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きれいな景色をみたい!美味しいものも食べたい!でも、円安なので、少しでも物価が安い国がいい!!
そう思って決めた行先が、ベトナム。その中で、まだ見ぬ場所のダナン、そしてホイアンを選びました。旅行記を始める前に、イメージをお届けしたいと思い、旅行前に準備したものとその結果、そして旅の費用などをまとめてみました。
これからダナン・ホイアンに行かれる方の情報の一つになれば幸いです。
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ダナンとホイアン
ダナンは、ベトナム中部の都市で、ビーチリゾートで有名な場所で、日本からの直行便もあります。また、ホイアンはダナンから車で40分ほどの場所に位置している町で、ビーチエリアと世界遺産に登録されている旧市街があります。
今回は、ダナンでSPA、そしてホイアンで観光と食を楽しむことにしました。
旅程は3泊5日。
飛行機はキャセイパシフィック航空+HKexpress(CXのコードシェア便)を利用しました。ベトナム航空の方が安くて、しかも直行便なので便利です。しかし、香港のラウンジを堪能したいため、香港経由にしました。4日目から5日目にかけては、香港国際空港ターミナル泊という久しぶりのバックパッカー気分で、面白い体験もできました。
(いろいろあった)初めてのHKexpress搭乗機は、こちらをどうぞ。
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【2023年8月】HKexpressで行く香港-ダナンの旅 ~座席指定や乗り継ぎなど~
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ベトナム入国
ベトナムは、新型コロナウイルス感染症流行前の査証(ビザ)免除措置を再導入しています。
2023年8月15日以降、ベトナムにおける外国人の出入国等に関する法律の一部が下記の通り改正されました。
ビザ免除措置
(1)ベトナム滞在期間が45日以内であること。
※2023年8月15日から、滞在期間が15日から45日に変更
(2)ベトナム入国の時点で旅券の有効期間が6か月以上であること。
つまり、短期の旅行であれば、有効期限が6カ月以上のパスポートさえあれば、出かけられます。
空路でダナンに入国した際、入国審査場(パスポートコントロール)ではパスポートの提示だけ求められました。ただし、Eチケットや搭乗券もすぐに出せるようにしておくと(何か聞かれた時に)スムーズに進むかもしれません。また、陸路で入国する場合など地方都市のイミグレーションでは、入出国カードの記入及び提出を求められることがあります(出所:ベトナム出入国情報 2023年10月22日閲覧)。
(貨物室へ荷物を預けている場合は引き取ったあと)税関に進みましょう。税関申告書もありません。申告するものがない場合、緑のランプ(Nothing to Declare)を通過すれば、入国完了です。
想像していたより、スムーズでした。
ところで、サイトによっては、ベトナム政府が指定する金額の新型コロナウィルスを補填する保険に加入すること推奨しているものもあります。私は、クレジットカードの付帯している「付帯証明書」をダウンロードして持って行きました。しかし、入国時を含め、保険の有無について尋ねられる場面はありませんでした。あくまでも個人の判断によるもののようですね。
付保証明書
一般的にはカード会社に電話して「付帯証明書」を送ってもらうのですが、ANAカード(VISA)の場合、必要事項を記入するだけで、簡単にダウンロードできました。
COVID-19にも対応しているので、当時はこれだけで十分でした。
でも、不要でしたが・・・
ダウンロードはこちら >>> 付保証明書の発行(ANAカード)
準備したものと現地情報
ところで、何十年かぶりのベトナム。しかも、ダナンは初めてです。
空港ターミナルは新しくなっていて、入国カードは要らなくなって、移動はGrabが便利・・・といろいろ調べましたが、イマイチ現場が想像できません。なので、少しでもスムーズに動けるように、日本で準備できることは準備していきました。
準備したこと
・SIMカードの申し込み
・Grabアプリの準備
・乗合バスの申込
・SPAの予約
SIMカード
現地でGrab(東南アジアで便利に使える多機能アプリ)を使うのなら、現地の電話番号が付いている通信手段は必須です。
いつもはAmazonで事前に現地SIMを購入するこのですが、今回は口コミが良かった KKday でベトナムで使えるSIM(1日2GB)を購入しました。購入後QRコードが送られてくるので、あとは現地でSIMを受け取るだけです。
SIMの受取り場所は、国際線ターミナルの外にありました。建物を背に、左に進みます。
道沿いには、両替屋さんやSIMカードを買えるお店が並んでいます。
ターミナル内にもSIMカードを買えるお店がたくさんあり、ソフトに客引きされました。でも、KKdayから送られてきたものを見せると、あっさり引き下がってくれます。中には、引換場所を教えてくれる親切な人もいました。もしかしたら、現地のほうが安く買えるかもしれませんが、どこの通信会社がいいか分からないし、客引きもすり抜けられたので、日本で申し込んでおいて良かったです。
いろんな人に教えてもらいながら(笑)お店もすぐに見つかりました。
SIMの交換も現地のスタッフが行ってくれるので、あとは通信できるかどうか確認するだけです。日本では格安SIM(IIJmio)を使っていますが、SIMを交換するだけで、すぐに通信可能になりました。なお、戻すときも、SIMを入れ直すだけで大丈夫でした。
4日間ダナンとホイアンで使いましたが、問題は全くありませんでした。ホテルのWifiが弱い時があったのですが、かえって、このSIMのおかげで事なきを得たくらいです。
- 今回利用したサイト :〈PR〉【KKday】海外現地アクティビティを日本語で楽々予約・簡単決済!
なお、eSIMが使える機種をお持ちの方は、eSIMが便利だと思います。
現在、Eskimoとairaloを使い分けていますが、どちらも便利です。
airaloを初めて登録・購入される方のクーポンもありますので、よろしければご利用ください。
初回のみ3ドル引きになるお友達紹介コード >>> MOMOKA1803
Airaloの公式サイト(インストール)はこちら からどうぞ <PR>【公式】Airalo
両替
ベトナムの通貨は「ドン」、VNDと表示されます。
このゼロがいっぱいの紙幣に慣れるまで、時間がかかりました。
とてもアナログな方法ですが、指でゼロを2つ隠して、2で割っていました。そうすると、だいたいの値段が分かります。例えば、10,000ドンはゼロを2つ取って「100」、それを2で割れば「50」。つまり、約50円ということになります。厳密にいうと、旅行した、2023年8月現在のレートは、10,000ドン=62円くらいでしたが、イメージは湧きますよね。
ところで、空港での両替はとてもレートが悪いと知っていても、現金が全くないのは心もとない。なので、20EUR (ユーロ) だけ両替してみました。両替は、SIMを受け取ったお店で行いました。
ちなみに、ホイアンの町では、洋服や雑貨を売っているお店で両替できました(上の写真のような表示あり)。
ダナンの市内では両替していないので、1月(他の方の旅行記より)と8月の空港でのレート、そしてホイアンの町でのレートと比較してみます。
通貨 | 1月 (空港) | 8月 (空港) | 8月 (ホイアン) |
---|---|---|---|
USD(50/100) | 232,800 | ー | 230,400 |
USD(5-20) | 232,800 | ー | 230,000 |
EUR | 249,000 | 240,000 | 256,200 |
JPY(10,000円) | 175,880 | 155,000 | 162,200 |
JPY(10,000円) (1万円以外使用) | ー | 150,000 | 160,000 |
例えば、1,000円を両替した場合、空港(15万ドン)とホイアン(16万ドン)とでは、10,000ドンの差になります。10,000ドンとは、ペットボトルの水(2L)が1本買えるくらい、ほんの60円ほどの差です。しかし、物価の安いベトナムでは、塵も積もれば・・・となるかもしれませんね。
大きい紙幣を両替すると、レートが幾分かよくなります。しかし、円だけ、ひとり負けのような状態に悲しくなりました。
なお、ホイアンより、ダナンの市内(ハン市場)で両替すると、もっとレートは良くなるそうです。
point
ベトナムでは、下3桁の「000」を取って“K”で価格表示することがあります。 例えば、10kの場合は、10,000ドンとなります。
クレジットカードはおトク?
ダナンやホイアンのお店では、クレジットカードを利用できるところが多かったです。
両替した場合とクレジットカードを利用した場合では、どちらがおトクかみてみたかったのですが、あまり変わりませんでした。ただし、大きなホテルやマッサージ店では大丈夫だったのですが、お店によっては、3%の手数料を上乗せされる場合があります。なので、そういった場合、両替しておいたほうがいいかもしれませんね。
なお、ホイアンのお店では、直接USドルで支払うこともできました。両替すると10USDが230,000ドンにしかならなかったのですが、ドルで払った場合、10USDが250,000ドン換算になった場合もありました。
日本円からわざわざUSドルに両替して持って行く必要はありませんが、手持ちにUSドルがある場合は、持って行かれることをおすすめします。
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ダナンの気候
ダナンがあるベトナム中部は、熱帯モンスーン気候なので、乾季と雨季に分かれています。降水量が多い時季は、9~11月です。11月以降は台風をともなうこともあるので、注意が必要です。過ごしやすい乾季は、日本の冬の終わりから春にあたる、2~4月にかけてとなります。
【ダナンの天気・気温)何月がベストシーズン?
ダナンの平均気温は、約26度とされています。
年末年始頃が一番寒い時季だそうですが、それでも約24度までしか下がらないようです。また、ガイドブックなどによると、日本の冬の終わりから春にあたる、2~4月にかけてがベストシーズンだそうです。5月になると気温はグンとあがり、平均気温35℃の酷暑となります。
私が行ったのは酷暑の時期(8月半ば)だったので、決して過ごしやすい気候ではありませんでした。最近の日本の夏の傾向から、暑さには慣れていると思っていたのですが、それでも日中の観光は避けたいくらい暑かったです。2023年は特に暑かったらしく、連日39℃となっていました。雨は一度だけ、パラパラと降っただけでした。日差しが強いため、日焼け止めクリームやサングラス、日傘、帽子などの日焼け防止グッズは必須です。暑すぎる日中は、できるだけホテルなどで過ごすようにしました。ただし、ホテルなどでは冷房が効いていますので、羽織るものもあったほうがいいでしょう。
ガイドブック
初めての場所なので、ガイドブックも用意していきました。
ハノイやホーチミンがメインのガイドブックが多かったのですが、ダナンとホイアンがメインのものもありました。「るるぶ」のミニサイズは、写真や役に立つ情報も多く、通常の「るるぶ」より小さなサイズなので、持ち運びも便利でした。
空港からダナン・ホイアンまで
さて、個人旅行で重要な移動のお話しです。
空港からダナン市内やホイアンまでは、タクシーやGrab、乗り合いバス、ホテルの送迎などの選択肢があります。
今回は、Grabと乗り合いバス、ホテルの送迎を利用しました。
Grab
Grab乗り場は、国際線のターミナルを出て、ほんの少し歩いた場所にありました。
SIMカードを受け取り、両替を終え、先ほどターミナルの建物から出てきた辺りに戻ります。「2」と書かれた柱の側に横断歩道がありますので、そちらを渡りましょう。
横断歩道を渡って、ターミナル方向を見たようすです。
すぐそばに Grab のピックアップポイントがありますので、こちらで車を探して予約します。
ダナン国際空港からビーチ沿いのホテルまで、80,000ドン(約500円)でした。
ただし、空港へ乗り入れる車には、10,000ドン(小型車)、もしくは15,000ドン(大型車)の追加料金が必要です。慣れたドライバーさんなら、到着後に請求料金を変更(+10,000ドンなど)してカード払いに設定してくれます。
Grab乗り場にいる白タクに注意!
Grab乗り場には、白タクの運転手がいて、スマートフォンで操作していると『同じ値段で行くと』声をかけてきます。しかし、そう言いながら、数倍の値段をふっかけてきますので、気をつけてください。はっきり「No」と言うと、しつこくしてはきませんでした。
ホテルの送迎
ダナンからホイアンまでは、ホテルの送迎(有料)をお願いしました。
ダナンのホテルの提示は530,000ドン、ホイアンのホテルの提示は300,000ドンだったので、ホイアンのホテルの方でお願いしました。多分、Grabの方が安かったかもしれませんが、いろいろ試してみたかったので、今回はホテルにお願いしました。
ダナンのホテルまで時間通りに迎えに来てくれ、貸し切りでホイアンのホテルまで連れて行ってくれました(所要時間40分)。
ダナンは観光で潤っているのか、町中を見ていると、きれいな車ばかりが走っています。このホテル間の移動もきれいな車で、ホイアンまで快適に移動できました。
ホイアンエクスプレス
3つ目の移動方法は、乗合送迎バス(ホイアンエクスプレス)です。
ホイアンエクスプレスは予約必須の乗り合いバスで、ダナン空港とダナン市内、そしてホイアンを結んでいます。ダナン-ホイアン間は、こちらが一番安いと思います。
私が泊まっていたホテルは狭い道沿いにあるので、大型のシャトルバスが入れません。なので、小さな車で迎えに来てくれ、ホイアンエクスプレスのオフィスで10人乗り位の大きな車に乗り換えました。かなり寄り道するので時間がかかりますが、約800円で空港やダナン市内、もしくは空港(料金は一律)まで送迎してくれるので、おすすめです。
予約後は、返金不可・変更不可なので、ダナン到着後にKlookで予約しました。
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SPA
さて、ダナンでは、ホテルステイとSPAを楽しみます。
今回2カ所のSPAを Klook で予約しておきました。ちょうどクーポンなどが使えたし、今よりは円高の時に予約したので、ほんの少しお得になりました。
Herbal Spa
Herbal Spaでは、2人が同時に施術してくれるコースを申し込みました。極楽の2時間でした。
施術は丁寧だし、スタッフは親切だし、施術後には軽食も付いていました。周囲には韓国料理屋さんがたくさんあって、どこも美味しそうだったのですが、施術後の軽食でけっこうお腹がいっぱいになってしまいました。
正直、こちらにまた行きたくて、ダナンに行きたいと思っているくらいです。東南アジアの他の国でもアロママッサージを受けたことはありますが、こちらが一番満足感が高かったです。今回、Klookの1,500円引きのクーポンもあったので、とてもおトクに施術を受けることができました。
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BABYLON SPA
出発当日、空港へ向かう前にお邪魔した、BABYLON SPAです。
こちらも、2時間、至極の時間でした。2人以上で行くと、空港までの送迎付きプランもあります。
ダナンのSPAは、おすすめです!
旅の費用
今回は、ダナンに2泊、ホイアンに1泊しました。
航空券を除く旅の費用は以下です。
項目 | 費用 | |
---|---|---|
ダナン・ホテル① | 7,240円 | 朝食込 |
ダナン・ホテル② | 12,433円 | 朝食・アフタヌーンティー込 |
ホイアン・ホテル (送迎込) | 3,799円 | 宿泊:288,001ドン 送迎:300,000ドン |
空港からホテル | 496円 | 80,000ドン |
ホイアンからホテル | 744円 | ホイアンエクスプレス |
市内からダナン空港 | 312円 | Grab/50,000ドン |
SIM | 985円 | kkday |
SPA | 7,129円 | Klook 1,500円引きクーポン |
SPA | 4,030円 | Klook |
マッサージ | 1,620円 | 2,600,000ドン |
ホテル朝食追加分 | 247円 | 40,000ドン |
食費① | 217円 | ホイアン朝 |
食費② | 1,692円 | ホイアン昼 |
食費③ | 1,582円 | ホイアン昼 |
食費④ | 75円 | ホイアン夜・屋台 |
カフェ① | 366円 | ホイアン |
カフェ② | 100円 | ホイアン |
水 | 136円 | 2L×2 |
SPA・ ホテルのチップ | 1,860円 | 300,000ドン |
合計 | 45,063円 | ー |
なお、2023年8月時点でのチケットは、ベトナム航空(直行便)で85,000円くらいでした。日本からLCCを利用すれば、もっと安く行くことができると思います。私は香港経由にこだわったので、かえって高くついてしまいました~~。
ホテル
ダナンやホイアンのホテルは1室(2人まで可)の値段なので、2人で行けば、もっと安くなります。
泊まったホテル
・サラダナンビーチホテル
・モナークホテル ダナン
・アイホイタウンホームステイ
今回泊まったのは、ラグジュアリーホテルではありませんが、どのホテルも快適に過ごすことができました。ホイアンの宿は激安ですが、ダナンの4つ星ホテルは、8月でも1室10,000円前後で泊まれました。
食事
ダナンの夕食は、SPAで軽食が出たり、無料のアフタヌーンティーがあったりしたため、結局、レストランに行くことはありませんでした。
また、最初のホテルで買ったマンゴー(3個)を、移動先にも持って行き、毎日1個ずつ食べていました。買ったばかりの日はちょっと硬かったのですが、最終日は、完熟状態で、とても美味しくなっていました。
ホイアンのランチは、避暑も兼ねて、ちょっとお洒落なお店に行きました。
レストラン
・モーニンググローリー・シグニチャー
・Kang Hội An
どちらのお店も、とても美味しかったです。
食事のようすは、また後日、詳しくご紹介したいと思います。
ホイアンの朝と夜は軽く。
ホイアンの朝は名物のバインミー(帰国後、ちょっと問題が発生したお店ではありますが)、夜は屋台で食べました。円安でも、元々が安いので、費用をかけずにお腹いっぱいになりました。
今回はSPA、マッサージ三昧だったですが、贅沢しなければ、円安でも安く旅行できますね。
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さいごに
友人から『ダナンよかったよ~』と聞かされ、ブログのお友達の記事にあった食に惹かれ、ダナン旅行を決めました。
新しい場所に行く場合、(心配症なので)、いろいろ準備していくことにしています。その甲斐あってか、スムーズに事が運びました。なので、初めて行かれる方に情報共有したいことをまとめてみました。
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また、お越しいただけますと嬉しいです。