「旅とアロマ」にお越しくださり、ありがとうございます。
東京にある「国立新美術館」に行ってきました。毎回興味深い展示が多い美術館ですが、そのフォルムも特徴的です。さらに、美術館カフェ「サロン・ド・テ ロンド」も見のがせない!
今回は、展示会と美術館のカフェのようすをお届けいたします。
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国立新美術館
国立新美術館は、東京・六本木にある(日本で5館めの)国立美術館です。「森の中の美術館」を建物のコンセプトとして、2007年1月に開館しました。独特のフォルムを持つ建物は、黒川紀章氏の設計によるものです。
この国立新美術館は、コレクションを持たず、アートセンターとしての役割を果たしている新しいタイプの美術館です。
アクセス
電車
・東京メトロ千代田線 乃木坂駅 6番出口(美術館直結)
・東京メトロ日比谷線 六本木駅(4aから徒歩約5分)
・都営地下鉄大江戸線 六本木駅(7番出口より徒歩約4分)
今回、美術館に直結している 東京メトロ「乃木坂」駅からアクセスしました。
コンコースから 6番出口方面の改札への通路には階段しかありません。
大きな荷物をお持ちの方は、150mほど6番出口とは反対方向に進んでところにあるエレベーターをご利用ください。どちらにしても、上の写真の場所に合流します。
あとは、案内に沿って歩くだけです。
エスカレーターかエレベーターで国立新美術館のエントランスへ進みます。
前売り券をお持ちでない方は、美術館の建物に入る前に当日券を買うことができます。
建物の中も、光が差し込んで素敵でした。
イヴ・サンローラン展
2023年9月20日(水)から12月11日(月)の間、国立新美術館では、「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」を開催していました。
本展は、モードの帝王と呼ばれたイヴ・サンローラン(1936~2008年)の、大回顧展です。
イヴ・サンローランは、17歳で国際羊毛事務局主催のコンクールのドレス部門で入賞しました。その受賞をきっかけに、クリスチャン・ディオールのアシスタントに抜擢されます。1957年にディオールが急逝した後は、若干21歳でディオールのチーフデザイナーに就任し、一躍時代の寵児となりました。日本では、没後初めてとなる大回顧展だそうで、その40年にわたる歴史を、262点もの様々な形で紹介しています。
特に、最初の、スージーと他2人の名前のないペーパードールのためのワードローブ(1953-1955)が素敵で、見入ってしまいました。ペーパードールは、子どもの頃に遊んだ、紙の着せ替え人形(昭和レトロ、分かるかしら?)のようなものです。。
40年のキャリアを振り返ったイヴ・サンローランが遺した、『ファッションは時代遅れになるが、スタイルは永遠である』という言葉のとおり、彼の生み出したスタイルは現代でも色褪せることはありません。今見ても、新しくオシャレに感じるデザインばかりでした。
なお、9番の部屋のみ、写真を撮ることができます(会場に案内あり)。
グッズ
最後は、展覧会のグッズを買ってきました。
購入の際には入場券を見せなければならず、1枚のチケットにつき、会計は1回です。オフホワイトとの大きなトートバッグとグレーの小さなバッグで迷いましたが、旅行に持って行きやすい小さなバッグとキーチェーンを買いました。オートクチュールは無理だけど、これなら私でも手が出ます。
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サロン・ド・テ ロンド
さて、美しいものを堪能した後は、お腹が空いてきました・笑。
なので、甘いものをいただきに、美術館のカフェに行くことにしました。
サロン・ド・テロンドは、国立新美術館内の巨大な逆円すいの最上部に広がる、円形のカフェです。まるで宙に浮いているかのようなデザインが素敵ですね。
こちらは、映画『君の名は』で、瀧くんと奥寺先輩がデートで訪れたカフェだそうです。瀧くんたちがサンドウィッチを食べるシーンを覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか(すっかり忘れていたので、ネットで検索して、その細部までの描写にビックリ!)。
壁がないので、国立新美術館の美しい曲線の壁面「ガラスカーテンウォール」から光が差し込んで、とても明るい空間です。
(瀧くんが座っていた席から)見上げると、こんな感じです。
位置によっては、外の緑も見える席もあるようです。
メニュー
瀧くんたちが食べたのはサンドウィッチですが、迷った末、ケーキセットにしました。
季節の味覚。和栗ペーストたっぷりのモンブランケーキセット。冬の散歩道を表現したケーキだそうです。
階下には、気軽な軽食が取れるデリ、さらに上の階には、しっかりとしたランチやディナーをいただけるレストランもあります。作品を鑑賞した後、一息つける場所が複数あるのも嬉しいですね。しかも、おしゃれ。
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さいごに
連休の前に、国立新美術館の「イヴ・サンローラン展」と美術館カフェに行ってきました。
地下鉄の駅に直結しているので立地もよく、周りには緑も多いので、これからの時期紅葉や黄葉も一緒に楽しめるかもしれません。また、カフェだけ、ふらっと立ち寄るのもいいかもしれませんね。
次回は、マティス展(2024年2月14日~5月27日)に行こうと思っています。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。