東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ内にあるレストラン「オチェーアノ」。
イタリア語で“海”という名前のレストランです。
メディテレーニアンハーバーに面したダイニングでは、バラエティ豊かなブッフェとコースで地中海料理を楽しむことができます。しかも、オチェーアノ(ブッフェまたはコース)では、利用の時間帯によっては、メディテレーニアンハーバーでのショーを「オチェーアノ」のテラスから観ることができるのです!
今回は、”ディズニー・クリスマス”スペシャルブッフェと、テラスから観られたショーのようすをご紹介いたします。
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オチェーアノ
東京ディズニーシー・ホテル・ミラコスタの2階に、オチェーアノがあります。
パークにいても、簡単に出入りすることができます。
今回は時間がたくさんあったので、少し早く行って、ミラコスタのロビーで待つことにしました。
クリスマスの時期は、パーク内だけでなくホテル内のデコレーションも素敵で、ずっと見ていても飽きません。
さて、予約時刻の10分前になったので、オチェーアノに行ってみましょう。
入り口は、チャイニーズレストラン「SILK ROAD GARDEN」と一緒になっているので、キャストの方に予約時間と名前を告げます。
準備ができ次第案内してもらえるということで、レストランの待合室に入りました。
メニュー
ブッフェ台は4カ所+ライブキッチン(ローストビーフ)に分かれていました。
品数はかなりあり、食いしん坊の私でも、全ての種類のお料理を食べきれないほどでした。
なお、お料理を取るときに使用していた手袋は、なくなっていました。
以下、入り口に近い場所から、抜粋してご紹介いたします。
前菜・サラダ
前菜・サラダ
・カニのフラン 春菊ピュレ
・冷製ゴボウスープ
・生ハムとキャベツのマリネ
・スモークサーモンとポテト
・タコとセロリのサラダ
・ブロッコリーと帆立貝
・マグロとイカのサラダ
・グリーンサラダ
・シュリンプとほうれん草のケークサレ
・野菜のマリネ
・冷製チキンパロティーヌ
・冷製ポークとサツマイモのパスタサラダ
・ローストビーフのサラダスカリオンサルサ
※2022年のメニューです。
まず前菜・サラダから。
お腹が空いていて、あれもこれも取ってしまったのでパーティープレートのようになってしまいました(笑)。
お皿の上の方にあるカップに入った前菜は、左から「生ハムとキャベツのマリネ」、「冷製ゴボウスープ」、「カニのフラン 春菊ピュレ」です。どれも薄味なので、まずこのカップ料理(特にカニのフラン)から食べた方がいいかもしれません。
一番好みの味だったのは、「ローストビーフのサラダスカリオンサルサ(写真左下)」です。
スカリオン(scallion)を英語の辞書で調べてみると、『春玉ねぎ』「シャロット(ネギの一種』と書かれていました。
緑色のソースがかかっていましたので、小ネギのようなソースが「スカリオン」なのでしょうね。
ローストビーフの味がしっかりしていて、さっぱりしたスカリオンサルサ(ソース)がいいアクセントになっていました。
グリーンサラダ、少しレタスがしなしなだったのは、ちょっと残念。
ドレッシングは「オニオン」「サウザンアイランド」「レモン」「シーザードレッシング」がそろっていました。
トッピングも「フライドオニオン」と「チーズ(グラナ・パダーノ)」があり、味変ができるのも嬉しかったです。
※ グラナ・パダーノ:イタリア原産で、コクと旨味がほどよりザラザラとした食感のチーズ
スープ
スープ
・ブイヤベース・オチェーアノ風
・キノコのスープ オチェーアノ風
別々の場所にあったのですが、スープ類としてまとめました。
いわゆる南仏で食べられるような本格的なブイヤベースではありませんが、魚介類とトマトの味が楽しめるブイヤベース・オチェーアノ風
クスクスやレモン、ハーブドレッシング、アイオリ(スペイン風のニンニク入りマヨネーズ)を入れれば、より濃厚な味になりました。
今回、一番美味しいと感じたのは、こちらのキノコのスープ オチェーアノ風。
けっこう本格的なコンソメスープです。
周囲にキノコがたくさん入っていて、真ん中にあるコンソメスープにエキスが混じるようになっています。
小さなカップに入れるようになっているので、少しずつ熱々をいただくことができるのも嬉しい。とても丁寧に作られており、美味しくて、3杯もお代わりしてしまいました。
温かいお料理
温かいお料理
・白身魚のスチーム カリフラワークリームソース
・サーモンビーツマスタードサルサ
・ローストチキントリュフ風味
・仔羊肉のロースト ビッツァイオーラ
・ミートソースとマッシュポテトのグラタン
・アサリとポテトのピラフ(国産米)
・ポークとソーセージの煮込み
・野菜とモッツァレラのオムレツ
・タラとポワローのパスタ
・ブイヤーベース オチェーアノ風
温かいお料理の数もかなりありました。
少しずつ盛っていたら(どれも美味しそうで)、こちらもパーティープレートのように・・・。
埋もれてしまっている(見えていない)ローストチキントリュフ風味ですが、チキンは柔らかくて美味しかったのですが、トリュフの風味は感じませんでした。
好みの味だったのは、サーモンとローストビーフ。
サーモンは柔らかくて、マスタードサルサがピリッとアクセントになっていました。
ローストビーフは、ライブキッチンでシェフが切り分けてくれます。照り焼きとグルービーソースの2種類があり両方もらいました。ソースは、どちらも甲乙つけがたし。お肉が柔らかくて、ランチから贅沢な気分になりました。
トマトとベーコンのパスタや、マイルドカレー(ピリ辛)もありました。
他には、チキンナゲットやポルベッティ(ミートボール)と野菜のクリーミー煮込み等、お子さまが楽しめるお料理も用意されています。
パン
”リルリンリン(クリスマスの妖精)” の飾りが可愛いパンコーナー
パン
・スモワ風デニッシュ
・ストロベリーデニッシュ
・ミートブレッド
・オチェーアノ風 フレンチトースト
・バターロール
・バケット
・シュトレン
常に新しいデニッシュが補充されるので、なくなっても少し待てばサクサクのデニッシュがいただけます。
(左側)3つのマシュマロが、ミッキーの形になっているデニッシュ。びよーんと伸びるマシュマロ、その下には甘さ控えめのチョコクリームが入っています。
(右側)クリスマスらしいイチゴのデニッシュ。こちらもサクサクで、中にはカスタードクリームが入っています。酸味のあるイチゴとカスタードクリームの取り合わせがクセになって、お代わりしてしまいました。
クリスマス🎄の定番。シュトレン(独: Stollen)もありました。けっこうシナモンが効いていて、大人の味のシュトレンでした。
写真にはないのですが、カルツォーネも美味しかったです。
※ カルツォーネ:モッツァレッラ、トマトソース、ハムをピザ生地で包んで、三日月型に折りたたみ、高温で焼きあげたもの。
デザート
デザート
・ティラミス
・フルーツ(パイナップル、メロン、ぶどう)
・チョコレートプリン
・パンナコッタ みかんのコンフィチュール
・コーヒーゼリー
・ホワイトチョコレートムースと赤い果樹のソース
・ブッシュ・ド・ノエル
・カシスとレアチーズのムース
・アップルパイ
・ピスタチオとラズベリーのムース
・キャラメルタルト
・ストロベリークッキーシュークリーム
・ジンジャーパウンドケーキ
オチェーアノのデザートは、いつも美味しそう(実際に美味しい)のですが、クリスマスの時期のデザートは格別のような気がします。
端から順番に食べていきたい気がしましたが、食べきれないほどの種類があります。
ちょうど、ケーキを取りに行ったタイミングで、新しいティラミスが補充されました。
どこをいただくか迷いましたが・・・
端っこを丸くいただいてきました。雪の結晶が可愛いですよね。
至極の時間♡
アップルパイもしっかりりんごのコンポートが入っていました。贅沢を言うなら、バニラアイスがあるともっと嬉しかったかも。
ところで、ちょうど食べ終わった頃、キャストの方に声をかけられました。
『もうすぐショーが始まりますが、こちらでご覧になりますか。それとも、テラスに行かれますか』
(前回もそうだったのですが)今回も窓側の席に案内されました。100%ではありませんが、1人だと窓側になる確率が多いようです。
こちらの窓からもショーが見られますが、せっかくなので、再開したばかりのテラスに行ってみることにしました。
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テラスからショーを観よう!
ショー開始の5分前にキャストの方が声をかけてくれますので、テラスに出たい人は並んで進みます。
生憎の曇り空でしたが、午後のショーはフルバージョンを楽しめそうです。
初めて、テラスからショーを観ることができました。
夜(18時~20時頃)のディナーブッフェだと、ビリーヴ!〜シー・オブ・ドリームス〜 をしっかり観られるようです(しかし、ミラコスタのディナーの予約自体が取れませんが)。
※なお、ブレックファストでは、テラスへの案内はありません。
テラスに行く前に『お戻りの頃、新しいコーヒーをご用意しましょうか』と提案してくれた通り、座席に戻ると熱々のコーヒーが用意されていました。
飲み物は別料金ですが、それでも、ここまで丁寧にサービスしてくれるとは思ってもいませんでした。
オチェーアノ最高です!
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さいごに
クリスマス時期のオチェーアノのブッフェは、クリスマスカラーのデコレーションやシュトレンやブッシュ・ド・ノエルがあり、少し早くクリスマスの気分を味わうことができました。
専用テラスからショーも最高!最高の滞在になりました。
※なお、座席によっては、少し視界が狭いテラスに案内されることもあります。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。