テレビで見た赤ちゃんパンダが可愛くて、日帰りで会いに行ってきました。
行くまでの飛行機(J-Air)と、アドベンチャーワールドのようす、そして、偶然に見られた美しい景色をまとめてみました。
※ 運賃やバス時刻などの情報は2021年のものです。
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J-Air
東京(羽田空港)からアドベンチャーワールドへ行くには、飛行機がとても便利です。
当時は、羽田ー南紀白浜は減便していたため、朝と夕方の合計2往復のみでした。でも、朝一の便に乗ると、東京からでも南紀白浜まで簡単に日帰りできます。
いつもはB737という小型機なのですが、春休みに入る前の平日だったせいか、エンブラエル190型機というさらに小さな飛行機に変わってしまいました。
JALの便名が付いていますが、運航は J-Airです。
JALのJMBステイタス会員の優先搭乗で乗ったのは、ほんの3人・・・久しぶりに特別感を味わえました。
通路は1本ですが、クラス J の座席は1-2の配列なので、機種に向かって左側の席は、ソロシートになります。
隣席が空いている席があったので、そちらを選んでチェックインしたのですが、最終的には家族連れのお母さんが隣に来ました(多分、空席ありきで利用できる社員の方のような気がしました)。
普通席は2-2の配列で、窓側か通路側の座席となります。座席にどちらになっても快適にすごせそうです。
なので、離れてしまったお子さんと席を代わって差し上げたところ、お父さんにすごく感謝されました。
J-Airの心遣い
南紀白浜空港に着陸後、飛行機を降りようとすると、一番前にいらした客室乗務員の方から『ご搭乗ありがとうございました。』と言われ、キャンデイを手渡されました。
しかも、手紙とステッカーまで添えられています。
座席を代わって差し上げたから?とにかく、J〇Lにはない、きめ細かな心遣いに感動しました(^^)
南紀白浜空港から
南紀白浜空港からアドベンチャーワールドまで、バスでほんの6分です。
時刻表
JAL便に合わせたバスの出発は以下でご覧ください。
>>> 参照:路線バス時刻表
JAL213は、8時45分に着陸予定ですが、荷物を預けていても十分に間に合うように設定されていました。
JAL便しか到着しない小さな空港なので、空港の建物から出ると、バス停はすぐに見つかります。
この9時04分発のバスは、こちら始発ではないようで、少し遅れて到着しました。
不便なのは、Suica等の交通系ICカードが使えないことです。小銭を用意しておくと便利です。
アドベンチャーワールドは、最初の停車ですので、あっという間に到着します。
バスを降りたすぐそばには、ロッカー(有料)もありましたので、大きな荷物を持って行っても大丈夫です。
アドベンチャーワールド
このときは入場者の人数制限をしているので、事前にオンラインでチケットを買っておきました。
本来なら、園の前には長蛇の列ができるのでしょうね。春休みに入る前の平日だったので、開園前に並んでいたのは、50人くらいでした。
開園は10時なので、空港からの連絡バスに乗ると、かなり待つことになります。入場ゲートの前にパンフレットもありましたので、先にもらって計画を立てました。
アドベンチャーワールドは、動物園と水族館、そして遊園地が一体となった巨大施設です。なので、大人(18歳以上)の入園券(1日)は、4,800円と、ちょっと高めです。
(政治的背景はさておき)日本で一番パンダを見られる場所です。2回めなのですが、前回の記憶は、パンダ以外ほとんどありません( ´艸`)
まずは、園内のようすを知ろうと、歩いてみました。
入園前にもらったパンフレットには地図もありますが、園内には案内板もたくさんありますので、迷うことはありませんでした。
ちなみに、公式アプリもあり、事前にダウンロードしておけば、GPSで行きたい場所や動物がすぐに探せるようです。
PANDA LOVE
最初に出会えるパンダは、彩浜 (さいひん)・桜浜 (おうひん) ・桃浜 (とうひん) の3頭です。
桜浜と桃浜は、お父さんの永明とともに、2023年2月22日(水)に、中国へ旅立ってしまします。
2頭はパンダ舎の中で遊んでいたのですが、1頭は外で寝ていました。誰なんでしょう?しかも、どうしてそこで寝ているの?
他の2頭を見て出てくると、寝返りしていました。幸せそうな寝顔です♡
サファリワールド
今回の最大の目的「赤ちゃんパンダを見たい!」までは時間があるので、まずは、他の動物たちを見ようと思います。
まずは、始発のケニア号(無料)に乗って、サファリワールドを周ります。コロナ対策として、1組1列の利用です。
草食動物、そして肉食動物を見て回ります。1周1,500mのサファリワールドを25分かけて周ってくれます。
ふと、右を見てみると、ライオンが歩いていました。
大昔に行った、アフリカのケニアでは、この状況でサファリカーのエンジンが動かなくなってしまい、危うくライオンのエサになるところだったのを思い出しました( ゚Д゚)
ウオーキングサファリ
ちなみに、草食動物だけなら、歩いても見に行くことができます。
自分のペースで見ることができるので、こちらもお勧めです。
ちょうど満開の桜を見ながら歩くことができました。
親子パンダ
私が行ったときは、観覧整理券が必要(ネット予約)でした。
スマホなどに保存した抽選券(時間が分かるもの)を用意して、観覧予定時間の10分くらい前に並びました。
1組4分ずつ、10人くらいのグループで案内されます。
アドベンチャーワールドで生まれた赤ちゃんパンダは、こんなにたくさんいます。
初めてアドベンチャーワールドに行ったときに会ったのは、永浜 (えいひん) と梅浜 (めいひん) でした。そして、今回会うのは、末っ子の楓浜 (ふうひん) です。アドベンチャーワールドで、2020年11月22日に生まれました。
ワクワクしながら行ったのですが・・・
寝てました。でも可愛い♡
結局、4分間、寝顔だけを見たのでした。でも、小さいぬいぐるみのような状態は今だけしか見られないので、満足です。
ちなみに、お母さんパンダも寝ていました(笑)。
なお、2020年11月22日に誕生した楓浜(ふうひん)は、2021年10月21日(木)に母親の良浜(らうひん)とともにブリーディングセンター屋外運動場にデビューしました。
ブリーディングセンター
親子パンダを見学できる場所のすぐそばには、さらに2頭のパンダ、メスの結浜 (ゆいひん) と、オスの永明 (えいめい) がいました。永明は、みんなのお父さんです。
こちらのパンダは元気に動いていました!
とても食欲旺盛な彼女・結浜。
食後は遊びます。台の上に立って体を伸ばしたので、飛び降りるのか!?
と思ったら、ゆっくり降りて行きました (笑)。
何をしても可可愛いです。
おやつ
可愛いパンダを十分に堪能したので、お腹が空いてきました。
ブリーディングセンターのそばで買ったパンダまん。12年前に買ったパンダのぬいぐるみも里帰りさせました。
永浜と梅浜
ちなみに、以前に会った永浜 (えいひん) と梅浜 (めいひん) は、2013年2月に中国に行ってしまったようです。
抽選観覧期間中、館内の何か所かある大きなモニターで赤ちゃんのようす(LIVE配信)を見ることができました。
海獣館とビッグオーシャン
アドベンチャーワールドで楽しめるのは、もちろんパンダだけではありません。
ホッキョクグマもそばで見ることができます。ちょっとアンニュイな感じ( ´艸`)
1匹、もの凄くアピールしてきました。ペンギン🐧の上には、氷が降ってきています。気持ちいいのでしょうね。
このときは、1日に2回、マリンライブがありました。無料で鑑賞できるイルカショーです。
10頭以上(?)もの一斉のジャンプや立ち泳ぎなど、とても迫力のあるショーをみることができました。
帰り道
16時頃、パンダはどんどん寝床へ帰っていきました。閉園まで少し時間がありましたが、お土産を買って移動します。
アドベンチャーワールドからちょうどいい時間帯のバスがあったので、「とれとれ市場」まで足を延ばしてみました。
関西に来たら絶対に食べたいたこ焼き!小さなタコが丸々1匹入っていました。
循環バス
1時間ほど滞在して、とれとれ市場から少し歩いたところにあるバス停から、17時18分発のバスに乗って空港へ向かいます。
初めての土地なので、方向がよく分かりません。
どうやら、アドベンチャーワールドから来たときと反対方向に行くバスに乗れば、南紀白浜空港へ行くようです。
ここからのバスには2種類あり、私が乗ったのは「町内循環バス101」で、30分以上かけて南紀白浜空港へ向かいます。
時間がかかる分、運賃も高くて560円もしました。
バスの種類によっては、空港まで、10分ほどで行くもの(運賃280円)もあります。
一応、帰り便に乗り継げるのですが、飛行機の出発45分くらい前に着くので、結構ギリギリでした。
ちなみに、JALの場合、便出発の20分前に保安検査を受ける必要があります。
美しい夕陽
バスは、海岸線に沿って走ります。
途中、円月島 (正式名称は高嶋) の辺りで、きれいな夕陽を見ることができました。
バスの中から皆さん写真を撮っていたため、運転手さんが、バスをゆっくり走らせてくれていた気がします。
夕陽はきれいだったのですが、空港到着が結構ギリギリになり焦りました。
私は、朝、南紀白浜空港に着いたときに帰り便のチェックインも済ませておいたので、そのままゲートへ進みます。
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さいごに
【写真は公式サイトよりお借りしました】
初めて外に出た日は、怖がって飼育員さんにしがみついていた楓浜(ふうひん)も、少し経つと、屋外運動場の芝生の上を一歩一歩踏みしめながらゆっくりと歩き、木製の遊具に興味津々だそうです。
お母さんパンダと楽しそうに過ごしている姿も、テレビのニュースでで見ることができました。
楓浜もいつか中国に行ってしまうのかなあ。🐼
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