「旅とアロマ」にお越しくださり、ありがとうございます。
Twitterでつぶやいた一言をご覧になった方から「先が知りたい」とコメントいただきました。
なので、今回は、アブダビの出国の様子と、機内、そしてエティハド航空・サービスのその後についてご紹介いたします。
※2019年の体験ですが、リンク切れを修正したため更新しました。
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アブダビ空港
アブダビからの帰国。
エティハド航空の発着は「ターミナル3」でした(2019年当時)。
こちらでチェックインできるようです。
機内持ち込みの重さ制限があるので、こちらで確認しました。
チェックイン後、そのまま専用の出国検査・セキュリティチェックを受けました。
アブダビ国際空港は24時間空港なので、夜中でもとても混雑しています。でも、ここの検査は混雑知らずのような気がしました(あくまで1回しか使っていないので推測ですが)。
ビジネスクラス・ラウンジ
ファーストクラスのラウンジ(SPA付き)は、セキュリティチェックを通過したすぐの所にあるのですが、ビジネスクラスのラウンジはけっこう歩きます。
しかも、夜中でも結構混雑しています。ANAのビジネスクラス・ラウンジといった感じでしょうか。でも広いので、そんなに気になりませんでした。
今回は、ぎりぎりまでホテルにいてさっぱりしてから来たので、お食事と飲み物をゆっくり頂くことにしました。お昼を食べ損ねたので、お腹ペコペコ。ドバイもそうでしたが、ここもお寿司も日本から輸入したお米をを使っている?食べなれた柔らかいご飯でした。美味しかったです。
バーカウンターもあるので、モヒートを作ってもらいました♡
ここまではとても快適です!
オープンスポット
成田行きのフライトはオープンスポットでした。ビジネスクラス用のバスはあるのですが、全員が揃うまで待ちます。
バスの中は冷房がガンガン効いているので寒かったです。
機内のようす
気になるギャレー (飛行機のキッチン)。使いやすそうです。でも、航行中は、ギャレーの作業音がハンパなく煩かったです。ギャレーから遠い席、前から3列目でも音が響いていました。
対策は、耳栓+ヘッドフォンでの防音です。これ、結構効果があります!
機内でのトラブル・その後
今回、4回搭乗して、「大幅遅延」や「GTB」、イレギュラー(特に天候によるもの)は仕方がないとしても、機内でのフォローが少なく不安でした。
次はないかな。
そう思っていました。極めつけは、 機内秩序が守られていないことに起因する機内トラブル。
客室乗務員の仕事の一つとして、搭乗中の機内チェックがあります。不審者はもちろんですが、航行中のトラブルに発展するような行為がないか、乗客や機内の様子をよく見ておくことです。
旅客搭乗中の機内チェックは保安にも繋がりますので、とても大切な業務なのですが、これが全くされていませんでした。
航行中は、客室乗務員の方が気にかけてくれ『何かできることはありませんか』と声をかけてくれましたが、旅客搭乗中に、機内チェックをしていたら発生しなかったトラブルだったため、今さら・・・な気持ちになりました。
さらに、状況説明のために、英語で2人に説明し、そのあと日本人乗務の方にも同じことを説明。何度同じことを聞かれてちょっとうんざりしてしまいました。到着後の引き継いでくれる予定だった地上係員にも最初から説明しなくてはなりませんでした。
ドラブルよりも、保安への意識の低さと、乗務員同士や地上係員との連携の悪さに辟易して「もうエティハド航空はこりごり!」と思っていました。遅延対応も不安でしたし。
搭乗後のSurvey
ところで、エティハド航空は、かなり込み入ったSurvey(質問調査票) が搭乗後すぐにメールで来ます。質問のほとんどは、1~5の「悪い」から「良い」にチェックするだけなのですが、その理由をコメントする欄があります。そこは日本語で書けます。
評価が低かった場合のみ、最後に「正式に苦情を書きますか?」となり、「はい」を選ぶと、正式にクレームをあげることができます。自動的にコメントにリンクするので、これはとてもいいシステムだと思いました。
エティハド航空は、アプリの使い勝手を始め、ハード面がとても良いのです!
でも、特に返信なんかはないのだろうなぁ、あっても決まった文言のお詫びメール?と思っていたら、ある日電話がかかってきました。
Hello!Etihad Airways.
『今回は本当にすみせん。快適なフライトのため機内の秩序を守らないといけないのは航空会社の責任です。不快な思いをさせてすみません。でも、次回ご搭乗頂けるのをお待ちしています。 』
何とビックリ !
わざわざお詫びの電話を頂きました!
上級会員でもないのに!ここまでしてくれた航空会社は初めてです。普通、日本人は、外資系のエアラインで機内の快適性を損なう行動に対して、意見を言ったりしないからでしょうか。
とにかくビックリしました。
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さいごに
機内で「隣の人が座席のひじ掛けに腕を置いていたらどうするか?」「後ろの人が座席を蹴ってきたらどうするか?」という調査で、日本乗客の多くは「我慢する」という結果が出ていました。不快に思っても機内では我慢してしまうようです。
私も、せま~いA〇Aのエコノミークラスで、隣の女性の肘が私のお腹の横をエルボーしていても我慢しました。
でも、ビジネスクラスではやっぱり落ち着いた空間が欲しい!体験したことのない事例に客室乗務員の方たちの対応が後手後手に回ってしまっていたので、前回アップした搭乗記では辛口の評価をしてしまいましたが、帰国後の期待以上の対応に、気持ちは少し変わりました。それまでは、エティハド航空は「安くても避けたいな」と思っていましたが、また機会がございましたらお世話になりたいと思っています。
初めてのエティハド航空の体験でした。最後までご覧いただきありがとうございます。