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リスボンでは主に公共交通機関を使いました。ちょっと難しい点はありますが、慣れれば旅しやすかったです。リスボンの空港から市内までの行き方をまとめてみました。
※2019年の体験記です。
リスボン空港
リスボンのウンベルト・デルガード空港(元はボルテラ空港と呼ばれていました)から市内までの主な移動手段は以下です。
- エアロ(空港)バス
- Metro(地下鉄)
- 路線バス
- タクシー
エアロバス
2019年当時、空港から市内までは3つの路線がありました。
最新情報はこちら >>> Aerobus | Airport Bus Transport - Home
市内の要所まで30~40分程度で到着します。公式HPでは、ホテルとバス停の位置を調べることができるようです。料金は、2019年4月現在、€6(約750円)です。オンラインでチケットを事前に購入でき、割引もあるようです。
地下鉄
地下鉄の空港駅は、ターミナルのすぐそばにあります。
06:30~01:00
リスボン空港から地下鉄 Aeroporto駅 は直結しています。到着ロビーの地下鉄のマークの方向に進み「exit5」から出て、右手の方向に進むと地下に降りる入り口が見つかりました。
Occasional journeys(旅行者用カード)
旅行者にとって便利なのは、Viva viagem card(ヴィヴァ・ヴィアジェンカード)です。地下鉄やトラムなど、リスボンの公共交通機関に利用できます。
最新情報はこちら >>> 【公式】Viva viagem card (英語)
購入時の注意点
The Viva Viagem card costs €0.50 and can be reloaded unlimitedly during one year after purchase.
Viva viagem card は、最初の購入時に0.5ユーロ(€)かかります。しかし、あとは、チャージ(Zapping)しながら繰り返し利用できるようです。
種類
- Carris/Metro Ticket:€1.5
- 1 Day ticket (24h)
種類は上記の2つがあります。
*値段は2019年4月のものです。
CarrisCarris(Companhia Carris de Ferro de Lisboa :リスボン電気鉄道会社)は、トラムを運営する会社です。1960年以降バス路線にも転換が行われたため、料金表の「Carris」は、トラムとバスの両方を意味します。
Viva viagem card は、地下鉄の券売機や主要駅のチケットオフィスで購入することができます。
チケットの買い方
最初はチケットの仕組みがちょっと分かりにくく感じるので、駅の販売機でも迷っている人が多く見受けられました。なので、日中の販売機は常に列ができていました。
チケットの自動販売機は、現金(紙幣とコイン)とカードの両方が使えました(機械によってはカードのみのものもあります)。
一番迷ったところは最初です。With / Without a resusable Card?
最初は、Without a resusable Card を選びます。そして、次にどの種類のチケットを買うか決めます。チェックを入れた画面の横にあるボタンを押すと次へ進みます。
私は、初日はポルトへ行く列車に乗るためのだけの移動だったので、1回乗車券を買って、次にリスボンに戻った時に、その Viva viagem card に1 Day ticket (24h) をチャージし直しました。
上記の他、日本の交通カードのように、一定の金額をチャージしても使えます。チャージしておけば乗るたびに€1.33ずつ引き落とされていきますが、チャージ額が€3、€5、€10…と決まっています。全額使い切らない限り、他の種類(例えば24時間乗車券に変える)の乗車券には変えられないので、チャージ方式は、旅行者にとって使い勝手がいいように思えませんでした。
乗車時の注意事項
リスボンの地下鉄は日本と同じように、入口と出口の両方に改札があります。
Santa Apolónia駅まで
地下鉄は料金も安く本数も多くて便利ですが、リスボン空港から出ている「Vermelha(赤:Red Line)線」は、São Sebastião(サンセバスチャン)駅が終点で、リスボン市内の中心部にはいきません。
São Sebastião(サンセバスチャン)駅で「Azul(青:Blue Line)線」に乗り換えて、ポルトへの列車が発着する Santa Apolónia(サンタ・アポローニャ)駅 へ行くことができます。
あちこちに路線図があるので、乗り換えも簡単でした。構内は、もし間違って反対方向の電車に乗ってしまっても、改札をでることなく、反対のホームに行ける構造でした。
日中は5~6分間隔で電車がやってきました。
ちょこっとportuguês
ポルトガル語の ão は アン と読みます。なので、São Sebastião は「サンセバスチャン」となります。
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さいごに
地下鉄はとても使いやすく、便利でした。乗り換えのためエスカレーターの前で迷っていると、駅の掃除係の女性が「下よ!」と教えてくれました。とても旅行しやすい国だと感じる理由の一つに、人が親切なのもあったかも知れません。
最後までご覧いただきありがとうございます。