Italy

ミラノ・マルペンサ空港 ~空港バスと免税手続き~

2019-06-16

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「旅とアロマ」にお越しくださり、ありがとうございます。

※ この記事の情報は、2019年6月(コロナ以前)のものです。現在とは異なる場合がありますので、ご了承ください。

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20年ぶりのマルペンサ空港(MXP)へやってきました。

いろいろなものが、便利で良い方向に変わっていました。

今回は、空港と市内を結ぶ交通機関や免税手続きについてご紹介いたします(2019年時点の情報です)。

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ミラノについたら:入国審査

EU加盟国のパスポートを持った人以外の入国審査にはけっこう時間がかかります。

幸い今回は早くに飛行機を降りれたので、入国審査場に早く着くことができました。係官が審査ブースを案内してくれますので、「こっち時間かかる!あっちに並べばよかった~!」とはなりませんでした。

平日の昼頃でしたが、前便の人が残っていたので、通過するまで20分ほどかかりました。

しかし、思っていたより早く通過できました。

後ろは怖くて振り返ることはできませんでしたが、長蛇の列が出来ていたと思います。

しかし、帰国後に本当はスマートレーンが使えることを知りました。

日本と同じような機械で簡単に出・入国できます

スマートレーンを使えば、30秒で通過できます(その次イタリアに行ったとき利用しました)。

そのまま税関も「申告ナシ」のレーンを通って外に出るだけです。

空港から市内へ

MXPから市内までは、空港バス・鉄道( マルペンサ・エクスプレス)・タクシーの3つの方法があります。

正規のタクシーであればミラノ市内まで固定料金・ 90€:ユーロ だそうです(2019年6月時点)。

一人旅のときは、地上移動は安く!がモットーなので、公共交通機関を比較してみました。

運賃所要時間
空港バス片道:8€~(976円)
往復:14€~(1,708円)
1時間*1
鉄道片道:13€(1,586円)
往復:20€(2,440円)
ミラノ中央駅:52分*2
ノルド・カドルナ駅:37分*2
2019年6月

*1: 道路状況によって異なります。

*2:ターミナル1からの時間です。

 1ユーロ=122円

空港バス

空港からのバスも3社あります (2019年6月現在)。

どれも公式サイト(英語)でチケットを事前購入でき、時刻表も検索できるようです。

上記の公式サイトで最新情報をお確かめください。

チケット売り場

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ターミナル2の税関を出たら左側に表示に沿って進みます。けっこう歩きました。

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バス会社のチケット売り場が並んでいました。

チケットはバス乗り場の係員からも同額で購入できるので、急いでいる方は、乗車時に購入したほうがいいかもしれません。一番出発の早いバスに乗れます。

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今回は、何があるか分からないので、当日チケットを買うことにしました。

一番早くに出発する Airport Bus EXPRESS の往復チケットをバス乗り場で買ったのですが、現地では、片道10€、往復16€でした。(2019年6月)。

クレジットカードも使えました。

往復のチケットを買うと、空港に来るときも同じ会社のバスにしか乗れませんが、Airport Bus EXPRESS は20分間隔で出発しているので、不便は感じませんでした。

乗り場

「4番の出口から出て、3番の乗り場から乗って下さい。」とチケットカウンターで教えてもらったので、その通りに進みました。

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4番の出口から出ます。

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3番乗り場が見つかりました。

思っていた以上に簡単です(^^)。

大きな荷物はバスの下の貨物室に預けます。

今回利用した Airport Bus EXPRESS は、空港から朝6時~夜中の00時30分まで、20分~30分間隔で出発していました。中央駅までは1時間くらいです。

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車内は日本のリムジンバスと似ています。ただし、シートベルトがこの状態。

締めることはできましたが。

この場合、締めた方がいいのかどうなのか?

ミラノ・マルペンサ空港 (MXP) は、前回の記憶がほとんどないほど久しぶりでした。

すごくきれいになっていて、便利に変わっていたので初めて来た空港のようでした。

中央駅から空港へ

空港までのバス乗り場は、ミラノ中央駅を正面に見て、左側にあります。

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近くにはチケット売り場のブースもありますが、ここもバスの係員から購入できます。

私は往復チケットを買っていたのでそれを提示しました。何カ所かに停まって空港に向かうので、最終的にバスは満席近くになっていました。

空港は、最初にターミナル1(EasyjetなどのLCCが発着)に停まり、次に長距離フライトが発着するターミナル2に到着します。昼間だと交通渋滞もないので、バスは安くて便利でした。

チェックイン(TG)

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ミラノからはタイ国際航空(TG)に乗りました。案内板で確認して CHECK-IN AREA 13 へ進みます。

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何となく不安なイタリア線での貨物室への預け入れ荷物。

なので、機内持ち込みできるサイズのスーツケースで来たのですが、TGの規定では7㎏以上の手荷物は機内に持ち込めない (大きさに関わらず)らしく、さらに、想定外の液体類がでてしまったので預けることにしました。

ブリティッシュ・エアウエイズやエア・カナダに次いで、TGもシールタイプの「FRAGIL TAG(割れ物タグ)」でした。

TGのスタッフの方が、ファスナー部分にシールしてくれたので、もう一枚もらって鍵の部分にもシールしました。笑われました( ´艸`)。もちろん、貴重品は一切入れておらず液体類だけです。

なお、TAX REFUND(免税手続き) が必要な商品をスーツケースに入れている人は、チェックインカウンターのスタッフにその旨を伝えます。その後、搭乗券だけをもらって、スーツケースを持って、12番の辺りにある「TAX FREE REFUNDS」のカウンターへ行って手続きします。

TAX REFUNDの手続き終了後に、航空会社のカウンターに戻って荷物を預けます(2019年6月時点)。

TAX REFUND

イタリアはEU加盟国です。TAX REFUND は、最後のEU加盟国を出国する際に行います

今回はミラノからバンコクへ行くため、ミラノで手続きをしました。

他のヨーロッパの空港では、①商品と搭乗券を持って税関へ行きスタンプを押してもらい、②その用紙を「払い戻し業者」に持って行く、という手順でした。

しかし、ミラノ(イタリア)はとても簡素化されていて、PCでの処理(税関スタンプなし)に変わっていました。

さらに、イタリア国内だけの買物の場合には、税関に行かなくてもよくなっていました。

貨物室へ荷物を預ける場合

12番の辺りには、Customs(税関)と、Global Blue(グローバルブルー) などの税金払い戻し業者の免税カウンターがあります。

免税対象商品をスーツケースに入れて貨物室に預ける人は、この Luggage to check-in only に進みます。

その場合、2つの方法があります。

  • イタリア以外での買い物あり:税関→免税カウンター
  • イタリア国内の買い物のみ:直接免税カウンター
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12番のエリアには3社の 免税カウンター があり、こちらで払い戻しを受けます。

払い戻しの方法は、4種類です。クレジットカード*1、現金、小切手、そしてビックリしたことに、アリペイがありました。

現金を選択すると、一律4€ の手数料がかかります(2019年時点)。

書類には、税関のスタンプを押す場所があります。

イタリア国内のみで購入した商品の免税手続きは、税関に行かず、免税カウンターに直接行けばいいのがとても便利です。

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今回はビジネスクラスだったので、セキュリティチェックは Fast Track を利用できました(2019年6月時点)。

マルペンサ空港の Fast Track は購入して通過もできるようです。

液体類など特に問題になるものは持っていなかったからか?検査はとても簡単に済み、スムーズに通ることができました。

機内持ち込みにする場合

買物は洋服だったので、機内持ち込みにしました。

その場合は、セキュリティチェック後に免税手続きを行います。

機内持ち込みにする人は少ないのか、とても空いていました。

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長距離フライトが出発するゲートは「B」でした。

その前に免税手続きを受けるために、ゲート「A」の方にある TAX FREE REFUNDS に寄ります。

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税関と免税手続きは同じ場所にあります。

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私は、イタリア国内だけでのお買物だったので、同じエリアにある税関に立ち寄ることなく、免税手続きを行いました。

お店で作ってくれた書類にはすでにパスポート番号などが記入されていたので、クレジットカード番号だけ自分で記入しました(私は現金で購入したため)。

その書類を業者の窓口に提出し、あとは案内に従ってサインをするだけで手続き終了です。

後日、払戻金は無事クレジットカードに入金されました。

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さいごに

あまりにもいろいろなものが(いい方向に)変わっていたので、旅しやすくなっていてびっくりしました。

パリでの免税手続きの方法も簡素化されていたのですが、ミラノ(イタリア)での簡素化はもっと進んでいて、ビックリしました。不安になるほど簡単でした(笑)。

イタリアの免税手続きは、2018年9月1日に電子化されて、便利になったようです。

*1:現金で購入した場合も書類にクレジットカード番号を書けば、visaなどのクレジットカードに払い戻しが可能です。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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