マンダリンオリエンタル東京に宿泊してきました。
今回は、コロナ禍のホテルの朝食と、マンダリンオリエンタル東京に泊ったら絶対に味わいたいスィーツ、「KUMO(R)」ケーキをご紹介したいと思います。
こちらの記事の続きです。
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【2021年6月】コロナ禍のマンダリンオリエンタル東京・宿泊記
コロナ禍のマンダリンオリエンタル東京・宿泊記です。
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朝食「ケシキ」
朝食は、38階のレストラン「ケシキ」でいただきます。イタリアンダイニングのレストランですが、朝食で利用できるようです。
蜜を避けるため、チェックインの際、希望時間を聞かれます。
私たちは、一番早い7時半~を予約しました。一番乗りでした。
制限時間は言われませんでしたが、1時間ほどして、お隣に人が来ました。
ただ、スペースは十分にあるので、何の問題もありません。
景色は、部屋と同じ西側です。
特に面白い景観ではありませんが、行きかう列車を楽しむことにしました。
また、チェックインの際に、食材のアレルギーの有無を聞かれたのですが、レストランでもう一度尋ねられました。
言わなくても分かってもらえるということはストレスフリーに繋がるのですが、チェックイン時の質問は何のためだったのか?
こういったソフト面が、やはり残念です。
コロナ禍なので、カトラリーのセットは自分で行います。きちんと説明してくれたので、何の問題もありません(長年やっていたことですし・笑)。
メニュー
- 季節のフルーツ・ヨーグルト(プレーン/フルーツ))
- 季節のサラダとお好みのドレッシング(バルサミコ/和風/トリュフ)
- ジュース(1種類選択)
- 温かいプレート
- コーヒー・紅茶(お替り自由)
最初は、温かいカプチーノで体を起こします。
次に、ジュースやフルーツ、サラダなどが運ばれてきました。
ラグジュアリーホテルなのに、搾りたてのフレッシュジュースがありません。残念。
ニンジンとジンジャーのジュースにしましたが、ニンジンの味が薄くて、これまた残念。
サラダやフルーツは美味しかったので、お代わりが欲しかったです。
ベーカリーセレクション
ホテルメイドのベーカリーセレクション。パイやクロワッサンはサクサクしていて、とても美味しかったです。
ちなみに、ベーカリーセレクション(1個)の追加料金は、550円です( ゚Д゚)
クロワッサンにハチミツを付けるのが大好きなので、ハチミツをいただきました。
しかし、よく考えたら、バターやジャムもセットされませんでした。
ルームサービスで朝食を頼まれた方のブログでは、ジャムなどが並んでいたので、リクエストベースになるようです。
エッグベネディクト
温かい料理の一番のおすすめ、ずわい蟹のエッグベネディクトを選びました。
蟹と卵の味が濃くて、とても贅沢な味わいです。付け合わせのソーセージの塩加減も、とても好みの味で、これももっと食べたかったです!
卵の黄身がある意味ソースとなります。
プラハのマンダリンオリエンタルの朝食も美味しかったのですが、こちらも・・・
しかし、おかわりは、2,200円…、諦めました。
マンダリンブレンド
最後に、マンダリンブレンドの紅茶をいただきました。
とてもいい香りで、ベルガモットに、ライチの香りがしました。他にもいろいろ含まれている複雑、かつ奥深い香りでした。
朝食を無料に!
今回は朝食付きのプランでしたが、朝食を別途いただいた場合は、4,730円。
しかし、無料でいただける方法があります。それは、マンダリンオリエンタルの会員になって、公式サイトから予約することです。
すると、以下から2つの特典を利用できます。
会員特典
- アーリーチェックイン:12時から
- レイトチェックアウト:16時まで
- 朝食1名さま分
- 朝食 追加1名さま分
- ダイニング、またはスパクレジット
- 客室のアップグレード
- ストリーミングWi-Fi
- お祝いを盛り上げるプレゼント
- プレスサービス(プレスまたはランドリーが無料)
この特典から朝食を選べば、無料でいただけます。
朝食の感想
厳選された材料を使ったこだわりのお料理を、美味しくいただきました。
ただ、コロナ禍でもあった飲茶などが、今はなくなっていたのが残念でした。
この値段で、飲み物しかお代わりができないのも残念です(もし、パンとエッグベネディクトをお代わりすると、追加料金2,750円で、7,480円となります)。
ラグジュアリーホテルのいいとろこは、値段が高くても、普段食べられないようなお料理を心置きなく楽しめることだと思っていたのですが・・・
コロナ禍も長引いているので仕方がないのかもしれませんが、もうちょっと工夫はできないものか?と思ったのでした。
とても美味しい!しかし、満足感の少ない朝食・・・
またまた辛口になってしまいましたが、気を取り直して、出発前にいただいたケーキをご紹介したいと思います。
雲をかたどった愛らしい「KUMO(R)」ケーキ
マンダリン オリエンタル東京に泊ったら絶対に食べてみたかった「KUMO(R)」ケーキ。
このケーキは、ホテルのエグゼクティブ ペストリーシェフ、ステファン・トランシェさんが贈るシグネチャーケーキです。
かわいい雲の形の中には、季節ごとに異なるフレーバーが楽しめます。特に、この時季は、大好きなマンゴーが入っているので、ぜひとも味わいたかったのです。
雲をかたどった愛らしい「KUMO(R)」ケーキは、中央通りに面した、ホテルの1階にあるグルメショップで購入できます。
販売数が1日25~30個と限られていることもあり、毎日、販売開始前に並んでいる方の分だけで売り切りになってしまうそうです。
ショップの方に伺うと、平日でも、9時半頃から並び始めるそうです。
ホテル宿泊者への優先はありません。
ただ、気軽に降りて、列のようすを確認することはできます。この利点を生かして、なんとか念願の「KUMO(R)」ケーキをゲットできました。
見れば見るほど不思議な形です。このケーキ、一体どうやって作っているんだろう?
フワフワの雲のような見た目は、やわらかな印象です。でも、まわりは、固いホワイトチョコレートのコーティングでした。
見た目はまるで本物の雲のような柔らかい印象ですが、中にはぎっしりとマンゴープリンが詰まっていました。
ナイフで切ると、コーティングされたホワイトチョコレートが、ポロポロ割れていきました。
ホワイトチョコレートのパリパリとした食感と、やわらかなマンゴープリンの食感の違いを楽しむことができます。
中心の方にはマンゴーの果実も入っており、食べるたびに幸せを感じるスィーツでした。
さいごに
帰るとき、グルメショップで、マンゴーのペストリーを買ってきました(14時頃、マンゴープリンは売り切れでした)。
この時季のマンゴーは最高!
残念ながら滞在だけでなく、朝食もがっかりな記事をと届けすることになってしまいました。
公式サイトなどでいろいろ説明されていたり、過剰な期待をしなければ、楽しめたのかもしれません・・・。
しかし、念願の「KUMO(R)」ケーキを食べられたので「よし!」とします。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。