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香港国際空港にあるキャセイパシフィック航空のラウンジ。何カ所かありますが、今回は、バスタブで寛げる "The Wing First (ファーストクラスラウンジ) " をご紹介いたします。
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CXラウンジ
香港国際空港のキャセイパシフィック航空(CX)のラウンジは、出発・到着階に合計7カ所(ファーストクラスラウンジ2カ所含む)あります。
キャセイパシフィック航空の公式サイトによると、現在運営しているのは5カ所のようです。
詳細
*The Wing First:1番から4番ゲート / レベル7
*The Wing:2番ゲート付近
*The Deck:6番ゲート付近
*The Pier First:63番ゲート付近
*The Pier :65番ゲート付近
※2023年7月現在、”The Wing (ビジネスクラス) " のシャワーはなくなっており、そばにある "The Deck" を案内されました。
- 最新情報はこちら >>> 香港国際空港のラウンジ
ロングテーブルで飛行機を見ながらお酒が飲める「The Bridge」が閉鎖されているのは残念ですが、それでも、大好きなラウンジが揃っています。
The Wing First
The Wing ファーストクラスラウンジは、キャセイパシフィック航空、もしくはワンワールド加盟航空会社のファーストクラス利用旅客の他、キャセイパシフィック航空(CX)の会員、およびワンワールド提携プログラムの一部の会員が利用できます。
ステイタス | |
---|---|
CX ダイヤモンド | お客様ご自身+同伴者2名 |
CX ゴールド | ✖ |
ワンワールド エメラルド | お客様ご自身+同伴者1名 |
ワンワールド サファイア | ✖ |
- 詳細はこちら >>> ラウンジ入室条件
アクセス
The Wingファーストクラスラウンジの位置は、ターミナル1の南出発ホールの乗り継ぎエリア(1から4番ゲート付近7階)です。
大きな案内板がありますので、「Transfer」と書かれた矢印の方向へ進みます。
乗り継ぎのための保安検査(セキュリティチェック)を受けたら、エレベーターに乗って7階へ(6階からも行けます)。
なお、保安検査通過時に必要なのは、パスポートと搭乗券です。どちらもスキャンさせて通過します。
- 営業時間:5:30から最終出発便まで
7階からアクセスすると、上の写真のような入り口があります(エレベーターを降りて少し歩きます)。
こちらで、インビテーションカードをスタッフの方に渡します。他のラウンジにも行く場合は、その旨を申し出ると、搭乗券にスタンプを押してもらえます。
なお、他社のマイレージサービス(テイタス会員以外)にマイルを登録した場合、インビテーションカードはありませんが、対象ステイタスのカード(アプリも可)を提示すれば入れました(2024年7月体験)。
ただし、7階の入り口はちょっと見つけにくいので、6階でエレベーターを降りて "The Wingビジネスクラスラウンジ” の方から入る方法もあります。
ザ・シャンパン・バー
7階からアクセスしたら、最初に目に入るのは、シャンパンバー。
以前は3種類置かれていたのですが、今回は2種類でした。好きなものを選んで、ウェルカムドリンクとすることができます。
今回は、これを選んでみました。
すっきりしていて、美味しかったです。
隣にはバーカウンターもありますので、シャンパン以外のお酒も楽しめます。
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CABANAS
さて、The Wingファーストクラスラウンジの一番の目玉は、CABANAS(カバナ)。バスタブ付きの休憩室です。
香港国際空港にあるファーストクラスラウンジをマイラーの憧れに押し上げた場所と言っても過言ではないでしょうね。
時間帯がよかったのか、行き帰り、ほとんど待ち時間なく利用できました。
行きは、予約してシャンパンを飲もうとしたら、途中に呼び出しがかかりました。なので、グラスを持って部屋へ。
5つあるスタイリッシュなCABANASでは、最長90分間利用できます。空港のなかとは思えない設備がそろっており、しっかり空調管理もされていますので、快適に過ごせます。
バスタブとデイベッドがあり、たっぷりお湯を張った浴槽で疲れた体を癒したあとは、デイベッドで寛いだり身支度したり。
スリッパやバスローブもありますので、お風呂上りはゆっくり過ごせます。
また、電源やネットワーク接続ポートも完備しているため、スマートフォンの充電もできました。
クレンジングやボディローションもあるので、次のフライトの前にしっかり身支度もできます。
さらに、ハンガーに洋服をかけてボタンを押すと、寛いでいる間に、洋服にアイロンをかけてもらえます。
まるでホテルの1室かのような空間で寛げます。
サービス付きシャワースイート
なお、The Wingファーストクラスラウンジには、CABANASの他に、シャワースイートもあります。
夕方頃に行ったとき、CABANASはキャンセル待ちでしたが、こちらはすぐに入れました。もしかしたら、空いている確率は高いのかもしれません。ね。
アメニティは、CABANASと同じでした。
こちらでも、シャワーを浴びている間、2ウェイワードローブ方式でアイロンサービスを利用できます。
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「ザ・ヘイブン」レストラン
すっきりしたので、お腹が空いてきました。
次は、ラウンジ内にある「ザ・ヘイブン」レストラン。
アラカルトメニューのメインコースとともに、厳選ワインやシャンパンなどを楽しむことができます。
多くの日本人がシャンパンを頼むのでしょうか。メニューを見ていたら『Champagne?』と聞かれたので、お願いしました。
頼んんだお料理が来るまで、ブッフェ台にあったシーフードのトマト煮込みをいただくことにしましょう。
ブッフェ台には、温かいお料理の他に、サラダやデザート、チーズ等が並んでいました。
メインにチキンバーガー。
そして、人気の担々麺。
The Wingファーストクラスラウンジにはヌードルバーはありませんが、メニューにはありました。
なお、ヌードルバーがあるThe Wingビジネスクラスラウンジは、同じフロアにありますので、そちらに行くこともできます。
Betsy Beer
本当は機内で飲みたかった Betsy Beer(ベッツィービール).
Betsy Beer とは、キャセイパシフィック航空が2017年に提供を開始した、特製クラフトビールです。2019年に風味と装いを新たに、香港発着の全長距離路線の全クラスと、香港国際空港のラウンジで提供が始まりました。なので、ビジネスクラスのラウンジでも飲めると思います。
いつもシャンパンやワインに目がいってしまいます。さらに、機内だと長距離路線しか搭載がないので、なかなか飲む機会がなかったのです。でも、7月に再訪した際、思い出して注文してみました。グラスも素敵です。
念願かなって機内でも飲むことができましたが、やはり風味が少し違っており、機内の方が味が濃く感じました。
提供路線
・アデレード
・オークランド
・アムステルダム
・バルセロナ
・ボストン
・ブリスベン
・ブリュッセル
・ケアンズ
・シカゴ
・ドバイ
・ダブリン
・フランクフルト
・ヨハネスブルク
・ロンドン(ガドウィック/ヒースロー)
・ロサンゼルス
・マドリッド
・モレ
・マンチェスター
・メルボルン
・ミラノ
・ニューヨーク(JFK/ニューアーク)
・パリ
・ローマ
・サンフランシスコ
・シアトル
・シドニー
・テルアビブ
・トロント
・バンクーバー
・ワシントンDC
・チューリッヒ
※2024年7月現在。
Betsy Beet は、キャセイパシフィック航空の最初の航空機(1940~50年代にかけて活躍したダグラスDC-3型機)の愛称・Betsy にちなんで名づけられました。
軽くローストした大麦がトフィーとビスケットの香りを生み出します。さらに、マンダリンオレンジの果皮を煮汁に加えると、独特の柑橘系の香りが漂います。その結果、地上でも空中でも楽しめるバランスのいいビールが完成しました。
※トフィー:バターと糖蜜または砂糖を加熱して作る菓子。
一部路線に限定して提供していたベッツィー・ビールですが、現在は、長距離路線(全てのクラス)と空港のラウンジでいただけます。エコノミークラスとプレミアムエコノミーでは缶で、そしてビジネスクラスとファーストクラスでは瓶で提供されるそうです。
茶房
さて、レストランを出たら、明るい場所でゆっくりお茶をいただくことにしました。
落ち着いてお茶を飲むなら、The Pier ビジネスクラスラウンジ(ゲート65番付近)にある茶房もいいのですが、こちらにも同じ種類のお茶が置かれています。
そして、大好きな洋梨のタルト!
最近行くたびに、〆のデザートとしていただいています。
キャセイパシフィック航空のラウンジの食事はペニンシュラ香港のペニンシュラホテル監修だと聞いたことがあるのですが、変わっていなければ、香港のラグジュアリーホテルの味を空港でいただくことができるのですね。このタルトもそうかしら?
行き帰り乗り継ぎ時間はたっぷりあったので、思う増分楽しむことができました。
ワークステーション
ラウンジ内には何か所かワークステーションが設けられており、電話やプリンター、高速ウェブアクセスなど、多機能な設備が備わっていました。
飛行機を見ながら仕事ができる、飛行機好きには堪らない場所ですね。
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さいごに
キャセイパシフィック航空の "The Wing First (ファーストクラスラウンジ) " をご紹介いたしました。
コロナ禍に閉鎖していた、もう一つのファーストクラスラウンジ "The Pier First" 、少し離れていますが、香港出発もしくは乗り継ぎ時には両方訪れたいですね。
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