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バンコク滞在の楽しみのひとつは、ラグジュアリーホテルのスィーツ。Capella Bangkok High Tea をいただきに行ってきました。
今回は、Capella Bangkok High Tea のようすと、行き方帰り方をまとめてみました。
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Capella Bangkok
Capella Bangkok(カペラ バンコク)は、2020年10月1日、チャオプラヤ川沿いにオープンした比較的新しいラグジュアリーホテルです。2024年の「世界のベストホテル50」では、1位に選ばれました。
カペラ バンコクの "Capella Bangkok High Tea" を手がけるのは、 フランスの「Dior des Lices」や 東京・銀座のミシュラン二つ星レストラン「ベージュ アラン・デュカス 東京」でパテシェをされていた、シルヴァン・コンスタン氏。
まるでフレンチのような High Tea (ハイ・ティー) をいただけると聞いて、楽しみにしていました。
ホテルに到着すると、そのままロビーラウンジのような場所に案内されます。
こちらが、ティー・ラウンジも兼ねているようです。ラウンジの座席は全44席。それぞれの席の間隔が広く取られているので、プライベート感も十分ありました。
遠くにチャオプラヤ川を臨み、窓のすぐそばには睡蓮の咲く池もありました。
Capella Bangkok High Tea
着席すると、ウエルカムの挨拶とともに、『お水が必要ですか?』と確認されます。しかし、有料です。
ラグジュアリーホテルの高級ハイ・ティーなのに、メニューがボロボロでした(笑)。
ちなみに、アフタヌーンティーとハイティーの違いは、前者が「間食」であるのに対し、後者は「食事」となるそうです。
現在ではあまり明確に分かれることはないようですが、ホテルのメニューが "High Tea" となっていましたので、ハイティーとしました。
Menu:Capella Signature High Tea
カペラ バンコクの Capella Bangkok High Tea は、セイボリー(塩気のある軽食)、スコーン、そしてペイストリー(ケーキなど)が、コース仕立てでサービスされます。
ぺオニアブラッシュ
ところで、白いテーブルクロスの上に置かれているのは、鮮やかな色のWEDGWOOD「ぺオニアブラッシュ」。
可憐で優美、奥ゆかしい美しさを形容するモチーフ、ピオニー(芍薬)の花を大胆にあしらった華やかな食器です。
デザインの基となる図柄は、18世紀初期に流行したシノワズリ調(ヨーロッパで流行した中国趣味の美術様式)のパターンブックから採用しているそうです。
東洋と西洋のスタイルが融合した「ペオニアブラッシュ」は、紅茶はもちろんのこと、日本茶やほうじ茶など、様々なお茶の茶器として良く馴染むそうです。
楽しみです。
Tea & Herb Trolley
まず、お茶のワゴンがやってきました。Tea&Herb Trolleyというそうです。
紅茶以外にも、タイ北部や中国南部で手摘みされたフレッシュハーブや柑橘類を組み合わせたブレンドティーや、ウーロン茶、緑茶、白茶があります。
茶葉は、香りを嗅がせてもらって選べます。
白茶(はくちゃ、しろちゃ、パイチャ)は、主に中国の福建省や湖南省で生産されている中国茶。茶葉が白い産毛に包まれ茶が白く見えることからから付けられた名前です。
しかし、かなりの値段なのに、1種類しか選べません(お湯の継ぎ足しはあります)。
友人が選んだのは、タイのハーブティー。
バタフライピーがブレンドされているため、透き通ったブルーの美しいお茶です。
私は、スッキリ感を狙って、ウーロン茶にしてみました。
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セイボリー
お茶で一息ついたとき、セイボリーが運ばれてきました。
左から「パンプキンとクコの実のムース」、「イクラとカリフラワーのロワイヤル」、そして「フォアグラのテリーヌ」です。
※ ロワイヤル:卵とブイヨンを合わせて蒸し、卵豆腐のように固めたもの。
見た目がとても華やかなセイボリーです。
でも、うわ~!すごく美味しい!!と思えるものではありませんでした。
味は、好き嫌いが分かれると感じました(2人とも、ちょっと重く感じました)。
スコーン
スコーンは、プレーンとレーズンの2種類です。
白いナプキンに包まれたスコーンは、ほんのり温かくて、ふっくら(ちょっとモチモチ)していました。
このスコーンは、どちらもとても美味しかったです。
今まで食べたスコーンの中でも、断トツ1番!
セイボリーの代わりに、こちらをお代わりしたかったほどです。
クロテッドクリームも上品な味わいで、アップルバニラとブラックベリージャムとの相性もとても良かったです。
記憶にしっかり刻まれたスコーンでした!
Pastry Trolley
最後のスィーツは、トローリーから3つ、好きなものを選べます。
なお、マカロンは、全員サービスです。
※ 全員サービスのスィーツは、時期によって変わります。
左から「栗のケーキ」「洋梨とハニー」「チョコレートトパッションフルーツ」
偶然、友人と全く同じ選択でした。
一つ一つは美味しいのですが、いかんせん甘すぎて、ボリュームもあるので3つを一度に食べるのはきつかったです。
別の日に、1つ1つ食べたかったです。
ケーキと一緒にサービスされたマカロン。
こちらは、持ち帰りにしました。
次の日に食べたとき、なんと美味しかったことか!
タイでは、食べきれなかったものは持ち帰り可能なので、ケーキも1つ持ち帰ればよかったです。
詳細
・営業時間:14.00 ー 18.00(毎日)
・価格:1,500バーツ++(約6,000円)/1人
※シャンパン付きは2,500 バーツ ++(約10,000円)/1人
・ドレスコード:スマートカジュアル
・予約:電話 +66 2 098 3888 、
または メール tealounge.bangkok@capellahotels.com
(24時間前までに要予約)
++ 価格に税金7%とサービスチャージ10%が上乗せされるので、シャンパンなしで、1人、税込み 1,750バーツ(約6,800円)でした。
アクセス
私たちは、来るときはタクシーを利用しました。
ロイヤルオーキッドシェラトンの近くからだと、60バーツ(約240円)でした。
乗ったタクシーの運転手さんは(いい人だったのですが)、カペラホテルを知りませんでした。
バンコクのタクシーの運転手さんは、道を知らない人も多いです。なので、スマホで地図を示して、運転してもらいました。来てみると、入り口は、フォーシーズンズ・ホテル・バンコクと一緒になっていました。
ちなみに、チャオプラヤ川沿岸のホテルなので、シャトルボートもあります。ハイ・ティーを予約するとき、尋ねてみるのもいいかもしれません。乗り場は、BTSサパンタクシン駅の2番出口から出て直進。「SATHORN(サトーン)ピア」にあるホテルのシャトルボートの発着場所です。マンダリンオリエンタルなど、他のホテルのボートの発着場所と同じです。
係員の方に『カペラバンコクに行きたい』と伝えて、待っていればボートがやって来ます。
帰り
帰りは、ホテルのそばにあるシャトルボート乗り場「CPE ピア」から、「サトーンピア」まで乗りました。
ホテルのシャトルボートなので、無料です。
「CPEピア」から「サトーンピア」行きのシャトルボートは、朝7時から22時まで、14時台を除いてほぼ30分おきに出発していました(2022年11月現在)。乗船時間は5分です。14時台は、休憩・燃料補給時間となっていました。
なお、10時からの1時間おきのボートは、「アイコンサイアム」にも寄るようです。
時刻表 (例)
17:00(CPEピア)→ 17:05(サトーンピア)→ 17:10(アイコンサイアム)→ 17:20(CPEピア)
17:30(CPEピア)→ 17:35(サトーンピア)→ 17:40(CPEピア)
※2022年11月時点での時刻表です。
「サトーンピア」に着いたとき、日が沈み、辺りがライトアップされていました。
ほんの5分ほどでしたが、気持ちのいい船での移動でした。
夕刻にはかなり道が混みますので、タクシーよりこちらでのアクセスをおすすめします。
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さいごに
カペラバンコクの Capella Signature Hightea。
久しぶりに優雅なティータイムとなりました。
なお、ホテルにはケーキショップもあったので、1人で来て持ち帰ることもできます。
また、川沿いのレストランも素敵だったので、1人で来てもいろいろ楽しめそうですね。
コロナ禍以前に行った、アフタヌーンティーのようすもあわせてどうぞ。
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