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ワンファラーホテル (One Farrer Hotel) は、MRT Little India (リトルインディア) 駅から一駅隣の Farrer Park (ファラーパーク)駅隣接という好立地のホテルです。 ホテル代の高いシンガポールで、週末を除けば2万円前半台で泊まれる5つ星。
今回は、便利で快適すぎたワンファラーホテルの宿泊記とホテルから空港までの格安移動の方法をご紹介いたします。
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ファラーパーク駅徒歩1分

このホテルを選んだ一番の決め手は、やっぱり立地。
地下鉄の駅から徒歩1分、改札からも3分あればホテルに到着します。シンガポールの地下鉄は空港に乗り入れているので(途中乗り継ぎが必要ですが)、空港まで地下鉄でアクセスできます。帰国時は雨でしたが、ぬれずに移動することができました。空港から市内まで公共交通機関を利用したい私にとって、最高の立地でした。


ワンファラーホテルは2014年創業、ファーラーパーク病院やメディカルセンターが入る「CONNEXTION」という複合施設の一角にあります。地下鉄の駅そばだけでなく、お隣は大きな病院です。
前日はリトルインディアにあるヒルトンガーデンインに泊まっていたので、このホテルまでは徒歩でやって来ました。スーツケースを持っていると、途中歩きにくい場所もありましたが、10分ほどで到着。Googleマップを見ながら、24時間アクセスできる "OWEN LINK" という通路を通れば、案内もあるので迷うことはありません。
ホテルへの入口は、セブンイレブンの隣りにあります。

ホテルの横の通路から入ったようです。この奥にロビーがあります。
ホテルに着いたのは11時45分頃、チェックインは15時からなので、荷物だけ預かってもらおうと思いフロントの方に声がけしました。ところが、登録だけかと思ったら、ルームキーを渡されました。
『えっ!?部屋に行けるの?』と聞いたらスタッフがにっこり。思いがけず、無料でアーリーチェックインしてもらえたのでした。なお、こちらのホテルも1泊100シンガポールドルのディポジットが必要です。
Mint Room
ワンファラーホテルは、Mint Room の他、少し広めのMint Denやラウンジにアクセスできる部屋などバラエティー豊かな部屋タイプがあります。さらに、レジデンスも入っています。

Mint Roomは11階から16階を占める一番リーズナブルな部屋タイプで、今回は13階。エレベーターに近い部屋だったので移動が便利でした。

久しぶりに部屋に入るとカーテンが自動的に上がるラグジュアリーホテル。

窓側にはテーブルが置かれています。

プールがあるのは反対側ですが、こちらはのんびりとした景色が広がっていました。


テーブルサイドにはUSB端子やコンセントがまとまってあり、何かと便利です。
ベッドサイドにはマスタースイッチ等スイッチ類がまとめられています。カーテンの開閉もスイッチでできますが、慣れるまでは時間がかかりました。

冷蔵庫は空で、シンガポールは水道水が飲めるということで水のペットボトルはありませんでした。

嬉しかったのがこちら。
大好きなillyのコーヒーを部屋で飲める幸せ。他には、BACHAのコーヒーパックやTWG TEAがありました。BACHAのコーヒーは豆からひくと淹れるのが難しい(と感じる)のですが、コーヒーパックなら私でも美味しく淹れられました。

金庫、そしてスリッパ。


クローゼットの中にはアイロンもあり、至れり尽くせりです。
シャワールーム


バスタブのない部屋でしたが、広くて清潔なので問題はありません。


シャンプーなどは固定式でないタイプ。
歯ブラシもあり、久しぶりにアメニティが充実していると感じたホテルです。
また、決して新しいホテルではないのですが、とてもきれいに保たれていると感じました。
プールとジム

ホテルにはオリンピックサイズのプールがあり、がっつり泳ぐこともできます。
2日行きましたが、いつも1,2組しかおらず(お天気が悪かったからか?)しっかり泳いで、その後、寛ぐことができました。

夜には雰囲気ががらりと変わり、夜景を楽しめるスポットに。
プールサイドバーもあります。

プールのそばにはジャグジーもありました。
今回は肌寒い日の連続だったのでほぼ貸切だったのですが、普段の蒸し熱い日ならもっと多くの人でにぎわっているかもしれません。
ジム

プールへ行く廊下沿いには、年中無休、24時間利用できるジムもあります。
こちらにはウオーターサーバーが置かれていました。
朝食

朝食は、プールサイドのそばのレストランでいただくことができます。
今回は、朝食付きのププランだったので7時ごろに行ってみました。


部屋やプールは最高だったのですが、唯一残念だったのが朝食。
味は普通だと思うのですが、保温されておらず、どのお料理もぬるい・・・

サラダなどは問題ないし胡麻ドレッシングが美味しかったのですが、大好きなハッシュドポテトが冷たくて残念でした。

大好きな海老シュウマイもあったのですが、ぬるい・・・
なお、卵料理などはオーダーすれば作ってもらえます。こちらは温かいのですが、微妙な味でした。

アワビとチキンのお粥。
かろうじて温まっていたお料理。こちらはとても美味しかったです。
今回、朝食は室料に含まれていたのですが、お金を出して食べるかと言えば微妙です。ホテルから少し歩けばリトルインディアですし、チャイナタウンも近いので食べる場所探しに困ることはないと思います。ホテルの下にはセブンイレブンもありますしね。
セブンイレブン

プールでがっつり泳いだらお腹が空いてきました。なので夜食用におにぎりを買いに行ったのですが、ここならではの、おにぎり以外の商品を見つけました。ちょっと興味を惹かれて購入。


お店でお湯を入れることもできます。
お湯を入れて部屋に戻って湯切りをすればすぐに食べられます(もちろん部屋でお湯を沸かして入れてもいいのですが)。なかなか美味しいチリクラブのカップ麺でした。
ところで、クアラルンプールやバンコクのコンビニでクレジットカード/デビットカードを使おうとしたら、最低利用額がありました。しかし、シンガポールでは特に制限がないのか?カップ麺とおにぎりという数百円の買い物でも利用できました。
ケーキショップ

ホテルの1階(ロビーからOWEN LINKへの通路)にケーキショップがありました。
どれも美味しそうなのですが、一番惹かれたピーカンパイ。今回は甘いものを食べ過ぎていたので見送ったのですが、唯一の心残りです。美味しいのでしょうね~。
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空港までのアクセス
チャンギ空港までは、地下鉄、もしくは路線バスで簡単に移動できます。

今回は、雨だったのですが、地下鉄(MRT)+バスで移動してみようと思いました。
移動したのが日曜日の昼だったので、地下鉄はかなり混んでいました。バスだと空港ターミナルの地下に乗り入れているので歩く距離も少なくて移動も楽です。乗り継いだのは Dhoby Ghaut(ドービー・ゴート) 駅、地下鉄の南北線、北東線、環状線の三路線が乗り入れるインターチェンジの駅です。

ここまら36番のバスに乗ります。
行先は2つあるので、飛行機のマークがついた空港行に乗りましょう。

最終日はスコールにあいましたが、バス停には屋根があるので、濡れずに待つことができました。
バスの運行は10~15分おきと書かれていたのですが、雨だったので遅れていたようです。なので、バスで移動するときは時間に余裕をもって出かける方がいいですね。
しかし、こちらもかなり混んでいました。
私はかろうじて座れたのでよかったのですが、空港に近づくにつれ大きなスーツケースを持った人がたくさん載って来て最後は乗れない人がいる状態でした。ちょっと京都のバスを思い出してしまいました。うーん、地下鉄+地下鉄の方がいいのか・・・。

運賃は2.32シンガポールドル(約260円)でした。
もちろんGrabの方が早くて便利なのですが、この安さは魅力的ですよね。
交通費
SDG:シンガポールドル
区間 | 交通機関 | 運賃 SGD |
---|---|---|
空港→ホテル ※1 | バス | 2.30 |
ホテル⇔シティホール | MRT | 3.70 |
ホテル→空港 ※2 | MRT バス | 2.32 |
合計 | ー | 8.32 |
LTA (Land Transport Authority) のサイトで運賃を調べたところ、移動した区間の運賃は上記でした。
私はWISEのデビットカード(マスターカード)を利用しました。シンガポール以外で発行したクレジットカード/デビットカードを利用する場合、1日につき0.6シンガポールドルがかかると聞いていたのですが、実際に引かれていたのは、3日分のSGD8.80のみ、事前にチェックした運賃との差額はSGD0.48でした。
よく分かりませんが、安く移動できました。
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さいごに
今回はAGODAで予約しました。
1週間ほど前に返金不可の料金で予約したので、1泊22,000円ほどだったのですが、USD 19.01(¥ 2,839)のキャッシュバックを後日受けることができるので、実質1万円台で5つ星ホテルに泊まれたことになります。部屋とプールがあまりにも快適だったので、昼間に少し出掛けた以外は部屋とプールで過ごしていました。
他のホテルを予約していたのですが、駅近の立地に惹かれて予約し直して大正解でした。
ひとり旅でも贅沢に、しかし費用は抑えたい!そんな方におすすめのホテルです。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。