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中東の国UAE(アラブ首長国連邦)第二の都市、ドバイへのツアーに参加してきました。
観光立国を目指しているだけあって、格安から豪華なホテルまで、さまざまなタイプのホテルがあります。5回目のドバイ旅行だったので、ラマダンの時期を狙ってみました。ラマダン中でも快適に過ごせるでしょうか?
ラマダン中の、Sheraton Dubai Creek Hotel & Towers (シェラトン ドバイ クリーク ホテル&タワーズ) の宿泊記をお届けいたします。
※ 2018年の宿泊記です。
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ラマダン中の旅行を選んだ理由
ラマダン (Ramadan) とは、イスラム歴9月を示す総称で、イスラム教徒(ムスリム)の義務である「五行」の一つである 断食(サウム)を1カ月もの間おこなう時期でもあります。日の出から日没までの時間、飲食を断ち(水も飲みません)、主神であるアッラーへ感謝を捧げます。
一見、旅行者には不便に思えるこの時期を選んだのは、6回目のドバイ、このときにしかできない体験がしたかったからです。また、この時期、ホテルの料金が三分の二くらいになるところも多くなります。
イスラム暦は、月の満ち欠けの周期に基づいた太陰暦で、1年が354日です。しかし、現在の世界で使われている「グレゴリオ暦(1年365日)」に従って行うため、毎年11日ほど前にずれていくそうです。そのため、旅した2018年は、5月17日から6月14日がラマダンの期間でした。
シェラトン ドバイ クリーク ホテル&タワーズ
今回泊まった Sheraton Dubai Creek Hotel & Towers (シェラトン ドバイ クリーク ホテル&タワーズ) は、Creek (クリーク) のそばに位置しています。Creek (クリーク) とは、ドバイで多く見かける運河のことです。
旅行サイトのエクスペディアで見てみると、2018年同時期の1泊は、13,695円(返金可・朝食込)でした。追加として、観光税が1日につき20AED (ディラハム), 約600円必要です。ラマダン期間中は、普段より20~30%お得に泊まれるようです。
部屋のようす
部屋はとてもきれいで、広さも十分です。
しかし、アサインされたお部屋からはクリークが見えない、シティビューの低層階でした。さらに、大きな道路に面しているため、夜中でも車の音がうるさかったです。安いツアーなので仕方ないですが。
豪華なライティングデスク。
そのそばにはコンセント類があり、設備は申し分なかったので、日中は快適に過ごせました。
バスルーム
広めのバスタブと独立したシャワールームがありました。デザインは素敵なのですが、ちょっと使いづらい・・・。というか、どこを回せばお湯がでるのか、すぐに分からない(笑)おしゃれなタイプです。
アメニティは、シェラト系列ホテルのオリジナルブランドでした。
爽やかなシトロン、多年草のベチバー、オーガニック・アロエとビタミンが配合され、パラベンフリーです。ブラシ、コットン、綿棒などの小物はありませんでした。歯ブラシは最終日に用意されました(笑)
飲み物類
お部屋には無料のお水が4本ありました。きちんと「Free」とタグがついていましたので、安心していただきました。
コーヒーはネスプレッソ。
我が家に来た最初の機種なので、とても懐かしかったです(どうでもいいことですが・笑)。カプセルは知らないブランドでしたが、香り豊かで美味しかったです。
冷蔵庫の飲み物は有料です。
お酒もありますが、ビールは1缶45AED (1,350円) と信じられない値段です。ラマダンの期間でも、レストランでお酒を飲むことは可能ですが、やはり高いです。ドバイの空港到着後に免税店があり、ビールやワインなどお酒類を売っていますので、そちらで安く購入してきて、部屋で飲むこともできます。
その他
スリッパやバスローブ、アイロンなど必要なものはすべて揃っているので、快適に過ごせます。
無料の靴磨きサービスもあり、名前と部屋番号を備え付けのカードに書いて、靴と共にかごに入れておくと、08:30 ~14:30 の間に返してもらえるようです。
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ホテルの朝食
朝食はグランドフロア(G階)のレストランで。営業時間は、06:30 ~ 10:30 (2018年当時)でした。
プールが近くにあり、オープンエアでも楽しめるようです。
種類も豊富で、美味しかったです。
パンがおいし~♡ 美味しいのでつい食べ過ぎてしまいます。
朝は、メロンとスイカを中心に果物をいただきました。人参ジュースも濃くて、美味しかったです。
メインに、その場で作ってくれるオムレツと、ポークソーセージ、豆類など。
ドバイに来たら必ず食べたいイスラムプレートにしてみました。ハッシュドポテトがカリカリで美味しかったです。
ジム
G階にはジムもあり、市内を回るのに自転車も借りられるようです。しかし、日中40度越えのこの時期、サイクリングはちょっと厳しいですね。
しかも、ラマダンなので水を人前で堂々と飲むのははばかれます。
ジムもありました。
入り口にスタッフはいなかったので、ノートに部屋番号と名前を書いて入ります。24時間利用可能で、サウナやジムの利用は宿泊者は無料です。
ヨガ
木・金・土曜日(こちらの週末にあたります)に、クリークでヨガのレッスンがあるようで、早速申し込みました。楽しみです。
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さいごに
シェラトン ドバイ クリーク ホテル&タワーズは、市街の超豪華ホテルには劣るかもしれませんが、とても素敵なホテルです。入り口からロビーまでの開放感は、気持ちをアップさせてくれ、疲れも吹っ飛びました。空港だけでなくスーク(市場)などの観光地にも近い、立地のいいホテルでした。
ラマダン中でしたが、特に不便を感じることもありませんでした。
代わりに、日没以降のレストランでは、ラマダンの時期ならではのごちそうが並んでいますので、おすすめです。
最後までご覧いただきありがとうございます。