クラッシックルーム
部屋は一番リーズナブルなクラッシックルーム(景観なし)です。
クラシックルーム は 22㎡なのですが、廊下がある分、狭く感じました。
ただ、全室に設置されているシモンズ製のベッドは寝心地よく、西陣織のヘッドボードで落ち着く雰囲気になっています。
ベッドサイドにはアルコールスプレーが置いてありました。
滞在中、頻繁に使いましたが、手指がカサカサになるタイプではなく、安心して使えました。
入り口近くには大型のクローゼットもありますので、収納力は十分です。
大型テレビが設置されているのですが、ベッドからしか見られない位置にあるのは残念でした。
本当に景観なしで、ブラインドをあげても、何も見えません(すりガラス)。
ただ、窓側には、ゆっくり過ごせる畳の小上がりがありました。
ここではゆっくりしてもいいのですが、ヨガマットを借りて、体を伸ばすこともできます。
ヨガをやっている方にはお馴染みの、Suriaのヨガマットです。欲しいなぁ・・・。
備品
パジャマは、好きな色で、着心地も良かったです。
チェックイン時に枕も選べますので、低めの低反発枕をリクエストしました。
このほか、ふかふかのスリッパもあり、質のいい備品で快適に過ごせました。
シングル仕様ですが、ペットボトルの水が2本用意されていました。
バスルーム
シックなカラーを基調としたバスルームに、(写真には写っていませんが)LEDライトが付いた女優ミラーがありました。
歯ブラシやコットン、シャワーキャップなど、必要なものは全て揃っていました。
バスタオルは1枚でしたが(なぜか)バスローブは2人用ありました。バスローブは厚手のタオル生地なので、使い心地も良かったです。
パリのコスメブランド「サンクモンド」のアメニティーで統一されています。
個人的には、化粧落としや固形石けんがあったことが嬉しかったです。
やっぱり、シャンプーなどは、大きな設置型ではなく、個包装の方が清潔感もあっていいですね。
シャワーだけでしたが、レインもあるし湯量もたっぷりなので、疲れがとれました。
館内の仕掛け
館内は、「現代から近代へ、近代から侍の時代へ」。
まさに侍の時代が終焉を遂げる1867年頃を彷彿とさせる、和と洋を独創的に融合させたミステリアスな空間をテーマにしているそうです。
客室だけでなく、レストランやバーも洗練されたデザインなのですが、面白かったのは、エレベーターの中です。
場所によって、内装が、金・銀・銅に塗られているのです。
金と銀は部屋へ向かうエレベーター、そして銅は、エントランスの階段の側のエレベーターの内側です。
シンプルな建物の外観とは裏腹に、館内は華やかだけどどこか居心地の良い落ち着いた世界が広がっていて、まさに大人の秘密基地といった感じでした。
朝食
朝食は、地下一階の「54TH STATION GRILL」でいただきます。
三条大橋が東海道五十三次で、ここはその次、五十四次ということだそうです。
「54番目の宿場町」という意味が込められたレストランにふさわしく、「54TH STATION GRILL」では、朝から京都だけでなく、東海道の旬の食材組み合わせた料理がいただけます。
京町屋を意識した地下の通りから抜け出すと、開放的な竹林へ繋がっています。
どなたもいらっしゃらなかったので、写真をたくさん撮らせてもらいました。
明治維新・大正ロマン時代を彷彿とさせる市松模様を随所に配置しています。
梅の木をイメージした照明など、ハイセンスなデザインを感じながら贅沢な朝食となりそうです。
本来ならブッフェスタイルの朝食なので、こちらにご馳走が並ぶのでしょうね。
まずは、ジュースで体を目覚めさせます。
本来はブッフェスタイルのようですが、この時は、和食か洋食のチョイスでした。
きらきらとした光がふりそそぐ美しい箱庭に優雅に聳え立つ竹林を眺めながら54THステーショングリルにてバランスの取れたボリューム満点のご朝食で1日の始まりを。
1日目は和食を、次の日は洋食を、あるいは両方一度に。お好みのご朝食をカスタマイズ。
54thステーショングリル
洋食のサラダがボリュームがあると教えてもらったのですが、焼き魚も食べたかったので、和食にしてみました。
エントランスで飾られていのを見かけたクロワッサン。
パンが美味しい京都!しかもフランス系のホテル!なら美味しいに違いない!!
公式サイトに書かれていたカスタマイズをお願いしてみたところ、丁寧にジャムも付けて持ってきてくれました。
もちろん・・・
レストランの名前に込められた意味通り、「食を通して旅する」をキーワードにした朝食で1日をスタートすることができました。
余韻と香り
ホテルでの滞在の余韻を味わいたく、このホテルで知った京都のアロマブランド・ミュウセレクションの「Heavenly Aroom」から、何種類かのアロマやハンドクリーム、そしてバスソルトを買ってみました。
特に、この時期におすすめなのが、金木犀(キンモクセイ)の香りです。
秋に香る金木犀は、春の沈丁花(ジンチョウゲ)、夏の梔子(クチナシ)とともに、三大香木と呼ばれています。
精油の香りも強めなので、少量でもけっこう香りが広がります。
ほんの1滴垂らしただけで、次の日も、ほんのり香りを感じました。
しばらくは、家のパウダールームの香りとして楽しみたいと思います。
さいごに
ブログで拝見して一目ぼれした 「京都悠洛ホテル Mギャラリー」は、やっぱり素敵なホテルでした。
隠れ家のように寛げ、適度な距離で接してくれるスタッフの方の対応にも大満足です。
食事が美味しいのも嬉しい点です。
今回は、朝食とアフタヌーンティーをいただいたのですが、次回は、お酒とともに夕食もいただいてみたいなぁ・・・。
次回は、友人を誘って泊まりたいのですが、友人もきっと喜んでくれるに違いない!と思った、お洒落なホテルでした。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。