東京・新宿にある「京王プラザホテル」に泊まってきました。
目的は、京王プラザホテルの「極上の朝食 ~スーパー“LIVE”ブッフェ~」をいただくことです。これまでに食べたことのないほど豪華な朝食だそうですが、実際はどうでしょうか。
今回は、京王プラザホテルのレストラン・グラスコートの「極上の朝食 ~スーパー“LIVE”ブッフェ~」の魅力をご紹介します。
※2022年の体験記です。写真修正のため更新しました。
グラスコート
グラスコートは、京王プラザホテルの2階にあるレストランです。
京王プラザホテルには、他にも朝食をいただけるレストランはありますが、グラスコートでは、アップグレードした「極上の朝食」が提供されます。
「極上の朝食」専用プラン(以下の3つの時間帯から選択)から予約します。
予約時間帯
・6:30~7:15
・7:30~8:15
・8:30~9:15
予約時間帯に入れば大丈夫です。
時間制限はないので、6時30分に入っても、10時までいることができます。
もちろん、6時30分に入りました(^^)
それでは、極上の朝食をご紹介いたします。
極上の朝食 ~スーパー“LIVE”ブッフェ~
極上の朝食~スーパー“LIVE”ブッフェ~は、和・洋・中すべてが揃う豪華朝食です。
一番乗り(^^)
私たち以外ゲストがいない中、まずはお料理の写真を撮らせていただくことにしました。
サラダは、12種類以上の彩り豊かな野菜がならんでいました。
ホテルメイドのドレッシングをはじめ、キヌアやチアシードなどのスーパーフード、アボカドオイルやエゴマオイルなど豊富なラインナップで、いろいろな組み合わせを楽しめます。
ところで、普通、ライブキッチンはエッグステーションなど1カ所なのですが、「極上の朝食」では、和・洋・中・スィーツ、それぞれのライブキッチンがあります。
洋食のコーナーも、丁寧に作られたお料理が並んでいるほか、定番メニューも揃っていました。
どれも美味しそうです。
こちらには、ライブ料理の一つ、ラクレットチーズがありました。
料理長のスペシャル卵料理
ライブでの卵料理も3種類あります。
卵料理
・プレーンオムレツ ハッシュドビーフも添えて
・ウフブルイエ フォアグラのソテーマデラソース
・ポーチドエッグ入りクラブケーキ
写真はホテルのHPからお借りしました。
どれも美味しそうで迷いました。
どのお料理も、十分にメインの卵料理になるものばかりです。
和食
私が写真を撮っていると、シェフの方が気を遣ってくださいました。
「開けますよ~。いいですか~?」と。
出来立てのお味噌汁、里芋など具沢山でした。
そして・・・
「湯気に気を付けてくださいね~」と開けてくれたのは、新潟・南魚沼産こしひかりの土鍋炊き上げご飯です。
最初にいただけばよかった、とちょっと後悔した一品です。
コロナ禍で人との会話が少なくなっていたので、こういった温かい会話は、余計に心に沁みました。
デザートアイランド
その場で作ってくれるカラフルデニッシュ。
本当は、このように可愛い盛りのようです(私の盛りは後ほど・笑)。
お客様の声から生まれた、低糖質のケーキやプリンもありました。
さて一回りしたので、ゆっくり朝食をいただきます。
極上の朝食スタート
お天気が良かったので、窓側の席でいただくことにしました。
初めての来店であることをスタッフの方にお伝えすると、丁寧に説明してくれました。
こちらのレストランは、お料理だけでなくスタッフの数も多く、サービスも極上のようです。
まずは、飲み物から。
フレッシュジュースはありませんが、なかひら農場の果汁100%のジュースが並んでいました。
「みかん」も美味しかったのですが、おすすめは「おろしりんご」。
2つのアルプスに囲まれ、中央を天竜川が流れる「くだものの宝庫」長野県下伊那郡松川町の標高800mにあるりんご畑で作られたりんごジュースです。
「みかん」もそうでしたが、「おろしりんご」も、まるで果実そのものを食べているかのような味わいでした。
このときは、期間限定で、開業50周年記念オリジナルシャンパン「Piper-Heidsieck Essentiel by Keio Plaza Hotel」がサービスされました。
通常はスパークリングワインだそうですが、こちらは、グラス3,200円相当(サービス料・税金込)のシャンパンだそうですよ。
朝から贅沢な気分になりました(^^)
そばにシェーカーがありました。尋ねてみると、シャンパンカクテルも作ってもらえるとのことでした。
シャンパンと一緒にいただく最初のお料理。
料理長のスペシャル卵料理は、こちらを選びました。
ポーチドエッグを包み込んで焼き上げ蟹を添えた「ポーチドエッグ入りクラブケーキ」。
うつくし~♡
ナイフを入れると、トロトロの卵が出てきました。
卵自体も黄身が濃厚で美味しかったのですが、トッピングの蟹もしっかり蟹本来の味がして、ぜいたくな一品でした。
シャンパンにも合っていて、食べるたびに幸せを感じるお料理です。
続いて、菜園サラダと和食。
今回のリニューアルでは、和食の食材にも、とてもこだわりがあるようです。
佐賀・唐津の自然薯とろろや佐賀海苔、奇跡の醤、だし巻き玉子など、ご飯のお供も充実しています。
そのなか、やはり、土鍋で炊き上げた南魚沼産のコシヒカリは最高でした!
「この人は、この後もいっぱい食べるかもしれない」と気遣ってくれたかどうかは分かりませんが(笑)、『ご飯の盛りはこれくらいですか?』と少なめに盛ってくれました。
香の物や焼き魚も美味しかったのですが、一番感動したのは、だし巻き卵です。
出汁や焼き加減が絶妙で、絶対に真似できないプロの一品でした。
洋食の卵料理とは、また一味違った味わいです。
正直、今まで食べただし巻き卵の中で、断トツ1番!記憶に残る味でした。
ポタージュスープとパン・ド・カンパーニュで作られたオープンサンド。
オープンサンドの具は、パルマ産のハムや、その場でスライスしてくれるスモークサーモン、チーズなどがありました。
素材や味だけでなく、見栄えも美しいお料理が並んでいます。
野菜のサラダ・パフェスタイルに、ポテトサラダとカボチャのモンブラン仕立て。
どれも、一つ一つ丁寧に作られていて、味だけでなく目でも楽しませてくれます。
ゆっくり味わっていると(大食漢の私でも)けっこうお腹がいっぱいになってきました。
でも、続けます(笑)。
つづいては、中華から。
気になっていた、干し貝柱入りの中華がゆ。
京王プラザホテルのレストラン『南国』特製のフカヒレ餡が添えられています。
お腹いっぱいなのに美味しく感じる♡ 優しい味の贅沢な中華がゆでした。
そろそろ、スィーツに入ります。
アセロラや柑橘類のゼリーとフレッシュフルーツ。
ヨーグルトのそばにマンゴーピューレがあったので、柑橘類のゼリーにかけてみました♡
スィーツコーナーにもライブキッチンがあります。
パティシエがゲストの目の前で作ってくれる、カラフルデニッシュ。
サクサクのパイに乗せるのは、ブルーベリー・ブラックベリー・フランボワーズ・イチゴ・チョコレート、そして栗があります。
欲張りの私は、全部盛りににしてもらいました♡
朝からスィーツの種類も豊富で、止まらなくなってしまいました。
メニュー(抜粋)
・京王プラザホテル伝統のジャーマンチーズケーキ
・京王プラザホテル伝統のいちごショートケーキ
・低糖質プリン
・低糖質いちごのショートケーキ
・季節のフルーツタルトレット
・自家製アイスクリーム
(バニラアイスクリーム・コーヒーアイスクリーム・キウイシャーベット・ポワールシャーベット)
・オーガニックハニーアーモンドグラノーラ
・パルテノヨーグルト
・プレーンヨーグルト
(ソース:ストロベリーソース・ライチ・マンゴー)
パイがサクサクだったので、クロワッサンも美味しいに違いない!
と思って、ホテルメイドのバニラアイスと一緒にいただいてみました。
もうここまで美味しいものが続くと、言葉がありません。
先に離脱した友人の前で、最後のお皿に行くことにします。
京王プラザホテル伝統のいちごショートケーキとマカロン。
このいちごショートケーキが凄く美味しい!と思いながら、前日ラウンジでバクバク食べていたのですが、京王プラザホテル伝統の味だったのですね。
マカロンもクリームがたっぷりで、贅沢な味でした。
どのお料理も極上の名にふさわしいものばかりでした。
ただ、一点残念だったのは、コーヒー等の温かい飲み物
以前、バリスタが常駐している朝食ブッフェをいただいたことがあるのですが、コーヒーまでライブだと、さらに素晴らしかった気がします(求めすぎ?)
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さいごに
期待していた「極上の朝食」は、期待以上!正直、今までのいただいたホテルの朝食の中で最高の朝食でした。
種類が豊富だったり、豪華だったり、海鮮山盛り・・・といった豪華なホテルの朝食は他にもあると思います。しかし、(私が体験した範囲ですが)多くは混雑しており、お料理を味わうというより種類が多かったね、といった記憶しかありません(あくまでも個人的な感想です)。
一方、新宿の京王プラザホテルは、ゆったりとした空間で、長蛇の列に並ぶこともなく美味しいお料理をいただけます。
さらに素晴らしかったのが、スタッフの方の対応です。
お料理が乗ったお皿を持ちながら他のお料理を見ていると、すかさず、『テーブルまでお持ちしましょうか』と声をかけてくれるなど、どのスタッフもゲストが快適に過ごせるよう気配りしてくれました。「グラスコート」には、京王プラザホテルの中でもホスピタリティー溢れるスタッフが集められている!?と思ったくらいです(実際そうかも)。
なので、最後のひと時まで至極のときを過ごすことができました。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。