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今回は、2023年4月に体験した、仁川(インチョン)国際空港(第2ターミナル)から市内(明洞)までの行き方をご紹介いたします。
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仁川国際空港
羽田国際空港を定刻に出発したコリアンエアー(KE)720便は、定刻4時20分頃、仁川(インチョン)国際空港・第2ターミナルに到着しました。
この時期、仁川国際空港周辺は、早朝霧が出やすいようで、同時刻に到着予定だったピーチ航空(Peach)が "May divert to KIX(関西国際空港に戻る可能性あり)" だったのですが、コリアンエアーは特に問題なく出発・到着しました。
第2ターミナル
ところで、仁川国際空港には、第1ターミナルと第2ターミナルの2つのターミナルがあります。
第2ターミナルは、スカイチームの専用ターミナルで、日本からコリアンエアーに乗ると、こちらに到着します。ターミナルはまだまだ広がるようで、建設途中の建物がたくさんありました。
「コリアンエアー」=「第2ターミナル」と覚えておけばいいのですが、第1ターミナルに比べると、市内から少し遠くなります。2つのターミナルは結構離れていて、バスで20分ほどかかります。
入国
以前は韓国旅行の際に「K-ETA(電子渡航認証)」の取得が義務化されていましたが、2023年4月1日~2024年12月31日の間は、一時的に免除されています。
ただし、K-ETAが免除された現在でも、取得することは可能です。
K-ETAは出発の72時間前までの申請が推奨されており、料金は10,000ウォンです。K-ETAがあると、入国カードへの記入が不要になります。
仁川国際空港から明洞へ
早朝に着いたので、検疫も入国審査も通関もスムーズでした。
空港から明洞や市内へ行く場合、①空港鉄道・A’REX、②バス(路線バス・リムジンバス・深夜バス)、③タクシー、④チャーター車、といった手段があります。
ひとり旅だと、市内までの移動は、①か②になります。
A’REX
A’REXとは、仁川国際空港(第1・2ターミナル)とソウル駅を結んでいる電車です。
「エクスプレス」と「一般列車」の2種類があります。
エクスプレス
所要時間 | 料金 |
---|---|
ターミナル1から:約43分 ターミナル2から:約51分 | 大人9,500ウォン/子供7,500ウォン ※両ターミナル共通 |
一般列車
所要時間 | 料金 |
---|---|
ターミナル1から:約59分 ターミナル2から:約66分 | ターミナル1:4,250ウォン ターミナル2:4,850ウォン ※T-Money使用で100ウォン引き |
A’REXのメリットは、バスより安いことと移動時間が少なくて済む(ソウル駅まで早く着く)ことです。
5時5分からホームへ入れるようでした(それまでは、そばにある椅子で休むことができます)。
T-moneyカード(Suicaのような交通系ICカード)で乗車できますが、チケットを買う有人のカウンターもあり早朝でもスタッフがいました。そばにあるT-moneyカードの券売機でチャージもできますので、バスに乗る場合もチャージしておくと便利です。
今回はコリアンエアーを利用したのですが、A’REXとの提携割引があるようです。
詳細
・通常料金9,500ウォン→8,000ウォン
・大韓航空のスカイパス会員に適用
大韓航空公式サイト内の予約ページから予約可能。詳細は公式サイトをご参照ください。
なお、明洞までアクセスするには、終点の「ソウル駅」から地下鉄4番線(水色の路線・タンコゲ方面)に乗り換え、2駅で到着です。
リムジンバス
今回は、ゆっくり寝ていける②バスに乗ることにしました。
バスには、Kリムジン と一般リムジンの2種類があるのですが、今回は、若干安かった一般リムジンに乗りました。
朝5時前、バスチケット売り場(有人カウンター)はまだ開いていませんでしたが、券売機でチケットは買えます(クレジットカードのみ)。
市内までのバスにはT-moneyカードも使えます(割引なし)ので、市内を公共交通機関で移動する機会が多い場合は、持っておくと何かと便利です。なお、早朝でも空港のコンビニは開いていましたので、T-moneyカードを買うこともできます。
料金
2023年4月現在、一般リムジンバスの運賃は17,000㌆(一律)。
乗るときに現金払いもできますが、高額紙幣(50,000㌆)だとおつりがない場合があるので、券売機でチケットを買うかT-moneyカードを利用すると便利です。
また、楽天トラベルの <PR> 割引クーポン もあるようです(現地・現金払い)。 期限が書かれていないので、現時点での使用の可否は分からないのですが、2018年の使用体験を見つけました(出所:4トラベル)。
Kリムジン
なお、Kリムジンに乗る場合、<PR>【KKday】や <PR>【Klook】で、オープンチケットを買っておくと、少し安くなります。
明洞までの一般リムジンは「6001」と「6015」の2種類があり、それぞれ、28番(6015)・29番(6001)から出発します。
2つのバスの出発時刻は5分違いで、15分~30分に1本の割合で走っています。
出発時刻の5分前くらいにバスが来ますので、大きな荷物は預けて(荷物タグあり)乗り込みましょう。なお、そばには椅子やウオーターサーバーもありましたので、待ち時間も苦ではありませんでした。
明洞へ行くには「6001」の方が若干早いのですが、今回は睡眠時間を確保したかったので、5分早く出発する「6015」に乗りました。明洞までの所要時間は約2時間(この日は2時間20分かかりました)、T-moneyカードを利用する場合は、乗車時に読み取り機にタッチすればOKです。
バスは鉄道よりも所要時間が長く、運賃も高いのですが、乗り換えなく明洞まで行けるので、便利でした。
6001
・市内行き:【平日】05:45~【土日祝日】05:45~
・明洞から空港行き:【毎日】04:35 ~ 20:08
・所要時間:約2時間
6001番のバスの終点は、「スカイパーク東大門」です。
そのまま仁川国際空港へ戻りますので、寝過ごさないようにお気を付けください。
6015
・市内行き【平日】05:40~【土日祝日】05:40~
・明洞から空港行き【毎日】04:35 ~ 20:08
6001番のバスの終点は明洞駅です。
こちらもバスは折り返し仁川国際空港行きになりますので、寝過ごし注意です。
なお、この日は、明洞駅まで2時間20分かかりました。
バスは、「イビス明洞ホテル(イビスアンバサダーソウル明洞)」からぐるーっと回って「明洞駅」に行きます。この辺りは渋滞することも多く時間がかかるので、お天気が悪くなく、かつ時短したい場合は、「イビス明洞ホテル」で降りて歩く方法もあります。
急ぎたい方にはA’REX+地下鉄がおすすめですが、大きな荷物がある場合や睡眠時間を確保したい方には、リムジンバスがおすすめです。
明洞から仁川国際空港へ
明洞から仁川国際空港までは、実際に利用した「リムジンバス」と「電車」での行き方をご紹介いたします。
リムジンバス
明洞駅(出口9番)近くにある一般リムジンバスの乗り場には、飛行機マークがあるのですぐに見つかります。
仁川国際空港、もしくは金浦空港からの一般リムジンバスの降車場のすぐそば(2,3m先)が、空港行きの乗り場になります。
日中なら係員の方もいらっしゃるので、迷うことはないと思います。
明洞駅からの始発は、4時台から、1時間に2~4本の便があるようです。同じバス停からは6015番の一般リムジンバスにも乗れます。
市内(明洞方面)から仁川国際空港までの一般リムジンバスの時刻表は以下です。
- 市内から仁川国際空港へ:空港リムジンバス時刻表
もし韓国語の表示の場合は、以下を参考になさってください。
電車での行き方
電車で行く場合、ソウル駅まで移動してA'REXに乗ると早くて便利です。
なお、コリアンエアーなど韓国の航空会社を利用するときは、都心空港ターミナルでチェックインから出国まで済ませられるメリットがありますので、こちらのアクセスをおすすめします(ただし、時間帯に条件があります)。
詳細は、こちらをどうぞ。
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さいごに
リムジンバスだと時間がかかるのですが、明洞まで乗り換えがなく楽でした。一方、仁川国際空港まではA'REXの方が時間が読めますし、場合によっては身軽に移動できます。
ご自身の旅程にあわせて選択なさってくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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