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JALのプレミアムエコノミーで香港へ! e-道 (e-channel) を通って楽々入国!!

2023-12-16

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「旅とアロマ」にお越しくださり、ありがとうございます。

JALのプレミアムエコノミー(PY)で初めての香港ディズニーランドへ。タイムセールで買ったチケットですが、なぜかエコノミークラスよりPYの方が安かったので、PYで行くことになりました。

今回は、空港ラウンジのはしごからPY搭乗記、そして楽々入国できる自動賭ゲート e-道(e-channel)、何年かぶりにオクトパスカードを使うときの手続き等、久しぶりの香港旅行の始まりをお届けいたします。

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JAL ファーストクラスラウンジ

JALのプレミアムエコノミー利用時には空港ラウンジを利用できますが、ステイタスをお持ちの方は、ステイタスに合わせたラウンジが利用できます。修行の恩恵、ファーストクラスラウンジが利用できるのもあと少し。今回は東京国際空港(羽田)から出発するので、JALのファーストクラスラウンジとキャセイパシフィック航空ラウンジに行ってみました。

まずはJAL’s SALONへ

毎回楽しみにしている "JAL's SALON" の限定メニュー。

今回は、ヘラルボニーのカップを使ったハンドドリップコーヒーとコーヒーの香りがするクラフトジンがありました。

ヘラルボニー

JALは、2023年10月10日、株式会社ヘラルボニー(本社:、以下「ヘラルボニー」)との業務提携を終結を発表しました。

ヘラルボニー

「異彩を、放て。」をミッションに掲げる、岩手県盛岡市にある福祉実験カンパニー。国内外の主に知的障がいのある作家による2,000点を超えるアートデータを軸としたライセンスビジネスなどを通して、障がいのイメージを変え、80億人の異彩がありのままに生きる社会の実現を目指しています。

出所:JAL、ヘラルボニーと業務提携を締結

そのヘラルボニーのカップに入れられたオリジナルブレンドコーヒー。

7時から11時までの限定サービスのようなので、いただけてラッキーでした。

丁寧に淹れられたコーヒーは、豆の持つ風味を最大に引き出したかのような贅沢な一杯。香りだけでなく、酸味や濃さなどのバランスが良くて最高の味わいでした。今まで飲んだコーヒーの中で一番美味しかったかも!

Re FLY

そして、JALのラウンジで使用されたコーヒー粉を再生した国産クラフトジン "Re FLY (リフライ) " 。未活用素材を使用したクラフトジンの生産や、再生型蒸留所を運営する蒸留ベンチャー「エシカル・スピリッツ株式会社(The Ethical Spirits & Co. )」とのコラボレーション商品です。こちらは、JALの新しい飛行機A350-1000が就航するニューヨーク線のビジネスクラス以上で提供されるそうです。

"洗練された和" をテーマに、JALオリジナルラウンジアロマ「EVENING」から着想を得た「ヒバ」や「柚子」などのボタニカルや「ラウンジコーヒー」の深みある魅惑的な香りをベースに設計されたシックでメロウな味わいに「青山椒」や「生姜の葉」、「月桃」などによるオリエンタルな香りが重なり、和の寛ぎを醸し出します。

JAL × JALUX × エシカル・スピリッツ

ボタニカル

・ジュニパーベリー
・コーヒーグラウンズ(コーヒー粉)
・コリアンダーシード
・柚子グラニュール
・ヒバ
・青山椒
・ラベンダー
・生姜の葉
・月桃
・ヒース
・ユーカリ
・アンジェリカルート
・パチュリ

ジンの独特の香りのもとでもある「ジュニパーベリー」やコーヒー粉の他に、このように多くの香りづけがされていることにビックリしました。「ヒバ」や「月桃」といった日本の香りも入っています。「青山椒」は、一般的な山椒と比べて香りが高く、鼻に突き抜けるような柑橘系の爽やかな香りが特徴です。

個人的には、けっこうクセのある香りが集まっていると感じたのですが、うまく調和がとれています。香りは、最初にジュニパーベリー(ジン特有の香り)がきて、続いてほんのりコーヒーの風味が追いかけてくる、さらに複雑な香りの複合が余韻となっている気がしました。香りは個人の嗜好の要素も含んでいるので、人によっては違った味わいを感じられるかもしれません。とはいっても、唯一無二のクラフトジンだと思いました。

とても美味しいジンでした。

おすすめは、"Re FLY" と炭酸水を 1:3〜4 で割ったジンソーダで、ヒバや柚子の清涼感が際立つそうです。また、ラウンジコーヒーのメロウな風味を楽しむには "Re FLY" をトニックウォーターで割ったジントニックもいいようです。

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キャセイパシフィック航空ラウンジ

続いて、キャセイパシフィック航空ラウンジへ。

朝だったので、中華がゆと担々麺をいただきました。

JALのラウンジよりも1階高いフロアにあるので、お天気がいい日は富士山やスカイツリーなどが大きな窓から楽しめます。JAL’s SALONと合わせて大好きなラウンジの一つです。

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羽田空港国際線

JALのチェックインカウンターで登録しておくと、保安検査の優先レーンを利用できたり、搭乗ゲートでパスポートを提示しなくて済む "Face express" サービスが羽田国際空港(国際線)にも導入されています。優先レーンは、一般レーンの右の方にあります。

羽田空港の保安検査は混むので、優先レーンを通れるのはとてもありがたかったです。

しかし、今回はオープンスポット(沖止め)からの出発のため、ターミナルからバスで移動します。バスゲートでは、Face express のレーンがありません。なので、搭乗開始(バスへの移動)時には、再びパスポートを提示しなくてはなりません。

でも、誰も教えてくれず。

チェックインカウンターでの搭乗手続き時に Face express の登録を勧められました。その際、沖止め時には使えないと一言あれば、奥にしまってしまったパスポートを取り出す手間もなかったのですが。

羽田空港のファーストクラス専用のチェックインカウンターは、残念対応が多いです。今回は、カウンターの手続きの順番を待っていたとき、後ろから来た人(日本人)が追い越して先に手続きしても誰も何も言いませんでした。以前は間違った案内をされたし(旅客の方が知識が豊富な場合もあります)。同じJALでも香港や他の空港のファーストクラスカウンターはベテランが対応しておりとても丁寧なのですが、羽田空港だけは、新人が対応することもあり、毎回「なんだかなあ」といった感じです。

JAL B787-9

今回は、JALのセールでチケットを購入しました。

ときどき、エコノミークラスよりプレミアムエコノミーの方が安い場合があります。今回も逆転現象が起こっていたため、迷わずプレミアムエコノミーを予約しました。セールのエコノミークラスだと30%しかマイルが貯まらないのですが、プレミアムエコノミーだと70%加算。FLY ON ポイントも2,314FOP貯まります。

さらに、国際線のFOP2倍キャンペーンが実施されているので、往復9,346FOPで貯まり来年度のJGP確定です。

最前列の座席がとれました。

座席の上に、毛布や枕、スリッパ、ヘッドフォンが用意されていました。メニューカードは、前方のシートポケットに入っています。

真ん中の場合、足元が広々としていていいのですが、搭乗中は、前方を通路代わりとして人が通る場合があります。行きの便では、客室乗務員の方が気づいてくれて、人が通らないようにしてくれましたので快適性は保たれました。帰り便は「通り抜けOK」状態だったので、小さなスーツケースを持って何人もが通っていきました。なので、運不運に左右される席でもあります。

座席は、JAL SKY PREMIUM でした。

シート間隔を従来より10cm拡大した、JALプレミアムエコノミー最大のゆったり空間の座席です。前方座席だったので、テーブルと個人用モニターが同じところに収納されていました。そのすぐ下には、ヘッドフォンジャックやUSB端子などがありました。コンパクトにまとまっていて、使いやすかったです。

なお、プレミアムエコノミーだとノイズキャンセリングのヘッドフォンが搭載されています。音楽を聴かない状況でも、ヘッドフォンのスイッチをONにして耳に当てているだけで騒音を軽減することができます。

機内食

プレミアムエコノミーだとシャンパンもあります。

メインは1種類のみ。

最初にサービスされたのに、温まりが悪く(ぬるくて)美味しくありません。出されたものは完食をモットーにしている食いしん坊ですが、一口食べてほぼ残しました。そんな味です。機内食は、キャセイパシフィック航空のほうが断然美味しいです(2種類から選べるしね)。

ハーゲンダッツは、JAL機内限定のチョコレートファッジ。

機内のアイスクリームといえばカチカチが多いのですが、これは溶け始めていました。ハーゲンダッツは大好きなのですが、このフレーバーは・・・。個人の味覚の問題ですが。どうやら、JALの機内食とが相性が悪いようです。ラウンジでたくさん食べておいて良かったです。

到着

ビジネスクラスとプレミアムエコノミーとの間には、バインダーやカーテンがあります。

降機は上位クラスからなので、こちらで案内があるまで待ちます。客室乗務員がやってきて、目の前のカーテンを引きました。ビジネスクラス旅客を先に降ろすための配慮ですが、カーテンが引かれる前に、エコノミークラスの旅客が何人かはビジネスクラスの方に進んでいました。その場合、その人たちはそのまま先に降りられます。うーん、難しい対応ですね。

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e-道 (e-channel)

さて、香港に着いたら、e-道(e-channel)を通って入国します。

e-道(e-channel)とは、2004年12月16日に導入された香港の自動出入境ゲートのシステムです。

以下のようなメリットがあります。

(1)自動ゲート通過でよりスムーズな出入国が可能
(2)申請は無料

2024年10月16日より入国書類の提出が不要になりました(出所:GovHK

e-道(e-channel)は、元々、年に何回も香港を訪れる人のためのサービスでしたが、プログラムに参加している航空会社の上級会員も利用できるようになりました。ただし、申請には条件があります。

対象者(抜粋)

1.18歳以上
2.有効な旅券や数次査証(対象者のみ)を所持している
3.以下の有効な身分証明書(いずれか)を所持している;
- HKSARトラベルパス
- APECビジネストラベルカード(裏面に‘HKG’の印字あり)
- このスキームに参加した航空会社が発行した上級会員カード保持者
4.過去12ヶ月で3回以上香港を訪れた
5.香港SAR(特別行政区)での不利な記録がない

上記の条件は抜粋したものですが、まとめると、パスポートを所持する18歳以上の旅客で、スキームに参加する航空会社が発行したマイレージプラグラム上級会員カードを所持 しているか、直近12ヶ月で3回以上香港に入国している場合 には、e-道(e-channel)を申請することができます。

上級会員の条件

以下、ANAとJALの会員で、以下の条件に合致している場合、e-道に登録できます。

条件は2023年12月28時点のものです。今後、変更される場合もあります。

ANA

・「ダイヤモンドサービス」メンバー
・「プラチナサービス」メンバー
・ スーパーフライヤーズ会員
- 本人
- 登録のある家族会員

詳細

・JMBダイヤモンド会員
・JGCプレミア会員
・JMBサファイア会員
・JMBクリスタル会員

※なお、香港出入国管理局は、e-道の申請要件から、JALグローバルクラブ(JGC)会員を除外しました。

e-道・登録方法

初めて e-道を利用する場合は、香港国際空港到着時に、登録手続きが必要となります。

香港国際空港の入国審査終了後にある申請オフィスで手続きをするのですが、オフィスはバゲージクレームエリアに降りていく前にあります。入国審査終了後、左の方向へ進みました。「e-道」の案内がありますので、すぐに見つかると思います。

受付時間

・北側到着ホール 7:30~23:00
・南側到着ホール 10:00~18:00

  1. 有効な旅券または査証*を提出( *査証が必要な国籍の方のみ)
  2. ANA、もしくはJALのステイタスカード(アプリ デジタルカードも可)を提示
  3. 指紋を採取
  4. 顔写真の撮影

日本語が堪能なとても親切な担当者だったので、終始日本語で対応してもらえました。5分ほどで終了です。登録申請が完了すると、パスポートの後ろにバーコードが貼られ、次回(パスポートの有効期限内)から e-道を利用できます。

なお、入国審査場(パスポートコントロール)から手荷物受取場(バゲージクレームエリア)までの距離はとても短いです。バゲージクレームエリアに入ってしまうと後戻りできませんので、e-道の案内を見逃さないようにしましょう。

香港到着

無事入国したら、空港でやることが2つ。

一つは両替、そしてもう一つは、交通機関ICカード・オクトパスカードのリアクティベーションです。どちらも、到着フロア―で行うことができました。

両替

空港での両替所、すぐ隣にはATMもあります。

私は持っていたカナダドル(CAD)を両替しました。

1CAD=85円で両替していたのですが、2023年12月時点でのレートは106円となっていました。なので、日本円を使うよりはいいレートで両替することができました。次に行うオクトパスカードのリアクティベーションやチャージをするには現金(最低50香港ドル)が必要です。

なお、これから行く夢の国・香港ディズニーランド内では、ほぼクレジットカードが利用できます。

VISAカード

滞在中のレートは18.7円くらいだったのですが、換算日は少し円高に進んでいました。それでも、両替するよりカード払いするほうが、レートが良かったです。なお、VISAを使いましたが、円か香港ドルを選ぶことができます。私は、「香港ドル」を選びました。

オクトパスカード

HKGのインフォメーションカウンター

オクトパスカードは、香港の公共交通機関(MTR、バス、フェリー、長距離バス、トラムなど)に利用できる交通系ICカードです。日本のSuicaやICOCAのようなもので、対象のショップやレストランでの支払いにも利用できます。

オクトパスカードは、空港の客務中心インフォメーションセンターや香港市内の地下鉄の窓口で購入できます。空港のインフォメーションセンターは、到着ロビーAかBの出口辺りにあります。チャージは、窓口や自動加算機、またはセブンイレブンなどのコンビニでできます。オクトパスカード有効期限は「最後にチャージした日から1000日」です。

有効期限が過ぎている場合、空港やMTR駅構内にある客務中心 (インフォメーションセンター) に行けば、もう一度使えるように「リアクティベート」してもらいます。その際、使っていなかった年数に応じて手数料(Inactive Octopus Admin Fee)が必要です。

残金 (36.3 HKD) はそのままですが、私の場合、5年経っていたので、リアクティベーションの手数料は 45HKD (香港ドル) でした。日本語の説明書があり、それを見せながら英語で説明してくれました。

2枚持っており『どちらか多く残っている方にチャージ』をお願いしたところ、『合算しましょうか』と提案してくれ、以下のようになりました。

1枚目

・ディポジット:50HKD
・残金:36.3HKD
・払戻手数料:0
・手数料(5年):45HKD
・払戻:41.3HKD

2枚目

・ディポジット:50HKD
・残金:36.3HKD
・手数料(5年):45HKD
・チャージ:50HKD
・新しい残金:41.3HKD
・合算後の残金:82.6HKD

1枚目のオクトパスカードは手続き後に残金(41.3HKD)を払い戻しして、2枚目のオクトパスカードに合算してくれました。

そのため、利用できる残金は82.6HKDになりました。これだけあれば、空港と香港ディズニーランドをバスなどで往復できます。

タッチレス決済

ところで、香港のMTR(地下鉄)では、タッチレス決済が使えるようになりました。

2024年3月現在VISAカード(日本発行のVISAカードもOK)のみですが、オクトパスカードにチャージしなくてMTRに乗れるようになりました。

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さいごに

久しぶりのJALファーストクラスラウンジ・JAL’s SALONとキャセイパシフィック航空のラウンジを堪能して、一路香港へ。

香港国際空港での手続きもスムーズに終わりました。

あとは、夢の国へ進むだけです。

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