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パリ・ミュージアムパスを使って、ルーブル美術館に行ってきました。
行くたびに迷子になるほど(←私だけ?・笑)広い美術館ですが、ルートを工夫すれば、2時間半でも好きな絵画や彫刻などの展示物を満喫できます。今回は、ルーブル美術館の予約、行き方、そして広い館内を効率的にまわったルートをご紹介いたします。
※リンクを修正しました。
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ルーブル美術館
1793年に開業したルーヴル美術館は、パリにあるフランスの国立美術館で、パリ中心部1区のセーヌ川の右岸に位置しています。
所蔵美術品38万点を持つ世界最大級の美術館であるとともに、世界最大級の史跡のひとつで、先史時代から19世紀までのさまざまな美術品が、総面積6万600平方メートルの展示場所で公開されています。
美術館の建物自体も12世紀頃より宮殿として使われていたもので、貴重な建築物としての見学の価値があります。
ダ ヴィンチの最高作『モナ・リザ』や紀元前のギリシャ彫刻『ミロのヴィーナス』など、紀元前から中世19世紀頃までの名作コレクションの宝庫を全部観覧するには1週間は必要だと言われています。
しかし、パリは見どころが多く、ルーブル美術館だけに時間をかけていられないのが本音です。というわけで、今回は2時間半かけて、後悔することなく楽しんできました。
予約と準備
ルーブル美術館は途方もなく広く、人も多く、迷路のようになっているので(ある意味)ハイキング並みに歩かなくてはなりません。もちろん、休憩できるソファーもたくさんあるのですが、あれも見ようこれも見ようとがむしゃらに動いていると、ただ疲れるだけです。
なので、効率よく見学するに、事前に少し準備しておくことにしました。
準備
・予約(無料)
・作品検索
・パリ・ミュージアムパス購入
予約
日程が決まったら、まず、公式サイト から予約しておきましょう。
予約は無料ででき、予約画面からは、スケジュールや閉鎖されている部屋を確認することができます。
※ 現在、サイトから日本語がなくなってしまいましたが、英語画面も同じです。
Paris Museum Pass の箇所をクリックして、日付や時間を選べば予約できます。
次の画面(Your basket)に注文内容が表示されますので、「Terms and Conditions (規約と条件) 」にチェックして、「Confirm your order」をクリックすれば、予約は完了です。公式サイトに登録する画面も表示されますので、メールアドレスやパスワードを設定して登録しておきましょう。
同時に、登録したアドレスに確認メールが送られてきます。
バウチャーは、ダウンロードして印刷するか、スマートフォンに保存できます。
英語での操作ですが、簡単な表示通りに行えばいいので、難しい箇所はありませんでした。
変更・キャンセル
日付けの変更やキャンセルも、「Order List」から無料で行えます。
購入日を入れて「Search」をクリックすれば、予約内容が表示されます。
あとは、変更などをするだけです。
人気の美術館なので、早目の予約をおすすめします。
パリ・ミュージアムパスの番号は入力不要でした(2023年1月現在)。
作品の検索
さて、次は、見たい作品の場所を探しておきました。
作品の場所を探すのに利用したのは Louvre site des collections です。
英語のサイトですが、こちらも操作方法は難しくありません。
ただし、ルーブル美術館にあるパンフレットと若干部屋番号のずれがあったり(近い場所に展示されていましたが)、表示されない部屋もありました。番号がない箇所をクリックできる場所もありましたので、とりあえず事前の確認に使える感じです。
トップ画面をスクロールすると、下の方に地図「INTERACTIVE MAP OF THE MUSEUM」があります。
階数をクリックするとそのフロアの部屋番号が表示され、その部屋番号をクリックすると、展示されている絵画が分かります。
日本の階数表示と異なり、日本の1階は地上階、1階は2階と表記されています。ちなみに、『モナリザ』は、DENON棟の1階(日本でいう2階)の 711 室に展示されていました。
私は、階数や部屋ごとの検索にこちらのサイトを利用しましたが、「EXPLORE THE COLLECTIONS」の「PAINTINGS」をクリックすると、ルーブル美術館に貯蔵されている多くの絵画を検索することができます。そちらから絵画を選んで、そこに書かれている部屋番号を見つける方法もあります。
初めて行かれる方が「絶対に見逃したくない作品」は、”MASTERPIECE OF THE LOUVRE" から見ることができます。
※なお、検索できる絵画は、時期によって異なっている場合もあります。
最初にご紹介したとおり、ルーブル美術館はびっくりするほど巨大で、迷路のようです。しかも、館内にはエレベーターやエスカレーターが非常に少なく、芸術鑑賞をするためには体力も必要です。なので、見たい作品の場所をあらかじめ探しておくと、少しは歩く距離を減らす(=疲労を抑える)ことができると思います。
それでは、実際に行ったときのようすです。
入場ルート
当日、まずはメトロ1・7番線の「Palais Royal - Musée du Louvre駅」に行きました。
ここから、Sortie (出口) 6の "Carrousel du Louvre" というショッピングモールを目指します。
「Palais Royal - Musée du Louvre駅」には、上り下り用のコンコースが2か所あり、片方には Sortie6への通路がありませんので、見つからない場合は、反対側のコンコースへ行きましょう。
6番出口の改札を出たら、あとは、ショッピングモールを目指して進むだけです。
"Carrousel du Louvre" に着いたら、あとは真っすぐ進むだけです。
このルートの入り口の目印は、ガラスの逆ピラミッドです。
ここには、チケットオフィスやオーディオガイドオフィス、カフェ、レストラン、無料ロッカー、インフォメーションデスクなどがあります。
そこにできている一番長い列に並びました。列のそばにスタッフの方がいますので、パリ・ミュージアムパスを見せれば、正しい列に並んでいるかどうか教えてくれます。
その後、保安検査を受けます。
保安検査後、さらに進んで行くと、広いホールに出ます。
ちょうど、外にあるガラスのピラミッドの下に当たるようです。
こちらで、無料のパンフレットをもらいましょう。地図だけでなく、見逃したくない有名な絵画の展示場所が描かれています。
事前に展示場所を確認してきても、迷宮のようなルーブル美術館なので、迷子にならないためにもパンフレット(地図)は必須です。
その先で、各階に行く際にパリ・ミュージアムパスをスキャンさせれば入場できます。
一番人気は、やはり『モナ・リザ』。早い時間帯に予約・入場できたので、人が少ない間に『モナ・リザ』を鑑賞して、上の階に行くことにしました。もし、遅い時間に予約した場合は、最初に上の階からスタートして、下の階に降りながら鑑賞してもいいかもしれません。
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おすすめルート
今回、2時間半で回ったルートをご紹介いたします。
ルーブル美術館には、DENON (ドゥノン翼)・SULLY(シュリ―翼)・RICHELIEU(リシュリ―翼)の3つの展示室に分けれています。
今回は、まずDENON (ドゥノン翼)に向かいました。
DENONに向かう階段の途中に、古代ギリシア美術の『サモトケラのニケ』が展示されています。
『サモトラケのニケ』は、 翼のはえた勝利の女神ニケが空から船の舳先(へさき)へと降り立った様子を表現した彫像です。ヘレニズム期の大理石彫刻で、1863年にサモトラケ島で発見されましたが、頭部と両腕は失われています。
ちなみに、『ミロのヴィーナス』は、この階段を降りてすぐのドゥノン翼最初の部屋に展示されています。
ドゥノン翼1階
階段を上って、ドゥノン翼1階にある700番台の部屋(右方向)へ進みます。
久しぶりに行くと、『モナリザ』の前には待機列ができるようになっていました(ここでもディズニーを思い出す・笑)。待機列は2カ所あり、両方向から絵画にアプローチできるようになっていました。どちらに並んでも大丈夫です。
待っている間(5分ほど)も周囲の絵画を鑑賞できるので、待ち時間は全く苦ではありませんでした。
この方法のおかげで、以前のような人だかりの後ろからではなく、ほぼ正面で『モナ・リザ 』を見ることができました。
中学生のときの社会科の先生が、『モナリザはどの方向から見ても見つめられている』と仰っていたのですが、右から見ても、目線が合っている気がします。『モナ・リザ』を見るたびにこの話を思い出すので、右の列から入って右から写真を撮ってみました。
ところで、711番の部屋に行く前に通る場所(710)には、『ミラノの貴婦人の肖像(1490-1496年ころ)』という絵画があります。「見知らぬ女性の肖像」という名前でも呼ばれています。額に巻いている鉄製の細いバンドは、15世紀のミラノの女性たちのあいだで流行していたものだそうです。
お気づきかもしれませんが、こちらも『モナ・リザ』の作者、レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた肖像画です。
レオナルド・ダ・ヴィンチは、「スフマート」という技法に非常に長けた画家だったそうです。スフマートとはイタリア語で "ぼかした" という意味を持つ言葉です。なので、「フスマート技法」とは、輪郭をぼかして、物体を色の境界が分からないように柔らかく描く方法を指します。
レオナルド・ダ・ヴィンチは、この技法を用いて、後に神秘的な表情をもつ『モナ・リザ』を描きあげたそうです。『モナ・リザ』は(人が多くて)時間をかけてゆっくり鑑賞することはできませんが、『ミラノの貴婦人の肖像』なら、ほとんど周囲に人はいなかったので、じっくり見ることができました。本当に、筆のタッチが全く分からないほど緻密に描かれていて、感動しました。
隣の部屋には、ウジェーヌ・ドラクロワの名作『民衆を導く自由の女神』が飾られていました。こちらは、1830年に起きたフランス7月革命を主題とした絵画です。
ドゥノン翼は、イタリア、フランス、スペインの絵画の展示エリアで、他にもジャック=ルイ・ダヴィッドの『皇帝ナポレオン1世と皇后ジョゼフィーヌの戴冠式』、テオドール・ジェリコーの『メデューズ号の筏』など、名前を上げるとキリがないほどたくさんの名画が展示されています。
さらに奥へ進んで、718番の部屋へ。
見ごたえのある絵画が続きますが、個人的に大好きなのが、ジョバンニ・パオロ・パンニーニの『Gallery of Views of Modern Rome』。
近代ローマのギャラリーの風景です。
絵画の中の絵画も素晴らしく、いつもこの絵画の前でじっくり見てしまいます。
ドゥノン翼の1階(700番台の部屋)が一番人気なので、かなり混んでいるのですが、所どころにソファーもあるので休憩しながらゆっくり進むことができます。
さて、ここからあまり知られていない場所へ。
ドゥノン翼0階
ヨレヨレのパンフレット映像ですみません。
ドゥノン翼1階の端(734番あたり)に来たら、館内でもらったパンフレットを見ながら、階段で0階に降りました。
こちらには、「アフリカ・アジア・オセアニア・アメリカ先住民美術」が展示されています。
※この場所は Louvre site des collections(ネット検索)には表示されません(2023年1月現在)。
こちらで一番見たかったのは、チリのイースター島から運ばれてきた世界遺産の「モアイ像」!
ポリネシア人によって500年以上前に建造された、巨石像です。
イースター島には玄武岩でできたモアイ像が386体あるそうですが、火山から始まった火災が広がり、この「モアイ像」などの遺跡が焼ける被害が出ているそうです。なので、しばらくの間、専門家が被害の程度を調べており、観光客の立ち入りが禁止されています(2023年12月現在)。
なので、無傷でみられるのは貴重な体験なのです。
このエリアは、ドゥノン翼1階の端にあるスペイン絵画セクションのさらに奥にある階段を降りないとたどり着けませんが、同じルーブル美術館とは思えないほど人がいません。ほぼ貸し切りの状態で、ヨーロッパからメキシコ、ペルー、そしてチリ(イースター島)の芸術品をじっくり見ることができました。
ここは、「ポルト・デ・リヨン」というルーブル美術館の隠れ入場口の近くです(このときは閉鎖中)。
一通り見たら、1階へ戻ります。
なお、ドゥノン翼の0階には、ミロのヴィーナス等ヨーロッパ彫刻もあるのですが、「アフリカ・アジア・オセアニア・アメリカ先住民美術」のエリアとは繋がっていません。なので、0階の他のエリアに行くには、一度1階に戻って下がることになります。
アポロンのギャラリー
ドゥノン翼の1階に戻って、700番台のエリアを逆行して、アポロンのギャラリーに向かいました。
こちらは、美術館というより、まるでどこかの宮殿に迷い込んだ感じの部屋です。
パンフレットには「王冠のダイヤモンド」と書かれていました。
以前見た王冠はありませんでしたが、目の保養になるジュエリーがたくさん並んでいました。
こちらの細かい細工のテーブルも素敵ですね。
リシュリュー翼へ移動
さて、一番混んでいる700番台の部屋を見終わったら、ドゥノン翼からリシュリュー翼へ移動します。
リシュリュー翼では、一気に2階(最上階)まで行ってしまいましょう。
こちらには、『金貸しとその妻』や『フランソワ1世』など、有名な絵画がたくさん展示されています。しかし、ドゥノン翼の700番台の辺りに比べると、さほど混んでいませんでした。
こちらで1番見たかった、フェルメールの『レースを編む女』。
ほぼ貸し切りで見ることができました。
リシュリュー翼の2階で絵画を堪能したあたあとは、はそのまま同じフロアでつながっているシュリー翼 (SULLY) 2階エリアへ。
リシュリュー翼からシュリ―翼にかけては、北ヨーロッパやフランスの絵画が並んでおり、他には、シスレーやミレー、ルノワールなどの19世紀絵画を見ることができます。
有名な絵画が多いのですが、こちらも700番台の部屋に比べると人はかなり少ないので、おすすめの場所です。
シスレー
『Saint-Cloud』は、アルフレッド・シスレー(1839−1899)の作品です。
シスレーは、フランス生まれのイギリス人の印象派の画家です。800点ほどの作品を残していますが、そのほとんどが風景画です。
私事ですが、10年くらい前に、シスレーが描いた風景画の町・モレを訪ねる旅をしました(以下、その時に見た風景です)。
絵画とモレ町でみた景色
絵画とモレの町で見た景色
上の2作品はルーブル美術館にはありませんが、シスレーは、このような風景画をたくさん描いています。
ルーブル美術館では(上の2枚とは別の風景画が)何点か展示されており、落ち着いて鑑賞することができました。
ルーブル美術館には膨大な展示品があり、あれもこれも見ようと頑張ってしまうと、疲れるだけです。なので、最初に見たい作品を絞っておくといいかもしれません(それでも、かなり歩くので疲れますが)。
ルイーズ・ヴィジェ・ルブラン
シュリ―翼の900番台の部屋には、ドミニク・アングルの『浴女』や、ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの『いかさま師』など、どこかで見たことのある作品が並んでいます。
その中、心惹かれたのは、以下の作品です。
誰しもが知っている有名な画家の作品でないのですが、個人的にとても好きな絵画が並んでいました。
絵画の中の人々が、みな笑顔なのです。
特に、心惹かれたのが、こちらの肖像画です。
優しそうな微笑みに、(ちょっと人混みで疲れた)気持ちがほっこりしました。
作者は、エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン(Marie Élisabeth-Louise Vigée Le Brun) 。帰国後に調べてみると、18世紀のフランス人芸術家で、フランスの王妃マリー・アントワネットお気に入りの女性画家でした。
池田理代子さんの「ベルサイユのばら」に、実在の画家エリザベト=ルイーズ・ヴィジェ・ルブランの挿話がある。フランス王妃マリー・アントワネットの肖像画制作中にルブランが落とした画材を王妃が拾う場面だ。似たエピソードは画家の回想録にもあり、事実に近いらしい。画家は王妃と同年齢。フランス革命の動乱が運命を分かつまで10年余の親交を結び、20点以上の肖像画を手掛けている。
「ベルばら」王妃と画家
集英社文庫『ベルサイユのばら・1巻』に、そのシーンがあるそうですので、お持ちの方は、探してみてくださいね。
シュリ―翼1階・0階
最後は、古代エジプト美術のエリアへ。
こちらも、展示品の内容や数に比べると、見学者は少なく、ゆっくり太古の世界に浸りながら楽しむことができました。
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休憩
ルーブル美術館には窓もたくさんあり、所どころで外のようすを見ることもできます。
こちらの窓からは、エントランスにもなっているガラスのピラミッドも見えました。
Le Mollien
ルーブル美術館には、館内にも食事ができりカフェがあります。
Le Mollienは、ドゥノン翼1階 の階段の踊り場にあり、お天気が良い日には、テラスから景色を見ながら食事(軽食)ができます。
スターババックス
さらに、-1階のエントランス近くには、スターバックなどが入っているフードコートのような場所もあります。
今回は、出口に向かう前に、スターバックスで甘いものを補給しました。
歩き回った日の甘々は、まったく罪悪感を覚えず美味しくいただけますね(^^)
まとめ
今回まわったのは、以下の順です。
順路
1. ドゥノン翼1階
2. ドゥノン翼0階
3. リシュリュー翼2階
4. シュリ―翼2階
5. シュリ―翼1階
6. シュリ―翼0階
7.スターバックス
あくまでも一つの案ですが、見たいものを決めていくと、あちこち歩き回って結局見つからなかった・・・という悲しいことは避けられそうです。
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さいごに
久しぶりのルーブル美術館。相変わらず多くの人で賑わっていましたが、ツアーの人は少なかったせいか、コロナ以前に比べると、空いていると感じました。混んでいるのは、『モナ・リザ』のあるエリアだけでした。
やはり、おすすめは、早い時間帯での入場です。
今回は、前回の反省も踏まえ、事前に見たい絵画の展示室を調べてから行きました。短時間でもかなり満喫できたのですが、それでもやはり疲れました。もちろん、偶然の出会いなども大切なのですが、太刀打ちできないほど膨大な展示品がありますので、やはりある程度絞ってみていく方法が良いのかなと思いました。
なお、ルーヴル美術館は2023年1月上旬、混雑を防ぐために1日の入場者数を3万人に制限することを発表しました。2024年のパリオリンピック・パラリンピックを見据えての処置だと思いますが、以前のレベル(1日4万5千人)まで増加しないようにすることを意図したものだそうです。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
かなり空いている!もう一つのルーブル美術館。こちらも合わせて、どうぞ。
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