茶と一緒に楽しみたいアフタヌーンティ。

TWG Teaでは、「PARISIAN」と「FORTUNE」の2種類があり、中身を選ぶことができます。ただし、「PARISIAN」は1人当たりの料金がお得なのですが、2人前からしか注文ができません。しかし、こちらには「FORTUNE」という一人でも頼めるメニューがあります。

TEA TIME SET MENUS

【公式】TWG Teaメニューより

今回狙っていたのは14時からの TEA TIME SET。

14時からの限定メニューです。

少し早く着いたのですが、ホテルのロビーにはソファーがあるので、14時になるまでそちらで待つことができました。もちろん、ラッフルズシティにも隣接しているので、お買い物などして時間を潰すこともできます。

メニューの下に書かれている " Supplement for teas over $12 " とは、12シンガポールドルまでの紅茶は含まれていますが、12シンガポールドル以上の紅茶を選ぶ場合は、差額を払えば大丈夫という意味です。

メニューと一緒に茶葉のガイドブックも持ってきてくれますので、分からないことは調べることができます。ただし、英語の上情報量が多いのでかえって迷ってしまうこともありますが・笑。

こちらも迷いに迷った末、大好きなUVAを見つけたので、CEYLON の UVA Highlands BOP にしてみました。

UVA(ウバ) Highlands BOPとは、スリランカ南東部の寒暖差の激しいウバ地方の茶園の紅茶で、ダージリン、キームンと並ぶ「世界三大銘茶」として知られています。 ウバの茶葉のほとんどが、茶葉を細かくカットしたBOPです。BOPにすることにより、切れのある渋みとウバフレーバーというウバの特徴が際立ちます。

なお、茶葉をそのまま加工したものは「OP」と言われています。

BOPのウバは、ミルクティーにしても美味しい紅茶ですが、ストレートで飲んだほうがウバの香りをより感じることができる気がします。しかし、ストレートで美味しく飲めるように淹れるのはかなり難しい(私が下手なのかもしれませんが)ので、BOPのウバをきちんと淹れてくれた状態で飲みたいと思いました。

ウバの水色(すいしょく)は赤味が強いオレンジ色です。

キレのいい渋み爽快な香りのお茶は、口の中の甘さをすっきりと流してくれます。

ウバの水色は透明度が高く、クオリティシーズン(紅茶の特徴が最も出る時期)の上質なものはカップに注ぐとゴールデンリングと呼ばれる金の輪が見えると聞いていたのですが、こちらの紅茶で見ることができました。

ウバの香

ところで、紅茶と緑茶、中国茶は同じお茶の葉から作られますが、紅茶は発酵させて作ります、一方、一般的な緑茶は発酵させず、中国茶は発酵を途中で止めたものです。それぞれ魅力はありますが、しっかり発酵させた紅茶には、元の茶葉にはなかった様々な香り成分が含まれています。

その中でもウバは少し変わっており、メントールというハッカ様の紅茶としては珍しい香りがします。なので、「強く刺激的な渋みと独特な香り」と表現され、飲みにくいと感じる人も多いと言われています。しかし、TWG Teaのウバは癖がなくすっきりした味わいでとても美味しかったです。

紅茶のお供は、スコーンとケーキ。

TEA TIME SETの1837は、スコーンかマカロン、もしくはケーキのチョイスなのでスコーンを選びました。追加として、ケーキ、クリームブリュレ、そしてアイスクリームで迷ったのですが、ケーキにしてみました。ケーキは何種類かありショーケースで見て選ぶことができます。

まずは、スコーンから。

チョコレートとレーズンの2種類から選ぶことができるので、レーズンにしました。

少し柔らかめのクリームと紅茶のジェリーをたっぷりつけて。ほんのり温かいスコーンがとても美味しかったです。個人的には、香港のキャセイパシフィック航空のファーストクラスラウンジで食べたスコーンが一番だったのですが、同率1位に躍り出ました。

山盛りクリームを塗っても、ウバの紅茶のおかげでスッキリ食べられます。

イチゴのショートケーキやピスタチオのケーキなど、こちらも迷いに迷った結果、ヘーゼルナッツのケーキにしました。チョコレートの部分も美味しかったのですが、ちょっとボリュームがありすぎました。なので、最後までアイスクリーム(←すごく美味しいらしい)を頼むかどうか迷ったのですが、諦めました。

お腹いっぱい。ですが、ポットに紅茶はたっぷり入っていますのでゆっくり余韻を楽しめます。

ケーキを食べていると外は大雨。シンガポールらしいスコールが暫く続きました。ただし、このお店なら濡れずにホテルまで戻ることができたのもおすすめのポイントです。

お土産は空港で

シンガポール・チャンギ空港には、TWG Tea Boutique が入っており、JALが発着する第一ターミナルにもありました。

こじんまりした店舗ですが、お土産探しにはちょうどいいサイズだと思います。

量り売りの紅茶、箱入りのティーバッグ、オートクチュール缶、マカロンやジェリーなど、TWG Teaのメインの商品は一通りそろっています。

可愛い缶の紅茶はお土産にもぴったりですね。

マカロン

おすすめなのは箱入りマカロン(6個~)。

箱入りなら全く潰れずに持ち帰ることができました。

街で買って味見した2種類の他、Bain de Roses と Tea Napoleon Tea & Caramel を選んでみました。

Bain de Roses は、バラの精油を食べている感じで結構濃厚なバラの香りがしました。もしかしたら、好き嫌い分かれるかもしれません。Tea Napoleon Tea & Caramel は万人に受けるようなカラメル味です。

マカロン1個の値段は、町中が SGD 2.5(約275円)だったのに対し、空港では SGD 2.29(約252円)でした。

※1SGD=110円(2025年3月現在)

空港だと免税で買うことができるのも嬉しいですね。

紅茶ジェリー

ところで、シンガポール・チャンギ空港は、ゲートの待合室へ入る直前に保安検査があります。なので、出国後、制限区域で買った水など100㎖以上の液体類は没収されてしまいます。ただし、免税品店で買ったお酒などの液体類は特別なビニール袋に入れてくれますので、(開けいないことを条件に)保安検査を受け機内に持ち込むことができます。

スコーンに付けた紅茶ジェリーが美味しかったので、1個買ってみました。

1個だけですが、こんな大きな液体類用の袋に入れてくれます。これでゲート前の保安検査も通過でき、無事日本へ持ち帰ることができました。

お土産

値段

・紅茶(Morning Mist Tea)50g:SGD 16.79
・マカロン(6個入り):SGD 13.76
・紅茶ジェリー:不明

紅茶ジェリーの値段を見るのを忘れてしまいました。

見ているだけで楽しいTWG Tea Boutique、シンガポールのお土産におすすめです。

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さいごに

憧れのシンガポールのTWG Teaサロンに行ってきました。

今回はスコーンとケーキを食べましたが、クリームブリュレやアイスクリームなど他にも気になるスィーツがたくさんありました。またいつか行ったときにチャレンジしたいと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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