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初めてのディズニーランド・パリ。パーク周辺の公式ホテルが何かと便利なのですが、ひとり旅には厳しい値段です。しかし、列車(RER)で一駅離れた場所には、リーズナブルに泊まれるホテルがたくさんあります。今回は、その中から比較的新しいホテル・Moxy Paris Val d’Europe (モクシー パリ ヴァル ドーロップ) に泊まってみました。
パークまでのアクセスや夜間の移動など、行く前に不安であったことも合わせてご紹介いたします。
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Moxy チェックイン
Moxy Val d'Europe (モクシー パリ ヴァル ドーロップ) は、RER A 線の駅から徒歩3分ほど場所にあるホテルです。朝に荷物を置かせてもらい、夜21時過ぎにチェックインしました。
チェックイン時に周りを見てみると、同じようなパーク帰りの人もいればビジネスで来ている感じの人もいました。バーカウンターのすぐそばにチェックインカウンターがあり、スタッフはチェックインとバーの両方を受け持っているようでした。ちょっと不思議な光景でした。
ウェルカムドリンクは紅茶と、そこにジンを入れたものがあり、私はナイトキャップとして少しお酒を入れたものを作ってもらいました。担当してくれた方の名前の看板があり、そこに好きなものが書かれています。趣味とともに日の丸が描かれていましたので親日家のようでした。なので、とても親切でした。
ディズニー色は濃くありませんが、不思議な国のアリスを思い出す空間や7人の小人っぽい装飾が見られました。Moxy らしいビリヤード台もあり、ゲストの多様性がうかがえます。自由に使える椅子やテーブルも多く、滞在中はいろんな寛ぎ方ができそうです。また、ジムやビジネスセンターもありました。
面白かったのがカギです。
柄の付いたカードがカギではなく、紙についているQRコードをエレベータのリーダーにあて、滞在階のボタンを押す仕組みです。よく見るとカードホルダーににこちゃんマークが描かれていますね。説明も丁寧でとても親切な方でした。
Moxyは(おしゃれすぎて)自分には向かないのかなと思っていたのですが、やはり人ですね、チェックイン時にとてもいい印象を受けました。
エレベーターの中には North Pole (北極点) の方向が描かれていました。
こちらの方向からサンタさんがやってくるのでしょうか^^
部屋のようす
大きなダブルベッドが1台、2人まで利用できる部屋のシングルユースです。
なので、広さも十分にありました。マットレスはOEKO-TEX、硬さがちょうどよく、疲れて帰ってきたあと癒されました。
部屋にあるのは最低限、冷蔵庫はありません。
ただ、家具などはおしゃれで、素敵なインテリアです。
使い勝手が良かったオープンクロゼット。
薄手の衣類は洗濯、タオルドライしてかけておくと、翌日にはきれいに乾燥していました。冬場のヨーロッパはかなり乾燥しています。焼け石に水ですが、洗濯して衣類を干しておくことで少しは湿度を上げられるでしょうか。
おしゃれな部屋ですが、実用的な部分もたくさんありました。そのうちの一つ、コンセントのすぐ下に皮のポケットが付いており、スマートフォンをここに入れて充電することができました。こういったちょっとした心遣いがMoxyなのでしょうか。
バスルーム
浴槽はなくシャワーブースだけです。
湯量も十分です。バスアメニティは、シャンプー&ボディーソープ、そしてコンディショナー。ピンクのMoxyカラーに入ったこれらの香りはピーチでした。
歯ブラシやコットンなどのバスアメニティはありませんので、持参したほうがいいですね。
アイロンルーム
ところで、ホテルにはアイロン専用の部屋 IRONING ROOM がありました。
しかし、ドアを開けてびっくり( ゚Д゚)
一瞬、人がいるのかと思い悲鳴をあげそうになりました。
アイロンをあてるとき、この人と向き合わせになるのがちょっと・・・
こちらにあったのは、KARCHER(ケルヒャー)のスチームアイロン。お水は入っていましたが、補給用も用意されていました。高圧洗浄機のこういう使い方は初めてですが、洋服のしわはしっかり取れきれいになりました。
朝食
今回はBooking.comで予約したのですが、朝食が無料(宿泊料に含まれる)でした。一泊129ユーロ。元々持っていたユーロを使ったので今回は為替を気にすることはなかったのですが、日本円にすると20,000円ほどでしょうか。
このときは、【PR】ポイントサイトのハピタス で10%近くのポイントを稼げ、パリ市内に泊まるより少し費用を抑えることができました。
朝食は朝7時半から。
ディズニーランド・パリの開園が9時半だったので、十分に余裕がある時間です。
ハムやチーズ、シリアル、卵料理、ベーコンなど、いわゆるヨーロッパの朝食です。
しかし、ジャムや調味料の種類が豊富でバラエティーに富んだ朝食となりました。
ジュースもカプチーノも美味しかった!
1日目はカプチーノがなかった代わりにショコラチーノ(ココア)がありました。2日目もそれを飲もうと思っていたら、普通のカプチーノに戻っていました。コーヒーの機械はスタッフの方が調整ができるようです。
昔のカンタス航空のラウンジで見かけた、ワッフルを作る機械もありました。
お子様用の朝食も別にあり、お料理の種類は決して多くありませんが(個人的には)満足度が高いラインナップでした。
1日目、たっぷり食べてパークで1日楽しみます!
パン・コン・トマテ風を作ってみました。
パリに来たらいつもはクロワッサンなのですが、今回はバゲットばかり食べていました。なぜか、今回泊まったホテルの朝食のバゲットが美味しかったです(いや、本当は今までも美味しかったのか?これがスタンダードなのか?)。
2日目は、マヨネーズを塗って、ハムとドライトマトでオープンサンドを作ってみました^^
調味料がいろいろ用意されているので、工夫できます。
デザート代わりにギリシャヨーグルト、たっぷりハチミツをかけて至極の時間。カプチーノのそばにはココアの粉もあったので、入れてみました。
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アクセス
今回はパリの市内・オペラ経由で移動してきました。
オペラの近くにあるRER A線の駅「Auber」から乗りました。
電車の案内板にはミッキーマウスが付いていますので、簡単に見つかります。
ディズニーランド・パリの最寄り駅「Marne la Vallée Chessy (マルヌ・ラ・ヴァレ・シェシー)」までは乗り換えなしですが、ホテルは、1つ手前の駅「Val d' Europe (ヴァル ドーロップ)」です。
出口は1と2.3があり、ホテルに近い出口は2です。
しかし、1の方が正面のようでエレベーターやバス乗り場があります。
なので、重い荷物を持ってパリ市内方面へ向かうときは、こちらの1の改札の方がいいかもしれませんね。2,3番の改札からホテルの間は徒歩3分くらいでしたが、こちらの改札からだと(Googleマップを見ながら歩いて)ホテルからは6分くらいでした。途中住宅街を通って行きましたが、昼間通った時、治安で不安を感じることはありませんでした。
ホテルに近い改札
なお、2、3の方にもエスカレーターがありますが、どちらのホームも上りだけです。
ちなみに、荷物は小さなRIMOWAだったので、パリへ移動するときはホテルに近いこちらの改札を使いました。よいしょよいしょと荷物を持って降りていると、助けてもらえました。フランスでこんな親切を受けるとは思ってもいなかったのですが、別の場所でも助けてもらえありがたかったです^^
2,3番の改札付近の写真です。
改札を出ると、すぐのところにイビス(イビス マルヌ ラ ヴァレ ヴァル デュロップ)ホテルがあります。
立地最高!こちらのホテルも人気があるようですね。
ディズニーランド・パリから戻ってきたときの写真です。
Val d' Europe で降り、イビスホテルを左に見ながらこのApparthotel の下を通り、大きな通り沿いに道なりに歩けば、左の方向にMoxyのピンクのネオンが見えてきます。私が行ったときのパークの閉園は20時、その後のショーを見ても21時すぎには戻って来られました。こちらのルートは夜でも治安の不安はありませんでした(ただし、十分に気を付けて歩きましたが)。
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さいごに
閉園後のホテルまでの道のりが一番心配でしたが、大きな通り沿いを歩き、同じように帰ってくる人もいるので全く問題はありませんでした。電車は深夜1時ごろまで走っているようですが、11月は閉園が早かったのでかなり余裕がありました。
なお、パークを出るときに多くの人がいたのですが、車で来ている人もおり、列車が満席ぎゅうぎゅうと言った感じでもありませんでした。駅では、切符を買う人の長蛇の列ができていましたので、Navigo(フリーパス)を持っていない場合は、来た時に帰りの切符を買っておくことをお勧めします。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。