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円安の今、少しでも安く泊まれるホテルを探したい。でも、立地や快適性は欲しい。そんな我儘を叶えてくれるホテルを見つけました。ちょっと難はありますが、台北駅から徒歩圏、周囲に食事ができる場所も多く、ホテルには無料のランドリーもあるのです。
今回は、そんなシティイン ホテル台北ステーション ブランチ III (新驛旅店台北車站三館) 滞在記をお届けいたします。
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アクセス
シティイン ホテル台北ステーション ブランチは台北駅周辺に何軒かありますが、今回泊まったのは " III "、 台北駅から徒歩10分くらいの場所にありました。隣には別のシティインがあります。台北駅からは明るい大通りを歩いて行くので、夜に到着しましたが、特に問題はありませんでした。
台北駅構内には地図もあるのですが、台北駅自体が巨大なので、今自分がどこにいるのか?どの出口から出たらいいのか?よく分かりません。
一番見つけやすい場所は「台北バスステーション」。バスステーションは高鐵台北駅(新幹線の駅)のすぐそばにあり、ホテルにも近いので、まずは「台北バスステーション」を目指しましょう。
高鐵台北駅から
高雄から台湾高速鉄道(新幹線)で台北に入ったため、今回はこちらの改札からアプローチしました。
ちなみに、こちらの改札は、出入りの両方に使えます。この近くにMRT(地下鉄)の駅もあるので、地下鉄で来た場合も動線は同じです。
まずは、中山地下街を通って、台北バスステーションを目指します。
この案内に沿って上がると、台北バスステーションの建物の中に出ます。
日中なら、こちらから上がって、ショッピングモールの中を抜けて行くこともできます。閉まっていてもそばに地上に出られる出口(エスカレーターかエレベーターあり)はありますので、とりあえず「台北バスステーション」に向かいましょう。
台北バスステーション
上の写真は、エスカレーターから、地上に出たところです。
すぐそばに、台北バスステーションがあります。
ここまで来たら、あと少しです。
分かりやすいのは、台北バスステーションの建物を右手に見ながら、高架(台北市東西向快速道路)に沿ってまっすぐ進み、「承徳路一段」にぶつかったら横断歩道を渡って右に進みます。
最初の日は、Googleマップを見ながら歩きました。
路線バス
路線バスの最寄りの停留所は「台北車駅(承徳)」です。
台北バスステーションの方から来ても、このバス停の前を通ると分かりやすいと思います。
ここまで来たら、ホテルはもうすぐ(徒歩2分くらい)です。
ホテルは、第一銀行の隣にありました。
シティイン ホテル台北ステーション ブランチ III の隣に "Ⅱ " がありました。どちらでもよかったのですが、今回は安かった "Ⅲ " にしました。
ロビーも明るく、スタッフも親切です。中には日本語を話すスタッフもいました。驚いたのは接客の丁寧さです。宿泊者が帰って来ると、チェックインカウンター内にいるスタッフがその度に立って挨拶してくれるのです。なので印象がとてもよく、困ったことがあってもいろいろ相談にのってくれそうな安心感がありました。
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部屋のようす
部屋は一番安いダブルのシングルユース。
イメージは日本のビジネスホテルといった感じでしょうか。入ってすぐのところにあるのは洗面台。すぐに手を洗えるので好きなインテリアです。
窓がないタイプの部屋ですが、日中はほとんどいないし、室内は明るいのであまり気になりませんでした。
2人だと少し狭く感じるかもしれませんが、ひとり旅なの何の問題もありません。
ペットボトルの水や冷蔵庫、金庫など必要なものは一通りそろっていました。
部屋には無料のポテトチップスなども用意されており、口コミが良い理由が分かりました。
シャワールーム
浴槽はなくシャワーのみですが、お湯の出具合や温度なども問題ありませんでした。
バスアメニティは、リンスインシャンプーとボディソープのみです。
歯ブラシなども用意されています。
今後こういったアメニティはなくなるのかもしれませんが、周りにはコンビニもあるので忘れても困ることはないでしょう。
ホテルの施設
ホテルのロビーにはPCや荷物用の秤、ソファーなどがありました。
ロビーと同じフロアには、お菓子やコーヒー等を無料でいただけるスペースがあります。
ウォーターサーバーやお湯もあり、自分のポットに入れている人もいました。自由に使えるようです。
ランドリー
その奥にはランドリーがありました。洗剤も用意されており、しかも無料です。
利用者が多く、また壊れていたものもあったので必ずしも使いたいときに使えるとは限りません。しかし、タイミングがよかったのか2日間とも洗濯・乾燥することができました。表示は中国語ですが、なんとなく分かるので使うことができました。2日めには、迷っている中国の方に教えて差し上げるほどに慣れてしまいました・笑。
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周囲のお店
1日目の夜は、ホテルのそばにあった餃子のチェーン店へ。
テイクアウトも可能です。お店のシステムとしては、店内で食べるときもテイクアウトのときも、入り口のカウンターで注文・支払ってから待つようです。
高雄で買ってきたカラスミチャーハンと酸辣湯と餃子。
ロビー横には宿泊者が利用できるキッチンのようなものがあり電離レンジもありましたので、温めることもできます。スプーンやフォークも付いていたので、部屋でテレビを見ながらのんびり夕食。美味しかったです。
四海豆漿大王
次の日は、5分ほど歩いた所にある「四海豆漿大王」へ。
台湾の定番の朝ごはん 鹹豆漿 (シェントウジャン) を食べに行きます。シェシェントウジャは豆乳に酢を加え干しておぼろ豆腐状に固めたスープです。腸粉や小籠包と合わせれば、台湾らしいローカルな朝ごはんになります。
行列ができている場合もあるようですが、7時ごろ行ったとき、相席になりましたがすんなり座れました。
ローカルの人に混じって朝ごはん・・・
と思っていたのですが、日本人がいっぱい・笑。写真付きで日本語が書かれたメニューもありましたので、迷うことはありません。あとは、オーダー表に数字を書き入れてスタッフに渡します。
注文したあとは、入り口のカウンターで支払って料理を受け取ります。
塩味豆乳(シェントウジャン)と小籠包の朝ごはん。
写真を見ていたら、その味を思い出してまた食べたくなってきました。毎日食べても飽きない(だろうなと思う)味のシェシェントウジャ。卵を落としたバージョンもあるそうです。
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さいごに
シティイン ホテル台北ステーション ブランチ III は、台北駅からも近くてスタッフも親切、2泊で25,000円(当時)と格安、無料ランドリーもある清潔なホテルでした。
しかし、一つ難点がありました。壁が薄くて廊下の声がまる聞こえなのです。さらに夜遅くにゴーっというけっこう耳障りな大きな音が!多分シャワーの音だとだと思うのですが、ビックリして起きてしまいました。1回しか泊まったことがないので、この部屋だけかどうかは分かりませんが、これには困りました。
ただ、もう泊まらないかといったらそうでもない感じです。この音以外(値段も含め)は快適だったので悩ましいところです。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。