「旅とアロマ」にお越しくださりありがとうございます。
ある日の夕食は、念願のサムギョプサルを食べに「肉典食堂(ユッチョンシッタン)」へ。
日本のテレビ番組でも紹介された人気のお店で、サムギョプサルを食べるならここ!と言われる方も多いほどです。
今回は、当日予約の方法と面白かった待合室、そして実食までをご紹介いたします。
※タイトルの漢字が間違っていたので修正しました。教えてくださり、ありがとうございます^^
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肉典食堂
今回お邪魔したのは、東大門近くの新設洞 (シンソルトン) にある肉典食堂・本店です。
ソウル到着後に行ったので、少し遅い時間(20時)にお店に着きました。
当日予約
何人か待っている様子でしたが、入り口に近づくと、お店の方が番号を書いてある紙をくれました。
肉典食堂は近くに支店もあるのですが、どちらも毎日のように入店待ちの行列ができる人気店です。普通は、入店して利用人数を伝えて番号札を受け取るようですが、このときはキャンセルがあったのか、すでに発券されていた番号札をもらいました。2人で行ったのに「1人」と書かれていたのですが、大丈夫でした。
お店の右にある「待機室」で待ちます。
中は、まるで昭和にタイムスリップしたかのような内装で、待っているのは私たち2人のみ。ちょっと不安になったのですが、そのうち日本人が2組ほど来て安心しました。
25分ほど待っていると、『23番!』と日本語でアナウンスされました。
お店の人が迎えに来てくれるのかどうか仕組みがよく分からなかったのですが、呼び出しがかかったらお店に行くようです。
モクサルを実食
メニューには写真や日本語もあります。なお、注文は、2人前からです。
サムギョプサル(豚の三枚肉)とモクサル(首の周りの肉)を1人前ずつというオーダーはできないようで、どちらかを2人前からとなります。なお、追加は1人前からできるようです。
お肉が運ばれてくる前に、パンチャン(おかず)や付け合わせが用意されました。
昔に比べてパンチャンの種類が少なくなった気がしますが、今はこんな感じなのでしょうか。
サムギョプサルかモクサルが迷った末、お店の方のおすすめのモクサルにしてみました。
お肉が運ばれてくると、お皿には値段のシールが付いていました。こちらに書かれている値段は参考価格で、実際の金額はメニューどおりです。
お肉は、お店の方が焼いてくれます。
豚肉なので生焼けが心配だったのですが、きちんとハサミで切って中を確認して一番いい状態で「どうぞ」と言ってくれました。
ニンニクは、「要る?」と確認してから焼いてくれました。
「最初は塩で」と言われたので、一口目は塩を付けて・・・
豚肉は好きでよく食べますが、こんな美味しい豚肉を食べたのは初めてかも!と思うくらい美味しかったです。噛めば噛むほど、口の中に旨味が広がっていきます。脂の部分も美味しくて、夜遅く食べているのに胸やけしませんでした。いくらでも食べられそうです。
お肉が焼けた後は、焼きすぎにならないように小さな鉄製のお皿に入れてくれました。これで、最後まで熱々、かつ美味しくいただけます。
塩で食べた後は、タレやわさびをのせ、行者ニンニクの葉の漬物(ミョンイナムル)と一緒に食べてみました。野菜もたくさん食べられるので、2人前のモクサルでも腹八分といった感じになりました。
もう少しお肉を食べたいと思いましたが、締めの焼き飯(追加でチーズ乗せもあり)にも惹かれました。しかし、次の日の朝食も待っています。
迷った末に頼んだのは、ケランチㇺ。韓国版の茶わん蒸しです。
ふわっふわの卵でお腹いっぱいになりました。
詳細
・営業時間 11:00~22:00
休憩時間 15:00~16:00、ラストオーダー21:00
・休業日 旧正月・秋夕(チュソク)の当日と翌日
※2024年4月現在。
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さいごに
行列必須の肉典食堂。遅い時間だったので待ち時間も少なかったです。
今回はモクサルメインでしたが、この他にもチゲや熟成サムギョプサルなど美味しそうなメニューがたくさんありました。さらに周囲からは日本語しか聞こえてこないほど、日本人の来店者が多かったです。食事の最後のほうに隣の席に韓国人来店者があったくらい。日本人にも大人気のお店のようですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。