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日本のパスポートで渡韓する場合、電子渡航認証システム(K-ETA)の適用免除が延長となりました(対象期間:2025年1月1日~2025年12月31日)。また、携帯品が免税基準の範囲なら、税関申告書の提出も不要です。
さらに、2025年2月24日から韓国で電子入国申告書(e-Arrival card))の制度が始まりました。
専用サイトにパソコンかスマートフォン、もしくはQRコードからアクセスして入国申告をすることができます。
手順
1.サイト接続
2.規約同意
3.パスポートスキャン
4.旅行情報の入力
電子申告した場合、韓国到着の入国審査時に、入国書類は提出不要です。
なお、2025年12月末までは従来通りの紙での申告も可能です。電子申告と併用となります。申請に関するサイトは www.e-arrivalcard.go.kr (Web検索)をご覧ください。
なお、申請は無料ですが、有料をかたる偽サイトもあるようなのでお気を付けください。なので、リンクをはっていません。特に、深夜、Google検索などで一番上に表示されることもあります(←私はこれにひっかかりそうになりました)。
電子入国申告書

電子申告申請書は、入国当日を含め、2日前から申請可能です。英語では " within 3 days before arrival" となっています。
日本語でも確認することができますが、申請は英語で入力、もしくはプルダウンで選びます。

上の写真の画面から申請できます(2025年3月現在)。
日本語の説明があるので難しくないと思いますが、ひっかかった点だけ以下に示します。
パスポート

パスポートの指定のページを撮影するか、ファイルアップロード(スマートフォン等に取り込んだ写真を使う)方法があります。わたしは、スマートフォンで写パスポートの指定のページをの撮影をしました。
その際、スマートフォンを横にして撮ったところスキャンが完了しませんでした。
例のようにスマートフォンを立てて撮影したところ、うまくいきました。

なお、パソコンで申請する場合は「ファイルアップロード」しか表示されません。
空港を選ぶ

今回は羽田空港発着だったのですが、”tyo" もしくは "hnd" と入力すると候補が出ましたので、今回は "TOKYO-HANEDA (HND) " を選びます。
パソコンで申請すると「運航情報詳細」という項目があります。そちらをクリックすると、出発、ならびに到着空港が自動で入力されました。なお、表示されない場合もあります。その場合は、手入力してください。
住所の入力

ホテルの住所を入力(もしくはコピペ)します。
入力する場合、"ro(路)" までで大丈夫です。それ以降を入力してしまうと、かえって「該当なし」と出る場合があります。候補の住所が表示されたら、タップして選びましょう。

” ENG" の部分をタップすると、正確な住所が入力され、同時にホテルの名前も入力されていました(上の写真はパソコンの画面です)。
あとは、以下を入力して提出しましょう。
入力
・韓国での連絡先(電話番号)
・職業
私は韓国で使える電話番号を持っていなかったので、ホテルの電話番号を入力しました。
なお、滞在中ホテルを変える場合、最初に宿泊するホテルで大丈夫です。
この部分は、今までの紙の入国申告書と同じですね。

この画面が表示されたら、提出成功です。
同時に、登録していたメールアドレスにも「Your e-Arrival card has been submitted(提出完了)」のメールが届きました。なお、一度提出したあとも修正することができます。
日帰りの場合
ところで、2025年3月24日現在、日帰りの場合、紙の入国書類を記入することになります。e-Arrival card では滞在ホテルを選ばないと次へ進めません。紙の入国書類の場合、ホテルの名前の代わりに "1 day trip" と書けば大丈夫です。
入国書類が機内で配られない場合、到着地入国審査場手前にあります。ボールペンをお忘れなく。
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韓国入国に必要なもの
2025年3月30日現在、日本のパスポート保持者が韓国入国の際に必要なものは、以下です。
必要なもの
・パスポート(残存有効期間は入国日基準で3ヵ月以上必要)
・e-Arrival card,もしくは入国書類(K-ETAを申請している方は不要)
・旅行者携帯品申告書(免税範囲を超えた方のみ)
観光目的での入国に際しては、査証(ビザ)の取得は不要です(2025年3月24日現在)。
2025年1月1日~2025年12月31日の間、日本を含む22カ国・地域は、K-ETA(大韓民国電子旅行許可)は一時免除されています(出所 :ソウル(金浦))。
2023年5月1日より、日本からの便では、Q-codeの申請も不要です。
パスポートの残存期間
パスポートの残存有効期間は、国によって異なります。韓国への入国には入国日基準で3か月以上必要です。
有効期限が3か月未満の場合、更新しておきましょう。
なお、2023年3月27日から、残存期間が1年未満になった場合、パスポートの更新はオンラインで申請できるようになりました。ただし、マイナンバーカードをお持ちの場合、に限ります(詳細はこちら)。
入国体験
2025年3月、初めて e-arrival card で電子申告して入国しました。
入国審査場の係員に『 e-arrival card. 』と伝えながらパスポートを手渡しすると、あっけなく入国審査が完了しました。一応申請番号等が書かれた画面のスクリーンショットも撮っていきましたが、見せる必要もありませんでした。
今まで機内で配られていた書類

2023年4月の機内では、3種類の書類が配られました。
左から、健康状態調査票(黄色)、入国申告書(ARRIVAL CARD・外国人用)、旅行者携帯申告書(税関申告書)です。

しかし、2023年後半、2024年10月末に渡韓したとき、入国書類しか配られませんでした。
利用する航空会社によって違いはあると思いますが、(電子入国申告書を提出していない場合)到着地の入国審査場前に紙の入国申告書が用意されていますので、そちらで記入して今までように入国できます。
入国申告書(外国人用)


書き方は裏にありますので、英語か韓国語で記入しましょう。ホテルの英語名を用意しておくとスムーズですね。
現在、K-ETA申請が不要ですが、申請は可能です。申請した場合、入国書類の記載が不要になる・(乗り継ぎの場合)トランジットツアーに参加できるなどのメリットがあります。また、すでに有効なK-ETAを所有している場合は、有効期限まで引き続き使用できます。
Q-CODE
※ 2023年7月15日以降、日本から韓国への入国時には「Q-code(または健康状態質問書)」の提出が不要 となりました。
ただし、新型コロナウイルス感染症以外の感染症(コレラ、黄熱病等)が流行している国、地域からの入国の場合は引き続き「Q-code(または健康状態質問書)」の提出が求められます
- 出所:在済州日本国領事館
旅行者携帯品申告書
2023年5月1日以降、免税範囲を超えた携帯品を持っている場合のみ、税関申告書の記入が必要 です。申告品がある旅行者の方は、税関申告書を作成のうえ、「申告あり」の通路を利用して税関検査をお受けください。
免税基準の範囲内の場合、旅行者携帯品申告書の提出は任意となりました。つまり、申告しなくても大丈夫です。

なお、申告する場合、スマートフォンでWeb申請もできます。
- 旅行者携帯品の免税範囲はこちら >>> 税関申告
申告するものがない場合、「Nothing to Declare(申告ナシ」と表示されたルートから出るだけです。タイやシンガポールと同じですね。
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さいごに
韓国では、K-ETAが不要(期間限定)になり、準備が簡単になりました。さらに、税関申告書も任意となり、国書類も事前に電子申請できますます。2025年3月現在、円高も進み、ますます渡韓のハードルが下がりましたね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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