東京ディズニーリゾート・オフィシャルホテルの「ヒルトン東京ベイ」に宿泊。2人だったので、ラウンジアクセス権が付いている「セレブリオ セレクト」にしてみました。
コロナ禍で少し制限はありましたが、宿泊客が快適に過ごせるように工夫してくれているので、全体的にとても満足度の高い滞在となりました。
今回は、コロナ禍のヒルトン東京ベイ・セレブリオ・セレクトの宿泊記をお届けいたします。
※2022年の宿泊記です。
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アクセス
ヒルトン東京ベイは、東京駅から約20分の東京ディズニーリゾートにあります。
最寄りのJRの駅は、京葉線・武蔵野線の「舞浜(まいはま)」。
「舞浜駅」からは、ヒルトン東京ベイまでの行き方は、無料と有料の2通りあります。
- 【無料】ホテル直行のシャトルバス >>> 時刻表
- 【有料】ディズニーリゾートラインの「ベイサイド駅」下車 → ベイサイド駅からホテルまでは、徒歩または無料送迎バスで約1分。
シャトルバス
私たちは、もちろん無料の方法を取りました(^^)
JR舞浜駅に着いたら、1階(路線バス乗り場)に下り、「C ホテル行バス乗り場」と書かれた案内板に沿って歩きます。
ちょうど、舞浜駅を見上げる位置にホテル行のバス停があります。
このときは、コロナ禍で乗車人数を制限しているということでしたが、大型のバスだったので、全員問題なく乗れました。乗客は10人位だったので、ベビーバギーもそのまま乗せることができていました。
ヒルトン東京ベイまでは、約5分くらいです。
ロビー・チェックイン
ホテルのエントランスに到着した後は、自分で荷物を運んでフロントデスク(入って左方向)へ行きます。
ちなみに、エントランスには、レンタサイクルもありました。
ヒルトン東京ベイは海沿いに建っているので、風を受けながらのサイクリングも楽しそうです。
チェックインが17時からのプランだったので、待っている人は2,3人。
あまり待つことなく対応してもらえそうでしたが、別のところからスタッフがかけつけてくれ、早目のチェックインとなりました。16時半に到着、16時45分には部屋に入ることができました。
ホテルの予約係の方とのメールでのやりとりも素晴らしかったのですが、チェックイン時の対応も素晴らしかったです。
久しぶりのヒルトンホテル、期待以上の滞在になりそうな予感がしました(^^)
1階の施設
ヒルトン東京ベイは、横長に広い建物です。
フロントの近くにホテルガイドがあるので、迷うことはありませんでした。
フロントの近くには、PCのコーナーもありました。
レストランの近くには、ディズニーのコーナーがありました。
こちらでは、美女と野獣、そしてアラジンの映画が繰り返し流されていて、大人でも楽しめる場所です。
ローソンはホテルの1階にあり、年中無休・24時間営業してます。
ただし、第2類・第3類 医薬品の販売は、8:00~22:00 です。
テイクアウトデリ「フレッシュ・コネクション」には、ケーキやサンドイッチなどの軽食があります。
(2022年4月9日現在)営業時間は、17時から22時まででした。
ディズニー・ファンタジーもあります。
こちらは、東京ディズニーリゾート(R)で実際に販売しているグッズやお菓子などを扱うディズニーショップです。
2022年4月9日現在、短縮営業されていました。
- 営業時間:8:00~14:00(変更の可能性もあります)
セレブリオ・ラウンジ
今回予約した「セレブリオ・セレクト」は、本来、ラウンジで朝食やリフレッシュメント、カクテルタイムを楽しむことができます。
この奥が、「セレブリオ セレクト」「セレブリオ スイート」に宿泊の方、または、宿泊中のヒルトンオナーズ ダイヤモンド会員の方を対象とした専用ラウンジです。しかし、残念ながら、平日だったので「セレブリオ・ラウンジ」は閉鎖していました。
場所 | 時間 | |
---|---|---|
朝食 | ザ・スクエア | 6:30~10:00 |
ラウンジ (月~木) | ザ・スクエア | 10:00~20:00 |
ラウンジ (金・土・日・祝) | セレブリオ・ラウンジ | 10:00~20:00 |
- 最新の情報は、公式サイトでお確かめください。
このとき、朝食は「ザ・スクエア」にある「フォレストガーデン」のブッフェとなっていました。普通に食べようとすると 3,750円 (2022年当時) なので、かえって嬉しかったです。
ちなみに、1階の ザ・スクエア の中に、「フォレストガーデン」や「アチェンド(グリル&イタリアン)」、「シルバ(バーラウンジ)」があります。アチェンドは一番奥にあり、終日(月~木)、ラウンジとして使用されていました。
カクテルタイムは、17:00~19:00の間、それぞれの場所で楽しめます。
食事のようすは、別の機会ご紹介したいと思います。
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セレブリオ・セレクト
セレブリオという種類の部屋のうち、ラウンジアクセスが付いていて、ホテルの最上階(11階)に部屋があるのが「セレブリオ・セレクト」です。
部屋は、海側とパーク側があるのですが、プランには表示がありません。公式サイトを見ると、海側が40平米、パーク側が35平米となっていました。なので、今回泊まるのは、パーク側の部屋です。
ところで、大型ホテルだと気になるのは、エレベーターの混み具合。
泊まったのが4月の平日だったので、あまり混雑は見られませんでした。ヒルトン東京ベイは横に長いホテルなので、エレベーターは2カ所(各4基ずつ)にあります。11階とロビーを何回も往復しましたが、エレベーターを長時間待つといったことはありませんでした。
(写真を撮り忘れてしまったのですが)11階のエレベーターホールに置かれた椅子型のオブジェは、インタラクティブアートと呼ばれる作品です。人が座ると、内臓されたランプの色が、アクアソーダブルー、ラズベリーピンク、フレッシュイエローなどに変わります。
客室のドアにシールを貼ることで、客室には徹底した清掃と消毒が施され、その後に入室者がいないことを示しています。
宿泊客がドアを開けることで、シールが切れます。
ひや~!これはすごい!!
部屋に入ると、すぐ目につくところに「徹底した清掃・消毒が必要な客室内のエリア」のシールが貼られていました。
徹底した清掃・消毒がなされている箇所は以下です(2022年当時)。
- 照明スイッチ、電子制御装置
- ドアハンドル、ドアノブ
- バスルームの主な表面
- 温度調節パネル
- テレビのリモコン、電話、時計
- ベッド、寝具類
- バスルームのアメニティ
- テーブル、デスク、ナイトテーブル
- アイロン、金庫
- フード&ドリンクのアメニティ
①②④⑤は、私がいつも部屋に入った時、持参したアルコールシートで消毒する場所です。
でも、今回はしっかり消毒してくれているので、安心できました。
一番気になる部分をしっかり消毒してくれていて、見える化もしてくれているので、より一層安心できました。さらに、除菌シートもありました。ちなみに、客室の清掃手順も決められているようです。
見晴らし
宿泊前日、ヒルトン東京ベイの予約課にメールして「可能な範囲での見晴らしのいい部屋」をお願いしておきました。
メールでのやりとりは、パーフェクト!ビジネスメールのお手本のような文章と内容でした。
そして、用意していただいた部屋は、こちら。
遮光カーテンは電動ですが、内側のレース(のような)カーテンは引いて開ける面白い仕組みでした。
その内側のカーテンを開けると・・・
この景色が広がっていました。
パット見た目は「え~!」と思われるかもしれませんが、個人的には最高の眺めでした。リゾートラインが見えるし、ミッキーのバスは見えるし・・・。何といっても嬉しかったのが、建設中のホテルの向こうに見える「シンデレラ城」や「ビックサンダーマウンテン」。夜にはライトアップされます。
以前は、東京ディズニーランドが丸ごと見える最高の景色だった!?
さらに、右側には、4月5日にオープンしたばかりのトイストーリー・ホテル!
2022年4月現在、レストランやショップだけでなく、敷地内も宿泊者だけしか入れません(入り口でスタッフの方がチェックされていました)。
しかし、ヒルトン東京ベイのパーク側の部屋だと、ホテルのようすを垣間見ることができました。
そして、夜には・・・
一番楽しみにしていたパークの花火を(特等席で)見ることができました。
窓がほんの少し開くので、開けると、かすかに音楽も聞こえてきます。
目の前に広がる花火!すごく感動しました!!
部屋のようす
正直、期待以上の滞在です。
なので、ベッドがシングルで狭いことなんて、全く気になりません。
シーツも肌触りが良いし、枕の嫌な臭いもしません。
コーヒーはインスタント。
でも、ラウンジ代わりのアチェンドでネスプレッソのコーヒーが飲めるので、何の問題もありません。紅茶、日本茶は、朝食レストランやアチェンドと同じブランドのものが用意されていました。冷蔵庫は空。以前は冷蔵庫の中の飲み物(ソフトドリンク)も無料だったそうですが、そのサービスはなくなったようです。
コンセントはたくさんあるので、USB端子がないことも、全然問題ではありません。
窓側にはお洒落なライトがあるし、部屋も広くて快適でした。
クローゼットのハンガーは十分な数があるし、アイロンもアイロン台も用意されています。
スリッパは備え付けのものでしたが、きちんと消毒されているので安心です。
パジャマは、ロングタイプでした。
浴室
洗面化粧台の左にお手洗い、右に広めの浴室がありました。
それぞれが独立しているので、洗面化粧台が少し狭めでした。
浴室は、洗い場付きで椅子もあります。
地デジだけですが、お風呂に浸かりながらテレビを見ることもできます。
バスアメニティは「Crabtree & Evelyn(クラブツリー&イヴリン)」です。使い心地は、可もなく不可もなくといった感じでした。
アメニティは、こちら。
洗面ボウルが少し小さめで使いづらかったのですが、とてもきれいに清掃されています。
ドライヤーは、パナソニックでした。
ちなみに、ヒルトン東京ベイには、ジムやプール、そして大浴場(サウナ・水風呂付)もあり、セレブリオ・セレクトに宿泊した場合、それらの施設を無料で使えます。
その大浴場のパウダールームにあったのは、ダイソンのドライヤーでした。
ヒルトン・オナーズ会員
ところで、ヒルトンホテルには、ヒルトン・オナーズ会員(無料)のシステムがあります。
会員になると、客室内、およびロビーでのWi-Fiサービスを無料で利用できます(当日入会もできます)。
ただし、この特典は、公式サイトから予約した場合のみだそうです。
今回はJTBを通した予約なので、対象外でした。
でも、昨今ビジネスホテルでもWi-Fiは無料なのに(会員でないと)有料なのは、残念運用ですね。
見づらい写真ですみません。
チェックインの時にもらった紙に、ヒルトン・オナーズ会員は無料でWi-Fiサービスが利用できる旨書かれています。
お願いするとWi-Fiログイン情報をもらえるのかしら?
部屋にはペットボトルの水(シルバー会員以上の特典)が用意されていました。
なんらかの手違いかもしれませんが、ちょっとラッキー(^^)
フィットネス
翌日、朝食の後、フィットネスに行ってみました。
床面積1600㎡の広々としたクラブ内には、トレーニングジムをはじめ、エアロビクススタジオ、スカッシュコート、室内プールがあります。さらに、お風呂、シャワー、ドライサウナ(浴場内)、ミストサウナ(室内プール内水着着用)もあります。こちらとは別に、夏季営業のガーデンプール(有料)もあるようです。
セレブリオ・セレクトに宿泊していると、お風呂は無料で利用できます。しかし、ジムのウエアやシューズのレンタルは、有料です。プールでは、スイミングキャップ着用が求められますが、無料レンタルがあるようです。タオルはジムやプールサイドにもありました。水のペットボトルは置いてありませんが、給水機があるので、水分補給もできます。
10時ごろ行きました。
3レーンに区切られていて、一番左は、泳いだり歩いたりする人の専用レーンです。
最初は空いていたのですが(入場制限がないらしく)、そのうち残りの2レーンは、イモ洗い状態となってしまいました。大声で騒いだりプールサイドを走ったりと・・・
なので、30分ほど泳いで退散しました。プールの運用だけが唯一残念な点でした。
さいごに
ヒルトン東京ベイでは、2011(平成20)年3月、10階と11階の131客室を、セレブリオシリーズとして改装したそうです。
そのうち、セレブリオ・セレクトは、最上階に位置する部屋です。改装されてかなり月日は経っていますが、あまり古さは感じませんでした。さらに念入りのコロナ対策できれいに掃除されているので、変な臭いもなく、改装したばかりかと思ったくらいです。
今回はパークには行かずホテルに籠っていましたが、期待以上の滞在となりました。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。