連休中は、ジム以外、どこへ行く予定もなかったので、家で「アマビエソープ」作りに挑戦してみました(^^)/
アマビエ
wikipedia/アマビエ よりお借りしました。
世界中で猛威をふるう「新型コロナウイルス」。その渦中で、注目を集めているのが疫病をおさめると言われる謎の妖怪「アマビエ」です。
アマビエは日本に伝わる妖怪。海中から光をかがやかせるなどの現象を起こし、豊作・疫病などに関する予言をしたとされる。wikipedia/アマビエ
最近では、絵本やお菓子にもなっているものをよく見かけるようになりました。茨城県では、感染拡大の防止を目的とした「いばらきアマビエちゃん」も登場しています。
と思っていたところ、ハーブとアロマテラピーの専門店「生活の木」の公式サイトで、「疫病退散」を願った、アマビエソープ の作り方が紹介されていました。
さっそく材料を取りよせて「アマビエソープ」を作ってみることにしました。
アマビエソープ (1個) の材料と必要な道具
材料
- 石けん素地:100 g
- お好きな精油:10 滴
- お湯:20~30 ml
- ブラックペッパー(ホール):2個
- 食用色素(青・赤・金など):適量
石けんを、イチから手作りしようとすると、苛性ソーダやオイルなど、結構材料を集めるのが面倒です。しかも、苛性ソーダは劇物指定の薬品で、肌に触れたり、目に入らないように注意が必要です。
なので、初心者でもこねるだけで石けんが作れる 石けん素地 を使うことにしました。
アマビエソープを1個作るのに必要な 石けん素地 の量の目安は、100 g です。
石けんを作るとき精油を入れなくても大丈夫ですが、香りがあると、作っている間いい香りにつつまれるので、おすすめです。
今回は、リラックス効果が期待できるものと、殺菌効果が期待できるものを選んでみました。
基本、お家であるもので代用できますが、石けん素地と色素だけ買い足しました。また、ブラックペッパーは目の部分に使いますが、私は余った石けん素地を利用しました。目の色を気にしなければ、ブラックペッパーがなくても大丈夫です。
道具
- ビニール袋 3枚
- 楊枝(混ぜるものなら何でもOK)
- はかり
- ビーカー:容量を測れるもの
- ミクロスパーテル (小さなさじで大丈夫です):1本
アマビエソープの作り方
生活の木ライブラリーに紹介されていたビデオを見ながら、アマビエソープを作ってみました。所要時間は1時間となっていました。
ビデオで工程を確認しながら作りましたが、不器用な私でも1時間ほどで完成しました。
実際に作ってみました
紹介されていたレシピを基に、少しアレンジを加えながら作ってみました。
step
1下準備
- 石けん素地 (100 g) をビニール袋に入れ、好きな精油を10滴入れる。
- お湯を20 ml ほど注ぎ、ビニール袋の口を縛り、馴染ませるように軽く振る。
- ビニール袋の上から、よくこねる。
- 耳たぶほどの硬さになったら半分に分けておく。
さらに詳しく
私は、オレンジスィート (8滴) と、ティートゥリー (2滴) を入れました。
- オレンジスィート
リモネンを90%以上含みます。果皮に含まれる精油成分を搾って得られるため、とてもフレッシュで弾けるような甘いオレンジの香りが広がります。リラックスし、エネルギーの循環を促す作用が期待されます。また、肌の乾燥にもいいと言われています。
- ティートゥリー
オーストラリアの先住民族のアボリジニが使った森のハーブで、お茶として飲まれいた植物の一種であったことから、ティートゥリー(お茶の木)と呼ばれるようになったそうです。フレッシュで清潔感があり、鼻をすっと通り抜けるやや鋭い香りがあります。
肌の弱い方は、精油の量を減らしてください。
step
2頭と体を作る
- 半分に分けた石けん素地 (a)を、さらに胴体とあたまの2つに分ける(胴体分を少し多めにすると安定感があります)。
- 胴体とあたまをそれぞれ手で丸め、雪だるまのように繋ぎあわせる。
- 残りの半分は、さらに1:4に分ける(少ない方は、ウロコとくちばし用、多い方は髪の毛用)。乾かないように、ビニール袋に入れておきます。
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step
3色付け
- カップに色素 (青や赤) をミクロスパーテル1杯ほど入れてお湯をほんの少し注ぎ、ガラス棒や楊子でよく混ぜ溶かす。
- ビニール袋に髪の毛用の石けん素地と、赤色の素を少し入れ、袋の上から、色が均一になるまでもむ。
なので、追加で色素を入れたら、色はうまく馴染んだけど、思っていた以上に濃くなってしましました。
step
4髪の毛をくっつける
- 左右と後ろ髪用に3つに分け、長めの小判型に平たく伸ばす。
- 頭の部分に、左右、後ろの順で髪の毛をつけて、伸ばしながら形を整える。
石けん素地が乾いてきたら、少し指に水を付けながら作業するといいようです。
本当は、頭頂部に分け目を入れるのですが、忘れました。しかも、盛りすぎ・・・。
step
5ウロコを付ける
- 残った石けん生地から、一つまみ「くちばし用」に取っておき、残りの生地をビニール袋に入れる。
- 青色の色素を入れてもみ、色を馴染ませる。
- 色が馴染んだら、小指の爪くらいの大きさにして、おなかの下から並べるように貼りつける。
失敗
公式サイトには、「おなかの下から並べるようにウロコを貼り付ける。」と書いてあったのですが、私は下から貼り付けてしまい、なんかコシミノのようになってしまいました (笑)。
step
6くちばしを付ける
- 最後に残っている、石けん素地 をくちばし形にして、顔につけ、形を整える。
- ブラックペッパーで目をつけて、金色(お好みでOK)の色素を、くちばしとうろこ部分に軽くつけて完成です!
ブラックペッパーがなかったので、ウロコ用の石けん素地に(残っていた)青色の色素を加えて、濃くして、目にしました。
2回目の挑戦
次の日に、前日の失敗から学んだことを取り入れ、3つの点を改善してみることにしました。
改善点
- 最初に石けん素地を分けるとき、頭と胴体用の石けん素地 (a) のほうを、若干多くしておく。
- 色素を減らす。薄くする。
- 髪の毛を付けるとき、少し工夫する。
1回目に作った時、髪の毛の分け目を入れるのを忘れてしまいました。なので、2回目は分け目を意識したのですが、そのとき、単に小判状の平たい石けん素地をくっつけるより、少し先を細くした方が作業がしやすくて、きれいにまとまりました。
ウロコの部分も色を薄くして、マーブル上にしてみました。2日目の反省点は「こね不足」です。色は、思い通りになったのですが、気が焦ったのか、こねる時間が少なかったようで、すこし石けん素地の粒粒が残ってしまいました。
しかし、前日のコシミノから、少しはウロコのように見えるようになったでしょうか。ブラックペッパーの粒が見つかったので、2人(匹?)めの目はブラックペッパーを入れてみました。
さいごに
今回の連休は、石けん素地を使って、手作りソープに挑戦してみました。作っている間、精油の香りに癒されて、不器用な私でもなんとか完成させることができました。
あとは、4日ほど乾燥させれば、出来上がりです。出来上がったアマビエソープは、ネットに入れて使おうと思います。くちばしとウロコがはがれそうで・・・。これで、疫病退散!です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。