「旅とアロマ」にお越しくださりありがとうございます。
2024年6月6日(木)にグランドオープンした東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル、友人のおかげで奇跡的に宿泊することができました。
今回は、アクセスとグランドオープン当日のようす、そしてファンタジーシャトーの宿泊記をお届けいたします。
スポンサーリンク
アクセス
東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテル(以下、ファンタジースプリングスホテル)は、東京ディズニーシーの8つめのテーマポート「ファンタジースプリングス」に隣接するホテルです。
ホテルまでは公共交通機関と車で行くことができます。
公共交通機関
東京ディズニーシーには「ホテルミラコスタ」もありますが、ファンタジースプリングスホテルは、ディズニーリゾートラインの1駅分離れた場所に位置しています。なので、公共交通機関の最寄り駅は、ディズニーリゾートライン「ベイサイド・ステーション」となります。
ディズニーリゾートラインへは、JR京葉線・武蔵野線「舞浜駅」から案内に沿って進むと簡単にに乗り継ぐことができます。
Suicaだと、チケット(1乗車300円)を買わずにそのまま改札でタッチして乗車できますが、1日乗車券を買っておくとなにかと便利です。1日乗車券は記念にもなるカードタイプです。
以前は東京ディズニーリゾートのデラックスタイプのホテルに宿泊する際、この1日乗車券ももらえましたが、現在その特典は今はありません。
グランドオープンの日記念としてベイサイド・ステーションで購入された乗車券の写真を撮らせてもらいました(ありがとうございます^^)。これだけ揃うと圧巻ですね。
ディズニーリゾートラインには特別塗装の「東京ディズニーシー“ファンタジースプリングス”ライナー」もあります。偶然、行き帰りに乗ることができました。
(急いでいない場合は)待って、乗って、気分を盛り上げましょう!
JR舞浜駅に隣接する「リゾートゲートウェイ・ステーション」から「ベイサイド・ステーション」までは2駅。
駅には下りのエスカレーターやエレベーターがあるので、大きな荷物を持っていても大丈夫です。駅構内にはコインロッカーもありました。
ベイサイド・ステーションからエスカレーターで降りて右に進むと、すぐに見える緑の屋根はパークの入り口です。こちらから入るときは、ファンタジースプリングスホテルの宿泊証明書が必要です。
ホテルのメインエントランスに繋がる出入り口はその左側にあります。
初めて行ったときちょっと迷ってしまいましたが、周りにはキャストの方がいますので分からないことは聞くとすぐに教えてくれます。私たちもそうですが、キャストの方もグランドオープンを迎えて嬉しそうでした。
なお、グランドオープン当日はここからさらに3分ほど歩いた所にある駐車場側のエントランスから入りました。
ちなみに、ホテルへ戻るときは一番右の扉から出て(メインエントランスまで行かなくても)、すぐそばの出入り口を利用できます。
慣れれば問題はないのですが、初めてだとちょっと迷う箇所でした。
あまり目立たないホテルの出入り口(近道)ですが、エスカレーターであがるとメインエントランスまですぐです。
夜は目立つ光る看板があるので、迷うことはありません。
リムジンバス
羽田空港や成田空港からは、リムジンバスでホテルのメインエントランスまで来ることができます。
車の場合
駐車場は、ベイサイド・ステーションのそばにある道から入ります(0:00より利用可能)。
なお、歩道を歩いて途中に右へ進むと、ファンタジースプリングスホテルのメインエントランスがあります。
駐車場
・料金:1泊目3,000円/2泊目以降1泊1,000円
・利用時間:チェックイン日0時〜チェックアウト日24時
駐車場に近いエントランスから入ると「コンサバトリー」という吹き抜けの空間があり、こちらからロビーへ進みます。
コンサバトリーには大きなクジャクのオブジェがあります。
グランドオープン当日の早朝はこちらに特設カウンターが設置されたので、こちらで荷物を預かってくれました。常にキャストの方がいるので、車でやって来てもこちらで荷物を預かってもらえると思います。荷物を預ける際、引換証などはなく、代表者の名前で管理していました。なので、受け取るときも名前を言えば大丈夫でした。
その反対側には、藤の木を模したデコレーションがあります。
こちらは、ディズニー映画『プリンセスと魔法のキス』に登場する茂みをモチーフにしつつ、高貴な雰囲気を演出しているそうです。
これらのそばに部屋(ファンタジーシャトー)へ続くエスカレーターがあるので、この辺りは、滞在中に何度も通ることになります。
そして、天井には隠れミッキーも!
コンサバトリーとロビーを繋ぐ廊下の外にもオブジェがあり、魔法の泉のほとりに立っているホテルのイメージを醸し出しています。ファンタジースプリングスホテルの敷地内は、緑が多くて、見ているだけでも癒されます。
館内の施設
コンサバトリーとロビーの間にはジョイフルスプリングス(ショップ)もあり、朝の6時から24時まで営業しています。
なので、パークに行く前に朝食を買ったり、帰って来て夜食を買うこともできますね。アイスクリーム(ハーゲンダッツやGODIVAなど)もありました。
スポンサーリンク
ファンタジースプリングスホテル
前置きが長くなってしまいましたが、いよいよチェックインです。
グランドオープン当日は7時半に集合して荷物を預け、パークチケットを買い、宿泊証明書を受け取り、ファンタジースプリングスホテル専用エントランスに向かいました。なので、一通り楽しんだ後のチェックインとなりました。
今回は、宿泊者特典の「1デーパスポート:ファンタジースプリングス・マジック」を購入したのですが、その威力はハンパなかったです。
ファンタジースプリングスホテルの客室総数は475室です。
デラックスタイプのファンタジーシャトー(419室)とより豪華なラグジュアリータイプのグランドシャトーで構成されています。
ファンタジーシャトーに泊った場合、一度ホテルの建物から出て専用エントランスを通ってパーク(ファンタジースプリングス)に入ることになります。また、ファンタジースプリングス・レストランを利用すると、レストランから直接パークに出入りできました。
ファンタジーシャトー
ファンタジーシャトーは、ファンタジースプリングスの動植物や魔法の泉をモチーフにした装飾に包まれた空間で、パークの雰囲気を感じながら滞在を楽しむことができる棟です。
以前、トイストーリーホテルの駐車場(屋上)から建設途中のファンタジースプリングスホテルを撮った写真です。
こちらがファンタジーシャトーだったのですね。
今回泊まったのは、ファンタジーシャトーのローズコートサイドです。
名前の通り中庭にはバラ園があり、5月の終わりごろはバラが満開でとてもきれいだったそうです。
バラといえば『美女と野獣』、そばには、ベルと野獣の石像もありました。
夜にはライトアップも楽しめます。
どこを見ても「よくここまで作りこんだなあ」と感心しきり。世界のディズニーホテルを体験している友人も絶賛していた細部のこだわりがあちこちで見られました。
チェックイン
通常のチェックインは15時からですが、グランドオープン当日のチェックインは12時からでした。
メインエントランスを一歩入ると、夢のような景色が広がっていました。
ベルデスクで、朝預けた荷物をもらいます。
引き取るときは代表者の名前を伝えます。
ここでは、荷物の預かりだけでなく、チケットの販売、宿泊証明書、空港行きリムジンバスの予約などもお願いできます。なお、チケットの販売は、6:00~22:00です(2024年6月現在)。
レセプション
レセプションでは、ゲストのチェックインやチェエクアウトの続きや郵便物の預かり、絵葉書へのスタンプなどを受け付けてくれます。
美しいアールヌーボー的な曲線を活かした、まるで絵画のような背景も素敵ですね。
グランドオープン当日は、12時過ぎのチェックインのために、長い列ができていました。
オンラインでチェックインしたゲストの列も別にありましたが、部屋の準備が整っているということで、並ぶことなくそのままスマートフォンを操作すればいいだけでした。あとは、ロビーのそばのソファーで、キャストの方が荷物を持って来てくれるのを待つだけです。
なお、ディズニーホテルらしくディズニー作品が楽しめるコーナーもありました。
ファンタジーシャトー・ラウンジ、持って来てくれた荷物を見ると、メッセージが書かれたタグがついていました。この日のゲスト数を考えるとかなりの労力だと思いますので、その心遣いに感謝し、大切にします^^
オンラインチェックイン
さて、公式サイトでの予約特典、オンラインチェックインします。
一緒に宿泊する人とグループを作成すると、ルームキーを受け取ったメンバーもアプリでチェックインしたり部屋の解錠ができます。
そしてアプリでのチェックイン時のお楽しみ♪
ルームキーをダウンロードするときは、スマートフォンの音量も少し上げておきましょう。
画面がブルーに変わったその瞬間、魔法にかかったかのような体験ができますよ^^
なお、オンラインチェックインしてモバイル・ルームキーがあっても、カードキーはもらうことができます。
テラス
なお、レセプションのそばにはファンタジーシャトーの テラスがあり、外に出るとや魔法の泉やグランドシャトー(外観)を見ることができます。
もしチェックインに時間がかかるようであれば、交代で見に行くのもいいかもしれませんね。
特典
ところで、東京ディズニーリゾートの公式ホテルに宿泊すると、以下の特典があります。なお、入園できるパークはホテルにより限定されています。
- ハッピーエントリー:一般ゲストの15分前より入園開始(チェックイン日を除く滞在日・チェックアウト日)
- チケット確約:チェックイン日からチェックアウト日までの1デーパスポートを宿泊ゲスト1名様につき1日1枚購入可能(添い寝のお子様も含む)
グランドオープン当日は、通常より45分早い8時15分に入園できました。
さらに、ファンタジースプリングスホテル宿泊ならではの特典もあります。
- ファンタジースプリングスに入場可能(パークチケットが別途必要)
- 専用エントランスを利用可能(パークチケットが別途必要)
- 「1デーパスポート:ファンタジースプリングス・マジック」を購入可
専用エントランスでは、ファンタジースプリングスホテルの宿泊証明書の提示を求められることが多いので、すぐに出せるよう(かつ無くさないよう)にしておきましょう。
さらに、「1デーパスポート:ファンタジースプリングス・マジック」を購入した場合、最初のアトラクション乗車時にリストバンドを巻いてくれました。結構しっかりしたバンドで、水で濡れても大丈夫でした。
さらに、公式サイトには書いていないギフトもありました(現在は終了)。
在庫がなくなった時点で配布は終了です。
このほか、ポーチ&コインケースがセットになったトートバッグ・ディズニーホテル・エクスクルーシブ(18,000円)やエコバッグもファンタジースプリングスホテルの宿泊者全員が購入可能です。
スポンサーリンク
スーペリア・アルコーヴルーム
さて、いよいよ部屋へ。
今回は、こちらの部屋です。
東京ディズニーリゾートのホテルは部屋を選べないようなのですが、エレベーターに近くて便利、さらにローズコート側のとても素敵な景観の部屋がアサインされました。
ドアを開けて部屋に足を踏み入れるとちらりと見える、ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』と『バンビ』『プリンセスと魔法のキス』の世界!
4つのベッド
部屋の中央には大きなベッドが2台。
今回は4人で宿泊しましたが、十分に寛げる広さでした。
部屋のくぼみを利用して、アルコーヴベッドベッドが設置されています。
キャストの方に部屋の案内をお願いしたので、こちらで全員の写真を撮ってもらいました。
窓側のベッドの下には引き出して使えるトランドルベッドがあります。
あみだくじで、私はこのベッドになりました。子ども用だと思っていたのですが、大人でも問題なく利用できます。マットレスは柔らかめでしたが、寝心地は思っていたより悪くなかったです。
あとで気づいたのですが、私の頭の上にはバンビとフラワーたちがいたようです。
クローゼット
クローゼットには、ラプンツェルをモチーフにしたアートがデザインされています。
中には予備の枕が一つ。ほぼ新品のハンガーからは木の香りがしました。
スリッパは大人用が4つ、子ども用が2つ用意されていましたが、みんな慣れたものです。他のディズニーホテルのスリッパを持ってきて、こちらのスリッパは持ち帰りにしました。とはいっても、模様の色が違うだけなのですが・・・
私は香港のディズニーホテルのスリッパを持って行っていきました^^
備品
部屋には湯沸かしポットやアイスバケツ、コーヒー等が用意されています。
冷蔵庫には冷たい水が4本ありました。
引き出しにはパジャマが4枚。
Mサイズ(3枚)と Lサイズ(1枚)が入っていました。Mサイズといってもけっこう大きめで、普段Lサイズの私でもゆったる着ることができました。もちろん、9番に電話してサイズ交換してもらうこともできます。
なお、お子さま用には蝶のワンポイントがついた子供用パジャマを用意してくれるようです。
その他
ベッドサイドはこういう感じ。
ベッドボードには花の色に同化しようとするパスカルのレリーフがありました。友人たちに比べるとディズニーの知識が少ない私ですが、それでも楽しめる(知っている)デコレーションがあちこちにちりばめられており、細部まで楽しめる部屋になっています。
窓側には椅子が2つ。
新品のソファーの香りがしました。
メロンの模様という意見で一致したのですが、なぜメロン柄なのかは(私には)謎です。
窓側にはエコバッグが2つ置かれていました。
こちらは無料ですが、追加で1人1つ購入(2,000円)することもできます。なお、追加購入のバッグの方が少し厚手で花の柄が増えているそうです。
また、クローゼットの横には化粧台としても利用できるスペースがあり、USBやコンセントも十分に備わっていました。
バスルーム
洗面ボウルは1つですが、旅慣れているメンバーばかりだったので特に問題は感じませんでした。
ディズニーリゾートのホテルらしく、お子さまが楽に利用できるような台もあります。
歯ブラシの他に、ふくらはぎの疲れを取るシートもありました。
もちろん歯ブラシは持ち帰り♡
引き出しの中には、櫛やブラシ、お子さま用の歯ブラシなどが入っており、こちらのカップは持ち帰れます。なお、これらのアメニティーは、足りなければ部屋のテレビからリクエストもできます。
ドライヤーは新品のパナソニック、使い勝手がよかったです。
洗面台の両側にはお手洗いとお風呂場。
ゆとりのある設計になっています。
まるで家のお風呂かのように広くて寛げました。
バスタブのお湯もすぐたまり、パークを歩き疲れた足を癒すことができました。欲を言えばバスソルトがあるとよかったかな。
シャンプーやコンディショナーは市販されていないもののようですが、個人的にはシャンプーが特に気に入りました。優しい花の香りのシャンプーは、濃厚で、細かな泡立ち、とても使い心地が良かったです。以前のような個別のパックでないのでお土産にできないのが残念ポイントです。
部屋の詳細
・広さ:41㎡
・定員:4人
・料金:66,000円~
今回スーツケース(中型)を持って行ったのは私だけだったのですが、2個くらいなら広げたままで滞在できそうです。また、費用面でも(4人だったので)かなり抑えることができました。
ディズニーらしさは満開ですが、最新の機能も持ち合わせた部屋の設備。
部屋のテレビを使って、アメニティの追加だけでなくチェックアウトをすることもできました。入場確約のチケットも部屋付けで購入してチェックアウト(テレビ画面で操作)時に支払えるのでとても便利です。
なお、モーニングコールを設定すると、オラフが『早く起きると良いことがあるよ』起こしてくれるそうです(あとで知りました、残念)。
スポンサーリンク
さいごに
夢のような奇跡の滞在!
ファンタジースプリングスホテル・ファンタジーシャトーの滞在記をお届けいたしました。
今回は公式サイトからの予約でしたが、JTBや楽天トラベルからも予約ができます。しかし、隣接するファンタジースプリングスも同時にオープンとなったので、現在ホテルの予約はさらに熾烈な争奪戦となっており、空室が出たと思っても秒殺のようです。ただし、バケーションパッケージでは空室を見つけましたので、(少し高額になりますが)可能性はありますね。
広告
ファンタジースプリングスホテルの予約は、ときどきまとめて空室の放出も見られるようになりました。
キャンセル拾いに成功した声も聞かれます。
こちらもあわせてどうぞ。
-
どうすれば入れる?東京ディズニーシー・ファンタジースプリングス 体験記とホテル予約
「旅とアロマ」にお越しくださりありがとうございます。 2024年6月6日に開園した東京ディズニーシー第8のテーマポート「ファンタジースプリングス(FS)」。パークのチケットを買っただけでは入れず、いく ...
続きを見る
最後までご覧いただき、ありがとうございます。