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6月に、中東・ドバイに行ってきました。宿泊は、「JWマリオット・マーキース・ホテル・ドバイ」です。ツアーで泊まったホテルなので、マリオット・ボンヴォイのポイントが貯まったり高層階にアサインされたわけではありませんが、とても快適に過ごすことができました。
今回は、JWマリオット・マーキース・ホテル・ドバイのデラックスルームをご紹介いたします。
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JWマリオット・マーキース・ホテル・ドバイ
JWマリオットマーキースホテルドバイは、高さ355m、72階建て(全1608室)のラグジュアリーホテルです。
以前は世界一の高層ホテルだったのですが、2018年に、同じドバイにある「ゲボラ・ホテル」に世界一の座を奪われてしまいました。しかし、その差はほんの1mです。なお、世界一高い地点にあるホテルでは、香港の世界貿易センター内(高さ488m)の102階から118階にある「リッツ・カールトン」が1番だそうなので、ホテルだけの建物としての順位ですね。
チェックイン
チェックイン時、滞在税(1泊1室20AED)を支払いました。
クレジットカードで支払ったのですが、日本円とAEDを選択できます。到着時、さらなる円安進行中だったので「日本円」を選びましたが、どちらがいいかは、時の運ですね。
結果的には、現地通貨の方が良かった気がします。
なお、ツアーだったからかもしれませんが、デポジット(保証金)は求められませんでした。
カフェラウンジ
JWマリオット・マーキース・ホテル・ドバイは、受賞歴のある12軒の魅力的なレストランやバーなどを併設しており、1階には、気軽に行けるカフェラウンジもあります。
ケーキはどれも美味しそうでした。
利用されている方も少なく、ゆっくり寛げる場所です。
立地・アクセス
ところで、JWマリオット・マーキース・ホテル・ドバイの立地は良く、ドバイ国際空港からは車で15分ほどです。ブルジュハリファ(バージュカリファ)やドバイモールがあるダウンタウン地区にも近く、どこへ行くのにも便利でした。
空港からホテル専用の無料送迎シャトルサービスはありませんが、以下のようなアクセス方法があります(その他の交通機関: はホテルにお問い合わせください)。
アクセス
・タクシー料金の目安: AED 80 (片道)
・バス、料金: AED 4 (片道)
・地下鉄、料金: AED 6 (片道)
出所 >>> 【公式】JWマリオット・マーキース・ホテル・ドバイ
プールサイドから見上げると、口が開いてしまうほどの迫力がありました。このように、ドバイの高層ビルは、高いだけでなくデザインも素敵なのです。
窓ふきはどうするのだろう?
スタッフに方に尋ねてみたところ、ロッククライマーがロッククライミングの要領で命綱一本で窓を拭くそうです。一度見てみたいなあ。
JWマリオット・マーキース・ホテル・ドバイは2つの棟に分かれており(中央にロビー)、G-35階と高層階に行くエレベーターの2種類がありました。
開放的なエレベーターホール。大きな窓からは、ドバイの街並みを見ることができます。
デラックスルーム
ツアーだと、友達同士なのにダブルベッド!?ということもあります。
今回のホテルもダブルベッド(といってもとても大きなベッドですが)でした。ただし、今回は一人旅なので、ゴロゴロ、斜めにも寝てみました。
12階という比較的低層階でした。
なので、眺望は臨めませんが、遠くにはブルジュハリファの先が見え、右の方にはカナル(運河)が見えました。観光でもっと高層階に行く機会がたくさんあるので、これで十分です^^
ちなみに、高層階からの景色は、こんな雰囲気のようです(写真は、公式サイトからお借りしました)。
部屋は、調度品は白とベージュを基調としており、とても落ち着いた雰囲気で寛げました。多分一番リーズナブルな価格の部屋なのでしょうが、44㎡もあり、大きなスーツケースを広げられるどころか、走り回れます・笑。
一点困ったことは、冷房の効き具合が良すぎること。
電気系統は、ベッドサイドにあるコントローラーで行うのですが、エアコンの温度を上げてもかなり寒い。そういう場合はエアコンのスイッチを切るしかないのですが、それでも部屋は冷えていました。
部屋には43インチ大型のテレビもあり、NHKワールド・プレミアム(海外の日本人向けの日本語チャンネル)も見ることができました。しかし、コントローラーを操作しても、音量が「0」か「15」にしかなりません・笑。
部屋が広いので「15」でちょうどよかったのですが、他の方の部屋も同じだそうで、謎でした。
エントランスには、大きなクローゼット。
アイロンやアイロン台もあり、(事前に公式サイトで確認していたので)持って行く洋服を減らすことができました。
夏場なので、麻やコットンの洋服を洗って、アイロンをかけて、干しておけば十分に乾きます。
紅茶のパックとコーヒー(インスタント)がありました。このレベルのホテルでネスプレッソがないのは残念です。
水のペットボトルは、合計6本。ツアーだと1人部屋追加料金を払っているので、シングルユースでも2人用となっていました。ツアー自体でも毎日1本いただけるので、水には全く困りませんでした。
通常の清掃に加えて、ターンダウンサービスがありました。
ターンダウンサービスは、ベッドの脇にスリッパが用意されていたり、水のペットボトルがサイドテーブルに用意されていたり、デイツのチョコレートが用意されていたりと、至れり尽くせりでした。
電圧・プラグ
電圧は220〜240ボルト/50ヘルツで、日本の電気製品を使用する際は、変圧器と差し込みプラグが必要です。
テーブルに、コンセントなどがまとめて設置されていました。
一人では十分でしたが、2人でスマートフォンやデジカメのバッテリーを充電するには、少し不便かもしれません。
私は、日本以外どこでも使える「マルチ変換プラグ」を持っているのですが、こういうのが一つあると便利です。
バスルーム
『おお~!』と思ったのが、このバスルーム。
大柄の方でも十分に寛げるような深くて大きなバスタブ。毎晩、備え付けのバスソルトを入れて寛いでいました。
ちなみに、左下(端)に写っている茶色の台は、深いバスタブに入るときに足置きとして使うものだそうです。いろいろ使いやすくなるように考えられているバスルームです。
ボディーソープもありますが、フェイシャルとボディー用の固形石鹸もありました。
アメニティには歯ブラシもありました(2023年6月現在)。
これだけがシングル仕様になっていたのですが、ソーイングセットもあり、十分なラインナップです。
別途、シャワールームもあります。
レインとハンドシャワーの2種類があるのですが(私の部屋は)レインの方に設定されていたので、最初、頭上から冷たい水の洗礼をうけました・笑。
バスアメニティ
バスアメニティは、アロマセラピー アソシエイツの BALANCE シリーズでした。
白く美しいネロリの花のエッセンスが全身の肌バランスを整えるシリーズで、生産終了と聞いていたのですが、JWマリオットマーキースホテルドバイで体験できました。肌の水分と油分のバランスを整え、鎮静・浄化効果があると言われているシリーズです。
香りは「天然の精神安定剤」と呼ばれるほど心に強く働きかけるもの(個人の感想です)なので、就寝前に楽しむ香りとしてもおすすめです。
ネロリ
17世紀イタリアのネロラ公国の公妃、アンナ・マリアがネロリの精油を香水として愛用しており、それがネロリという名の由来になったといわれています。世界最初の香水「ケルンの水」のベースにもなっている香りです。
ネロリ(精油)
・学名/科名:Citrus aurantium/ミカン科
・抽出部位:花
・抽出方法:水蒸気蒸留法
・産地:フランス、スペイン、チュニジアなど
・香り:上品でややウッディなフローラルシトラスの香り
・主な成分:リナロール(~50%)、β-ピネン、酢酸リナリル、ネロリドールetc
特にボディーローションの使用感が良く、毎晩たっぷり塗ってケアしました。
お手洗いも広々としています。
細部までとても丁寧に掃除されていて、3泊でしたが、気持ちよく使うことができました。
プール・ジム
ホテルには、都心の風景を楽しめるプールがあります。
案内には9時から21時と書かれていたのですが、実際には、7時から開いていました(今後変わる可能性もあります)。
ヤシの木に囲まれた開放的な屋外プール。縦長の広々としたプールで、ぷかぷかと浮かびながら癒やしのひとときを満喫できます。
おすすめなのは、早朝と夜の時間帯。早朝は空いています。一方、夜の時間はブルーのライトが光り、大人っぽい雰囲気を演出しています。ドバイの街並みを眺めながら、ゆっくりくつろげるのプールでした。
7時ごろだと、ほぼ貸し切りでした。
朝も暑いドバイですが、この時間なら気持ちよく泳げました。
朝食前の短い時間でしたが、ちょっと非日常の体験ができるのも、都心のホテルならではですね。
ジム
ジムには、最先端のカーディオマシンや有酸素運動マシン、ウェイト トレーニング マシンなどを備えており、早朝から利用可能です。サウナやスチームルームも併設しており、宿泊者なら誰でも無料で利用できます。
・営業時間:6:00 AM-11:00 PM
クラブラウンジ
JWマリオット マーキース ドバイのクラブラウンジは、A棟の37階に位置しています。
24時間年中無休で営業しており、無料の朝食ビュッフェ、軽食、アフタヌーンティー、そして夕方からはカクテルやワインなどを提供するハッピーアワーがあるそうです。
ラウンジへのアクセスは、エグゼクティブ ルーム、スイートへの宿泊、またはマリオット リワード プラチナ以上の会員の方に限られていますが、ダウンタウンエリアの摩天楼を眺めながら、贅沢な時間を体験できそうですね。
お酒事情
ところで、ドバイが属しているUAE(アラブ首長国連邦)は、イスラム教を国教とする国です。
イスラム教で飲酒はハラム(禁じられている)行為です。同じUAEの首長国であるシャルジャでは一切の酒類の販売が禁止され、飲酒も禁じられています。しかしながら、世界最大の貿易国を目指しているドバイでは、外国人(非イスラム教徒)が不自由することは、あまりありません。
アルコール提供のライセンスを持っているホテルやレストラン内で外国人が飲酒をするのは許されています。
しかし、ビール1杯50AED(UAEディルハム)以上するので、旅慣れた方は、空港に到着したときに免税品を買っていました。
免税・持ち込み制限
・通貨:40,000ディルハム相当額以上は申告が必要。
・タバコ紙巻タバコ:400本
・酒類:4リットル(缶ビールは24缶まで)
・その他:香水を含む化粧品、土産品は3,000ディルハムまで。
【通関に関する注意】
ラマダン(断食月)中に限っては、一切の酒類の持ち込みは禁止されます。
最新情報はこちら >>> 【公式】JAL・海外各国/地域現地情報
2023年1月1日からドバイ政府は酒類に課していた酒税30%を停止しました。ドバイで酒類を販売しているMMI(Maritime Mercantile International)とA&E(African & Eastern)、レストランなどでは、酒類の値段を30%割り引いて販売しています。課税停止措置は、1年間のトライアルとして実施されています。ただし、酒税停止によりドバイ経済が活性化すると、当期間が延長する可能性があるでしょう。
https://www.global-p.com/archives/761
JWマリオット・マーキース・ホテル・ドバイでは、クラブラウンジで飲酒可能です。ただし、酔った状態で外に出ることは罰金、投獄の対象になるそうです。とても快適で忘れてしまいそうですが、イスラム教徒が多い国なので、注意は必要ですね。
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さいごに
JWマリオット・マーキース・ホテル・ドバイ滞在記をお届けいたしました。
スタッフの方は親切だし、豪華で清潔。エアコンの調整がうまくいかず部屋が寒かったことを除けば、快適に過ごすことができました。
次回は、3泊では食べきれないほどの種類がある、豪華な朝食のようすをご紹介いたします。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。