「旅とアロマ」にお越しくださり、ありがとうございます。
キャセイパシフィック航空 (CX) で中東・アラブ首長国連邦のドバイに行って来ました。日本からドバイまでは直行便もありますが、あえての経由です。今回は、香港乗り継ぎ、そしてドバイまでのフライトの様子をご紹介いたします。
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成田から香港
CX509便、9時15分発の機材は、A350-900。
コントローラーが液晶になっているタイプの座席でした。マレーシア航空やブリティッシュエアウェイズとは異なり、肩からのショルダーハーネス(ベルト)はなく、2列目以降の座席のシートベルトにはエアバッグは付いていません。
しかし、一番前の座席のみエアバッグ付きのシートベルトになっていました。
同じ航空会社の同じ機材でも細部が違っているのは興味深かったです。
日本発の便で選びたいのは機首に向かって右側「K」の座席。
今回も美しい富士山を見ることができました。
手元にコントローラーもありますが、画面はタッチパネル式なので、モニターでも操作できます。映画はたくさんありますが、あまり興味を惹かれるものはありませんでした。
ところで、今回はプロモーションということで、機内Wifiが無料!
時間制限もなく、かなりスムーズに繋がりました。なので、面白い映画がなくてもネットサーフィンしながら過ごすことができたのが良かったです。
機内食
朝食なのでハーゲンダッツはないのですが、その代わり飲茶が楽しめます。
美味しかったです^^
香港 乗り継ぎ
香港に到着したら、後は「Transfer」の案内に従って進みます。
国際線に乗り継ぐためには、ここでもう一度セキュリティチェックを受けなくてはなりません。必要なのは、パスポートと搭乗券です。なお、100ml以上の液体類(ペットボトルの水など)は没収となりますので、お気をつけてください。
新しい飛行機(機材)だと、到着時に個人モニターで次の出発ゲートを確認することができるのですが、乗り継ぎ時間が3時間近くあるので、次のゲートを確認できませんでした。香港に到着後に飛行機の外にいる地上係員の方に次のドバイ行きのゲートを尋ねましたが、まだ決まっていませんでした。
最後の手段は、空港の電子掲示板でチェック!
しかし、空港の電子掲示板にゲート番号が表示されるのがかなり遅く、出発の40分前にやっと分かりました。ドバイ行きCX731便は、ゲート44番、2番、5番ゲートと毎回違っていたのですが、今回は35番からの出発でした。
今回は、ゆっくりお風呂に浸かれる「The Wingファーストクラスラウンジ」を利用しました。ゲート1番のそばに位置しており、35番まではシャトルで移動できます。
ラウンジのようすはこちらをどうぞ。
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【2024年9月】キャセイパシフィック ”The Wing First” 体験記
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ゲートへ
ところで、香港国際空港では、顔認証でゲートを通過することができます。
ワンワールド・エメラルド会員の恩恵を受けて、ファーストクラスの搭乗列に並んでいたのですが、その際、スタッフにパスポートの顔写真と本人を確認されました。その後、パスポートは必要ありません。定位置に立ってカメラを見るだけでスムーズにゲートを通れます。便利ですね。
なお、今回はマイルをアラスカ航空につけていたので、搭乗券には「ワンワールド・エメラルド」の記載がありません。その場合、アプリ画面やステイタスを見せれば大丈夫なのですが、スタッフの中には知識がない人もいますので、説明してあげましょう。
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香港からドバイ
香港からドバイまではB777-300ERに変わりました。
ただし、座席配列は「1-2-1」と変わりません。前回はA350-900だったので、いろいろ機材が変わる路線のようです。
ドバイまでの飛行時間は約8時間なので、寝具などが用意されます。
毛布(というか薄手の布団)などはbomford製。アメニティ類と統一のブランドが使用されています。
ベッドパッドをさっそく取り付けてみました。シートベルトはエアバック付きのタイプに変わりました。足元も広くて、座席回りに収納スペースが多い、この座席が大好きです。体に合っているのか、一番よく眠れる気がします。
アメニティ類はこちら。
ロクシタンから、bamford (バンフォード) に変わっています。ちなみに、ラウンジのアメニティも、イソップから bamford に変わっています。bamfordは、イギリスコッツウォルズ生まれのオーガニック ボディケア・スキンケアのブランドです。
コントロールユニットの形が旧式?少し違いますが、座席のリクライニングやベッドポジションもこちらで操作でき、USBやコンセントなども分かりやす位置にあったので使い勝手が良かったです。
A350-900も足元に小物入れがありましたが、そちらは離着陸時には利用できません。一方、こちらのタイプは蓋が付いているので離着陸時にも利用できます。ドバイまでは、9時間弱のフライトなので身の回りにいろいろ物が置けるのはいいですね。
ウェルカムドリンク
ウェルカムシャンパンをいただいて、食事のオーダーをしました。
メニューカード
メニューカードもセットされており、短距離の成田-香港線に比べて、内容はちょっと豪華な感じです。
飛行時間が何時間以上になったら長距離路線になるのか分かりません。ドバイ-香港は、中距離線と思っていたら、長距離路線のようでした。
なので、キャセイパシフィック航空オリジナルビール "Betsy" が搭載されています。
ラウンジでも飲めるBetsyですが、機内で飲むとどう変わるのか?
地上よりもよりフルーティで、心地よい苦みを感じました。
ところで、前回は熱々のナッツが提供されたのですが、今回はマグロのお通しのようなものに変わっていました。前回のナッツが(記憶に残るくらい)とても美味しかったので楽しみにしていたので、ちょっと残念でした。
カタール航空やエミレーツ航空のナッツも温かいのですが、なんか湿気ています。でも、キャセイパシフィック航空のナッツは、カリカリしていて、本当に美味しかったのです。容器ごと、かなり高温で温めたのかもしれません。でも、マグロも美味しかったです。
機内食
前菜
・人参・しょうがのスープ
or
・ドライビーフのサラダ
前回はビーフのサラダにしたのでがあったので、今回はスープにしてみました。
メイン
・海鮮ラクサ
・ハルーミチーズと野菜のラグー
・海南チキンライス
・テンダーロインビーフのタイムソース
前回失敗したメイン。
"Oyster (カキ) " の部分だけ見てオーダーしてしまいましたが、実際は "King Oyster Mushroom" と書かれていました。 "King Oyster Mushroom" とは、エリンギです。さらにメニューをよく見てみると、ベジタリアンメニューとなっていました。青のりが混ざったご飯に、キュウリと炒めたエリンギが入っています。ちょっと表現は悪いですが、「お休みの日に疲れて何もしたくない。冷蔵庫に冷や御飯とキュウリ、エリンギ、青のりがあったから昼食はこれにしよう」的なメニューでした。
なので、今回は無難なビーフにしてみました。
焼き加減もきれいなミディアムで、とても美味しかったです。
機内食とは思えないほどレベルが高いメニューでした^^
最後は、ハーゲンダッツとマンゴープリン、そしてウーロン茶でおしまい。
と思ったら、チョコレートのサービスがありました。こちらで、本当に終了です。
到着前
メニュー
・季節のフルーツ
・ビーフバーガー or ヌードル
・デザート
香港からドバイまでの飛行時間は約8時間。映画を見て少し休んでいると、到着前のサービスが始まりました。
到着前の食事サービスは、到着の1時間くらい前から始まります。
事前に食事の注文を取ってくれているので、そのまま寝ていたいときは食事をパスすることもできます。外資系は(大きな揺れがない限り)かなり到着ギリギリまでサービス可能なのがありがたいです。
ちなみに、JALは寝ていると(ダイヤモンド会員でも)スルーされて、到着前に起きて頼むと、「もうサービスできません」と言われてしまいました。「お目覚めカード」もいつの間にか剥がされていました。揺れの情報もなかったし、サービス終了のアナウンスもなかったし、到着まで1時間以上あったのに・・・。しかも、無言で怒りのオーラを出している私に、コンパートメント責任者が「不満があるのでしたら・・・」と言ってきました。食べ物の恨みは(食いしん坊にとって)恐ろしいですよ・笑。
なお、キャセイパシフィック航空のビジネスクラスには、機内食の事前リクエストがありました。ただし、ツアーでは利用できませんでした。個人チケットで利用した際に、頼んでみようと思っています。
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さいごに
キャセイパシフィック航空で行くドバイ旅行。
今回はどの路線にも日本語を話す客室乗務員の方がいらっしゃり、とても親切にしてもらいました。なので、最初から最後まで快適!単なる移動手段ではなく、機内でも楽しく過ごすことができました。
ドバイに行くなら、キャセイパシフィック航空の香港経由もいいかもしれませんね。
最後までご覧いただきありがとうございます。