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紅葉の時季におすすめの嵯峨野トロッコ列車。
大人気の列車なので、早めの事前予約がおすすめです。
今回は、嵯峨野トロッコ列車のきっぷの新しい予約・購入方法と、リッチ号の乗車体験のようすをご紹介いたします。
※ 乗車体験は2021年のものです。予約方法を修正しました。
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嵯峨野トロッコ列車
嵯峨野トロッコ列車は、「トロッコ嵯峨駅」と「トロッコ亀岡駅」の間を25分で結ぶ観光列車です。
JR山陰線の複線化により使用されなくなった線路を走り、トロッコ列車の車窓から、保津峡とともに四季折々の景色が楽しめます。
きっぷは、どの駅から乗車しても片道料金は同じ(往復割引なし)です。事前予約よ当日券の2種類があります。当日券は、トロッコ列車各駅窓口 (トロッコ保津峡駅を除く) にて購入できますが、紅葉の時期は売り切れになる場合が多いです。
旅程
嵯峨野トロッコ列車 を組み込んだ旅程は、いくつかあります。
- 「トロッコ嵯峨駅」から「トロッコ亀岡駅」を往復利用する
- 「トロッコ亀岡駅」で降りて保津川下りをする
- 「トロッコ亀岡駅」で降りて、JR(馬堀駅)を利用する
①は、嵯峨野トロッコ列車を往復乗車する旅程です。トロッコ列車と、保津峡の景色を堪能したい方におすすめです。
②は、トロッコ列車と人気の保津川下り(別途購入)を両方楽しみたい方におすすめです。
③は、トロッコ列車を楽しんだ後、「トロッコ亀岡駅」歩いてJR線に乗り換える旅程です。JR線を利用すれば、JR京都駅にも直接アクセスできます。
私は、往復トロッコ列車に乗りました。
予約・購入
嵯峨野トロッコ列車は、全車指定席、全車禁煙です。
チケットは、一ヶ月前(前月の同じ日)の0時から発売します。
予約サイト刷新
2024年1月、嵯峨野観光鉄道では、嵯峨野トロッコ列車のネット予約方法を一新すると発表しました。
パソコン、スマートフォンから簡単スムースに予約ができることに加え、eチケットを改札口に提示するいただけるだけで乗車できます。
以前は、ネット予約後にきっぷをJRの窓口で発券しないといけなかったので、とても便利になりました。ただし、ログインが必要になりますので、お好きな方法(メールアドレスなど)でログインしてください。
- 詳細はこちら >>> 【公式】チケット予約
購入時の注意事項は以下です。
- 予約確定後の乗車日・発車時刻の変更は出来ません (一旦キャンセルして再購入)
- 座席の変更は乗車日1日前まで可能です (ただし3回まで)
- 乗車時間の5分前までに決済を完了しないと購入不可
- 往復の場合は、行きと帰りをそれぞれご購入
※車いすをご利用の方は公式HP( https://www.sagano-kanko.co.jp/bfree/ )をご覧ください。
以下、予約方法です。
step
1日付選択
日付を選び、人数、利用区間などを入力していきます。
案内に沿って進めば大丈夫なので、難しい箇所はありませんでした。
step
2車両と座席選択
座席選択も簡単にできるようになっていました。
一番人気は5号車のリッチ号です。
リッチ号
トロッコ列車は5車両編成です。
そのうちの1車両(5号車)がリッチ号です。窓ガラスがなく、自然を体感できるオープン車両です。そのため、走行中は風が直接体に当たります。床も素通しですので足元からも風が入ってきます。
雨天の場合は雨に濡れることがありますが、車内でのカサの使用は禁止となっています。
step
3支払い
☑上記を読んだ上で同意しました の部分にチェックすると、支払いに進み、予約完了となります。なお、3Dセキュア登録のないクレジットカードは利用できません。
予約完了
「即時予約」の商品は、5分以内に予約が確定し、登録のメールアドレスに案内のメールが届きます。 予約確定時間が経過しても予約確定メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダをご確認ください。「@linktivity.co.jp」というドメインから送信されます。
なお、予約をキャンセルする場合は、前日までに行うと無料(後日、使用したクレジットカードに払い戻し)です。
キャンセル料
・乗車日の前日まで:0%
・乗車日の当日:100%
きっぷの受取りなし!
以前はインターネットで予約・購入したあと、乗車前に、JR西日本の「みどりの券売機」、もしくは「みどりの窓口」で紙のきっぷを受け取らないといけなかったのですが、現在は「eチケット」で乗車できるようになりました。
詳細はこちら >>> 乗車券のネット予約が便利になります
どの座席がおすすめ?
ところで、嵯峨野トロッコ列車の座席選びは(初心者には)、ちょっと難解でした。
嵯峨野トロッコは5両編成+機関車で成っています。
トロッコ亀岡駅までは1号車が先頭となり、トロッコ嵯峨駅までは、5号車が先頭となります。それぞれ、4席ずつのボックスシートが通路を挟んで設置されています。嵯峨野トロッコ列車の左右には窓が大きくとられており、列車のどちら側に座っても景色を楽しめるようになっています。
ただし、左右(偶数・奇数)には少し差があります。
窓側は、「A席」か「D席」になります。
嵯峨野トロッコ列車は、上の図のように走ります。
なので、右と左、どちらの席からでも、川(渓谷)の景色は楽しめます。ただし、見られる時間に差があるのです。
「嵯峨」→「亀岡」
- 嵐山から保津峡まで → 左側が川側
- 保津峡から亀岡まで → 右側が川側(こちらの方が乗車距離が長い)
「亀岡」→「嵯峨」
- 亀岡から保津峡まで → 左側が川側(こちらの方が乗車距離が長い)
- 保津峡から嵐山まで → 右側が川側
ベストな座席
BEST
・亀岡行き:偶数列の窓側席(AかD)、Dが進行方向むき
・嵯峨行き:偶数列の窓側席(AかD)、Aが進行方向むき
あくまでも個人の感想ですが、上の座席がベストではないかと思いました。
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嵯峨野トロッコ列車:乗車
ここからは、2021年の体験記です。
乗車当日、雲が多かったですが、爽やかな天気に恵まれました。
2021年でさえ当日券を求める方も多かったので、多くの観光客で賑わうトロッコ列車の当日券は売り切れになる場合が多いです。事前に予約をおすすめします。
行きは、普通のトロッコ列車に乗って、終点まで。
帰りはすぐに折り返しなので、あわててリッチ号へ。
リッチ号は、風を感じながら走っていきます。
途中の景色も見逃せません。
雨でもこのまま走るので、雨の日は、レインコートなどを持って行っておくといいかもしれませんね。
ちなみに、リッチ号にも屋根はあります。
今回は、普通席とリッチ号を体験しましたが、やはり景観を楽しむのならリッチ号がおすすめです。
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さいごに
せっかく紅葉の時季に京都へ行くので、嵯峨野トロッコに乗ってみようと思い、いろいろ調べてみました。
この時季の乗車は、予約必須のようですね。
以前と異なり、現在は eチケットで乗車できます。なので、行かれる方は、早めに予約・購入しておくといいかもしれません。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。