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シンガポールのホテルは東京並みに高く、ひとり旅にはちょっと厳しい環境です。
そんなか、1万円台後半(為替レートによっては2万円ちょっと)で泊まれる清潔・快適・立地よしのホテルを見つけました。今回は、清潔で快適に過ごせた Hilton Garden Inn Singapore Serangoon(ヒルトン・ガーデンイン・シンガポール・セラングーン)宿泊記と格安アクセスについてご紹介いたします。
※1SGD(シンガポールドル)=110円で計算しています。
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空港からのアクセス
ヒルトン・ガーデンイン・シンガポール・セラングーンは、リトル・インディアの中心に位置するホテルです。お土産探しに人気のショッピングモール・ムスタファセンターは徒歩圏内にあります。
チャンギ空港からは乗り合いのシャトルバスに乗って直接ホテルへ向かおうと思っていたのですが、バスが出発するのは3時間後( ゚Д゚)!
なので、チャンギ空港からは、路線バスを乗り継いで向かうことにしました。
どのバスに乗ればいいかは、Googleマップで簡単に検索できます。
路線バス乗り場

路線バス乗り場は地下にありますので、エスカレーターかエレベーターで移動します。
バスと聞くと一見不便そうなのですが、乗り場までの移動距離が少なかったので、ホテルのそばにバス停がある場合はおすすめです(あくまでもお天気にもよりますが)。

今回は27番のバスに乗って、バス停の Blk 938 → Blk147に乗り換えます。

Blk 938とBlk147は道路の反対側に位置しています。歩道橋(徒歩2分)もありますが、荷物があったので少し戻って横断歩道を渡りました。信号待ちの時間を入れても5分ほどの乗り継ぎです。
お天気が良く蒸し暑くなかったのでこのルートでもよかったのですが、シンガポール特有のスコールが降っていると移動は大変かもしれません。ホテルまで、トータル1時間強の長旅になります。
荷物があったりお天気が悪かったりする場合は、Grab(配車タクシー)一択かもしれません。

バスは地下鉄同様、Visaやマスターカードのタッチ決済が利用できます。なので、シンガポールの交通系ICカードを購入・チャージする必要はありません。私は、日本発行のWISE(マスターカード)を利用しました。
バスは前方から乗り、リーダーにカードをタッチさせ、降車予定のバス停が近づいたらブザーを押します。前方に "STOPPING" の表示が表示されます。降車時、もう一度リーダーにカードをタッチさせて降ります。
運賃は安く、一日SGD1.09 から SDG 2.37の間に収まります。
空港からホテルまでの運賃は、SGD 2.3、日本円にして253円。内訳は以下です。

個別の運賃を確認したい場合は、以下で見ることができます。
foreign-issued cards SGD 0.60 administrative fee per day will apply
なお、シンガポール国外発行のカードを利用する場合、一日あたりSGD 0.60(60セント・約66円) の手数料(administrative fee)が追加されるようです。
出所:SimplyGo | FAQs for Contactless Bank Cards
請求
請求はクレジットカード(もしくはデビットカード)の種類によって違います。
請求
・VISA:1日毎(利用翌日)
・マスターカード:5日分、もしくは合計がSGD15に達した時
今回の日程は2泊4日。デビットカード(マスターカード)を利用したのですが、利用初日にSDG0,10が引かれ、後日、そのSDG0,10を除いた額でまとめて請求されました。
バス停から徒歩5分

バス停の ”Brodway Hotel” で降りると、そこはインド、正確にはリトルインディアです。
どこに来たのか分からなくなりました・笑
バス停の近くに大きなインド寺院があるのですが、その向こうにホテルのイルミネーションが見えました。バス停からは徒歩5分弱くらいです。ただし、寺院前の道がよくなかったのと人が多かったので、ほんの1分ほどですがスーツケースを持って歩くのはちょっと大変でした。そこを抜けると問題はありません。
今回は路線バスを利用しましたが、MRTの最寄り駅はリトルインディア(約500mの距離)です。
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ヒルトン・ガーデンイン

チェックインは有人カウンターで行います。
ちょうどチェックインする人が多い時間帯だったようで、10分ほど待ちました。
今回はAGODAで予約、支払いも済んでいたのですが、SGD100のディポジットが必要でした。クレジットカードで支払いますが、何も利用しなければ課金されません。


ロビーにはパソコンなどもあり、自由に使えるようでした。
ツインベッドルーム

最安値(SGD156.96≒17,265円)が、ツインの部屋だったので、ひとり旅ですがツインルームを予約しました。
部屋の広さは20㎡、寝るだけですが十分な広さです。
ドリアンは持ち込み禁止ですね・笑。
余談ですが後日のキャッシュバックの対象ホテルだったため、約1,000円戻ってきます。なので、実質の室料は16,200円ほどとなります。
※2025年3月の為替レート(1シンガポールドル=110円)

面白かったのが窓が一部鏡になっていること。
夜なのでカーテンを引きましたが、不思議なつくりでした。

朝見てみると、こんな景色が広がっていました。
あと半分は、別の建物のベランダが見えました。洗濯ものなどを干していたので、鏡は目隠しの意味もあるのかもしれませんね。

窓側には小さなテーブルと椅子があり、コンセントやUSBなど必要なものは十分に揃っている感じです。
備品

クローゼットの横にはアイロンとアイロン台がありました。
スリッパもきちんとしたタイプで使い勝手が良かったです。

紅茶やコーヒーなども用意されています。


シングルユースですが、水が2本用意されていました。
冷蔵庫は空です。ロビーの横に売店があり、さらにはすぐ隣に24時間営業のセブンイレブンがありますので、夜遅く着いても困ることはありません。
シャワールーム

唯一の難点として、お湯が出るまで時間がかかったことです。でも、口コミで読んでいたので少し早めにお湯を出すようにしていたのですが、湯量も少なかった気がします。とはいっても、大きな問題ではありませんが。


ボディークリームからハンドウオッシュ、シャンプー、コンディショナー、バスソープ、さらに歯ブラシもありました。ただ、歯ブラシは1回使うとボロボロになる安物なので、やっぱり歯ブラシは持参したほうがいいでしょうね。
シャンプーは少し髪が軋むタイプでした(私の髪質に合わなかっただけなのかも)。香りは癖がなく、好き嫌いがないタイプだと思います。

ドライヤーは風力も十分、使い勝手がよかったです。
朝食

今回は利用しませんでしたが、朝食ブッフェのレストランはプールサイドにあるので明るくて居心地良さそうでした。無料のヒルトン会員でも割り引きがあるようです。

レストランのそばのプール。
あまり大きくありませんし、けっこう人目があるので、ゆっくりできるタイプではありませんね。
なお、ホテルには24時間利用できるジムもありました。
周辺のお店

1階にあるホテルのお店。
スターバックスのコーヒーもありました。無人のお店なので、クレジットカードかデビットカードで決済できます。

一度外に出ることになりますが、すぐそばにはセブンイレブンがありました。
レシートは「ヒルトンホテル」になっていたので、ホテルに入っているコンビニエンスストアという扱いなのでしょうね。


けっして広くはない店内ですが、お弁当などが充実していました。
カツカレーやチャプチェ、さらにはローカルなお弁当が並んでいます。お昼は豪華にするため、朝食は節約してこちらでサンドイッチを購入。物価の高いシンガポールですが、いろいろ工夫すれば旅費を節約することができます。

ちょうど行った日は、暑すぎることもなく朝の散歩に最適。
夜は人で溢れているリトルインディアも朝は異国情緒たっぷりの素敵な街並みです。なお、ホテルは大通りから一本道を入ったところにありますので、とても静かでした。

今回は利用しませんでしたが、周囲にはレストランもたくさんあり、ホテルの周辺だけでいろいろ食事も楽しめます。
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さいごに
市内のオーチャード通りに近いホテルだと1泊3万~5万円、ひとり旅には厳しすぎました。なので、アクセスしやすくて手ごろな室料のホテルを探してみました。場所はリトルインディアになりますが、どこに行くのにも便利な立地です。夕方に着いて寝るだけでしたし、清潔で、1泊(朝食なし)1万円台で泊まれたので大満足です。
次の日は、徒歩で別のホテルへ移動。そのようすは次回ご紹介したいと思います^^
最後までご覧いただき、ありがとうございます。