airline

知っていればさらに快適!?【JAL】A350-1000 ビジネスクラス搭乗記

※当サイトはアフィリエイト広告やPRを利用しています。

「旅とアロマ」にお越しくださり、ありがとうございます。

楽しみにしていたJALのA350-1000,ロンドンから羽田に戻るときに利用しました。

他の機材と違う点がたくさんあり、戸惑う点もたくさんありましたが、やはり広い座席はいいですね。今回は、知っていればもっと快適になるポイントをご紹介したいと思います。

スポンサーリンク





機内食

食前酒はリースリング。美味しかったです。

今回は、頼まなくても、きちんと水もくれました。

ナッツは湿気ており美味しくありません。

最初の食事。

ANAと同じ、いまどきのカートでのトレイサービスでした。ブリティッシュエアウェイズのA350-1000では手配りだったので、ちょっとびっくりしました。

手が込んでいる前菜。

外地発の和食としては美味しかったと思います。

台の物は口にあいませんでした。

しかし、ホカホカのご飯とお味噌汁さえあれば生き延びられるJALの和食・・・

のはずだったのですが、包んでいる紙が変わっており(変なにおいがして)美味しく感じませんでした。お味噌汁も出汁の味が全くしません。1,2口食べただけで下げてもらいました。

味覚は十人十色、でも、やっぱり機内食はシンガポール航空の機内食が種類も味も一番かなあ。あのロブスターにこの座席があれば最強かも!

テーブルに要注意!

ところで、とても快適なA350-1000の座席ですが、最大のストレスとなったのは、このテーブル!

固いラッチを押さえながらなんとか引き出すことはできるのですが、ひ弱な私にとっては(←ウソ・笑)収納するのがとんでもなくやっかいでした。何回も何回も動かしてみましたがうまくいきません。「こうやって収納する」的な案内はあるのですが、それ自体意味が分かりません。図の通り最初に少し斜めにした方がいいのかと思いやってみましたが、途中から動きません。

この座席だけなのかもしれませんが、かなりストレスを感じました。

しかし、責任者の方曰く『テーブルの使いづらさに関しては多くの方からご意見をいただいております』とのことでしたので、今後改善されるのでしょうね。

ただ、苦労していたのは私だけではないようです。

就航してまだ1年ほどの最新鋭機。

ワードローブのドアに深い傷が刻み込まれていたのを見つけてしまいました。明らかにテーブルの端がゴリゴリとぶつかってできた傷です。どれだけ多くの方が苦労されたのか。他の方も収納に困っていた様子が目に浮かびました。それほど難しい操作でした。

お手洗いのドアも小物入れのラッチも、とにかく固くて使いづらかったです。導入されたばかりの新機材はボーイングしか乗務した経験がありませんが、いろいろ固くて大変だったという記憶がありません。エアバスの特徴なのでしょうか。

なお、テーブルに関してうまくいかない時は、客室乗務員の方に収納してもらうのが一番だと感じ何回もお願いしてしました。力技で収納して壊してもいけませんしね。

バーカウンター

ANAの長距離線になくて(CDG線になかった)、JALの長距離線にあるもの。

それは、セルフバーカウンター。

JALの長距離線ではバーカウンターが設置されているのですが、A350-1000には、ジュースなどを冷やしておけるエアーチラー(冷蔵庫)が搭載されていました。これは、ブリティッシュエアウェイズのA350-1000にも(もっと大きいものが)ありましたが、長距離線では嬉しいサービスですね。

アフタヌーンティー

到着前の食事にアフタヌーンティーを見つけていたので、楽しみにしていました。

最初の食事が口にあわず、ほとんど手をつけなかったのでお腹が空きました。

なので、『うま味玉子丼とシャンパン、そのあとアフタヌーンティーをください』とお願いしました。

しかし、提供されたのは全て同時( ゚Д゚)

『一緒でいいですか』と言われた気がしますが、飲み物と食事が一緒だという意味だと思っていました。しかも、玉子丼の卵は火を入れすぎたのか、板のように固く(端がそっていますよね)、食べられるものではありませんでした。なので、カツサンドに変えてもらいました。

ちょっとパンの部分が乾燥していましたが、安心できる味でよかったです。

そのあとに、スコーン。

スコーン自体は最初から冷たかったのですが、紅茶が冷めてしまい残念な状態です。それでも楽しかったロンドンでの滞在を思い出しながら美味しくいただきました。

以前にカタール航空のビジネスクラス(Qスィート)の機内で食べたアフタヌーンティーが美しくて美味しかったので、下の写真のようなものを(勝手に)想像していていたのですが、全然違いました。

せめて別々に丁寧に提供されていたなら印象が違ったのかもしれません。

紅茶の種類はダージリンだけと言われたのですが、アールグレイもありました。ハーブティーは『ど忘れしました』と言われ、種類は分かりませんでした。

飛行ルート

飛行機に乗る際、特に長距離線で一番楽しみにしている飛行ルートを示す地図。インスタグラムのリールのように画面が変わっていきます。

しかし、この機材では同じ画面のみ。

行きのブリティッシュエアウェイズ便では『アラスカの上空を通過する』とアナウンスしていたのですが、この便では通過地点をアナウンスしていませんでした。なので、地図の表示を見て「ロンドンからストックホルムを経由して北回り?」と思って客室乗務員の方に尋ねてみると「間違った情報」とのこと。

どういうこと?

飛行時間が長すぎるためにすべての情報を入力できないとか。そのため正しい情報が表示されないという説明を受けました。

前回乗ったANA(パリ線)、行きのブリティッシュエアウェイズ・BA(約15時間の飛行)、前々回のBA(同じくA350-1000)ではきちんと飛行ルートが見られました。しかし、この機材・路線だけはうまく入力できないとか。

使わない(知らないまま降りてしまう)余計な機能・コンテンツを増やすより、機内でしかできない機能をまず最優先して欲しかったです。

他の機材ではいろんな角度で地図を見ることができますが、前方の大きな画面ではこの地図しか表示されませんでした。

これが標準なのか、壊れているのかは結局分かりませんでした。

話は変わりますが、ドアを閉めるとかなり個室感が高まりますね。

座席(ドアの外)

座席番号の位置と座席の関係。ちょっと分かりにくかったです。着席前によくご確認を!

ところで、ドアを閉めた後、「Do not disturb(サービス不要)」の意思表示がドアには付いています。

しかし、このタイプのサービスに慣れていない客室乗務員の方もおり、ドアの上から覗きこんで飲み物のお代わりを聞かれたり、「Do not disturb」にしていても責任者の方にいきなりドアを開けられびっくりしました。他社ではなかったことです。

なので、ドアを閉めても油断大敵です!

到着前

ここどこなんだろう。

今回、動く地図(飛行ルート)を見ながら外の景色を見る。機内でしかできない体験ができなかったのが残念でした。

ただし、カメラで飛行している状況は見ることができました。

日本到着前に、(大画面では見られなかった)さまざまな飛行ルートが、コントローラーでは順に示されることを発見、結局、この小さな画面で飛行ルートを楽しむことにしました。

スポンサーリンク


さいごに

楽しみにしていたJALのA350-1000のビジネスクラス。

個人の空間はカタール航空のQスィートと同じくらい広く、足元に関してはQスィートより広くて快適でした。体圧分散構造の座席(クッション)とエアーウィーヴのおかげで、長時間寝ていても座っていても腰が痛くなることがありませんでした。

なので、素晴らしいビジネスクラスの座席だと思いました。でも、サービスに関しては、2024年のスカイトラックス・ビジネス部門の順位が示す通りと言った感じでしょうか・笑。

ANAのThe Roomが全然増えないなか、JALのA350-1000が就航するルートはどんどん増えていますね。2025年5月1日からは羽田ーパリ線(JL045/046便)に隔日で運航、3月29日までは期間限定でシンガポール線(JL036/037便)、その後はロサンゼルス線にも。

テーブルの使いづらさに関しては、たくさん意見が届いているようなので何とかしてくれるでしょう(そう期待したい)。不要なコンテンツも減らして使いやすくして欲しい。100人中1人が喜ぶ機能より、普通、機内だから楽しめるコンテンツを大切にして欲しい。

長距離なのでいろいろマイナス面は見えましたが、それでも、かなり快適に過ごせるビジネスクラスの座席だと思いました。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

こちらもあわせてどうぞ。

2024年5月に利用したBAのA350-1000搭乗記です。

A350-1000でロンドンまで! ブリティッシュエアウェイズ・クラブスイート搭乗記

「旅とアロマ」にお越しくださりありがとうございます。 久しぶりのロンドン。 ブリティッシュエアウエイズ(BA)のエアバスA350-1000で行ってきました。 ブリティッシュエアウエイズのビジネスクラス ...

続きを見る

-airline
-, ,

S