「旅とアロマ」にお越しくださり、ありがとうございます。
2018年、深夜便を使って、ソウル到着から同日出国まで、16時間でどれだけ楽しめるか挑戦してみました。
新しくできた仁川国際空港の第2ターミナルから市内に行って、思う存分楽しんできました。弾丸旅行記1日目のようすです。
スポンサーリンク
コリアンエアー(KE)の深夜便
行きは羽田空港から大韓航空の深夜便、02:00発のKE720便を利用しました。
夜中のフライトですが、離陸後すぐに温かいお食事がサービスされます。
でも、今回は、出発前に空港でしっかり食べて、機内食をパスして、すぐに寝て体力を温存しました。
ICN第2ターミナル
(仁川国際空港より)
飛行時間は2時間15分、少し早着、4時30分に仁川国際空港(ICN)に到着しました。
到着は、2018年1月18日にオープンしたばかりの第2ターミナルです。
こちらは、大韓航空・KLMオランダ航空・デルタ航空・エールフランスといったスカイチームに所属する航空会社のみが発着しています。
ピッカピカ!なターミナル。大きなガラス窓と木の落ちた雰囲気で素敵な空港です。
でも、羽田空港より広い!?到着したゲートから入国審査まで遠くて、早朝からたくさん歩くことになってしまいました。動く歩道のみでシャトルとかはないので、ちょっと疲れました。
入国審査(日帰り)
早朝の入国審査は3か所しか開いていなく、時間がかかりました。
機内でもらった入国書類にホテル名を書くところがあるのですが、日帰りなので「No Stay」、滞在日「1day」と書いたら大丈夫でした。特に質問もされず、無事入国できました。
ここまで飛行機を降りて30分。預け入れ荷物がないので楽ちんです。
2023年4月、最新の入国情報は、こちらをどうぞ。
-
【2024年】 韓国入国情報 ~K-ETA免除継続&税関申告書も任意に!~
「旅とアロマ」にお越しくださり、ありがとうございます。 2024年11月現在、日本国籍(日本のパスポート保持者)の場合、「Visit Korea Year 2023-2024」の施策の一環として、電子 ...
続きを見る
市内への交通機関
空港から市内まで手段は、以下があります。
- KA LINOUSINE(リムジンバス)
- 一般リムジンバス
- 空港鉄道A’REX(エーレックス)
- タクシーなど・・・
今回は目的地まで寝ていけるKAL LIMOUSINE(6702番・南山・東大門行き)を利用することにしました。
所要時間は、早朝なので1時間位でした。
料金は一律18,000㌆(1,800円位)、交通系ICカード(Tマネーカード)も利用できますが割引はありません。
※料金は変わる場合もあります。
バス乗り場は、ターミナル直結の「第2交通センター(地下1階)」にあります。税関を出たら地下におり、そのまま矢印に沿って歩くだけです。
出国後、乗り場までは徒歩5分くらいでした。
朝5時ごろ、すでにインフォメーションカウンターは開いていて、分からないことは教えてもらえました。
チケット売り場
リムジンバスのチケットは、販売機(クレジットカードのみ)と窓口で購入できます。
券売機で買う場合は、路線番号で検索すると簡単に購入できました。
現金払いや路線が分からない場合は窓口でも購入できます。朝5時頃でも窓口は開いていました。
2023年4月現在、朝5時にはまだ開いていませんでした。コロナ禍で運用が少し変わったのかもしれません。
T-money
「T-money」はプリペイド式交通系ICカードで、JR東日本の「SUICA」、もしくは、JR西日本の「Icoca」のようなカード型乗車券です。
路線バスや地下鉄に使え、割引があります。到着後すぐ「T-money」カードを使いたい場合は、空港内にあるコンビニで買うことができます。
T-moneyカードにチャージするための機械は、空港鉄道の改札付近にあります。日本語もあるので簡単にチャージできました。
待合室
同じフロアに、とてもきれいなバス待合所があります。
極寒の冬のソウルですが、ここは暖房がよく効いていてちょっと暑すぎるくらいでした、
ここのバスターミナルからは、市内だけでなく地方都市にも直接行けるようです。
KALリムジンバス
KALリムジンバスの第2ターミナルの乗り場は18番。
始発は5時、次は5時31分、6時10分と30分間隔でありました(2018年1月)。出発の5分くらい前にバスが入ってきます。車内にはスーツケースなど大きな荷物のための置き場もありました。
市内までは60~90分くらいです。他の交通機関に比べると高めですが、座席は1人用と2人用があり、シートピッチも広くてゆったり寛げる座席配置です。
弾丸旅行、最初の目的地は、新羅ホテルです。
ここへ行くには、奨忠体育館(チャンチュンチェユックァン)前で下車します。乗るとき、運転手さんに乗車券を渡します。運転手さんに「新羅ホテル」と言ったところ、「奨忠体育館」で降りるよう教えてくれました。
バス乗り場に係員の方がいるので、間違って乗ることはないと思いますし、車内には日本語の案内放送もありました。
詳しい情報はこちらでどうぞ >>> 韓国地図コネスト
乗客は3人、眠りこけて乗り過ごさないよう、乗るとき、必要以上に「新羅ホテルへ行きたい!」アピールしました(笑)。
なので、停留所に着いたとき、運転手さんが教えてくれました。よっぱど心配だったのか?わざわざバスを降りてきて、道を教えてくれました。親切な対応が、とても嬉しかったです。なお、バス停から新羅ホテルまでは坂道を5分くらい昇ります(けっこうきついです)。
KALリムジンバス以外のバスについては、こちらをどうぞ。
-
【2024年】仁川国際空港(T2)と 明洞の移動方法 ~リムジンバスとA’REX~
「旅とアロマ」にお越しくださり、ありがとうございます。 今回は、2023年4月に体験した、仁川(インチョン)国際空港(第2ターミナル)から市内(明洞)までの行き方をご紹介いたします。 スポンサーリンク ...
続きを見る
新羅ホテルの朝食
早朝のソウル。
まだ目的のお店は開いていないため、時間つぶしも兼ねて、新羅ホテルで豪華な朝食を頂くことにしました。
イケメンバリスタが入れてくれたカプチーノ♡
美男美女が多い新羅ホテルのスタッフ。まるで韓国ドラマの中にいるかのような雰囲気での朝食です(笑)
焼き立てのパンも美味しそう。
洋食・中華料理など、各国のお料理が並んでいます。
どのお料理もとても美味しい!!
一番好きなのは焼き立てのワッフル。
クリームと蜂蜜ナッツをとろりとかけていただきました。
無料バスで明洞へ
快適、そしてお料理がおいしくて(弾丸なのに)ゆっくりし過ぎました。
ホテルはすぐ側に免税店を併設しています。食後はお買い物をして、そこから無料のシャトルバス(9時半より毎時30分発)に乗って明洞へ移動しました。
10時半のバスに乗りましたが。乗客は10人くらい。結構人気のある無料バスなので、早めにいって並ぶといいようです。
シャトルバスは、10分くらいで世宗ホテル近くの地下鉄乗り場辺りに停まりました。
LINEのくまさんの写真を撮って、その近くにある人気公認両替所の「大使館前両替」へ行きます。
円から㌆への両替は明洞が一番いいようで、通称「両替通り」には、たくさんの両替屋さんがあります。9時ごろから開いていますので、その日のレートを見ながら両替するといいかもしれません。
絶品!イカキムチを買う
明洞で「アワビがゆ」と言えばココ!
明洞駅9番の出口を出たところにあるお粥やさんです。地下にあるお店ですが、昔は、時間によっては階段の上まで行列ができていることもありました。
今回のお目当ては、おかゆでなく イカキムチ (27,500㌆/約2,750円)です。
ソウルで食べた中で、一番自分好みの味だったのでわが家の定番となりました。冷凍すれば半年ぐらい持ちます。少し時間が経ったものはお鍋に隠し味としていれると、普通のキムチ鍋がコクのあるキムチ鍋へ変身します。我が家にかかせない味なので、弾丸旅行でも必ず買いに行きます。
しっかり梱包されているので漏れないし、冬なので持ち歩きもできます。
ただし、キムチは液体類になりますので、機内には持ち込めません。飛行機に乗るときは、貨物室へ預けることになりますのでお気をつけください。
駅中おかいもの
地下鉄のコンコースでは、様々なものを販売していますが、ブログ友達まりぶさんのブログを拝見して、欲しかった「あったか靴下」を買いました。
お店によって少しお値段が違いますが、1足4,000㌆くらいです。ふかふか気持ちいい靴下です。
午後は、地下鉄に乗って市場へ移動します。
ソウル薬令市場
次は、韓国最大の韓薬剤市場「ソウル薬令市場(ヤンニョンシジャン)」へ。移動にはKonestさんのアプリを使いました。
Konest アプリ
先ずは、地下鉄の路線図をゲットして、動き方を考えます。
出発地を「明洞駅(4号線)」、到着地を「祭基洞(チェギドン)駅(1号線)と入れ、日本で検索できます。
Wifiが使える場所で検索しておき、あとはスクリーンショットを撮っておくと、SIMを入れ変えなくても旅行できます。
あとは、現地で確認するだけです。
駅から
「祭基洞駅」に到着したら、2番出口へ進みます。
なんとなく雰囲気が東京の巣鴨のような雰囲気です。明洞より年齢層は高くなりますが、エネルギッシュな感じがします。
地上に進むと・・・辺り一面漢方薬の匂いが漂って、漢方好きにはたまらない世界が広がっています。ここにいるだけで健康になりそうです。
ここは、朝鮮時代に農民たちを治療する医療機関 普済院(ポジェウォン)があった場所で、当時から韓方専門の特殊市場として栄えてきたそうです。
ソウル薬令市・韓医薬博物館
最初は、駅から歩いて5分くらいの場所にある「ソウル薬令市 韓医薬博物館」へ行きました。
2017年秋にリニューアルされたばかりなので、とてもきれいです。
韓医学の歴史が分かるパネルや、薬材、1960年代の薬房、朝鮮時代に使用された医薬器具などが展示されています。
日本語のパンフレットもあります。
日本語で自分の体質を調べることができる機械もありました。質問に答えて自分の体質と、それに合う食べ物、合わない食べ物など知ることができます。この結果は自分のEメールに送信することもできるようです。
博物館にいた彼は、反応してくれませんでした (泣)。イベントの時に活躍するのかしら?。
今回は体験できなかったのですが、4月~10月には屋外で足湯も楽しめるようです。
漢方カフェ
見学後、同じ敷地内の漢方カフェへ行き、伝統茶の 十全大補 (じゅうぜんだいほ:십전대보 を頂きました。期
待通りの漢方茶♡ なつめチップがたくさん入っていました。
お店は韓国語オンリー(英語は?)ですが、スタッフの方は親切で、お店にあるスマホのアプリを使って日本語で注文できるみたいです。
十全大補茶
胃腸の働きを高め、食べ物の栄養分を消化吸収できるように「気」(人の体を支えるすべての原動力のようなもの)と「血」(全身の組織や器官に栄養分を与えるもの)を増やしてくれます。「気」と「血」がともに不足している人は、充電してもすぐ切れてしまう携帯電話のような状態だそうです。
十全大補茶は、十分にチャージできるよう体を整える効能があります。さらに、ナツメには、ストレス軽減やアンチエイジング、貧血予防、肥満予防といった効果が期待される東洋のスーパーフルーツです。
慶熙韓医院(キョンヒハニウォン)
最後は、煎じた漢方薬を買いに行きました。
それぞれの体に合わせて調整してもらえ、煎じたものをパックにして、後日日本へ送ってくれます。
さて、空港へ向かいます。
スポンサーリンク
さいごに
羽田空港から深夜便を利用して、韓国ソウルへの弾丸旅行。
短い滞在でしたが、新羅ホテルの豪華朝食から始まり、街中でのお買い物、そして最後は漢方薬を買って、to do list 達成です。
2月のソウルは極寒ですが、このときは日中の気温が8℃と過ごしやすかったのも良かったです。
最後までご覧いただきありがとうございます。