2022年3月1日から、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーでは、入園制限の緩和を始めました。
まん延防止等重点措置に伴い各パーク1日2万人としていましたが、最大収容人数の50%を超えない範囲内で入場者数を段階的に引き上げます。
3月2日のミニーちゃんの日、10時30分からの入園時間指定パスポートで行ってきました。
混んでる?スタンバイパスは取れる?
入園者数の制限緩和が始まった春の東京ディズニーシーのようすとともに、入園時間指定パスポート(10時30分から)で楽しめたことをご紹介いたします。
パークのチケットと入園
現在、入場者数の緩和に伴い、パークのチケットは比較的取りやすくなっています。
公式サイト、もしくは公式アプリで当日のチケットも買えるようになりました。
パークのチケットは、1デーパスポートの他、入園時間指定パスポート(10時30分から、もしくは12時から)もありますので、選択肢が増えましたね。
追記
期間限定で、複数日来園パスポートも販売されるようです。
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複数日来園パスポートとは、2022年5月~2022年7月の複数日来園パスポート入園対象日において、各月2回(合計6回)、午前10時30分からご入園いただけるパスポートです。
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毎月、入園希望日・入園希望パークを4日間事前登録いただいたのち、パークにご入園いただける指定入園日を2日間、指定させていただきます。
複数日来園パスポートの詳細は >>> こちら
入園時間
現在、入園開始は9時からとなっていますが、入園者増加に伴い平日でも早まる日が増えているようです。
3月2日の東京ディズニーシーでは、45分も早い、8時15分からの開園となりました。
この時間に入れると、ソアリン:ファンタスティックフライト”やトイ・ストーリー・マニア!といった人気のアトラクションのスタンバイパスも難なく2回取れそうです。
10時30分から
しかし、私が買っていたのは10時30分からの入園時間指定パスポート。原則、入園時間が早まることはありません。
入園の30分前、10時ごろにエントランスに着きました。
平日でしたが、お天気も良かったので、列は思ったより長めでした(私は14番目)。
この日は、入園時間指定パスポート(10時30分から)は売り切れでしたが、1デーパスポートは残っていました。
なので、確実に2万人以上の入園者となっている日でした。
10時10分頃にセキュリティチェックが始まりました。
セキュリティチェックと検温を受けた後のパスリーダー前。
ここでは4番目になったので、ほぼ、10時30分に入園できました。
ミニーの日
毎年3月2日は、ミ(3)ニー(2)ということで「ミニーの日」。
現在、パークでは、スペシャルイベント「トータリー・ミニーマウス」が開催されていますが、この日だけの特別イベントはありませんでした。
ただ、エントランスに近い(一番目立つ場所に)ミニーちゃんグッズが集められていましたので、少しだけ雰囲気を味わうことができました。
スタンバイパスは取れるか?
パークでの人気アトラクションのいくつかは、現在、スタンバイパスを発行(時間指定)して利用するシステムです。
なので、入ったらすぐにスタンバイパスを取りましょう!
入園者の数で、どのアトラクションがスタンバイパスの対象になるか決まるようです。
行きのバスの中で確認したところ、この日は「ソアリン:ファンタスティックフライト」のみ、朝一からスタンバイパスが必要だったようです。
その他のアトラクションは、入園後しばらくは、列に並べば乗車できるようになっていました。
しかし、「トイ・ストーリー・マニア!」の待ち時間が75分!「タワー・オブ・テラー」の待ち時間が70分!
貴重な朝の時間を待ち時間で潰してしまうのはもったいない気が・・・。
この日は、10時10分頃「トイ・ストーリー・マニア!」のスタンバイパスを発行された方のみの利用に変わりました。
10時30分時点
スタンバイパスは早い者勝ちなので、10時30分からの入園だと、かなり不利です。
しかし、この日は、10時30分の入園時、「ソアリン:ファンタスティックフライト」も19時台のスタンバイパスが取得可能でした。
ただ、スタンバイパスを1度取ってしまうと、(使用しない限り)次は2時間後にしか取得できません。
なので、迷った末、一番乗りたかった「トイ・ストーリー・マニア!」のスタンバイパスを優先させることにしました。
2時間後には「トイ・ストーリー・マニア!」のスタンバイパス発行は終了していたので、取っておいて良かったです。
メディテレーニアンハーバー
スタンバイパスを取得したら、次は、メディテレーニアンハーバーへ。
10時30分からの入園でも、2種類の水上ショーの1回目に間に合います。
なので、ショーを一番の目的にされている方には(お天気以外)何の問題もありません。
2022年3月に実施されているショーは、以下です。
トータリー・ミニーマウス
ミニーマウスやディズニーの仲間たちが、これまで東京ディズニーシーを彩ってきたエンターテイメントの音楽とコスチュームで、 船の上からゲストの皆さんにごあいさつをするショー。
・開催期間:2022年1月18日~3月30日
・開催時間:11:30 / 14:10
※ 開催時間は変更となることもあります。また、強風などお天気が悪い日は中止となります。
ミニー&フレンズのハーバーグリーティング:トータリー・ミニーマウスのショーは、船がどこかに止まることなく、メディテレーニアンハーバー内を一周し続けます。
音楽とダンスがとても楽しいショーです。
タイム・トゥ・シャイン!
ミッキーマウスと仲間たちが、20周年の特別なコスチュームに身を包み、新しい音楽に乗せて船の上から皆さんにあいさつをするショー。
・開催期間: 2021年9月4日~2022年9月3日
・開催時間:13:15 / 15:10
※ 開催時間は変更となることもあります。また、強風などお天気が悪い日は中止となります。
ミッキー&フレンズのハーバーグリーティング“タイム・トゥ・シャイン!" も、船がトータリーミニーマウスバージョンになっていました。
この2つのショーを見られるのも3月30日までです。
なんとか、3種類コンプリートすることができました。
ちなみに、小雨だと、レインコートを着たミッキーたちを見ることができます。
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ランチ
ランチは、当日の朝9時、東京ディズニーシーにつく前に、プライオリティシーティングで予約しました。
前日までは空きがなくても、当日なら予約できる可能性があります。
幸い、この日も希望の時間を予約することができました。
ただ、9時にアクセスが集中したようで、予約できるまで5分もかかってしまいました。
この点が以前(2万人の入場者制限中)と違っている点です。
レストラン櫻
最近はまってしまった「レストラン櫻」
今回のランチは、以前から気になっていた「天麩羅とうどん膳(2,280円)」してみました。
天つゆとバーニャカウダソースで天ぷらをいただく豪華ランチです。
贅沢に、海老天だけでなくソフトシェルクラブも1匹ありました。
プラス320円で、上の定食に、きなこのクレームブリュレを付けることができます(フルーツとわらび餅のパフェはプラス600円)。
公式サイトでは、レストラン櫻のテラス席は "2021/5/10 - 未定" となっていましたが、お天気が良い日などは開放されるようです。
ちょっと遅いランチでしたが、ちょうど、隣のメディテレーニアンハーバーで開催されている ミッキー&フレンズのハーバーグリーティング“タイム・トゥ・シャイン!" もほんの少し見ることができました。
12月頃は、プライオリティシーティングで予約していても店の前に長蛇の列ができていました。
一方、この日は、徐々に入園者数緩和の時期なので、少し並んだだけで入ることができました。
デランシー・ケータリング
入園者数が増えた分、オープンする場所も増えてきました。
長い間休止中だった、「ディズニーシー・エレクトリックレールウェイ」のアメリカンウォーターフロント・ステーション前の黄色い車!
ここでは、ホットドッグの販売も再開されました。
ただし、私が行った日は17時までだったので、早目の利用がいいようですね。
お昼ごろは長蛇の列ができていましたが、時間をずらせば、短時間で購入できるようです。
ポップコーン
ところで、パークに行ったら必ず食べたいポップコーン!
今回は、ケープコッド・クックオフ前にあるポップコーンワゴンで、ミルクチョコレート味のポップコーンをお土産にしました。
その後、アメリカンウォーターフロントから「ディズニーシー・トランジットスチーマーライン」に乗って、東京ディズニーシーを一周。
この日は、キャラクターグリーティングのエントリー受付が全滅だったので、のんびり過ごすことにしました。
ちなみに、東京ディズニーシーで買えることができるポップコーンの味はかなり増え、現在は8種類です(2022年3月)。
- キャラメル味
- しょうゆバター味
- ソルト味
- ガーリックシュリンプ味
- 抹茶ホワイトチョコ味
- カレー味
- ブラックペッパー味
- ミルクチョコレート味(2021年12月19日~)
エントリー受付
スタンバイパスと同時期に始まった、もう一つのシステム「エントリー受付」。
そのエントリー受付は、キャラクターグリーティングとショーの2種類に適応されています。
どちらも抽選なので、10時30分からの入園でも問題なく時間帯を選べます。
ただ、抽選に外れてしまうとその日はその施設に行けないので、あくまでも運によるものですが・・・。
キャラクター・グリーティング
ミニーちゃんの日は、「ミッキー&フレンズ・グリーティングトレイル(ミニー)」でのエントリー受付の当選者数が多くなっていたようです。
『ミニーちゃんの日は、ミニーちゃんに会いたい!』と思うのは皆さん一緒のようで、待ち時間もいつもより長くなっていました。
残念ながら、私は外れてしまいました。
この日は、キャラクターグリーティングが全滅でした。入園者数が増えてくると、これからもキャラクターに会えないことも増えそうです。
ただ、また彼には会えました。唯一の救いです(^^)
そして、外れてしまっても、3月30日までは、ドックサイドステージで、ディズニーの仲間たちを遠目に見ることができます。
ドックサイドステージ のキャラクターグリーティングは、2022年3月30日(水)で終了します。
もともと ドックサイドステージ は野外劇場だったので、キャラクターグリーティングが終了するということは、ショーが復活するのでしょうか?
ショー
2022年3月現在、東京ディズニーシーでのショーは「ブロードウェイミュージックシアター」1か所です。
1日5回の公演、最近は2階席も開放されたので、けっこう当選確率は上がったようです。
この日は、2階席でした。
1階席に比べると、舞台がかなり遠くに見えます。
一番前の座席で喜んだのもつかの間、手すりに付いている飾りが邪魔で、舞台の一部が見られませんでした。
ただ、抽選なので、見られるだけで充分です。
その他
ブロードウェイ・ミュージックシアターの「ビッグバンドビート~ア・スペシャルトリート~」が終わると、一斉に人が溢れだします。
そのせいかどうかは分かりませんが、ブロードウェイ・ミュージックシアターの前の道は、スムーズに歩けないくらいの人混みでした。
そんな様子も2万人の入園者制限中にはなかったことなので、入園者の増加を改めて実感しました。
もっと入園者が増えると、今後は、ショップのエントリー受付も復活するかもしれませんね。
フォートレス・エクスプロレーション
ところで、この日は、今まで行かなかった場所に足を運んでみることにしました。
そこは、メディテレーニアンハーバー内、プロメテウス火山のふもとに位置する要塞(フォートレス)です。
フォートレス(Fortress:要塞)エクスプロレーション(Explorations:探検)という名前のとおり、大航海時代の要塞の中を自由に探検できる施設です。
ディズニー内でも珍しい自由散策型アトラクションで、見るだけでなく、実際に触ったりすることのできる博物館のような場所です。
入り口はこちら。
ここから入って、冒険や発見に沸いた大航海時代のフォートレス(要塞)の内部や、停泊中のガリオン船の中を自由に歩くことができます。
スタンバイパスもエントリー受付も要りません。
要塞の中なので、雨の日でも楽しめます。
しかも、結構空いています。
イリュージョンルーム
最初にあるのは、イリューシンルーム。
その部屋の手前には凹レンズがついたスタンドが立っています。
外から見ると単純な絵のように見えますが、凹レンズを通して見ると、絵が立体的に見えるという仕掛けとなっています。
16世紀から存在していたそうです。
ペンデュラムタワー
塔の内部に、巨大な振り子(フーコーの振り子)が天井の高い部分から吊り下げられています。
その下には、小さな杭のようなものが円形に立てられています。
振り子が、時間ととともに徐々に回転して、杭を時計回りに倒していくことで時を知ることができます。
見ているだけで楽しい仕掛けとなっていました。
エクスプローラーズ・ホール
エクスプローラーズルームには、16世紀ごろまでに活躍した著名な探検家や冒険家、航海士などの肖像画を見ることができます。
大好きな14世紀の探検家、IBN BATUTA (イブン バトゥータ ) の肖像画もありました。
ナビゲーションセンター
ポルトガルの探検家フェルディナンド・マゼラン。
彼が地球球体説を証明するまでは、地球は平面であると信じられていました。
その様子を示した模型があります。
ナビゲーションセンターでは、そんな平面の地球を、ラジコンの船を操作させながら冒険の旅を体験することができます(有料:100円)。
チェインバー・オブ・プラネット
要塞の中央にある金色のドーム型屋根。
その建物天井には星空が描かれています。
部屋の中央には大きな天体(太陽系)義があり、ハンドルを回すことでそれぞれの惑星を動かすことができます。
ただ、ここへのアクセスはちょっと分かりにくくなっています。
建物内にあるエレベーターで4階に降りて、左手の方向に進むといいようです。
初めて行ったフォートレス・エクスプロレーション 。ここは、昼も夜も楽しめる場所でした。
夜だと、メディテレーニアンハーバーの夜景を楽しむことができます。
そのそばにある 「ルネサンス号」 は、昼も夜も見学ができます。
昼間だと、大航海時代に活躍したガリオン船を再現した「ルネサンス号」の精巧な造りをじっくり見ることができます(夜だとちょっと見にくいです。
次回は、昼間にも行ってみたいと思います。
スタンバイパス拾い
ところで、スタンバイパスが発行中止になっていても、キャンセルされたスタンバイパスを拾うことで、アトラクションに乗車できることもあります。
10時30分からの入園の際には、この「スタンバイパス拾い」が役に立ちます。
方法は、通常のスタンバイパスを取得する方法で行うだけです。
「現在取得できるスタンバイパスはありません」と表示されても、繰り返し挑戦していると、ポコッと取得可能なアトラクションが表示される場合があります。
特定のスタンバイパス
特定のアトラクションのスタンバイパス狙いは、そのアトラクションのページから行うこともできます。
「スタンバイパス」の部分をタップすると、右の画面になります。
こちらも諦めずに繰り返していると、ポコッと取得可能なスタンバイパスが表示される場合があります。
表示されたら、速攻でタップしてください。
今回は、何回も競り負けてしまったのですが、最後に「ソアリン:ファンタスティックフライト」のスタンバイパスを拾うことができました。
さいごに
「ソアリン:ファンタスティックフライト」のそばで花火を見て、花火が終わると同時に、ソアリンの列に並びました。
前回と同じ終わり方でした。
コロナ禍の東京ディズニーシーでは、”人気アトラクションに並べば必ず利用できる” というシステムではなくなりました(東京ディズニーランドも同様です)。
そのため、楽しみにしていっても残念な結果になることもあります。
なので、遅く行く日でも、以下の2つを試してみるようにしています。
- 当日朝の9時にプライオリティシーティングを確認する
- スタンバイパス拾いに挑戦してみる
アトラクションがだめでも、食事を楽しみたい!
それでも上手くいかないときは、気持ちを切り替えるのが一番です。
探すと、もっともっと楽しいことは隠れているかも!
上手くいかないときは、自分なりの楽しみを見つけるのもいいかもしれませんね。
入園者数の緩和が始まった東京ディズニーシー、10時30分からの入園時間指定パスポートをお持ちの方の情報の一つになれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。