The Fairmont Hotel Vancouver (ザ・フェアモント ホテル バンクーバー)、通称ホテルバンクーバーの宿泊記です。
エントランス
ザ・フェアモント ホテル バンクーバー は、1939年創業で、町のシンボルのような存在です。
昔、仕事でバンクーバーに行ったとき、斜め前に立つハイアットリージェンシーに泊っていました。朝早く目覚めたとき、カフェから霧の中に浮かび上がる ザ・フェアモント ホテル バンクーバー の青銅の三角屋根をボーっと眺めていた思い出があります。
ザ・フェアモント ホテル バンクーバー は、カナダ西海岸の発展に寄与した大陸横断鉄道のステーションホテルであったものが、現在はレトロなたたずまいを残しつつ、改装されました。
フロントの近くには、朝はコーヒー、昼からはお水が用意されていました。エレベーターホールも素敵な雰囲気です。
そのそばには創業当時からのポストがあり、上階から投函された郵便物がすべてここに集まるそうです。
部屋のようす
- サイズ: 28㎡~42㎡
- ベッドタイプ: キングベッド1台、またはクイーンベッド2台
- ビュー:建物内の中庭またはシティビュー
ツアーなので、一番リーズナブルな部屋(シティビュー)です。エアコンが24℃以上にならなかったので少し肌寒かったです。
カナダは、日本と同じコンセントで大丈夫です。電話は使いづらかったです
コードレスなのですが、受話器を上げただけでは使えません???少し考えて、私はスピーカーボタンを押してから電話をかけていたのですが、その下にある「LINE1」を押せば普通にかかったそうです。
流石、高級ホテルです。バスローブがフカフカでした♡
スリッパは引き出しの中にありました。カナダのホテルでは無いと思っていたので、助かりました。
バスルーム
きれいに改装されているので、レインシャワーもあり、浴槽の排水は問題なかったです。
シャワーは(私だけかもしれませんが)、湯量と温度の操作が難しかったです。快適な温度のための「Cold」 「Warm」 「Hot」のレバーの位置関係を(自分のために・笑)残しておきます。
シャンプーなどのアメニティーはとても良かったです。ニューヨーク発のフレグランスブランド「LE LABO」のホテル仕様です。「LE LABO」のコンセプトは、「植物由来、ジェンダーレス、主張しすぎず、動物実験もしない、使いごごちの良さ以外、約束事はありません」です。「LE LABO」のオリジナルの製品は HINOKI (ヒノキ) と名付けられ、日本のヒノキの香りにインスパイアされているもののようです。
部屋にあったものは、ROSE31と名前が付いていました。LE LABOには「ROSE 31」という香水があったので、その香りがブレンドされた製品なのかしら。香りは少し違いますが、オリジナルコンセプト通り使い心地は最高!でした。
朝食
朝食は、ホテルのロビーにある「ノッチ8 レストラン&バー」で頂けます。カナダ太平洋鉄道とともに歩んできたホテルのレストランの名前は、電車の最高速度にちなんで名付けられているそうです。
久しぶりのゴージャスなレストランでの朝食。朝一で入ったので、まだ誰もいません(いない理由は後でお伝えします)なので、許可を貰って写真をいっぱい撮らせてもらいました。
どれも美味しくて幸せな朝食。新鮮なフルーツに厳選された食材が使われている(気がします)。
スムージーもおすすめ♪ お腹が空いていたので、本能のままにお皿に取って来てしまいました。
やっぱりサーモン!脂がのっていて程よい塩味でお代わりしてしまいました。一番のおすすめです。
オムレツなどの卵料理は別途オーダーできますが、並べてある卵料理でお腹いっぱいになってしまったので、今回はパスしました。
ホテルメイドのペストリーもずっと食べていたい美味しさです。前日の夜、フルーツだけにしてよかった。大満足のホテルの朝食でした。
- 月-金:06:30~10:30
- 土・日:07:00~10:30
まとめ
憧れのホテルは、やはり素敵なホテルでした。ホテルの2階にはジムやプールがあり、夜にいったところ貸し切りでした。なので、ゆっくり泳ぐことができました。昔先輩から教えてもらったのですが、旅先で水の中に入るのは時差調整にいいそうです。
暖房が弱く部屋が少し寒かったのですが、そんなことは気にならないくらい贅沢な滞在になりました。立地も良く、すぐそばにはショッピングアーケードやレストランが立ち並ぶロブソン通りがあり、道を隔てて Vancouver Art Gallery(バンクーバー美術館)、8ブロック先には歴史地区ギャスタウンがあります。個人で泊まるとなると、宿泊料は少し高めですが、おすすめのホテルです。
最後までご覧いただきありがとうございます。