沖縄・那覇では美ら海水族館が有名ですが、那覇空港からちょっと遠いのが難点です。
しかし、那覇空港近くには、空港から簡単にアクセスできる「DMMかしゆり水族館」があります。
なので、半日あるのだけどどうしよう?と思った時におすすめの場所です。
今回は、簡単にアクセスできる「DMMかしゆり水族館」をご紹介いたします。
DMMかしゆり水族館
「DMMかしゆり水族館」は、2020年5月25日にオープンしました。
広い水族館ではありませんが、最新の映像表現と空間演出を駆使した新しいカタチのエンタテインメント水族館です。
アクセス
「那覇空港国内線旅客ターミナル」から
国内線ターミナルを出て、4番のバス停から 95:空港あしびなー線「沖縄アウトレットモールあしびなー行」に乗車します。
「沖縄アウトレットモールあしびなー」の停留所は、こんな感じです。
空港行きも、こちらから乗ります。
「沖縄アウトレットあしびなー」から水族館のある「イーアス沖縄豊崎」までは、徒歩と無料シャトルバスの2つの行き方があります。
空港からの95番バスは「イーアス沖縄豊崎」が終点なのですが、運賃は50円上がり300円になるので、徒歩か、無理シャトルバスの利用がお得です。
徒歩
アウトレットモールから徒歩10分ほどです。
① バスを降りたら、アウトレットモールを背に、目の前にある路線バスの道路 (249号線) を右手側に進みます(ヤマダ電機さん側には渡りません)。
② 331号線と249号線が交わる立体交差点の横断歩道を渡ります。目印として「ニトリ」の方へ進みます。ただし「ニトリ」側には渡りません。
③ あとは、右手に「道の駅豊崎」を見ながら直進します。
④ 400mほど進むと、iias (イーアス) 沖縄豊崎 というショッピングセンターの駐車場が見えてきます。
水族館の入り口は、イーアス沖縄豊崎(ショッピングモール)の方にあります。
無料シャトルバス
無料シャトルバスで行くと楽です。路線バスと同じ停留所を発着しています。
最新の時刻表はこちら >>> 時刻表
「那覇バスターミナル」から
市内にあるバスターミナルからは「98番:琉大線」 、「 55番:牧港線」、「 56番:浦添線」などに乗って行くことができます。
終点の「道の駅豊崎」で下車して、道を渡り、「道の駅豊崎」右手に見ながら直進すれば到着します。
- アクセスの詳細は >>> こちら
実際に行ってきました
目印は、6月19日に開業したばかりのショッピングモール「イーアス沖縄豊崎」です。
同じ敷地内に、DMMかしゆり水族館があります。
DMMかしゆり水族館の入り口は、エスカレーターを登ると左手にチケット売り場があります。
「前売チケット」は、 公式Webサイト、各コンビニエンスストア・プレイガイドにて事前購入することができます。
- 営業時間や最新の情報はこちら >>> 【公式】DMMかしゆり水族館
館内のようす
ここからは、2020年に行ったときのようすです。
現在とは、展示物やイベントが違うことをご了承ください。
コインロッカーもありましたので、空港から直接行っても荷物を預けることができます。
シアタールーム
「はいさい ゲート」を通ると、何人かまとまって入るシアタールームがあります。
ここで、まず、沖縄をテーマに「水」と「生命」の物語を表現した映像を見ます。
多面大型スクリーンに映し出された沖縄の海の中から空へ・・・5分ほどの映像ですが、感動しました魚から鳥になった感覚で沖縄の景色に溶け込む感じです。
2階からスタート
「DMMかりゆし水族館」は、2階から1階へと館内を回っていくようになります。
2階フロアは、沖縄の豊かな森や亜熱帯気候が織りなす自然、澄みきった海のようすを見ることができます。
森の中を探索する感じです。
私が行ったときは入場が制限がかかっていたのですが、あまり広くないので、けっこう混んでいる感じがしました。
ただ、みんなで譲り合いながら見学しているので、ゆっくりと生き物を見ることができました。
最初に目に入ったのは、きれいな色のマダラヤドクガエル。
周辺には、淡水魚、爬虫類、両生類が生息する森が再現されていました。
さらに、ウッドデッキを登れば、さまざまな角度から生き物や植物を見ることができます。
やんばるの森
こちらから進みます。
ふわりと香ってきたのは、沖縄の森をイメージしたアロマです。
そして聞こえてくる音は、実際にやんばるの森で録音された「いきもの」たちの鳴き声です。
訪れる時間帯によって、朝・昼・夜の異なった演出を楽しめるようです。
木の橋を渡っていると、羽ばたくチョウチョの影が映し出されました。
5分間隔位でチョウが飛んでくるので、しばらく待っていてもいいかもしれません。
そのほかにも、ヤンバルクイナやウリボーの映像が流れるエリアもあるそうですが、この時は見つけることができませんでした。
大きなガジュマルの木の幹からは時折ふくろうが顔を覗かせます。
ペンギン
その奥にはペンギンがいました。ただし、数は少ないです。
そして、時々巣に戻ってしまいますので、見られないこともあるようです。
空と海岸
沖縄の空模様と波打ち際の海岸を再現した空間です。打ち寄せる波の音を聞きながら小さな海水魚を観察することができます。
岩や手前の海水は本物で、魚たちも泳いでいます。
奥に見える海と空の映像では、飛行機が飛んで行ったり、船が通ったり、クジラがジャンプしたりする様子が見られます。
また、ときどき嵐にもなります。
手前側は浅瀬の設定で、水が少ないです。なので、しゃがんで見ることになります。
公式アプリ
DMMかしゆり水族館に行く前に手に入れておきたいのは、公式アプリです(行ってからも入れることはできます)。
この公式アプリを開いて、館内の「タッチポイント」にスマホをかざすと、近くにいる「いきもの」の解説を見たり、集めることができます。
また、自分がどこにいるのか教えてくれる館内マップとしても利用できます。
いきものをGET!
魚などの「☆GET」マークを押すと、アプリに魚などを取り込めます。アプリによると「海と海岸」エリアには、下の写真のような魚がいるようです。
ここでは、ハリセンボンをゲットしました。「いきものGET!」できたら、待ち受け画面上にその魚が泳ぐという仕掛けもありました(帰ってきて、ハリセンボンたちが泳いでいたのに気付きました)。
館内では、自分の近くにいる生き物の解説を見ることができます。さらに、家に帰った後はいつでも解説を見ながら振り返ることができるので、おすすめアプリです。
※ダウンロードはご自身の責任でお願いします。
ふれあいコーナー
エイやサメなど、海の生き物の肌に優しく触れることができるタッチプールがありました。
このときは鑑賞のみで、水に手を入れることはできませんでした。
今は、いろいろイベントが増えたようです。
その隣にはカワウソが暮らしていました。17時頃に入って館内を回っていたのですが、ちょうど夕食の時間に遭遇しました。
いろいろ訓練も兼ねて食事を与えるそうです。
カピバラやアルマジロなどが生活している「生き物たちと触れ合うエリア」もあります。
床一面ガラス張りスポット
1階に行く前にぜひ立ち寄りたいのが、床一面透明なガラス張りになっている場所です。
ここでは水深6.6メートルの深さの水槽にガラスの天井が設置されており、ガラスの上を歩くことができます。
実際歩いてみると、水の上を歩いているような不思議な感覚で、下を覗くとエイなどが泳いでいます。
高いところは苦手ではないのですが、こういう場所はちょっと怖い・・・。
でも、子供たちに交じって恐々歩いてみました。
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1階は海の底の世界
1階は、小さな水槽が並んでいるエリアでした。
美しい熱帯魚や海の生き物を眺めることができます。
そのそばには、色鮮やかなサンゴ礁と熱帯魚が生息する大きな水槽もありました。
砂や岩に隠れる小さな海水魚を様々な角度から見れるのが魅力的です。
大きな水槽は海中トンネルにもなっていて、水槽の後ろ側にまわると、頭上まで水に覆われる場所に進むことができました。
クラゲの世界
1階には、巨大な円柱水槽が立ち並ぶクラゲだけの世界もあります。
時間ごとに変わる色彩豊かな演出に反射して、クラゲの色も変わり幻想的な風景になっていました。
バーチャル水槽
ここには、巨大な海洋生物
が突如目の前に現れるバーチャル水槽もあります。5枚のアクリルパネルに、雄大な自然や大きな生き物の姿を映し出しています。
登場する生き物たちは全て、等身大の大きさだそうです。ダイオウイカやリュウグウノツカイも出てきました。
様々な角度から見られる水槽
ジンベイザメの映像の反対側にも大きな水槽があります。
大きな水槽の中にある三角の部分は、水槽の裏側から見られる場所です。
この水槽は、様々な方向から見られる工夫がなされていました。
沖縄近海の様々な海洋生物が回遊しているこの水槽の上部は、先ほど恐々歩いたガラス張りの床となっています。
大きくはない水族館ですが、いろいろ工夫されているので、大人でも十分に楽しめると思いました(実際、楽しみました^^)
空いている場所へ
1階と2階は自由に行き来できます。なので、混んできたら、いろいろ場所を移動することができました。
カワウソの食事中は混んでいたので、蜜を避けるために早々と退散したのですが、もう一度行ってみると、お休みモードに入っており人はほとんどいませんでした。
ご飯も食べて動いて・・・眠くなったようです。
カフェ
出口付近には、カフェもあります。カフェでは主に沖縄の県産食材を使用したメニューが並び、沖縄のクラフトビールと一緒に味わえます。
DMMかりゆし水族館限定のオリジナルタンブラーも販売していました。
このときは、紅芋スムージーとキャラパン (ワニ) をいただきました。
本当はカメが欲しかったのですが売り切れていました。でも、ワニの背中部分はクッキー生地になっていておいしかったです。
出口を過ぎるとオリジナルグッズを販売するショップもありした。
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さいごに
沖縄には、美ら海 (ちゅらうみ) 水族館という大きな水族館がありますが、沖縄本島北西部にあり、行くだけで時間がかかります。
私のような弾丸・公共交通機関利用者には、ちょっとキツいです。なので、アクセスという点では「DMMかしゆり水族館」は、かなりポイントが高いです。空港からも簡単に行けるのがいいですね。
そばには、海岸やショッピングモール、アウトレットもありますので、水族館に行ったついでにいろいろ楽しめそうです。
最後までご覧いただきありがとうございます。