空港から、日帰り半額チケットを使って、UPエクスプレスで市内に出てみました。滞在時間は7時間です。チケットの買い方や町あるきのようす、ランチ、お買い物、そしてお得な両替屋さんをご紹介します。
世界一周・特典航空券の旅
2019年、ポイントやマイルを貯めて、スターアライアンスのビジネスクラス・特典航空券で世界一周の旅に出ました。この旅行記は、旅の最初の目的地「トロント」の2目のようすです。
旅程
HND YYZ YYG YYZ MXP BKK HND の旅程で回ります。
トロントまち歩き
事前に考えたのは、「UPエクスプレス でユニオン駅まで行って、地下鉄でチャイナタウン周辺に行く」というコースです。ちょうど、やりたいことと欲しいモノが同じチャイナタウン付近に集まっていたので、7時間以内なら余裕で行って帰って来られそうです。
UPエクスプレス
UPエクスプレス (UP Express) は、市内まで25分で行ける列車です。2015年6月に開通し、空港 (Pearson)と市内の ユニオン (Union) 駅を結んでいます。
- 所要時間:25分
- 運行間隔:約15分
- 停車駅:全4駅(ユニオン駅⇔ウェストン駅⇔ブロアー駅⇔YYZ)
UP エクスプレス の乗り場は、ターミナル1の3階にあります。
この時は、空港近隣の ALTホテル に宿泊していたので、Terminal Link でターミナル1に移動して、UPエクスプレスに乗りました。UPエクスプレスの乗り場は、Terminal Link の乗降場に直結しています。
チケットの値段
YYZ - ユニオン駅 | 片道 | 往復 |
大人(20~64歳)・学生(13~19歳) | 12.35 | 24.70 |
シニア(65歳〜) | $6.20 | $12.40 |
子供(12歳以下)・介護者 | 無料 | 無料 |
家族 (*1) | $25.70 | ー |
見送り・出迎え (*2) 乗り継ぎ (*3) |
ー | $12.35 |
(2019年6月現在)
*1:大人2名+17歳以下の子供3名まで同行
*2:トロント市内発のみ、3時間有効
*3:「Layover」トロント空港発のみ、7時間有効
最新情報は公式サイト(日本語あり)をご覧ください⇒ https://www.upexpress.com/
チケットの購入
チケットは公式サイトでも事前に買えるようです。購入したチケットはメールされますので、印刷するか、スマホかタブレットに表示させ、提示することで乗車します。
日帰りチケット
今回、Long Layover Return というチケットで、市内へ行ってみることにしました。Layover とは、乗り継ぎ時間という意味です。数時間の乗り継ぎ時間に市内まで行ってみよう!という方におすすめのチケットです。
しかし、いざ買おうとすると、ホームの券売機には、Layover がありませんでした。すぐそばにスタッフがいたので尋ねてみると、Layoverチケットは、スタッフからのみ購入できます。支払いはクレジットカードのみです。
「17時までに戻りますか?」
Layover のチケットを買うとき、有効時間だけ確認されました。10時に買ったので、17時まで有効です。
- 購入後1年間有効(事前購入時)
- 使用開始後7時間有効
- 出発地はYYZ(空港)、かつ23時以降は使用不可
- 片道使用後は払い戻し不可
7時間以内という制限はありますが、簡単な観光をするのには十分な時間です。片道の料金で行けるのもありがたい!車内で改札はありましたが、有効時間を確認されただけでした。
乗車・降車方法
駅に到着後もそのまま下車すれば大丈夫です。駅に設置している読み取り機に Tap(タップ) させる必要はありません。乗車時も同様です。
トロントの駅改札で見かけたTapという文字。本来は「軽くたたく」という意味ですが、タッチする意味に使うのですね。交通系カードでの乗車・下車時は、読み取り機にTapすればOKです。
車内のようす
車内はきれいで、大きな荷物を置くスペースもありました。座席にはコンセントも付いています。日本と同じタイプ(アダプター不要)なので、便利でした。
ユニオン駅
昔の面影が残るユニオン駅。周辺にはCNタワーなど面白そうな建物が並んでいます。地図を見ていると、ここからチャイナタウンまで歩けることに気づきました。往復の地下鉄代の 6.2CAD*1を節約して、まち歩きに変更することにしました。
チケットを買う
ユニオン駅を出る前に、次回用のチケットを買っておきます。
今回はトロントからシャーロットタウンへ行って、またトロントに戻ってきます。
最初のトロントは余裕を持たせた乗り継ぎで、次のトロントが観光を伴う滞在です。空席ありきの特典航空券での旅なので、ちょっと変わった旅程になってしまいました。なので、次のトロント滞在のときに必要なトークン (チケットのようなもの) を買っておこうと思ったのです。
ユニオン駅は、地下鉄の駅にも繋がっているので、改札のそばのブースで買うことができます。トークンは、空港から路線バスに乗るときも買えるのですが、少し割高になるうえ、現金オンリーでお釣りが出ないらしいのです。でも、ここならお釣りももらえます。長旅なので、少しずつ節約しながら旅を楽しみます(^^)
チャイナタウンでランチ
今回は現地のフリーWifiのみで行こうと思い、オフモードでGoogle-mapを使えるようにしてきました。といっても、wifiに繋がっているときにダウンロードしておいただけですが。
Google-mapを見ると、地下鉄乗り場の近くの階段から直ぐにフロント・ストリート・ウエストに出られるようです。あとは、北西方向に進むだけ。目指すは、地下鉄1号線の地下鉄 St. Patrick(セントパトリック)駅 です。
あいにくの曇り空。CNタワーの先が見えません。
20分ほど歩いて、地下鉄 St. Patrick(セントパトリック)駅 に到着しました。あとは Dundas Street(ダンダス通り) を西側に7分ほど歩くとお店が見えてくるはずです。
お目当ては、asian legend。1988年から30年にわたって愛される有名な老舗中華レストランで、小籠包と揚州チャーハンが美味しいそうです。
見つけることができませんでした。2019年5月現在、引っ越してしまったのかなぁ。他にも支店があるらしいので、今回はあきらめて、前回行ったお店に行ってみました。
【訂正】
その後チャイナタウンに行ったとき、asian legendを見つけて行ってきました!美味しかったです。最初行ったとき、なんで見つけられなかったのか?不思議です・・・。
こちらのお店は、同じ Dundas Street (ダンダス通り) 沿いにあります。
地元の方ばかりのこのお店の料理は量が多いです!1人分が2~3人前あります。でも、残った分は持ち帰りできるので、多くても大丈夫です。お茶は自動的に出てきます。
海老ワンタンメンと海老腸紛、大好きな2つを頼みました。エビがプリプリしていて美味しかったです。さらに、テイクアウトでシーフードミックス・チャーハンも頼みました。
料理だけのトータルは、27.95CAD、2食分で2,300円に収まりました。
両替
お腹もいっぱいになったので、次は両替です。カナダの都市はキャッシュレス社会なのですが、これから田舎の方に行くので、現金を持っておきたかったからです。
カナダでは、「空港」<「銀行」<「町の両替屋」と右にいくにつれレートがいいそうです。とくに、チャイナタウンには、手数料が無料の両替屋さんもあって、おすすめだそうです。
前回行ったお店に行ってみると、ビットコイン用のカウンターできていて、なんか以前と違った雰囲気になっていました。
このときのレートは、100USD (アメリカドル)=134 CAD (カナダドル)、日本円だと、1CADが約82円になりました。紙幣の額が大きいほどレートが良くなります*2。
ちょっと不安でしたが、やっぱり、空港などで両替するよりはるかにレートが良かったです。日本で両替すると84~91円になりますので、カナダドルの両替は現地が一番です。
- ウエブサイト:http://www.goldiumfx.com/
- 住所:279 Spadina Avenue, #101C,Toronto
- 営業時間:10時〜17時半 (月-金) ・11時半〜16時 (土)
- 日曜定休日
同時期、もう一つのレートのいい両替屋さん Kantor の方が、ほんの少しレートが良かったです。Kantor だと、公式HPで事前にレートを調べることもできます。
買い物
長旅なのですが移動が多いので、荷物は小さなスーツケース1つです。できるだけコンパクトしてきました。洋服などは、絶対に現地で欲しくなる!と思い、最初からあまり持ってきませんでした。なので、少し買い足します。
lululemon (ルルレモン)
まずは、人気のヨガウエアのお店へ行きました。ルルレモンは日本にも入っているのですが、本場の方が種類も多いので、つい立ち寄ってしまいます。一部セールをしていたので、4点ほど買ってしまいました。
- 月-土曜日 10時00分~20時00分
- 日曜日 11時00分~19時00分
Saje(アロマオイル)
ルルレモンの真向かいにあった Saje Natural Wellness(セージ ナチュラル ウェルネス) このお店のSajeは、事故によるケガから回復するための自然療法を追求した結果、作られたブランドです。
以前から気になっていたので、今回はアロマオイルを持ってこず、こちらで買ったものを旅で使うことにしました。
買ったのは、ロールオンタイプのストレスを取り除くモノです。
さいごは
ゆっくりお買物も楽しんで5時間でユニオン駅へ戻ってきました。朝の肌寒さがウソのように、午後は晴れ渡り、汗ばむくらいでした。
トロントの町は歩きやすいので、徒歩での散策も良かったです。トロント空港で乗り継ぎ時間がたっぷりある場合にも使えそうです。というか、本来その目的で作られた日帰り割引チケットですものね。
もう一つのトロントの旅のようすは、こちらをどうぞ。
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美しいトロントの春 ~世界一周・特典航空券の旅~
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