カタール航空（QR）でパリからドーハへ。
カタール航空の完全個室ビジネスクラス・Qsuite（キュースイート）を体験してきました。
その特別な空間をご紹介いたします。
※2018年、2019年の体験記です。
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Qsuiteとは
「Qsuite」の特徴は、ドア付き個室タイプで、中央の座席はダブルベッドにもなります。
座席のコントローラーにある DND：Don't disturb（邪魔しないでね）ボタンを押しておくと、（非常時以外）ドアを開けられることはありません。
安全のしおり
この機材ならではの「安全のしおり」です。
離着陸時、ドアはストッパーで動かないように固定されているのですが、非常時にはドアを図のように置いて、脱出の妨げにならないようにするようです。
Qsuite ならではの後ろ向き席
予約時の座席表は上の写真のようになっています。
「R」と示されているところが後ろ向きの座席です。
Qsuiteの特徴といえば、機首に向かって後ろ向きの座席があることです。
上の写真が、「R」で示されていた機首に向かって後ろ向きの座席です。
写真で見るとよくわかりませんが、「R 」の座席でも航行中は、特に気になりませんでした。
「R 」の方が、より窓に近いので、面白いかもしれません。
窓側個室
座席の記号A/B/J/Kは、窓側の完全個室です。
今までに体験したことがない、贅沢な空間でした。
ただし、上の部分は開いているので、機内が騒がしいと、バッチリ聞こえてきますが。
フレキシブル個室
座席表のDEFG（ピンクの部分）は、２人から４人での個室空間になります。
２人だとダブルベッドとして使えますし、空いていれば、１人でも二席を使ってベッドにしてもらえます。
セッティングは、複数の乗務員の方が行っていました。
座席回り
個室内部は、バーガンディーとグレーの高級感あふれる色合いでデザインされ、細部は、ローズゴールドで強調されています。
シートは上質な生地で、ベッドパッドを敷いていなくても快適に休むことができました。
サイドにはとても広いサイドテーブルがあり、使い勝手がよかったです。
USBだけでなく、NFC（近距離無線通信）の能力を備えた電源ポートが装備されているそうです。
座席の横、窓側にはかくれ荷物入れがありました。
「PULL」と書かれている紐を引っ張ると・・・
そこにはペットボトルのお水が収納されていて、かなり大きめの物入となっていました。
ポーチなど身の回りのものをそばに置けるのは嬉しい♪
食事用テーブル
食事用のテーブルは、かなり大きく安定感がありました。
モニターとコントローラー
この日のエンターテーメントはいまいち…映画は面白いのがなかったです。
他の機材は画面のタッチパネルでも操作できたのですが、Qsuitではコントローラーを使うようです。
操作は日本語でできます。
無料Wifi
30分のみ無料でWifiが使えます。
でも、スムーズには繋がらず、結構ストレスでした。有料で長時間使えるようですが、同じ状況だとちょっと困りますね。なお、放置していたら、メールだけ見ることができました。
無料ですから文句は言いません！（←ちょっと言ってるけど・笑）
1席に窓が３つあり（こちらは後ろ向きの座席です）かなり贅沢な空間です。
厚手の毛布はとっても気持ちよかったです。
ドアを閉めた状態は最初はすごく圧迫感があったのですが、慣れるととっても快適な空間です。
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機内食
カタール航空のメニューで探して（あれば）必ず頼むスムージー。この時はマンゴスムージーでした。
この便では、普通のメニュー（朝食）の他に間食のメニューがありました。
カタール航空では、メニューを見ていると、客室乗務員の方がすぐに来てくれます。
ゆっくり赤ワインとナッツ（温かいのよ♡）を頂きながら考えます。
初めて乗ったエミレーツ航空でナッツが温かいのに感動しました。
人間慣れは怖いですね。他のエアラインで、ナッツが温かくないとがっかりしてしまいます。
パリ線なので、フランスのワインをいただくことにしました。
大好きなMédoc（メドック）。
お食事は、間食メニューからチキンサラダを頂きました。
好きなものを好きな時にいただけるのがカタール航空の特徴です。
カタール航空では、軽食サービスでもきちんとテーブルクロスを敷いてくれます。
まるで、他社のファーストクラスのようなサービスです。
アフタヌーンティー
このフライトではアフタヌーンティーがありました。
機内でアフタヌーンティーをいただけるとは思ってもいませんでした。
とてもおいしかったです。
Qsuitならではのキャンドルサービスが素敵です。
サイドテーブルに置いて、到着まで楽しむことにしました。
後ろにある「THIS IS MY HAPPY PLACE」と書かれたクッションはお土産に持って帰っていいので、頂いてきました。
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さいごに
ドア付きの個室で寝ているだけではもったいない！
窓も大きくて、ずーっと外の景色を見ていても飽きませんでした。
長距離路線では、さらに、キルトマットレスや、ザ・ホワイト・カンパニーのパジャマというターンダウンサービスがあります。現在、個室ビジネスクラスは増えましたが、カタール航空のQsuiteは、その先駆けですね。
最後までご覧いただきありがとうございます。