初めての古民家ステイ。
2日目の朝のようすをご紹介いたします。
朝の散歩
朝4時ごろ、寒くて目が覚めました。
なので、残っているペレットを全部入れて、スイッチをオンにしました。なかなか火がつかなかったのですが、なんとか反応してくれました。
雪国生活の経験が少ないのですが、寒い場所での暖房器具のありがたさを実感したのでした。
その後、お布団に入っていたのですが、やっぱり眠れません。
せっかくなので、星空を見てみようと、ひとりで暗い中散策にでかけました。寒かったですが、空気が澄んでいて気持ちよかったです。
写真には納めることができませんでしたが、満点の星空が広がっていて美しかったです。
古民家に戻るころには、少しずつ明るくなってきました。
2階に上がってみました。
東側には日の出、反対側には月が見える・・・1日でいちばん好きな時間です。
朝食
明るくなってきたので、朝食の準備を始めます。
コーヒー
まずはコーヒーから
ミャンマーのオーガニックコーヒーがありました。
ミャンマーで飲んだ時はあまり印象がなかったのですが、日本の清々しい空気の中で飲むと、フルーティーで美味しかったです。
ちなみにポットは、大好きなバルミューダでした。バルミューダのある生活、あこがれます。
和食
ご飯を炊き、冷蔵庫の中にある食材で朝食を作ります。
鮭の身もきれいでした。味噌だまもあり、とろろ昆布とととお湯を入れてお味噌汁に使います。
キッチンで調理して、囲炉裏に持って行きます。
段々日差しが強くなってきました。
障子のある部屋に住んだことがないのですが、いい雰囲気ですね。
調味料もあったので、一緒に並べてみました。
熱を加えたショウガは体を温めます。少しお味噌汁に加えてみると、風味もよく温まりました。
チェックアウトまで
食後は食器を片付けて、チェックアウトまで少しのんびりしました。
駅から送ってもらった時のタクシーの運転手さんがとても親切な方だったので、帰りも直接お願いしておきました。
なので、迎えに来てくれるまで2階で景色を楽しみます。
ペレットストーブは、すでに燃料がありません。
ただ、夜間の寒さがウソのように、だんだん暖かくなり、朝は暖房器具を使わなくても大丈夫でした。
ちなみに、庭では焚火ができます。
私たちは、(周りに民家があり)火の始末がうまくできないと困るので、やりませんでした。
やっていたら、もっと大変な滞在になったかもしれません。
慣れている方と一緒なら・・・楽しそうですが。
お部屋には、ファーストエイド・キットも用意されていました。
説明があまりないので、早めに到着して、あちこち開けて何があるのか?どう操作するのか?非接触サービスの古民家ステイは、探検することから始めた方がよさそうです。
名残惜しいですが、最後は、借りたものなどをテーブルの上に置いて出発します。
出発前に訪問客 (電力会社の検針の方?)がいらっしゃいました。その方から渡されたものを見てみると・・・
電気料金の使用量の紙でした(笑)。
宿なのですが、宿の人はいないので、宿泊客が受け取るようです。
大きな家ですが、電気料金は、我が家より安かったです。よく分からなかったので、そのままテーブルの上に紙を置いて帰りました。
ちなみに、チェックアウトはiPadで「チェックアウト」の操作をするだけでした。何の会話もないので味気なかったです。
コロナ禍の非接触サービスはありがたいのですが、1日1組なので、もう少し温かみのあるプラスアルファの工夫(後日の御礼メールなど)があれば、もっと印象はよくなった気がします。
宿というより、「キッチン用品が充実した古民家レンタル」といった感じでした。
でも、予算的にも無理がない値段設定だったので、またしっかり準備していつか誰かとお邪魔したいと思います(夫は、もう充分だと申しておりましたので・笑)。
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アクセス
公式サイトには、JR山梨市駅、もしくはJR塩山 (えんざん) 駅からバスなどで15分程で行ける旨書かれていました。
ただし、バスでの行き方での詳細に関しては、公式サイトには書かれていません。自力で探そうと思ったのですが、あまりにもローカルすぎて、情報までたどり着けませんでした。
結局、LINEで尋ねてみることにしました。すると、途中乗り換えをしなくてはなりません。しかも、15分では行けないようです。
便数など、JR山梨市駅方の方が少しだけ便利なようなので、JR山梨市駅からの行き方をご紹介いたします(ちなみに、JR山梨市駅と塩山駅の間は一駅です)。
JR山梨駅からの行き方
山梨市駅(西沢渓谷線)
↓
窪平(西沢渓谷線)
≪乗り換え/同じバス停≫
窪平(牧丘循環線)
↓
北井(牧丘循環線)
↓
徒歩5〜10分で「るうふ丘之家」に到着します。
山梨市駅からの行く際の「バス・時刻表」は以下です(2020年12月現在)
バスを降りたあと5~10分歩きます(実際は坂を登ります)。
バス停から「るうふ丘之家」までの案内(看板のようなもの)はありませんので、初めての方がバスで行かれる方が宿を見つけるのは難しいと思います。帰りは坂道を降りていけばいいので、大丈夫だと思いますが・・・。
タクシー
私たちは、JR塩山駅からタクシーで向かいました。
JR塩山駅の改札は1か所ですが、出口は2か所あります。
「るうふ丘之家」に近いのは北口です。北口に栄和交通タクシーさんが迎えに来てくれていました。
塩山駅からは15分ほどで到着しました。料金は2,720円でした(このときは、紙の地域共通クーポンも利用できました)。
運転手さんが「るうふ丘の家」の近くにお住まいだったので、宿の名前だけで分かってもらえてよかったです。
着くときに帰りもお願いしたのですが、列車の時刻も考慮して、少し早めに迎えに来てくれました。
塩山駅までの道のり、とても美しい富士山を見ることができました。静岡側の富士山を見る機会が多いのですが、山梨側の富士山の美しい姿に感動しました。
朝日を受けた山梨側の富士山に見送られて、いろんな意味で感慨深い旅が終わりました。
一路、東京駅へ向かいます。しばらくは、山並みの風景を楽しめるので、列車の旅もいいですね。
さいごに
初めての古民家ステイのようすをお届けしました。
公式サイトをよく読んでみると、どうやらターゲットは20~30歳代のファミリー層のようです。
私たちはかなりターゲットから外れていたのですが、それでも面白い体験ができました。
1日目のドタバタなようすは、こちらをどうぞ。
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