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JALのプレミアムエコノミー(PY)で初めての香港ディズニーランドへ。なぜかエコノミークラスよりPYの方が安かったので、PYで行くことになりました。
今回は、空港ラウンジのはしごからPY搭乗記、そして楽々入国できる自動化ゲート e-道(e-channel)、何年かぶりにオクトパスカードを使うときの手続き等、久しぶりの香港旅行の始まりをお届けいたします。
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JAL ファーストクラスラウンジ
JALのプレミアムエコノミー利用時には空港ラウンジを利用できますが、ステイタスをお持ちの方は、ステイタスに合わせたラウンジが利用できます。修行の恩恵、ファーストクラスラウンジが利用できるのもあと少し。まずはJALのファーストクラスラウンジに行ってみました。

一定の期間ごとに変わる寿司ネタ。
中トロに当たるとラッキーですね。
さらに詳しく、こちらも合わせてどうぞ。
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【JAL】鮨 鶴亭が再開!羽田空港国際線ファーストクラスラウンジ・体験記
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キャセイパシフィック航空ラウンジ

続いて、キャセイパシフィック航空ラウンジへ。
朝だったので、中華がゆと担々麺をいただきました。
JALのラウンジよりも1階高いフロアにあるので、お天気がいい日は富士山やスカイツリーなどが大きな窓から楽しめます。JAL’s SALONと合わせて大好きなラウンジの一つです(2025年1月現在、水のペットボトルはなくなりました)。
ラウンジのようすは、こちらもどうぞ。
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【羽田空港】食事はホテルオークラ監修!キャセイパシフィック航空・国際線ラウンジ
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Face Express

ところで、JALのチェックインカウンターで登録しておくと、保安検査の優先レーンを利用できたり、搭乗ゲートでパスポートを提示しなくて済む "Face express" サービスが羽田国際空港(国際線)にも導入されています。優先レーンは、一般レーンの右の方にあります。
羽田空港の保安検査は混むので、優先レーンを通れるのはとてもありがたかったです。
しかし、今回はオープンスポット(沖止め)からの出発のため、ターミナルからバスで移動しました。しかもバスゲートでは、Face express のレーンがありません。なので、搭乗開始(バスへの移動)時には、再びパスポートを提示しなくてはなりませんでした。
でも、誰も教えてくれず。
チェックインカウンターでの搭乗手続き時に Face express の登録を勧められました。その際、沖止め時には使えないと一言あれば、奥にしまってしまったパスポートを取り出す手間もなかったのですが。
羽田空港のファーストクラス専用のチェックインカウンターは、残念対応が多いです。今回は、カウンターの手続きの順番を待っていたとき、後ろから来た人(日本人)が追い越して先に手続きしても誰も何も言いませんでした。以前は間違った案内をされたし(旅客の方が知識が豊富な場合もあります)。同じJALでも香港や他の空港のファーストクラスカウンターはベテランが対応しておりとても丁寧なのですが、羽田空港だけは、新人が対応することもあり、毎回「なんだかなあ」といった感じです。
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JAL B787-9
今回は、JALのセールでチケットを購入しました。
ときどき、エコノミークラスよりプレミアムエコノミーの方が安い場合があります。今回も逆転現象が起こっていたため、迷わずプレミアムエコノミーを予約しました。セールのエコノミークラスだと30%しかマイルが貯まらないのですが、プレミアムエコノミーだと70%加算。FLY ON ポイントも2,314FOP貯まります。
さらに、国際線のFOP2倍キャンペーンが実施されているので、往復9,346FOPで貯まり、来年度のJGP確定です。

最前列の座席がとれました。
座席の上に、毛布や枕、スリッパ、ヘッドフォンが用意されていました。メニューカードは、前方のシートポケットに入っています。

真ん中の場合、足元が広々としていていいのですが、搭乗中は、前方を通路代わりとして人が通る場合があります。行きの便では、客室乗務員の方が気づいてくれて、人が通らないようにしてくれましたので快適性は保たれました。帰り便は「通り抜けOK」状態だったので、小さなスーツケースを持って何人もが通っていきました。なので、運不運に左右される席でもあります。

座席は、JAL SKY PREMIUM でした。
シート間隔を従来より10cm拡大した、JALプレミアムエコノミー最大のゆったり空間の座席です。前方座席だったので、テーブルと個人用モニターが同じところに収納されていました。そのすぐ下には、ヘッドフォンジャックやUSB端子などがありました。コンパクトにまとまっていて、使いやすかったです。
なお、プレミアムエコノミーだとノイズキャンセリングのヘッドフォンが搭載されています。音楽を聴かない状況でも、ヘッドフォンのスイッチをONにして耳に当てているだけで騒音を軽減することができます。
機内食

プレミアムエコノミーだとシャンパンもあります。
メインは1種類のみ。
最初にサービスされたのに、温まりが悪く(ぬるくて)美味しくありません。出されたものは完食をモットーにしている食いしん坊ですが、一口食べてほぼ残しました。そんな味です。機内食は、キャセイパシフィック航空のほうが断然美味しいです(2種類から選べますしね)。


ハーゲンダッツは、JAL機内限定のチョコレートファッジ。
機内のアイスクリームといえばカチカチが多いのですが、食事のトレイと一緒に提供されるので、食べようとした時にはとけ始めていました。しかも、ハーゲンダッツは大好きなのですが、このフレーバーは・・・。個人の味覚の問題ですが。どうやら、JALの機内食とが相性が悪いようです。ラウンジでたくさん食べておいて良かったです。
到着

ビジネスクラスとプレミアムエコノミーとの間には、バインダーやカーテンがあります。
降機は上位クラスからなので、こちらで案内があるまで待ちます。客室乗務員がやってきて、目の前のカーテンを引きました。ビジネスクラス旅客を先に降ろすための配慮ですが、カーテンが引かれる前に、エコノミークラスの旅客が何人かはビジネスクラスの方に進んでいました。その場合、その人たちはそのまま先に降りられます。うーん、難しい対応ですね。
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香港入国
すべての訪問者は、入国審査通過ポイントを通過する際に到着カードまたは出発カードに記入して提出する必要はありません。(出所:GovHK )
日本人はビザ免除措置での香港入国ができます。 これまではビザが不要でも出入国カードの提出は必要でしたが、2024年10月19日 ·以降、提出不要になりました。そのため、入国審査が簡素化されました。
e-道 (e-channel)
とても便利になった香港入国ですが、以前登録した、e-道(e-channel)を通って入国します。
e-道(e-channel)とは、2004年12月16日に導入された香港の自動出入境ゲートのシステムです。
以下のようなメリットがあります。
(1)自動ゲート通過でよりスムーズな出入国が可能
(2)申請は無料
e-道(e-channel)は、元々、年に何回も香港を訪れる人のためのサービスでしたが、プログラムに参加している航空会社の上級会員も利用できるようになりました。ただし、申請には条件があります。
対象者(抜粋)
1.18歳以上
2.有効な旅券や数次査証(対象者のみ)を所持している
3.以下の有効な身分証明書(いずれか)を所持している;
- HKSARトラベルパス
- APECビジネストラベルカード(裏面に‘HKG’の印字あり)
- このスキームに参加した航空会社が発行した上級会員カード保持者
4.過去12ヶ月で3回以上香港を訪れた
5.香港SAR(特別行政区)での不利な記録がない
上記の条件は抜粋したものですが、まとめると、パスポートを所持する18歳以上の旅客で、スキームに参加する航空会社が発行したマイレージプラグラム上級会員カードを所持 しているか、直近12ヶ月で3回以上香港に入国している場合 には、e-道(e-channel)を申請することができます。
上級会員の条件
ANAとJALの会員で、以下の条件に合致している場合、e-道に登録できます。
条件は2023年12月28時点のものです。リンク先で最新情報をお確かめください。
ANA
・「ダイヤモンドサービス」メンバー
・「プラチナサービス」メンバー
・ スーパーフライヤーズ会員
- 本人
- 登録のある家族会員
JAL
・JMBダイヤモンド会員
・JGCプレミア会員
・JMBサファイア会員
・JMBクリスタル会員
※なお、香港出入国管理局は、e-道の申請要件から、JALグローバルクラブ(JGC)会員を除外しました。
- 最新情報:フリークエントビジターeチャネル
e-道・登録方法

初めて e-道を利用する場合は、香港国際空港到着時に、登録手続きが必要となります。
香港国際空港の入国審査終了後にある申請オフィスで手続きをするのですが、オフィスはバゲージクレームエリアに降りていく前にあります。入国審査終了後、左の方向へ進みました。「e-道」の案内がありますので、すぐに見つかると思います。
受付時間
・北側到着ホール 7:30~23:00
・南側到着ホール 10:00~18:00
- 有効な旅券または査証*を提出( *査証が必要な国籍の方のみ)
- ANA、もしくはJALのステイタスカード(アプリ デジタルカードも可)を提示
- 指紋を採取
- 顔写真の撮影
日本語が堪能なとても親切な担当者だったので、終始日本語で対応してもらえました。5分ほどで終了です。登録申請が完了すると、パスポートの後ろにバーコードが貼られ、次回(パスポートの有効期限内)から e-道を利用できます。
※申請受理の可否は、香港出入国管理局の判断によります。
なお、入国審査場(パスポートコントロール)から手荷物受取場(バゲージクレームエリア)までの距離はとても短いです。バゲージクレームエリアに入ってしまうと後戻りできませんので、e-道の案内を見逃さないようにしましょう。

なお、自動化ゲートを通る際には「パスポートの顔写真のページをスキャンさせる」ように案内されますが、なかなか読み込まない場合があります。その場合は、後ろ側のバーコードをスキャンさせると簡単に通過できました。
香港到着
無事入国したら、空港でやることが2つ。
一つは両替、そしてもう一つは、交通機関ICカード・オクトパスカードのリアクティベーションです。どちらも、到着フロア―で行うことができました。
両替

空港での両替所、すぐ隣にはATMもあります。

私は持っていたカナダドル(CAD)を両替しました。
1CAD=85円で両替していたのですが、2023年12月時点でのレートは106円となっていました。なので、日本円を使うよりはいいレートで両替することができました。次に行うオクトパスカードのリアクティベーションやチャージをするには現金(最低50香港ドル)が必要です。
なお、これから行く夢の国・香港ディズニーランド内では、ほぼクレジットカード・デビットカードが利用できます。

滞在中のレートは18.7円くらいだったのですが、換算日は少し円高に進んでいました。それでも、両替するよりカード払いするほうが、レートが良かったです。なお、VISAを使いましたが、円か香港ドルを選ぶことができます。私は、「香港ドル」を選びました。
デビットカード
ところで、クレジットカードの手数料が上がってしまった今、海外では主にデビットカードを使うようになりました。
円高傾向の時に両替しておき、外貨として持っておくと何かと便利です。手数料はクレジットカードより安いですし、現地でも即両替でき、クレジットカードのように使うことができます。
詳しくはこちらをどうぞ。
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海外旅行の必需品”Wiseデビットカード” ~登録・入金・気を付ける点~
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オクトパスカード

オクトパスカードは、香港の公共交通機関(MTR、バス、フェリー、長距離バス、トラムなど)に利用できる交通系ICカードです。日本のSuicaやICOCAのようなもので、対象のショップやレストランでの支払いにも利用できます。
オクトパスカードは、空港の客務中心インフォメーションセンターや香港市内の地下鉄の窓口で購入できます。空港のインフォメーションセンターは、到着ロビーAかBの出口辺りにあります。チャージは、窓口や自動加算機、またはセブンイレブンなどのコンビニでできます。オクトパスカードの有効期限は「最後にチャージした日から1000日」です。
有効期限が過ぎている場合、空港やMTR駅構内にある客務中心 (インフォメーションセンター) に行けば、もう一度使えるように「リアクティベート」してもらいます。その際、使っていなかった年数に応じて手数料(Inactive Octopus Admin Fee)が必要です。

残金 (36.3 HKD) はそのままですが、私の場合、5年経っていたので、リアクティベーションの手数料は 45HKD (香港ドル) でした。日本語の説明書があり、それを見せながら英語で説明してくれました。
2枚持っており『どちらか多く残っている方にチャージ』をお願いしたところ、『合算しましょうか』と提案してくれ、以下のようになりました。
1枚目
・ディポジット:50HKD
・残金:36.3HKD
・払戻手数料:0
・手数料(5年):45HKD
・払戻:41.3HKD
2枚目
・ディポジット:50HKD
・残金:36.3HKD
・手数料(5年):45HKD
・チャージ:50HKD
・新しい残金:41.3HKD
・合算後の残金:82.6HKD
1枚目のオクトパスカードは手続き後に残金(41.3HKD)を払い戻しして、2枚目のオクトパスカードに合算してくれました。
そのため、利用できる残金は82.6HKDになりました。これだけあれば、空港と東涌(Tung Chung)経由で香港ディズニーランドまでバスなどで往復できます。
- 詳細はこちら >>> 期限が切れたオクトパスカード(英語)
タッチレス決済

ところで、香港のMTR(地下鉄)では、タッチレス決済が使えるようになりました。
2024年3月現在VISAカード(日本発行のVISAカードもOK)のみ利用可能でした。

2025年1月に行ったとき、マスターカードも使えるようになっていました。これで日本発行のWISEでもタッチ決済することができるようになり、オクトパスカードにチャージしなくてMTRに乗れるようになりました。しかし、残念ながら日本で発行されたデビットカードはマスターカードなので、ここはオクトパスカードやVISAカードになりますね。
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さいごに
久しぶりのJALファーストクラスラウンジ・JAL’s SALONとキャセイパシフィック航空のラウンジを堪能して、一路香港へ。
香港国際空港での入国(e-道)やオクトパスカードの更新手続きもスムーズに終わりました。
あとは、夢の国へ進むだけです。
こちらも合わせて、どうぞ。
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最後までご覧いただき、ありがとうございます。