アデレード滞在2日目は、メトロカードを使って、近郊の町「ハーンドルフ(Hahndorf) 」に行ってみました。
ハーンドルフ
ハーンドルフは、ワイナリーが集まっている「バロッサ・バレー」にあります。オーストラリアに現存する最も古いドイツ系移民の入植地です。町の名前の由来は、1839年当時に入植者が乗ってきた船の船長の名「Hahn(ハーン)」によるものだそうで、dorf(ドルフ)とはドイツ語で村の意味です。
アクセス
ホテル近くのバス停から、ハーンドルフの町中にある「Stop54: Mt Barker Rd」まで行くことにしました。アデレードの町中からはバスで1時間くらいで到着するようです。
ここでちょっと疑問が湧きました。
とりあえず、バスに乗ることにしました。
路線バス
アデレードの中心地からは、路線バスの「864」か「864F」 で行けるようです。カリー・ストリートのバス停 Stop D1 Currie St - Light Sqare East から乗りました。
運賃については調べきれなかったのですが、AUD7.93の残高で864番のバスに乗りました。メトロカードのチャージ(top-up)はバス車内ではできませんので、足りなければ現金払いです。
途中、草原や小さな可愛い町を通過します。あまりにも遠くてちょっと不安になりました(笑)。
Stop55: Mt Barker Rd@ ハーンドルフ
Stop54: Mt Barker Rd はハーンドルフの入り口のような場所でした。なので、次の停留所 Stop55: Mt Barker Rd で下車しました。
乗るときにタッチしただけで、降りるときはそのままです。なので、市内と同じ、一律料金で来ることができました。
カードの種類と運賃
カードの種類 | ピーク時 | オフピーク時 |
Regular Metrocard | 3.77 | 2.07 |
Singletrip ticket | 5.60 | 3.70 |
*ピーク時: 平日の~9:01、15:00~、土曜日の終日
*オフピーク時:平日の9:01~15:00、日曜日・祝日の終日
上記は2019年7月時点での運賃です。最新情報をお確かめ下さい⇒ Adelaide Metro
オフピーク時だと往復4.1AUD4.14(約300円)です!安い!
ちなみに降りるバス停は、Stop 54 、Stop 55 、Stop 56 のどれでもOKです。降りるときは「STOP」ボタンを押してください。Stop 54はハーンドルフの入り口、Stop 56はメインストリートの終わりにあります。
観光案内所
Stop55 のバス停を降りて少し進むと「観光案内所」があります。町の地図をもらい、メトロカードのチャージができる場所を聞きました。スタッフの方はとても親切で助かりました。
メトロカードのチャージ
観光案内所から、Stop54 の方向に少し戻ったところにあったコンビニのようなお店「NEWSAGENCY」。こちらで無事にチャージすることができました。
チャージはクレジットカードでもできますが、手数料がかかるので、現金で支払った方がいいようです。
ハーンドルフの人気店「ハーンドルフ・イン」
ジャーマンビールとジャーマンドッグが有名な ハーンドルフ・イン(HAHNDORF INN)美味しいらしいので、入ろうと思いました。
しかし、ジャーマンドッグは一人で食べるには大きすぎる!結構人も多かったので、躊躇しましたが、結局は断念・・・。お腹もあまり空いていなかったので、先に進むことにしました。
キャンドル・ショップ
まるでヨーロッパの田舎町のような感じで、おしゃれな店も並んでいます。惹かれるように入ったのは 3 Wishes Candle Barn というアロマキャンドル、ルームフレグランスのお店。
2009年にオープンしたこのお店のキャンドルには、ハラル認証の豆乳やベジタブルワックス、高品質のオイルが使われていて、燃やしても害になるモノがでないそうです。
店内は撮影禁止なので写真はないのですが、ところ狭しとアロマキャンドルが並んでいて、楽しくて仕方がありませんでした。
いろいろ香りを試して、コーヒーと青りんごの香りのキャンドルを買いました。
コーヒーはお土産、カフェオレの甘い香りがします。青りんごは私用、PCデスクの横に置いて時々香りを楽しんでいます。
オリジナルのキャンドルも作れるようなので、次回は挑戦してみたいと思います。商品を買うと、姉妹店でプレゼントを頂けるリーフレットをもらいました(^^)
ソープ・ファクトリー
キャンドル・ショップの姉妹店は、 Hahndorf Soap Factory オーガニック石鹸やバス製品のお店でした。プレゼントは、お店の方が指定したソープの中から少しカットしてもらえるモノでした。
ヤギのミルクに桜の香りが付いたもソープがあったので、それをもらいました。ヤギのミルクの石鹸は日本の水でも泡立ちがよく、洗い上りがしっとりします。
買ったモノ
イチゴの香りに癒されるスクラブです。お店で試したらお肌すべすべになりましたので購入しました。
大・中・小のケースに好きなバスソルトやドライフラワーなどを詰めることができるお得なセット。詰めすぎてしまい、ちょっと蓋が閉まっていませんが(笑)、アイスクリームのような美味しそうな見かけになりました。
手作り石鹸のクラス
ここでは、手作り石けんのクラス(要予約) もあるようです。
ここも、ずーっといたいと思える楽しい場所でした。お店は、ハーンドルフにしかないので、ココならでは!のお土産が買えました。
【営業時間】
9:30am–5:30pm(月~日)
ハニー・ショップ
次の訪れたのはお隣のハチミツ屋さん!
お店の中にミツバチがいました!前の日にセントラルマーケットでカンガルー島のハチミツをたくさん買ったのですが、ここででも一つ買いました。そして、
ハニー・アイスクリーム!ほんのりハチミツの味がして美味しかったです。
お天気は良かったのですが、やはり冬のハーンドルフ。ちょっと寒いです(アイスを食べたから・笑)。そのまま散策を続けました。
キャンドルに石鹸、バスソルト、そしてハチミツ・・・アロマに惹かれて、なぜ重いモノばかり買ってしまったのか!?しかも、この後に買うのは・・・
Adelaide Hills Wine Centre
本当はワイナリーを周りたかったのですが、日程が合わずに断念しました。代わりに選んだのが、アデレードヒルズのワインを集めたお店です。メインの通りからほんの少し入った(というか引っ込んだ)場所にありました。
これだけあると、好きなラベルを選ぶしかないですね(笑)。
テイスティングできるワインは決まっているようです。この日は AMADIOでした。せっかくなので、日本では買えないワインを!と、テイスティンさせてもらった Cabernet Sauvignonと Shirazを1本ずつ買いました。
メモ
AMADIO 1927年にGiovanni Amadioがイタリアからオーストラリアに移民して、1936年に初めたワイナリー。Amadio Wines があるのは、カンガルー島です。
買ったワイン
種類 | 値段 |
2016 AMADIO Adelaide Hills Cabernet Sauvignon
Silver Medal- 2012 AWC Vienna International Wine |
30 AUD |
2017 AMADIO Adelaide Hills Shiraz
Double Gold Medal - 2014 China Wine and Spirit Award |
30 AUD |
- Cabernet Sauvignon/strong:熟したマルベリー・赤トウガラシ・シダー
- Shiraz:ラズベリー・プラム・ブラックベリー・バニラ、そして少しスパイシー
個人的にはShirazが好きなのですが、どちらも個性があっていい感じだと思いました。一緒にテイスティングしていた方は箱買い!うらやましいです。
船に酔ってしまうので行けなかったカンガルー島、でも、そこのワインに出会えたのは嬉しい偶然でした!
ランチ
ワインセンターで気になったお鍋類。尋ねてみると、そこで食べられるようです。3種類、味見もさせてもらえました。どれも美味しかったのですが、選んだのは「バターチキンカレー」です。
ご飯の上にカレーをたっぷりかけてもらってAUD5でした。ワインのお店なのにカレーの香りが充満してしまいました(笑)。カレーはピリ辛で、とても美味しかったです。
まとめ
最後はメインストリートをブラブラ。オージーホットドッグも気になりましたが、ちょうどバスが来たので帰ることにしました。荷物も重いし・・・。
アデレードのシティからバスで1時間のハーンドルフ。あまりにも遠いので不安でしたが、行ってよかったです!
ヨーロッパの田舎町のような風景でお店も充実していました。長居すればどんどん荷物が増えそうです。ここは冬でも十分楽しめましたのでおすすめの場所です。
最後までご覧いただきありがとうございます。