「旅とアロマ」にお越しくださり、ありがとうございます。
函館市内や近郊の町にも紅葉シーズンが到来しました。
「大沼国定公園」へ行ってきました。四季折々の景観が美しい大沼国定公園は、函館からも近く、半日あれば十分に観光することができます。
今回は、JR函館駅からの行き方と、散策のようすをご紹介いたします。
※ 2021年秋の旅行記ですが、リンク切れ修正のため更新しました。
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大沼国定公園
- 大きな地図はコチラ >>> 大沼公園マップ
大沼国定公園は、北海道の南西部渡島半島の中央部に位置しています。七飯(ななえ)町、鹿部(しかべ)町、および森町の3町にまたがっています。函館市の中心部から約20km、函館空港からは約33km、そして北海道新幹線「新函館北斗駅」からは、約10kmの距離です。
活火山である駒ヶ岳 と、噴火によってできた大沼、小沼、蓴菜(じゅんさい)沼をはじめ、大小の沼や自然豊かなその周辺地域一帯が、国定公園(総面積は9,083ヘクタール)に指定されています。主要道路として国道5号線が通るほか、函館方面とは自動車専用道の函館新道で結ばれています。札幌方面に7kmの距離には、道央自動車道の大沼公園インターチェンジがあります。
なので、バスでも列車でも車でも簡単に行くことができます。
アクセス
今回は、大沼国定公園の中心部だけを散策しようと思います。
函館空港から
- 大沼交通シャトルバスで約70分(1日3往復)
JR函館駅から
函館バス2番乗り場「大沼公園経由鹿部行き」で約60分
>>> 函館バス 210系統
列車:特急「北斗」「スーパー北斗」で約20分、普通列車で約50分
一人旅(車なし)の私が、函館から大沼国定公園まで行くには、列車かバスを利用することとなります。
私はフリーパスを買って、列車で行くことにしました。
フリーパスについては、こちらをどうぞ。
-
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JR函館駅から
始まりはJR函館駅。
平日、朝8時台の普通列車に乗りましたが、1車両なので、結構混んでいました。とは言っても、ボックス席を1グループで利用できるくらいの混み具合です。週末なら、もっと混むのかもしれません。
列車には、出発の20分ほど前には乗れたので、少し早めに行くことをおすすめします。
大沼国定公園へ向かう時のおすすめ座席は、進行方向に向かって左側です。
大沼駅(大沼公園駅のひとつ前)辺りから、左側に湖が見えてきます。
大沼公園駅
定刻に大沼公園駅へ到着しました。改札は一か所、しかも駅員さん手動の小さな駅です。
駅構内にはコインロッカーもあり、すぐ横には観光案内所もあります。
駅舎を出たら、道なり(途中で左側へ進む)に歩きましょう。
最初の信号(2つ目の信号でもOK)を渡って左の方向へ進めば、5分くらいで大沼国定公園に到着します。
急げば30分くらい、ゆっくり回っても1時間半ほどあれば、散策できます。
駅前にはレンタサイクルのお店もあるので、お天気が良い日はサイクリングしながら、もう少し遠くまで行くのも気持ちがよさそうです。
- 大沼国定公園の中心部の地図はコチラ >>> 中心部マップ
島巡りの路
大沼公園から左の方向にある「後楽橋」を渡って、散策を始めます。
緩やかな傾斜を歩いて行きました。
足元には少し石もありますが、比較的歩きやすい道です。
風のない日だったので、水面に空や木々が写っていて、とても美しい景色が広がっていました。
大小の沼を橋がつなげているので、簡単に見て周れます。
途中ベンチもありますので、休みながら進みましょう。
北海道 駒ヶ岳
北海道駒ヶ岳は、北海道森町、鹿部町、七飯町にまたがる標高1,131 mの活火山で、渡島(おしま)半島のシンボル的存在となっています。
かつては、富士山のような円錐形の山容をしていましたが、5万年~3万年前の大噴火により山頂部分が崩れ落ち、幾度の噴火を経た後、1640年の大噴火により剣ヶ峰、砂原岳といった複数の急峻な頂となだらかな裾野を合わせ持つ現在の姿になったと言われています。
このため、駒ヶ岳は見る位置によって様々な姿を見せ、四季折々の景色をまったく趣の異なる姿で楽しめるのも魅力の一つとなっています。
お天気が良い日だったのですが、残念ながら駒ヶ岳の頂上は見えませんでした。
残念ですが、ビュースポットで記念撮影!
ビュースポット
- (島巡りの路)公魚島のベンチから
- (島巡りの路)湖月橋から
- (ターブル ドゥ リバージュ付近)湖月橋への道
- (大島の路)西大島
手漕ぎボートや遊覧船(1周30分)も就航しているので、お天気が良い日は、そのボートや遊覧船からも見ることができます。
ちょうど紅葉が始まった頃でした。
真っ赤に色づいている姿も好きですが、色づき始めた葉もきれいなので大好きです。
シラカンバ(別名シラカバ)、カバノキ科の落葉高木です。
寒冷地の日の当たる山野に林を作る木ですが、大沼国定公園にもありました。
樹皮に蝋質を分泌して、白く美しい木です。
コナラの木がありました。
高さ15mにもなるブナ科の樹木です。
果実はもちろん・・・
ドングリ。
コナラの木の下は、苔と落葉と相まって、美しい景色を作り出していました。
ターブル ドゥ リバージュ
大沼国定公園内にあるレストラン「ターブル ドゥ リバージュ」
船に乗ってランチを頂ける素敵な場所です。
いつも平日に旅するため、なかなか営業日にあたりません。この日もお休み。いつか、ゆっくり、こちらで食事をしてみたいと思います。
森の小径
ターブル ドゥ リバージュを過ぎた先から、森の小径に入ることができます(時間がない時は、そのまま島巡りの路を進めます)。
ここまでの道と違って、木々が重なり、深い森に入った感じがしました。
足元にも大きな石が増えて、木の根も出ています。少し歩きにくい場所なので、足元に注意して歩きましょう。
ただ、そんなに距離はないので、ゆっくり歩いていると、島巡りの路の始まり「後楽橋」に戻れます。
ここまで来たら、あと少し。
秋の大沼国定公園の散策路には、花は咲いていませんでした。
ただし、大沼公園の方へ戻ってくると、秋の花を(少しだけ)見ることができました。蜜が美味しいのでしょうね。蜂が忙しそうに飛んでいました🐝
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大沼ハロウィンナイト
ところで、私が行ったとき、大沼公園ではハロウィンの準備中でした。
2022年の大沼ハロウィンナイトは、2022年10月21日(金)~10月23日(日)に開催されました。17時からかぼちゃのランタンを点灯し、島々もライトアップされるようです。2022年のハロウィンナイトでは、地元の米や花の無料配布や、野菜の詰め放題などのイベントもあったそうです。楽しそうですね。
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さいごに
1時間半ほど散策を楽しんで、函館駅に戻ってきました。
大沼国定公園は(特急で行くともっと近いのですが)、普通列車でゆっくり行っても、十分に満喫できるおすすめの場所です。帰りは、「新函館北斗駅」から快速ライナーに乗り継げたので(車内でアナウンスあり)、少し早く戻れました。
a秋の大沼公園は、本当に美しい場所でした。ちょうど紅葉が始まった時季だったので、特に記憶に残ったのかもしれません。
いつか、ハロウィンナイトも楽しんでみたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。