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空港ラウンジ天国のバンコクに、(条件付きで利用できる)カタール航空のプレミアムラウンジがあります。
コロナ禍に入り閉鎖されていたのですが、現在は(カタール航空便の発着に合わせた)通常営業に戻っています。
今回は、バンコク・スワンナプーム国際空港にある、カタール航空のプレミアムラウンジのようすをご紹介いたします。
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カタール航空のラウンジ
対象者:ビジネスクラス以上の利用時のみ
カタール航空はワンワールドに加盟しているのですが、エコノミークラス利用時は、ワンワールドの最上級会員「エメラルド」でも入ることができません。
他の空港でも同じ運用なので、敷居が高いラウンジです。
営業時間は、カタール航空の出発時間によって変わります。
2023年7月に行ったときは、上の時間帯で営業していました。2022年に行ったときも1日3回オープンしていたので、これがスタンダードのようです。だだし、前回は、04:50 ~ 07:30 / 16:25 ~ 20:00 / 21:50 ~ 01:25 だったので、今後も季節によって変わるようです。
場所
場所はコンコースD(west)、出国して「エアラインラウンジ」と書かれた方向にあるエレベーターで降りるとすぐに見つかります。
そばには、JALのサクララウンジもありました。
プレミアムラウンジ
中の電気が付いて、カタール航空の看板が出て(時間の案内板がなくなって)いたら営業中です。
入り口には、アラビア語で「ウエルカム」と書かれていました。
ここで荷物を預かってもらうこともできます。
あまり広くはないラウンジですが、スタッフがたくさんいて、いろいろお世話してくれます。
ビジネスコーナー
ラウンジ内のダイニングとは反対の場所に、パソコンやコピー機が並んでいました。
小さいですが、こちらで作業もできますね。
シャワールーム
シャワールームは、ラウンジの奥にあります。
16時のオープン同時に入ったのですが、シャワールームにも誰もいませんでした。なので、空いていたら自由に使っていいようです。少し改修されたようで、以前とイメージは変わっていましたが、必要なものは揃っていて広さも十分あります。
しばらく閉鎖されていましたし、比較的新しいラウンジなのできれいです。
アメニティ
2023年7月に行ったとき、バスアメニティは、THANN に変わっていました。
THANNはタイのブランドで、大好きなので嬉しかったです。ボディローションもあるので、至れり尽くせりです。
2024年6月に行ったとき、アメニティが変わっていました。
こちらも心地よい香りで使い心地もよかったです。
フライト前に毎回お世話になるラウンジのシャワーブースですが、唯一の難点は換気。
他の航空会社のラウンジのシャワールームのように、換気は悪く、シャワーを浴びた後の汗がひきませんでした。それでも、さっぱりして飛行機に乗れるので最高です。
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ダイニング
ラウンジの真ん中には、ダイニングがあります。
飲み物や食事のメニューは、テーブルの上にあるQRコードを読み込むタイプです。
しかし・・・
今回読み込んだところ、こんな表示が出て見ることができませんでした。
スタッフの方にお願いすると、紙のメニューもありますので、なんとかオーダーすることができました。
もちろんカウンターで実物を見ながら、オーダーすることもできます。
テーブル席
テーブル席は2種類あります。
こちらはブッフェ台に近いテーブル席。そばにはテレビもあり、明るい雰囲気です。
こちらは、落ち着いていて、まるでレストランのようなしつらえ。
テーブルにお花が置かれ、水のグラスが Q suite(機内のビジネスクラス)と同じ仕様になっています。
夜は、ワイングラスがセットされ、まるでレストランかのような雰囲気になりました。
このときは殆ど人がおらずほぼ貸し切り。
カタール航空のラウンジですが、カタール航空が発着するコンコースは、こちらからとても遠いので皆さん早めにラウンジを出るようですね。ラウンジ内にはアナウンスによる案内はありませんが、スタッフが便名を書いたプラカードを持って一人ひとりに「搭乗開始」を案内していました。
朝食
ホテルの朝食並みのラインナップ。
オムレツなどはオーダー制です。
Shaksuka (シャクシューカ) は、スパイシーなトマトソースの上に鶏卵を割り落とし焼いた料理です。早朝でしたが「ありません」と言われてしまいました。Kanom Krok (カノム クロック) は、タイの伝統的なデザートで、見かけはたこ焼きを半分に切ったような感じです。米粉、砂糖、ココナッツミルクを混ぜた生地のスィーツです。
2023年7月のメニューと比べてみると、スィーツ類が増えていました。
大好きなワッフル。
しかし、焼きがあまく、べちょべちょしていて美味しくありませんでした。出されたものは完食する食いしん坊ですが、これはちょっと・・・。せっかく増えたのに残念です。
ブッフェ台からお粥をいただいてきました・
こちらはとても美味しかったです。
2024年6月に行ったとき、お粥の具はエビに変わっていました。
今まで見たことがないほど具沢山のお粥。お鍋の中には、ごろごろエビが入っており、今まで食べたお粥の中でも最上位に印象に残るものでした。美味しかったです。
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夕食
せっかくなので、ちょっと雰囲気の違う席でいただくことにしてみました。
パリやロンドンのプレミアムラウンジとは異なり、ビュッフェスタイルもあります。
タイらしいお料理の数々。
バンコクのラウンジのお料理は美味しいのですが、こちらも他のラウンジに負けおらず、どのお料理も美味しかったです。
チーズやデザートも充実しています。
ちなみに、ランチとディナーの時間帯だとかなり豪華になります。
お寿司やアフタヌーンティもあるようです。
見づらくてすみません。
ノンアルコールドリンクも充実しているのですが、お酒類の数も、レストラン並みです。
まるで、ホテルのラウンジのように楽しめるラウンジです。
ブッフェ台の温かいお料理も充実しています。
最後は南国フルーツでおしまい。
ラウンジ天国のバンコクですが、サービスや雰囲気は、ここが一番だと思っています。
リラックスエリア
ダイニングのそばには、ソファが並んでいます。
こちらでも、飲み物などをいただくことができます。
なかなか来ないので、忘れられているのかしら?と思っていたら、こんな素敵な柄のカプチーノを持ってきてくれました。
ちなみに、こんな模様もあるようです。
どちらになるかは、当日のお楽しみに!
閉鎖の時間帯は他のラウンジへ
ところで、スワンナプーム国際空港は24時間稼働していますが、航空会社のラウンジは24時間ではありません。
前回は、深夜に着いて朝の便に乗り継ぎ予定だったので、一度ラウンジから出なくてはなりませんでした。しかし、バンコクは24時間営業中の空港ラウンジもあるので、困ることはありません。
2019年当時の選択肢は2つ。Miracle Lounge とターキッシュエアラインズのラウンジでした。しかし、私が行ったときターキッシュエアラインズのラウンジは、24時間営業ではなくなっていました(2023年7月時点)。
Miracle Lounge
コンコースDにはとても広い Miracle Lounge がありました。
ここは、ダイナースカードやプライオリティパスなどで入ることができます(指定以外の航空会社のビジネスクラスの搭乗券では入れません)。
深夜は誰もおらず、とっても広い空間が貸し切り状態でした。
なので、航空会社のラウンジが閉まってしまったら、こちらに行くのもいいかもしれませんね。
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さいごに
他の空港では、ラウンジが違うターミナルにあったりして、他社の旅客が入れないカタール航空のプレミアムラウンジ。バンコク・スワンナプーム国際空港では、ワンワールドのビジネスクラス以上の利用時だと入ることができます。
室内は、ロンドンやパリのプレミアムラウンジを少し小さくした感じですが、スタッフが親切でとても快適なラウンジでした。
他の国の空港のカタール航空のラウンジも素敵です。
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ドーハの空港には、2023年4月にオープンした "Al Mourjan Business Lounge - The Garden" もあるそうです。
少し前の体験になりますが、こちらも合わせてどうぞ。
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最後までご覧いただきありがとうございます。