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日本の玄関口・羽田空港から15分圏内、都心へのアクセスも良好な「メルキュール東京羽田エアポート」。2023年11月に開業した、地上11階建て(客室は4タイプ、全363室)のホテルです。今回は、羽田空港までの無料シャトルバスがあるだけでなく、コスパも最高だと感じたホテルの宿泊記をお届けいたします。
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アクセス
羽田空港(国際線T)から
・無料送迎バス:約15分
・路線バス:羽田京急バス・約15分~
・電車:4分(京浜急行電鉄空港線「大鳥居駅」から徒歩5分)
・タクシー:10分(深夜早朝約2,500円)
大鳥居駅
ホテルへ向かうとき 大鳥居(おおとりい)駅からアクセスしました。
大鳥居駅は京浜急行電鉄(京急)空港線の駅ですが、西口改札は西糀谷三丁目、東口は羽田一丁目という場所にあります。「大鳥居」という駅名は、開業当時の駅前に立っていた穴守稲荷神社の大鳥居に由来しているそうです。ちなみに、大鳥居駅からひとつ羽田空港よりの駅が「穴守稲荷駅」です。
そのせいかどうかは分かりませんが、ホテルのオブジェの色合いや雰囲気が、どこかお稲荷さん(稲荷神)を連想させるものでした(あくまでそう感じただけですが)。実際のコンセプトは、日本の伝統である手工芸の繊細さとメルキュールらしいヨーロピアンスタイルが交わったものだそうです。なので、新しくもどこか懐か しさを感じたのでしょうね。
大鳥居駅の東口よりのエスカレーターで上がり、改札口を出て右の方向へ進んで約5分。周囲には他のホテルやコンビニエンスストアもあります。なお、東口のエスカレーターは上りのみなので、大きな荷物を持って下るときは(交差点を綿たところにある)西口の改札にあるエレベーターを利用すると便利です。
朝と夜には無料の送迎バスもあるのが、このホテルのおすすめポイントです(13時から16時の間は運行なし)。周囲にはホテルがたくさんあるのですが、同じような値段で無料の送迎バスがあるのは少ないです。
時間(ホテル)
【ホテル始発】
・4:00(第3ターミナル行き)
・4:30(第3→第2→第1)
【最終】
・12:30(第3→第2→第1)
時刻(空港)
【空港始発】
・17:00(第1ターミナルから)
・23:10(第3ターミナルから)
【最終】
・00:30(第1ターミナルから)
・01:10(第3ターミナルから)
※2024年10月現在、第2ターミナルには停車しません(ターミナル連絡バスで、第1か第3ターミナルへ移動、乗車可)。
- 詳細・最新情報はこちら >>> 【公式】メルキュール東京羽田エアポート|アクセス
エントランス
エントランスのドアを一歩入ると、日本の文化を集約したかのようなオブジェが並んでいました。
泊まった時も、明らかに外国人ゲストが多かったです。フロントのスタッフも日本語が流暢な外国人。日本の雰囲気ですが、まるで海外に来た気分になりました。
吹き抜けのロビーも見ごたえ十分。
チェックインの前、しばし見とれてしまいました。
2階には自由に使えるラウンジがあり、そこからもエントランスのオブジェを見ることができました。
なお、そばには 航空会社社員専用の CREW LOUNGE もありますが、そちらは入室にカードキーが必要なようです。また、会議室もあるそうです。
部屋まで
バーカウンターのそばにあるエレベーターホール。
チェックインは15時~となっていたのですが、14時半頃に着いたとき、そのまま部屋に入ることができました。でも、もし部屋に入れなくても、こちらのロビーで待つのは苦にはならないと思います。
見事だったのがこの細工。
栃木の手工芸、鹿沼組子を思い出しました。これがあったからか、ザ・リッツカールトン日光 のインテリアを思い出しました。前泊や後泊だけではもったいないホテルです。
こちらは、バーカウンターです。
BAR
・営業時間:17時ー22時(L/O 21時30分)
夜もとても素敵な雰囲気になっていました。
そのそばには、テーブル・フットボール(かな?)のゲーム台がありました。
2階以上のエレベーターホールにも目を引くオブジェが置かれていました。差し色に使われている赤が印象的でした。
最初にお稲荷さんのお話しをしましたが、そう感じたのは、土地柄だけでなく、館内に使われている色と暗めの照明です。赤いドアが珍しくて、夜の伏見稲荷大社を想像してしまったのです。
ホテルの赤はドアだけだし、比べてみると全然違うのですが・・・。
スーペリアツイン
アサインされたのは5階。
公式サイトより一休の方が(ポイントバックの分)安かったので、一休.com で予約しました。朝食付き(オープン記念価格)で12,900円ほど。周辺の1万円台(朝食なし)のホテルに泊まったことがあるのですが、こちらの方がはるかに快適でした。
スーペリアツインは、2人でスーツケースを広げると、少し狭いかもしれません。
ベッドの正面には大型のテレビ。最近、部屋のテレビで ABEMA や Netflix が見られるところは増えたのですが、ディズニーチャンネルとMTVもありました。
大きな道路に面した街中の風景なので、景観は特記することはありません。
なお、車の音は聞こえましたが煩いというほどではなく、静かに過ごせました。
部屋に入ったところにある大きなクローゼット。
クローゼットの壁の色は「濃紅」かなあ。表立ったところではなく、扉を開けたときに見えて、高級感がありますね。
ハンガーは左右に2本ずつ。長期に滞在する場合ちょっと物足りないですが、前泊・後泊として利用するのなら問題はないと思います。なにより、ドアのデザインが素敵でした。
クローゼット内の引き出しの中には、パジャマが入っていました。
しっかりとした生地のパジャマで、荷物が減らせるだけでなく、かなり快適に過ごせました。買おうかどうか本気で迷ったくらいです。
窓にはレースと遮光カーテン、左にある紐で操作できます。
お水は入っていませんが、加湿空気清浄機は常設です。
冷蔵庫、ポット、セーフティボックス、そして無料のお水が2本ありました。
扉の色は、黄茶かなあ。あまり部屋の備品として使われない色のような気がしますし、この色を合わせるのは難しいきがしますが、部屋のデザインとよく調和していると思いました。おしゃれ^^
ドリップコーヒーだけでなく、紅茶もいろいろ種類がありました。
嬉しかったのは、デカフェのアールグレイがあったこと!こんな心配りは初めてです。夜にいただきました^^
充電に関しては、日本人なら困らないと思うのですが・・・
日本のタイプのコンセントと、USBはタイプ C でした。こちらが世界標準なのでしょうか?
シャワールーム
バスタブが付いた部屋もありますが、こちらはシャワールームだけでした。湯量も十分で、シャワーから出るお湯は優しい肌触りでした。
オーガニック系(?)のバスアメニティ。
リモネンやリナロールといった花の香りが想像される芳香成分が書かれていたのですが(字が小さすぎて全てを確認できず)、どちらかというと、すっきりとしたグリーン系が強く感じました。シャンプーなどは泡立ちがよかったです。
備品として、歯ブラシや髭剃り、シャワーキャップ、コットンなどが用意されていました。
ただし、歯ブラシは木製?磨いていて口の中が痛くなる(私だけ?)ので、この手の歯ブラシは苦手です(最近増えましたね)。マイ歯ブラシを持っていてよかったです。こちらは、家のお掃除用にいただいてきました。
なお、ドライヤーや歯ブラシなども木製の箱に入っています。朱色かな?色に関してはあくまでも想像でしかないのですが、館内は和色を差し色にしている気がしました。余談ですが和色が大好きなのでそう思ったのかもしれません。ちなみに、このブログで使っているのは、ほぼ和色です。
ジム
2階には、24時間利用できるジムがあります。
こちらには水も用意されていました。他に、オープンシャワーという施設があり、そちらは有料です。どのようなものかは実際に見ていないのですが、部屋にシャワーがあるのに何故?と思ってしまいました。
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ブラッスリーサンヴォレ
レストラン
・朝食:6時 - 9時30分
・夕食:17時30分 - 21時(L/O 20時30分)
今回は、朝食付きのプランにしてみました。
口コミもよかったので、期待大です。
薄っすらと明るくなった時間帯、ほぼオープンと同時に入りました。
ちょうど焼きたてのパンが並べられているところでした。
コーヒーや紅茶は、部屋に持っていけるよう、紙コップも用意されています。
ジュースは3種類、その他、デトックスウォーターもありました。
第一弾はこちら。
つぶつぶオレンジジュースがとても美味しかったです。乾いた体に染み渡る!
作り置きでしたが、エッグベネディクトも絶品!平飼いたまごの中でも、EUの基準を満たした「エイビアリー鶏舎」を採用し、ストレスがかかりにくい環境で生まれたたまごを使っています。黄身が濃厚で、冷めていても美味しかったです。たまごを乗せているバゲットもサクサクしていて美味しかったです。
スタッフの方曰く、新しいメニューだそうです。
欧米の朝食でよく見かける豆の煮込みはなかったのですが、スープに小さな豆と貝殻の形をしたパスタ・コンキリエが入っていました。カリカリのベーコンも厚切りハムも美味しい。手前はニョッキです。
今回はお腹いっぱいだったので断念したのですが、スフレパンケーキもあり、ふわふわで美味しいそうです。
和食もあり、おにぎりが作れるようになっています。
ご飯のおかずはどれも美味しかったのですが、筑前煮が絶品でした。もしご飯とおかずだけなら、ボウルいっぱいに筑前煮を入れて食べたい!と思ったほど好みの味でした。
最後は、フルーツとコーヒーでおしまい。
余談ですが、友人に「パイナップル大使」と命名されたほどパイナップルが好きなので、彼らに喜んでもらうために持ってみました。小ぶりなので簡単に完食できます。
ジャズの調べの中、雰囲気もよく、つい長居をしてしまいました。6時過ぎには5人くらいだったゲストも7時半ごろにはかなり増えていました。ほぼ外国人ゲストでした。スタッフの方(多分フィリピン人?)もとても親切で、大食漢の私にメニューの話をしてくれました。食器を下げてくれるスタッフの中には英語だけの方もいらっしゃったので、束の間、海外気分に・・・
朝食会場は100席もあるそうで、混んできても窮屈さは感じませんでした。
滞在時、もし時間が許すなら、ぜひ朝食を召し上がってみてくださいね。
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さいごに
羽田空港周辺(車で15分圏内)には、ホテルが乱立しています。そして、空港徒歩圏となると、やはり高い。少し離れますが、ホテルの快適さやコスパを考えると、かなりおすすめのホテルだと思いました。朝と夜だけですが無料送迎もありますし、なによりきれい!羽田空港に近いですが、京急に乗れば都心にも簡単にアクセスできます。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。