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知っていれば滞在が楽しくなる!?【ザ・ペニンシュラ東京】の隠れサービス

2022-10-15

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「旅とアロマ」にお越しくださり、ありがとうございます。

※2022年の宿泊記です。

丸の内・日比谷エリアに位置する「ザ・ペニンシュラ東京」は、立地の良さと、最低でも51㎡の広さがある客室が人気のホテルです。

夏に、一休.com でおトクなプランがあったので、泊まってみました。ちょっと敷居が高いホテルなので、知っている人は楽しめるサービスがいくつかあります。そんな知っているとより滞在が楽しめる「ザ・ペニンシュラ東京」の隠れたサービスに焦点をあてて、ご紹介いたします。

※ 「滞在中に知っていれば・・・」と後悔しそうなサービスを、この記事では「隠れサービス」としました。

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アクセス

日比谷の一等地に建つ「ザ・ペニンシュラ東京」。

皇居外苑や日比谷公園の向かいに面し、銀座へも徒歩圏内です。さらに、羽田空港より車で40分、成田空港1時間の位置にあります。

ザ・ペニンシュラ東京では、空港送迎や観光の際に利用できる特別仕様車(有料)が用意されています。

以下が、代表的な車種です。

  • ロールス・ロイス・ファントムⅦ・エクステンデ ット・ホイールベース
  • ※1934年製ロールス・ロイス・ファントムⅡ(ウエディングのみ)
  • トヨタ センチュリー
  • BMW7 シリーズ
  • テスラ・モデル S シグネチャー

以前は、ホテルから2km以内なら無料送迎があったようですが、今はなくなったのでしょうか?公式サイトでは、その案内を見つけることができませんでした(2022年9月現在)。

電車

最初に「立地が良い」と書いたのは、こちらのアクセス方法が良いからです。

ザ・ペニンシュラ東京は、地下 1 階で、日比谷駅(東京メトロ日比谷線・千代田線・都営三田線が乗り入れ)や有楽町駅(東京メトロ有楽町線)に直結しています。

また、東京駅にも近いので、どこから来るのも便利です。

  • 日比谷駅: 地下通路 A7 出口直結
  • 有楽町駅: 地下通路 A7 出口直結
  • 東京メトロ・銀座駅: C4 出口/地上徒歩 3 分
  • JR 有楽町駅 中央西口/地上徒歩 2 分
日比谷駅A7

A7 出入口が利用できるのは、6時から23時までの間です。

また、A6 の出入り口も日中利用できました。

長い廊下を通り、ブティック&カフェの前を通って、エレベーターでロビーに上がります。

こちらの ブティック&カフェ に隠れサービスがありました。

ペニンシュラ・アート

「ザ・ロビー」に展示されている、一際目立つアート。

こちらは、濱 恵泉氏の『臥龍の門』です。

文字通り、龍が横たわっている様子をイメージしたもので、素材は竹だそうです。

この辺りにはコンチネンタルダイニング「ザ・ロビー」があり、その先に、フロントがあります。

フロントは少し奥まったところにあるので、(A7など)地下からエレベーターで館内に入ると少し迷ってしまいました。

ちなみに、正面玄関はこちら。

地上24階、一棟建ての同ホテルの外観は灯篭をイメージしているそうです。

こちらから入ると、きちんと案内してもらえそうです。

エレベーターホール

エレベーター前のウェイティングスペースには、和をイメージした陶器が飾られています。

客室は建物の外側に面して作られ、ワンフロアが最大20部屋というゆったりとした作りです。

客室数に対して、エレベーターの数は多いような気がしました。

けっこう混んでいる日でしたが、待ち時間は少なかったです。

ホテル中心部のエレベーターホール (8〜23階)は吹き抜けになっています。

この吹き抜けには、光るオブジェクトが配置されていました。

エレベーターが来るまで見ていましたが、思わず引き込まれそうになりそうなオブジェでした。

特に説明はなかったので、見た人が自由に感じることができるオブジェのようです。

プレミアツイン

今回は、無料アップグレード+シャンパン付きのプランで予約しました。

一休ダイヤモンド会員だと、以下の特典もついています。

  • ホテルクレジット(5,000円)
  • レイトチェックアウト(14:00まで、チェックイン時の空き状況による)

2021年までの特典にあった、「無料アップグレード」や「季節のアメニティ」、「赤ワイン」がなくなりました。その代わり、2,500円だったホテルクレジットが5,000円になりました(これは嬉しい!)今回は(混んでいたらしく)、レイトチェックアウトは叶いませんでした。

部屋のようす

【公式】ペニンシュラ東京

部屋の広さは54㎡以上となっていました。

一休.comに掲載されている部屋の見取り図を見ても、デラックスとプレミアルームの違いが分かりません。

アサインされた部屋には、見取り図よりも長いホワイエ(ベッドルームまでの広い通路)がありました。

ベッドルームが廊下から離れているので静かに過ごせるのかと思ったのですが、けっこう騒ぐ声が聞こえてきました。

他の方のブログで『プレミアルームは高層階』と書かれていたので期待していたのですが、今回アサインされたのは12階でした。

景観は、今まで泊まった都内のホテルの中で最悪。

都心のホテルなので仕方がないかもしれませんね(お天気のせいもあるかもしれません)。

チェックインカウンターでアップグレードを繰り返し強調され(恥ずかしい・・・)、『日比谷公園側のお部屋をご用意しました』といわれた結果の景観です。

日比谷公園はどこ?

はるか遠くに、スカイツリーが見えますが・・・

一休.comの説明には、8~23階と書かれていたので、最悪、8階もあるようです。

なので、景観を楽しみたい方は(ダメもとで)、高層階のリクエストを入れておくといいかもしれませんね(可否は別として)。

”プレミア” は、高層階かホワイエが長いかのどちらか、ということでしょうか。

リビングとベッドエリアが一体になった部屋は、大きなトチの木のドアで閉め切ることができます。

この一枚板のドアは、とても重厚感がありました。

リビングスペースはシックなブラウンの色調で、木のぬくもりを感じさせるインテリアです。

前方の壁の中にテレビがあります。木のシャッターを上げると、大きな液晶のテレビが出てきました。

窓側にはダイニングテーブル、そして布製のソファーの前にはローテーブルがあり、(この配置は)ふと気づくと自分の家のようでした(笑)。

テーブルの上には、お菓子が用意されていました。

さらに、テレビゲームやプロジェクターなどに対応する端子もあり、自宅にいるかのように寛げる空間です。

しかし、ソファーに長居していたら、ダニにやられてしまいました(泣)。最悪な景観といいダニといい、7月の礼文島・利尻島の旅で運を使いすぎてしまったみたいです(笑)。

デスクは小さめなので、書類を広げて何かをするには不便でしたが、周辺は充実しています。

コンセントも十分にあります。

さらに、デスクの下のボックスには、ブラザーのプリンター付きFAX機までありました。引き出しには、マスクケース(マスクもあり)やメガネ拭き、消毒用のジェルも!この点では、至れり尽くせりです。

壁にいろんなコントロールパネルがありました(ちょっと古臭いデザイン・笑)。

上の写真の右側は、室内外のの温度を示しています。

外国人のお客様が多いのでしょうね。表示は、摂氏と華氏の2種類がありました。しかし、肝心の室内のエアコンの操作は難解で、暑すぎたり寒すぎたりと、うまく室温を調整できませんでした。

ベッドまわり

ベッドはシモンズ製の特注だそうです。

リネン類がとてもしっかりとした生地で、肌触りもよく、高級感たっぷり。しかし、室内の温度が上手く調整できなかったので、暑くて、熟睡できませんでした。

ベッドサイドにはコントロールパネルがあり、客室内の操作がワンタッチでできます。ラグジュアリーホテルあるあるですが、いろんな機能を詰め込んでいるので、慣れるまで時間がかかりました。部屋の設備は、1泊の慣れないゲストが簡単に操作できるものは少なく、長期のゲストが便利に使う機能が多い気がしました。

バレットボックス

通常はドレッシングルーム内で受け取りができるようですが、こちらの部屋では、エントランスを入ったすぐの所に受け渡し箇所がありました。

届け物があると、室内側のボックスのそばのライトが点滅します。何かリクエストして届くまでに毎回30分くらいかかりましたので、急ぐ場合は、その旨伝えた方がいいかもしれません。

なお、届いたかどうかはライトでしか分からず、届くまで何回も確認に行かなければならず不便でした(ホワイエが無駄に長いしね)。

今回のプランについていたシャンパンは、最高に冷えた状態!こんな風に届きました。

持ち帰りができるように袋を用意してもらいましたが、『もし、飲まないで持ち帰る場合は常温のものにお取替えします』と、ハウスキーピングの方に言われました。こちらも、至れり尽くせりです。

隠れサービス①

このランクのホテルだと無料の靴磨きサービスがあるのですが、部屋を見渡す限り、その気配(靴の籠など)はありませんでした。

ザ・ペニンシュラ東京では、こちらのバレットボックスを利用して、靴磨きサービスもリクエストするようです。お願いする際は、バレットボックスに靴を入れ、[SERVICE] ボタンを押すだけです。手入れが終わったら、バレットボックスに戻してくれます。

シャングリ・ラ東京などでは、追加のサービスが分かりやすく表示されているのですが、ザ・ペニンシュラ東京では、最初にもらう「館内施設およびサービスのご案内」の二次元コードからアクセスしないと、分かりませんでした。知っている人だけが利用できるサービスのように感じましたので、「隠れサービス」に認定です(笑)。

ペットボトルの水は4本用意されていました。

コーヒーはネスプレッソ。カプセルの数は、ホテルのランクにしては少なすぎると感じました。リクエストすれば持ってきてくれると思います。

いつ届くか分からないので、頼みませんでした。

ドレッシングルーム

ザ・ペニンシュラ東京には、独立したドレッシングルームがあります。

こちらの引き出しに、浴衣が用意されていました。

隠れサービス②

どこにも書いていませんが、パジャマもありました(尋ねて、知りました!)。

ちょっと部屋に不具合があったので、直してもらうついでに持ってきてもらいました。

ちょっとくたびれていましたが、着心地はよかったです(シーツが立派なだけに、くたびれ度が目立ちますね・笑)。

いつ来るか分からないバレットボックスを利用するより、直接届けてもらった方がストレスフリーでした。

思っていたよりかなり広めのドレッシングルーム。

幅のある鏡台があり、バスルーム以外で、化粧や身支度ができるのは嬉しいです。

こちらは、ウォークインクローゼットも兼ねています。クリップが付いたハンガーが使いづらい・・・と思ったら、クリップ部分が広かったり狭かったりしていました。前の人が使ったそのままのようです。しかも、フックの部分が錆びていて調整することができませんでした(これには、ちょっとビックリ!)。

その後ホテルに泊まるたびにフックが気になりましたが、他は(ビジネスホテルでさえも)きちんとしていました。

ここは、細部は気にしないのか・・・

ドライヤーは、大好きなレプロナイザー4D。

SPAにもこのドライヤーがありました。SPAに用意されているのを見たのは初めてです。

ドレッサーの脇には、ネイルドライヤーもありました。

バスルーム

バスルームは、バスタブを挟んで、洗面台が2つありました。

都内の、しかも立地のいいホテルで、ここまで広い部屋(スィート以外)は初めてです。

壁には(古いタイプですが)テレビもあります。

角部屋だったので窓があったのですが、視線が気になり、終始シェードを閉めたままでした。

高層階だと景色が楽しめるのかしら?

バスタブのそばには、スイッチ類(テレビ、電話、プライバシー、緊急呼び出しのボタンなど)がたくさんありました。

その中でおすすめなのは、SPAモード。

ライトが暗めになり、まるでSPAにいるかのような(どちらかと言えば東南アジアのSPAのような)音楽が流れてきます。

バスルームには、お手洗いもありました。

これだけ広い部屋なら、お手洗いは、独立したスペースにして欲しかったです(透けているしね)。

アメニティ

ザ・ペニンシュラホテルズでは、各都市のフレグランスキュレーターを起用して、都市別に独自のアメニティを用意されています。

ザ・ペニンシュラ東京は、大沢さとりさんが監修されたものでした。

容器は、リサイクル可能なアルミ製。

香りは、レモン、スミレ、そしてサンダルウッドでした。

詳細&インスピレーション

・トップノート:アオモジ、レモン、サイプレス、ヨモギ

・ミドルノート:アヤメ、ジャスミン、スズラン、スミレ、パチョリ

・ベースノート:シダーウッド、サンダルウッド、ムスク

アオモジ(別名クベバ、コショウ科)、レモン、サイプレスのトップノートを特徴としたこのフレグランスには、アヤメ、ジャスミン、スズラン、スミレのフローラルエッセンスが含まれています。さらにシダーとサンダルウッドのウッディなノートが、奥行きのある複雑な香りを演出。爽やかで清潔感がある、優雅なフレグランスの誕生です。

大沢さとり|ザ・ペニンシュラ東京

  

バスソルトも同じシリーズでした。

バスソルト自体の香りは優しく、落ち着く印象でした。ただし、お湯に溶かすとその香りをあまり楽しむことができませんでした。強い香りが苦手な方もいらっしゃるので、香るか香らないかといったほうが万人には良いのかもしれませんが、少し物足りなかったです。

シャワーキャップ、歯ブラシ、カミソリなども、プラスチック不使用で、コーンスターチ、小麦、木材、リサイクル金属などの素材を用いているそうです。

靴を磨くブラシのような歯ブラシは、歯を磨いた感じがしなくて、使いづらかったです。掃除機のフィルターを掃除するのに役立ちそうだったので、持ち帰りました。

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プール・ジム

プールやジムは人数制限していました(2022年9月時点)が、予約制ではありませんでした。

受付のスタッフ曰く、『来る前に電話で混雑状況を確認してください』とのことでした。しかし、電話で確認できるのは、朝10時以降。10時以前は直接行って、混んでいる場合は利用を断られ、部屋で待たないといけないそうです。

なんだか、ラグジュアリーホテルとは思えない不便な運用でした。ただし、このような運用に関してはどこにも書いておらず(事前の説明もなく)、利用前日にプールの受付に行って、初めて分かりました。

シャングリラ東京もアンダーズ東京もThe Okura Tokyoも予約できたのに・・・。

運用は不便ですが、プール自体は、天井が高くてとても開放的な場所でした(写真禁止のため写真はありません)。プールサイドには、日比谷公園と皇居外苑を一望できるオープンエアのバルコニーやジャグジーもありました。

プールサイドのスタッフは、とても親切でした。

スイムキャップだけは無料レンタルできるので借りたのですが、返すとき、私が歩いて行っているのを見て、わざわざ近づいてきてくれました。こういったちょっとした心遣いは嬉しいですね。こちらのプールは、都内の好きなプール、第三位となりました(ちなみに、一位は、シャングリ・ラ東京とアンダーズ東京のプールです)。

ところで、20mのプールは、幅の違う2レーンに分かれていました。幸い、私は狭いほうのレーンで泳げたので良かったのですが、広いほうのレーンは、ジムのキッズクラスと化していました。なので、泳ぎたい方は、大人専用の時間に行った方がいいかもしれませんね。

営業時間

7:00 - 22:00

4歳以上12歳以下のお子様の利用は、平日9:00-18:00、土・日・祝は9:00-20:00

ちなみに、ジムは24時間利用できますが、運動するときのウエアのレンタルはありません(2022年9月現在)。

また、(夫曰く)マシンは、あまり最新型ではなかったそうです。

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ブティック&カフェ

ところで、今回は、ホテルで食事をしませんでした。

朝食は6,000円なり。

しかも、特に美味しいわけでもないとの口コミを見て、やめました。以前他のレストランを利用したのですが、やはり「すごく美味しい!」との記憶がありません。今回一休ダイヤモンド会員の特典で5,000円のクレジットがありましたのでルームサービスで何か頼もうかと思ったのですが、こちらの口コミもイマイチ・・・

人気のスィーツを買うことにしました。

特に、「フレッシュマンゴープリン」は、 早い日は午前中で完売になってしまうというオープン以来の人気商品です。

一番良い状態のマンゴー果肉を使い、濃厚なアルフォンソマンゴーのソースで滑らかなプリンを包み込んでいます。

着いた日に行ったときは既に遅く、ほとんど残っていませんでした。

しかし、残り物には福がある!

このマンゴーのブリオッシュ!絶品でした!!

多分、他のケーキがあったら買わなかったと思うので、出会えてよかったです。

翌日は、11時のオープンとともに入店しました。

すでに、10人位の人が並んでいました。

見ていると、『予約した・・・』と言っています。

予約とは?

お店の人も教えてくれなかったのですが、調べたら、公式サイトに「予約」がありました。

予約サイト

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1
受取り日時

まず、受取り日時を決めます。

「人数」欄は、「1」を選びます。

受取りは、ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェ (11:00 - 18:00) のみです。

テイクアウトのフレッシュマンゴプリンは、2個から予約できます。あとは、「予約者情報」を入力して、案内通りに進めていくだけです。

宿泊者なら、前日に行って直接予約して取り置きしてもらった方もいらっしゃるようです。私は朝に並んだのですが、そういう方法もできるか、お店の方に聞いてみるのもいいかもしれませんね。

とはいえ、、前日、ほぼ空のショーケースを見て悲しがっているゲストに、予約もできると一言教えてくれてもいいと思いましたが・・・。こちらのお店だけでなく、ペニンシュラ東京全体の接客が、マニュアル以外のことはしない事務的な感じがしました(プールサイドのように親切な方もいらっしゃいましたが)。

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さいごに

いつか泊まってみたいと思っていた ザ・ペニンシュラ東京。

今回は、見つけられなければ残念な「隠れサービス」をいくつがご紹介いたしました。知らなくても困りませんが、知っていれば、さらに滞在が楽しくなるかもしれません。

立地も良く、部屋も広くて、設備も充実していましたが、接客はイマイチでした。ゲストの気持ちを慮ったり、より快適に過ごす提案をしてくれるといった(心に触れる)温かな対応がもっとあればいいのに・・・。

でも、一度泊っていろいろ体験できたので、よかったです。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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