lounge

おしゃれなバーカウンターがある!羽田空港第3ターミナル【デルタスカイクラブ】訪問記

※当サイトはアフィリエイト広告やPRを利用しています。

「旅とアロマ」にお越しくださり、ありがとうございます。

デルタ航空は、成田空港から撤退した後、2022年7月29日に東京国際空港(羽田)第3ターミナルに「デルタ スカイクラブ」をオープンさせました。米国以外の空港で唯一のスカイクラブとなります。今回は、「デルタスカイクラブ」の豪華な内部をご紹介いたします。

スポンサーリンク


デルタスカイクラブ利用条件

ワンワールドやスターアライアンスでは、上級会員のステータスを持っていればエコノミークラス搭乗時でも空港のラウンジに入ることができます(カタール航空のプレミアムラウンジなど一部例外を除く)。

しかし、デルタスカイクラブは、基本、デルタ航空、およびデルタ航空が所属するアライアンス(スカイチーム)のファーストクラスやビジネスクラス搭乗時、そしてデルタ航空以外のスカイチーム加盟エアライン上級(エリートプラス)会員がラウンジ対象者です。デルタ航空(自社)の上級会員のステータス(エリートプラス)を持っていてもエコノミークラス搭乗時にははいれません。

アメリカン・エキスプレス

ところで、日本発行のデルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード保持者(本会員)は、1年目に無条件でゴールドメダリオン会員資格が付与されます。このカードを保持していると、以前は搭乗クラスに関係なくデルタスカイクラブを利用することができました。しかし、2024年1月より、その入室条件が少し変わったようです。

「ベーシックエコノミー(一番安いチケット)」運賃は対象外となり、同じエコノミークラスでは一つ上の「メインキャビン」運賃のみ対象となりました。

対象者

以下、(2024年11月9日現在)、羽田空港のデルタスカイクラブを利用できる条件をまとめてみました。

デルタ航空利用時

・国際線「デルタ・ワン」旅客
・ダイヤモンド、プラチナ、およびゴールド メダリオン会員
  ※ 国際線「デルタ・プレミアムセレクト」以上利用時
・デルタ スカイクラブ生涯会員
・デルタスカイマイルアメリカン・エクスプレス・ゴールド・カード保持者
  ※ メインキャビン利用時
  (ベーシックエコノミー利用時は不可)

デルタ航空のゴールドメダリオン会員(エリートプラス)のときに発券したエコノミークラスのチケットでは入室できませんでした。自社の会員に厳しい運用ですね。

非デルタ利用時

・スカイチーム加盟航空会社ファースト/ビジネスクラス旅客
  ※旅程の全区間がファーストまたはビジネスクラス
・スカイチーム・エリートプラス以上の会員
  ※搭乗クラスにかかわらない
  ※フリークエントフライヤ-資格証明書の提示
・デルタ スカイクラブ生涯会員

デルタ航空自社の上級会員はエコノミークラス搭乗時には入室できませんが、同じアライアンス(スカイチーム)他社の上級会員は、搭乗クラスに関係なく入室できます。

カタール航空のラウンジのように、本当はエコノミークラスの旅客の入室を制限したかったのかもしれません。しかし、他国のスカイチームのラウンジでは、デルタ航空の上級会員は搭乗クラスにかかわらず入れるので、ここは他社に配慮したのでしょうか。

今回は、アラスカ航空のマイルで発券した大韓航空(非デルタ航空)のビジネスクラス特典航空券なので、憧れのラウンジを訪問することがきます。

空港に到着

さて、空港に着いたらラウンジに直行しましょう。

場所・時間

・東京国際空港(羽田)第3ターミナル 5階  104ゲート付近
・10時~20時30分ごろ(※1)

(※1)営業時間は公式サイトには書かれていなかったので、上記と異なる場合もあることをご了承ください。

この日のデルタ航空の最終便は、DL180(ホノルル行)21時発だったので、19時50分発の大韓航空便だとゆっくりくつろげます。

場所は、キャセイパシフィック航空などのラウンジがあるエリアです。

3時間ルール

デルタスカイクラブへの入室は、便出発時刻の3時間前から可能です(フライトの遅延、または乗り継ぎ時を除く)。羽田空港のコリアンエアーのカウンターオープンは、2時間半です。なので、WEBチェックイン+荷物はコンパクトに機内持ち込みにして、カウンターオープン前に早めに出国することにしました。

空港に到着したら、そのまま保安検査場へ。

今回はビジネスクラスなので、こちらの専用レーンを利用できます。羽田空港ではモバイル搭乗券(QRコード)で出国できるので楽でした。なお、こちらが利用できない場合、Face Express(顔認証)に登録しておけば、Face Express専用レーンから出国できます。Face Expressの登録機は、JALのチェックインカウンターのそばにあります。

デルタスカイクラブ

羽田空港のデルタスカイクラブは、延べ床面積が867㎡、滑走路が見渡せる大きな窓がある広々とした空港ラウンジです。天気がいい日は富士山も見られるそうですよ。食事や飲み物は充実していて、ブッフェスタイルのダイニングだけでなく、バーカウンターやヌードルバー、シャワールーム、ビジネスコーナーなどが設置されています。

エントランスで搭乗券を提示して入室します。ジャスト便出発3時間前です^^

成田空港にあったデルタ航空のラウンジはカッシーナのソファーがありましたが、こちらも快適に過ごせるソファーがたくさんありました。

上の写真は、成田空港にあったデルタ航空のラウンジのようすです(現在は形を変えて運営されています)。

羽田空港にあるデルタスカイクラブは、成田空港時代とは違った会社が運営しているそうですが、スタッフの方がとてもフレンドリーでいろいろお話しをうかがうことができました(またマニアックな質問ばかりですが・笑)。

奥にはビジネスコーナーもあり、二面に広がる大きな窓からは滑走路を見渡すことができます。

電話会議ができる遮音ブースもありました。

シャワールーム

シャワールームへは、エントランス付近のスタッフに声がけして番号札をもらいます。利用中は搭乗券を預けるようですが、モバイル搭乗券の場合は、QRコードの画面をスタッフに提示すれば大丈夫でした。便名などをスタッフの方が別途記入していました。

シャワールームは5室、使用は30分となっています。

中は広くて、レインシャワーもありました(JALのファーストクラスラウンジのシャワールームより若干広いかも)。この他に、着替えだけできる部屋もあるそうです。

バスアメニティは、ホテル専用のアメニティとして誕生した「TAYIV(タイヴ)」。

グジュアリーホテルでしか体験できない贅沢なバスアメニティです。ブランド名の「TAYIV」は、アルガンオイルの産地 モロッコのことば ”タイーブ (やさしい)” と会社名の ”IVRESSE (仏:イヴレス:酔いしれる)” に由来しているそうです。アルガンオイルと酒粕で保湿効果が期待され、ホワイトティのフレッシュかつほのかに甘い香りに癒されました。

歯ブラシや櫛も用意されています。

ドライヤーは、コンパクトだけどパワーがあるSALONIA。

最近ホテルでも見かけることが多くなった(気がする)ブランドですね。

ダイニング

ラウンジの一角にブッフェ台があり、サラダや揚げたてのチキンカツ、巻きずし、サンドイッチ、スープ、カレーなど和洋のお料理が所狭しと並べられています。

入室時には空いていたのですが、夜になるとデルタ航空の便が増えるので、18時過ぎのブッフェ台周りには常に人がいる状態でした。しかし、お料理が少なくなるとすぐに補給してくれますので問題はありません。

お風呂上り(シャワーだけどね・笑)にはビール!

あとでバーカウンターで「TOKYO隅田川ブルーイング」を見つけてしまいました。さすがに2杯は飲めないので、こちらは次回のお楽しみに♪

温かい食事のメニューは時期によって少しずつ変わるようですが、デザートやサラダは基本似た感じです。

ブッフェ台の近くに席に座り、楽しい時間の始まりです^^

なお、座席にはUSB端子もありますので、食事中にしっかり充電することができました。

この瞬間のためにランチをパスしてやって来ました。どれも美味しそうで目移りしたのですが、1皿目はこちら。

巻きずしやチキンカツ、サーモンなど気になるものを少しずつ盛ってみましたが、どれも美味しいです。特にサーモンの照り焼きがドンピシャ好みの味で、このあとそればっかり食べていました。

ヌードルバー

ヌードルバーからは味噌ラーメン。これがまた美味しい!

ヌードルメニュー

・味噌ラーメン
・豚骨ラーメン
・きつねうどん

※2024年11月のメニューです。

以前は担々麵があったのですが、豚骨ラーメンに変わったそうです。変更後の人気1位は豚骨ラーメンとか。でも、お隣りのアメリカ人の方は担々麵推しだったようで、残念がっていました。

ラウンジカレー

こちらにもラウンジカレーがあります。

ピリ辛ビーフカレーです。レードルが大きいので一すくいでお皿いっぱいになってしまいました・笑。

でも、お隣りのご家族の方は小さいほうの器に盛っていたので、こぼれカレーになっていました。あくまでも個人の好みなのですが、JALラウンジのカレーよりもキャセイラウンジのオオクラ監修のカレーよりも、こちらのカレーの方がピリ辛おとな味で美味しいと感じました。JALカレーは食べ過ぎたので、デルタカレーの方が新鮮だったのかもしれませんが。ルーが多くても完食です^^

デザート

最後にデザートを堪能してしばし休憩。

コーヒーは illy で、紅茶は HARNEY & SONS。

どちらも大好きなのですが、今回は HARNEY & SONS の オーガニック・ペパーミントをいただくことにしました。世界の名だたる茶園などから上質の茶葉を厳選し、独創的なブレンドを生み出すことで定評のあるニューヨーク発のHARNEY & SONS。嬉しいのは、そばに蜂蜜があること!たっぷり入れていただきました^^

スポンサーリンク


バーカウンター

最後は、搭乗間際までエントランス近くにあるバーカウンターへ。

こちらでは、バーテンダーの方がお酒を提供してくれるおしゃれな空間です。こちらのラウンジの目玉のバーカウンター。夜になるとひっきりなしに注文が入っていました。

訓練所では、ファーストクラスの機内サービスのために簡単なカクテルなどの作り方を習いました。そんな時代のことを思い出しながら、目の前で本物のバーテンダーさんが目の前で作ってくれるようすを見るのはとても楽しかったです(邪魔だったかな?)。

日本のジンやウィスキー、梅酒を使ったカクテルがあるようです。

カクテルメニュー

・みかんミュール
・エレクトリック・タウン
・グレープフルーツゆずギムレット
・ザ・ウェイ・オブ・メロン
・七味サワー
・フラワーマルガリータ
・梅オールドファッション
・ミルクティーハイ

ひっきりなしに注文が入っており、周囲からは英語しか聞こえません。まるでアメリカのホテルのバーにいるかのような気分になりました。アメリカのドラマ『奥様は魔女』でダーリンが通っていたバーのようです(分かるかな?)。注文を聞いていると、シャンパン、または甘いカクテルを頼まれる方が多かったです。

赤ワインはこちらの2種類。

日本のワインは、山梨県の勝沼にある「まるき葡萄酒」さんの赤・白(甲州)がありました。以前、JR東日本の豪華寝台列車「四季島」に乗った時にランチで立ち寄った「茶料理 懐石 まる喜」でいただいた赤ワイン・いろベーリーA。現在、公式サイトでは取り扱いがないようです。とても懐かしくていただいてみることにしました。柔らかな味わいで飲みやすかったです。

ここで「まるき葡萄酒」のワインが飲めるとは!

飲み比べにアメリカの赤ワインも^^

白ワインの甲州もいいですよ。

いろいろ迷った末、カクテルから、女性に人気があるという「みかんミュール」を作ってもらいました。

甘すぎず、すっきり飲めて、カクテルピンにさされていた生姜の砂糖漬けがいいアクセントに!

次はこちら。

隣りの方(あとで機内で再会・笑)が頼まれていたので飲みたくなった「グレープフルーツゆずギムレット」。ギムレット初心者だったのですが、ゆずのリキュール自体もアルコール度数が高いということで、軽めになるようにアレンジしてくれました。

美味しい^^

いろいろお話ししてくれたバーテンダーさんが一番好きなカクテルだそうです。

見た目が美しいだけでなく、グレープフルーツジュースの心地よい苦みがいいアクセントになっていて、また飲みたいと思った味でした。

バーテンダーさんから興味深い話が聞けるだけでなく、隣席の方との小気味いい会話が楽しめる場所(その方に飲みすぎだと笑われました・笑)。JAL'S SALONもいいのですが、いかんせん大人しすぎる(会話が弾まない)ので、空港のラウンジにこういった華やかなバーカウンターがあるのはいいですね。

なお、バーカウンターのそばにはポップコーンを作る機械があり、自由にいただけます。久しぶりのポップコーン、塩味が美味しかったです。

スポンサーリンク


さいごに

以前デルタ航空のステータスマッチチャレンジで「プラチナメダリオン」の会員資格をいただいていたのですが、ちょうどエコノミークラスは入室不可になってしまい、利用することはできませんでした。なので、いつか入室できたらいいなあと思っていたのですが、その願いが叶いました。食事もバーカウンターもスタッフの方の対応も、空間も、すべてが期待以上のラウンジでした。評判がいいのもよく分かります。

次回はソウル旅行記を始める前に、久しぶりのクリスマスディズニーを水曜日にお届けする予定です。またお越しいただけますと嬉しいです^^

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

-lounge
-, ,