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2023年1月に、グランドニッコー東京ベイ舞浜に泊まってきました。部屋のカテゴリーなど条件はありますが、事前に会員になっておくと、お誕生日の特典や割引を受けることができます。今回は、グランドニッコー東京ベイ舞浜の宿泊記をお届けいたします。
2023年1月の宿泊記のため、現在とはサービス内容が異なる場合もありますことをご了承ください。
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グランドニッコー東京ベイ舞浜
グランドニッコー東京ベイ舞浜は、かなり前からあった(ような記憶があった)ので、古いホテルだと思っていたのですが、元々は「東京ベイホテル東急」。その後、2010年に「東京ベイ舞浜ホテル クラブリゾート」としてリブランドオープン。そして、2020年に「グランドニッコー東京ベイ舞浜」となったようです。
コンセプトは、太陽が降り注ぎ、水が流れ木々や花々が咲く自然あふれる楽園だそうで、ロビーには吹き抜けのガラス天井がありました。
夜は、このような雰囲気になります。
建物は12階建てで、4~6 階が「ガーデンフロア」、7~10 階が「レインボーフロア」、最上階 12 階・11 階が「ニッコーフロア」という異なるテーマで一つの楽園をデザインしているそうです。
3 階にはロビーがあり、アトリウムチャペル「La Joie」も設置されています。
また、高層階にあたるニッコーフロアには、宿泊者専用の「ニッコーラウンジ」もあります。「ニッコーラウンジ」のフードプレゼンテーションは、他のホテルに比べるとシンプルだったので、今回は、ガーデンデラックスという部屋を選びました。
ガーデンデラックス
今回は公式サイトから予約しました。
公式サイトには「ガーデンデラックス」の部屋が何階にあるのか書かれていなかったのですが、問い合わせると『4階と6階に位置している』とのことでした。このとき、5階は工事中でした。
廊下から部屋に入ると、さらに2つのドアがありました。左側のドアは塗装が剥げており、かなりボロボロ感がありました。
何も考えず、正面(右側)のドアを開けると・・・
お手洗いでした(笑)。
改装されていますが、古い造りは残っています(懐かしい昭和チックな手洗い)。
ボロボロのドアを開けると、客室がありました。
広めのツインの部屋で、少し固めのベッドの寝心地が良かったです。
部屋に入ると空気清浄機がONの状態だったのでそのまま使っていたのですが、よく見るとタンクに水は入っていませんでした。その旨を書いておくか、水も入れてスイッチをONにしておいて欲しかったです。
客室への入り口のそばには、エアコンのコントロールパネルがありました。
デザイナーズホテルではないので、コントロールパネル等はシンプルで使いやすかったです。
ただし、宿泊した1月は、暖房だけしか使えませんでした。
パジャマはセパレート。
柔らかなコットン製、セパレートのパジャマで着心地は良かったのですが、ちょっと臭い残り香( ノД`) がありました。
景色
この辺りのホテル( トイストーリーホテル や ヒルトン東京ベイ )の東京湾側の部屋からは、お天気が良い日は絶景を楽しむことができます。
グランドニッコー東京ベイ 舞浜の客室にはバルコニーがついており、外に出ることができます。この日は少しモヤがかかっていましたが、正面に富士山が見えました。
右にはスカイツリーと葛西の観覧車、そして、美しい夕焼け。これだけで非日常を味わうことができます。
最上階のニッコーラウンジからも東京湾が見渡せるようですが、6階からの景色でも十分でした。
バスルーム
この部屋に泊まりたかった最大の理由がこちら。ビューバス!
ガーデンデラックスは低層階なのですが、お風呂に窓が付いていて、湯船に浸かりながら東京湾を眺めることができます。
しかしながら、窓の下にはびっちりカビと黒ずみがあり、ちょっと残念な状況でした。ここまでは掃除しないのでしょうね。連れは気にならなかったようなので、私が神経質すぎるのかもしれませんが。なお、ここより高層階にあたるレインボールームはビューバスではありません。
浴槽の反対側には、シャワールームもありました。
古いタイプなので、レインはついていません。
アメニティは充実しており、バスソルトや基礎化粧品も人数分置かれていました。
シャンプーなどはは、フランスの海洋成分をベースとしたマリンコスメブランド「ALGOTHERM (アルゴテルム)」のもの。「ALGOTHERM」のシャンプーはグリーン系の香りで、使用感が良かったです。
ドライヤーは写真を取り忘れたのですが、壁に固定されたタイプ。しかも、ボタンを押し続けないと温風が出ない、昔のビジネスホテルにあったタイプです。アメニティは充実しているけど設備は最新のものではない。このちぐはぐ感が、ちょっと居心地を悪くしました。
部屋の備品
ニッコーフロアの部屋にはコーヒーマシーンがあるようですが、こちらはドリップ式のコーヒーでした。
無料の水は、2本置かれていました。ちなみに、冷蔵庫は空です。
クローゼットには、ペラペラのスリッパ、そして靴乾燥機がありました。
コンセントは、USBもあり、テーブル上やベッドの頭上などにありました。
凝っていないシンプルな設備で、使い勝手がよかったです。
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夕食
今回は、東京ディズニーランドへ行かず、ホテルでゆっくりしようと思い、夕食と朝食付きのプランにしました。朝・夕とも、こちらのレストランでいただきます。
天井は光取りのガラスだけなので、夜はかなり暗くなります。
夕食はセットメニューです(2023年3月当時)。
追加料金が必要ですが、ブイヤベースにしてみました。
想像していた魚介エキスたっぷりの(南フランスで食べるような)ブイヤベースではありませんでした。さらに、サフランライスが独特な味がして、1,2口食べただけで残してしまいました。
夫は、牛ほほの赤ワイン煮込み。
こちらも追加料金が必要ですが、メインがぬるかったのが残念でした。美味しかったです。しかし、どちらのコースにもデザートが付いていないので、全体的な満足度は低かったです。徒歩圏内にもう少し豪華な(値段はあまり変わらない)夕食を提供しているホテルがあるので、そちらに行けばよかったなあと思ってしまいました。
なお、チェックイン時に渡されたリーフレットには「予約不要」と書かれていました。オープン(18時)前に行って一番で待っていたのですが、予約されている方がどんどん先に案内されて、結果待つことになってしまいました。夕食付きプランと分かっているなら、チェックイン時にでも予約の案内をして欲しかったです。
バースデー特典
ところで、グランドニッコー東京ベイ舞浜が加盟しているOne Harmonyの無料会員になって、お誕生日(前後1か月)に宿泊すると、お誕生日のプレゼントがあります。
しかし、利用2日前までの予約が必要です。
気づいたのが前日だったので、利用できませんでした。残念。
事前にやり取りしていたので教えてくれていれば・・・。
そして、もう一つお誕生日の特典があります。One Harmony会員は、公式サイトから予約する、1割引きとなるのですが、お誕生日(その1か月前後)に スイート もしくは デラックス カテゴリーに宿泊予約すると、一室(一泊)がベスト アベイラブル レート/SAVER*の30%オフとなる優待サービスがあります。
- 対象ホテル・対象ルームタイプの一覧はこちら
利用の前日までに、オークラ ニッコー ホテルズ予約センター、または各ホテルまで予約(オンラインでの予約は不可)することで適応されるようです。12月30日~1月3日は除外日で、ホテルにより対象期間が異なります。詳細は予約時にご確認ください。
かなりおトクな優待サービスです。
One Harmonyは、他のホテルの会員サービスに比べて、ポイントは使いづらいし、どんなサービスがあるのかどこに書いてあるのか分かりにくいのですが、無料なのでとりあえず入っているといった感じです。One Harmony加盟ホテル自体に数年に1度しか泊まらないので、ポイントも毎回消滅してしまうのですが・・・。
ホテル内の店舗
ホテル内には、コンビニのようなお店があり、食品だけでなく、忘れ物をしても全く困らない商品の充実度でした。
お弁当や軽食、サンドイッチなども種類が豊富で、夕食後のデザートをこちらで買って、部屋で食べました。
店内には電子レンジもあるので、こちらでお弁当を買って、夕食代わりにしても良かったです。
・営業時間:8時~23時(お弁当は午後から補給だそうです)
さらに、ホテル内で、ディズニーの商品も買うことができます。
ヒルトン東京ベイより、種類が多かった気がします。
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夜景
もちろん、ニッコーフロアなどの高層階から見る夜景は美しいのでしょうが、3階(ロビー階)にも外に出られる場所があり、そこからも夜景を楽しむことができます。
ちょうど、夕暮れに浮かび上がる富士山が見えました。
風向きによっては、飛行機が飛んでいるようすも見ることができます。
また、反対側(正面玄関)からは、トイストーリーホテルのライトアップも遠くに見ることができました。
また、時期や天候などのタイミングが合えば、パークの花火を見ることができます。
朝食
同じような写真ですが(笑)、こちらは朝食のようすです。
朝食はブッフェ形式でした。『朝7時以降が混む』と書かれていたので、朝早く出向くことにしました。しかし、6時半(オープン)に行くと、すでに長蛇の列!この長蛇の列の原因は明確で、案内の方法にありました。
店内は広くて座席は十分にあるのですが、スタッフの方が一組ずつ『こちらが和食、こちらが洋食・・・』と説明しながら座席まで案内しているのです。なので、6時半に並んで、15分待ちました。一生懸命なさっているスタッフの方を非難する気持ちは毛頭ありませんが、食券だけ渡して自由に入店できるようにすれば、オープンから待ち時間が発生することはなかったと思います。
結局、この長蛇の列は、私がレストランを出る8時半頃にも発生(継続?)していました。
なお(詳細は分かりませんが)、予約もできるようです。
予約していたり優先座席の方は、列に並ぶことなく、長蛇の列に割り込みできます。
明るい窓側の席。
2023年1月の東京ディズニーランド・東京ディズニーシーの一般開園は8時15分でした。見ていると、6時半~7時半頃が一番混むようです(2023年1月現在)。グランドニッコー東京ベイ舞浜は立地が悪く、ランドとシーのどちらに行くのもバスなどに乗らないと行けません。なので、朝の待ち時間はちょっとイライラしてしまうかもしれませんね。
第一弾。
夕食の満足度が低かったので、お腹が空いてしまいました。
お料理はどれも美味しく、特に、巻きずしと焼きたての玉子焼きが好みの味でした。
エッグステーションはは、オムレツと玉子焼きの2カ所あります。玉子焼きも、1人1人丁寧に焼いてくれますので、正真正銘の焼きたてです。
お料理は100種類くらい並んでいます。
なので、あれもこれもとつい盛ってしまいました。
ライブキッチンで作ってくれるハンバーガー。
ライブキッチンは何か所かありますが、どこも長蛇の列でした。
7時半を過ぎると、(この日は)少しずつ空きが出てきました。なので、少し遅い朝食にすれば、待ち時間少なくお料理を取ることができるようになるかもしれません。
最後は、焼きたてワッフルのソフトクリーム乗せ。
お料理は、どれも美味しかったです。
周辺のホテルにほぼ泊まりましたが、グランドニッコー東京ベイ舞浜の朝食ブッフェが一番好みの味でした。
朝早くからこれだけの種類のお料理を用意するのは、毎日何時起きなんだろう?と感謝しながら美味しくいただきました。
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アクセス
グランドニッコー東京ベイ舞浜へ羽田空港からアクセスする場合は、リムジンバスを利用するのが便利です。直接ホテルまで来られます。
最寄りの駅はJR舞浜駅。
今回は、JR舞浜駅から、専用の無料シャトルバスに乗りました。
ヒルトンやシェラトンなど、他の東京ディズニーリゾートオフィシャルホテルのシャトルバスの発着場でもあるので、多くの人が待っており、乗り場はすぐに見つかると思います。
シャトルバスの時刻表は、ホテルの公式サイトに掲載されています。
目印はミッキー!
バスの中もミッキー、そしてミッキーの声の案内もあります。
ところで、運転手さんが、遅れて来た人(出発を遅らせている意識なし)にも丁寧に対応していたので、出発がかなり遅れてしまいました。かなり出発時刻を過ぎているのに、中には『ギリギリでよかったね』と言いながら乗ってくる人もおり、待っている間、あちこちから不満も出ていました。他のホテルのシャトルバスより本数が少ないのかもしれませんが、今までない体験でした。
なお、ホテルからJR舞浜駅までのバスは定時に出発したので、助かりました。
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さいごに
グランドニッコー東京ベイ舞浜は、一見豪華なホテルなのですが、客室数が多いので、修学旅行や研修・団体専用と思わせるカジュアルホテルでした。なので、ところどころ不満が残りました。いかんせん、ホテルの規模に対してスタッフの数が少なすぎます。また、シャトルバスやチェックイン、レストランに共通して「待たせる」ということに鈍感なホテルでした。
でも、細かいことを気にしないのならなんの問題もありませんし、部屋から見る景色は最高だったし朝食は種類が多くてとても美味しかったです。
もっと他の情報もしりたい!「グランドニッコー東京ベイ 舞浜」の別の情報もチェックするなら「旅ソム」がおすすめです。
>>> 旅ソム|旅行のソムリエ
最後までご覧いただき、ありがとうございました。