徳島県の紅葉スポット、祖谷 (いや) 川に沿った美しい渓谷 祖谷渓 (いやけい) に日帰りで行ってきました。この一帯は、車がないと行くことが難しいのですが、10月下旬~11月下旬にかけて渓谷と美し紅葉が見られる場所なのです。
祖谷渓
徳島空港から車で3時間弱。くねくね山道を登っていくと、エメラルドグリーンの川を見下ろす絶景が見えてきました。
遠いです。そして、対向車とぎりぎりの山道を進んで行きます。
お天気にも恵まれました。紅葉には少し早かったようです。
車を走らせると、祖谷渓のシンボル的存在の「小便小僧」が見えてきました。絶壁の岩の先端に立つ、可愛らしい銅像です。谷底まで、約200メートルもの高さがあります。この辺りには、駐車場はありません。2、3台の車が停められるように道路が少し広くなっているだけなので、見学を終えたらすぐに移動しましょう。譲り合いながら見学したり写真をとったり・・・。
昼食は名物のお蕎麦
小便小僧の銅像から車で1分のところにある和の宿 ホテル祖谷温泉で、名物の祖谷そばをいただきました。短く切れている柔らかなお蕎麦が特徴です。
渓谷温泉
昼食後は、露天風呂ざんまい^^。42度の傾斜角の断崖を5分程かけてテーブルカーで降りると、祖谷川と渓谷を眺められる源泉かけ流しの露天風呂があります。そのケーブルカー乗り場にもミニ小便小僧 !!
まるで置物のようですが、本物の鳥です!ケーブルカーが上がってくるのを待っている間、その可愛い姿に癒されました^^
このケーブルカーに乗り込んだら、自分でボタンを押して出発させ、降りたり上がったりします。
https://www.iyaonsen.co.jp/concept/
温泉内は撮影禁止なので、ホテルのHPからお借りしました。
温泉からは、ケーブルカー乗り場近くと同じ景色ものぞめます。
ホテル祖谷温泉の泉質は、pH値が9.1もある「アルカリ性単純硫黄温泉」。お肌を石鹸で洗うように汚れを落としてすべすべにするという、大変うれしい作用があります。https://www.iyaonsen.co.jp/concept/
源泉掛け流しのぬるめ(39度)の硫黄泉は、まるで美容液に浸かっているかのようなトロトロのお湯で、お肌すべすべになりました。タオルはありませんので、小さなものを持って行くことをおすすめします。
- 住所:徳島県三好市池田町松尾松本367-28
- 営業時間:7:30~18:00(受付は17:00まで)
- 日帰り入浴: 大人 1700円 小人 900円(ケーブルカー乗車料込)
- https://www.iyaonsen.co.jp/
祖谷渓 ひの字渓谷
温泉でゆっくりした後は、もう一つの名所「ひの字渓谷」を見に行きました。と言っても空港へ向かう道なりですが・・・。夕日が眩しくて全体の写真を撮ることができませんでしたが、渓流がひらがなの「ひ」の字になっている渓谷で、紅葉の名所です。
最後は道の駅に寄って、柚子のジュースを買いました。お湯で割って、ハチミツを加えて飲むと、体を温めてくれるので、冬の必需品です。
徳島空港
もし時間があったら、飛行機に荷物を預けてみてください。徳島空港のターンテーブルには、徳島県のマスコット「すだちくん(1993年生まれ)」のキャプテンバージョンがいます。これを見るだけでも癒されます(笑)。到着ロビーには、すだちくんの顔出しパネルもありますよ。
空港で買えるお土産
空港で必ず買うお土産3点
- かつ天(フィッシュかつ)
- そば米ぞうすい
- 徳島ラーメン
別名「フィッシュかつ」と呼ばれる「かつ天」は、新鮮な白身魚のすり身を手のひらサイズに広げ、パン粉をつけて揚げたフライで、ほんのりカレー味がします。
徳島県全域で食べられるとてもポピュラーな食べものですが、徳島県にしかないらしいので、行ったときは必ず買います!本当は、道の駅にもあるのですが、テレビで紹介されたらしく、根こそぎ売り切れでした。
そのまま食べても美味しいのですが、おすすめは「フィッシュカツ・サンド」。薄めの食パンに千切りしたキャベツと「かつ天」一緒に挟んで、マヨネーズと中濃ソースで味付けします。一度食べて以来、はまってしまいました。
他にも、ほっとする「そば米ぞうすい」や、甘じょっぱい濃厚なスープのラーメンもお土産におすすめです。ブルースカイがあるので、JALカードで購入すると、「かつ天」は除き そば米ぞうすいなどは、割引になります。
さいごに
今回は、運転上手な人に車で案内してもらったおかげでたどり着けた、秘境の温泉と紅葉狩りの旅。次回は、温泉で一泊ゆっくりしたいです。
*料金などは2018年11月のものです。最新の情報については、交通機関HPなどでお確かめください。
最後までご覧いただきありがとうございます。
*1:空港発のバスは、飛行機の着陸時刻に合わせて出発します。