ポルトでは2カ所に泊まりました。最初は、格安だけど快適に過ごせた「Mystay Porto Batalha」をご紹介します。
ポルトでこんなホテルを探している方へ
- 一部屋15,000円以下
- 口コミがいい
- 清潔でスタッフが親切
- 駅からのアクセスがいい
- 周囲にレストランやカフェ、スーパーがある
Mystay Porto Batalha
Mystay Porto Batalha(マイステイ・ポルト・バターリャ)は、バターリャ広場 (Praca da Batalha) に近い人気ホテルです。ポルトには、同じ系列のホテルがありましたが、こちらが一番安かったので決めました。トラムの停留所もすぐそばです。サン・ベント駅までも歩いて行くことができます(ただし、荷物があると大変ですが)。
ロビーとセキュリティ
ロビーは24時間対応してくれますが、遅くなる時は連絡しておいた方がいいようです。
夜はホテルの正面玄関は鍵がかかってしまうので、暗証番号を入れて開けます。お部屋も、番号を入れるタイプでした。
エレベーター
エレベーターもありますが、乗るにはちょっとしたコツがあります。なるべく真ん中(端のセンターにあたらないよう)に乗ります。そして、異常にゆっくり動くので、これだけがちょっとストレスでした。
部屋のようす
今回、テラス付きシングルルームのキャンセル可能な料金が、€55+市税 €2(合計:7,125円)*1でした。
景観は臨めませんが、テラスも付いています。Wifiもサクサク繋がりました。
バスルーム
バスソープとシャンプーなどもありました。ドライヤーの風力はちょっと弱めです。
シャワーは、温度や湯量、排水は問題ないのですが、いわゆる洗面所に水が飛び散るタイプでした。一人旅なので、問題は全くありませんでした。
徒歩圏内のお店
ホテルのコンチネンタルの朝食も美味しいそうです。簡単に済ませたい方には、エッグタルトとコーヒーのセット(€1.5)もあるようでした。周囲には、朝7時頃から開いているカフェもあります。
朝食
朝の散歩もかねて、Confeitaria do Bolhão という老舗のパン屋さんに行ってみました。
量り売りのハム&オリーブパンは、好きな大きさにカットしてくれます。
- エッグタルト(NATA):€1.00
- ハム&オリーブ(PAO DE JAMON):€1.94
- コーヒー(CAFE DUPLO):€1.60
奥にはテーブル席もありますが、カウンターで食べれば安くなります。スペインバルのようで、もちろんカウンターでいただきました。注文したものが全部きたら、会計カードをくれます。食後に、入り口付近にあるレジで支払う仕組みのようです。
私が先に支払おうとすると、「食べてからでいいよ」と周りの人々が教えてくれました。昔ながらのパン屋さんで、地元の人に混じっての朝食は、美味しくて楽しかったです。
- 日曜定休
(月~金)06:00-20:00
(土)07:00-19:00
※ Google マップでは、違うお店の名前で出てきますが、場所は、解体中の旧ボリャン市場(Mercado do Bolhão)のすぐそばにあります(2019年4月)
夕食
初日は歩きまわって疲れたので、ホテルの近くにあるカフェに行きました。カフェやバルは数軒かたまってありました。この辺りは、多分観光客のためのお店だと思いますが、メニューはポルトガル語のみでした。
お魚料理(PEIXE)から、Bolinho Bacalhau C/ Arroz Feijão(6ユーロ) にしてみました。
Bolinho(ボリーニョ)はコロッケ、Bacalhau(バカリャウ)は干した塩ダラです。タラは、ポルトガルの国民的な食べ物で、さまざまなレシピがあるそうです。それに、豆のご飯(リゾットぽい)が付いていました。 C/ Arroz と書いているのがご飯付きです。
中がホコホコのコロッケです。
注文する時、Bolinho(ボリーニョ)の意味が分からず、お店の人に聞いたのですが、彼も英語で上手く説明できず・・・。
とりあえず頼んだら、コロッケだった!という感じです( ´艸`)。お店の人が心配してくれ「大丈夫?マヨネーズやケチャップ持ってこようか?」と、とても親切にしてくれました。
コロッケもご飯も塩味が効いていて、そのまま食べても美味しかったのですが、せっかくなので、ケチャップも付けながらコロッケをいただきました。お腹いっぱいになりました。とてもカジュアルなお店ですが、スタッフの方も親切でお料理も美味しかったです。
(月~土)07:00-02:00
(日)07:00-00:00
ホテルへのアクセス
リスボンから Campanhã駅 に着いて、そのあと Bolhão駅 まで、地下鉄で移動しました。
Google マップ で見ると、 São Bento(サン・ベント)駅 の方が近いのですが、São Bento からホテルまでは、心臓破りのような坂道を上ることになります。荷物があったので、Bolhão駅 からの平坦な道を選びました。ただし、石畳なので、歩きやすくはありません。
Campanhã 駅 から Bolhão 駅 (地下鉄)
「高速列車AP」を降りたホームから、ちょっと変わった「M」の地下鉄マークを目指して進みます。
地下鉄のホームへ繋がるエスカレーターのそばにも andanteカードを買う窓口があり、駅のチケット売り場より空いていました。
乗る前にしっかり有効化させます。
この日は、主にトラムでの観光を考えていたので、anndanteカードではなく、1回券を駅の販売機で買いました。販売機は、カードも使えますが、紙幣やコインも使えました。
Bolhão 駅 から(徒歩)
Rua de Fernandes Tomas(フェルナンデス通り)の方に出ます。
そばにアズレージョ(青いタイルの装飾)がきれいな教会があります。その前の Rua de Santa Catarina(サンタ・カタリーナ通り)を10分ほど歩きます。
こんな石畳が続きます。
道なりに進むと、サント・イルデフォンソ教会(Igreja Paroquial de Santo )が見えてきます。ここまで来たら、あと少しです。
そばに、トラムの停留所がある バターリャ広場 (Praça da Batalha) まで進みます。
広場の道沿いに、ホテル メルキュール ポルト セントロ(Mercure Porto Centro Hotel) があり、その横の細い路地を下ります。メルキュールホテルから徒歩30秒くらいですが、かなりの下り坂でした。
右手側にホテルの入り口があります。
サン・ベント駅へ
ちなみに、この急な坂道を下っていくと、5分程で São Bento(サン・ベント駅)に到着します。
São Bento(サン・ベント駅)からホテル方面を見上げたところです。ポルトはこのような急な坂道があちらこちらにあります。ので、公共交通機関を上手く利用して町歩きをすることにしました。
泊った感想
スタッフも親切で、清潔、立地もいいのに格安!なのですが、寝ている時の音(廊下を歩く音など)が気になりました。一人旅で、費用を抑えたいけど、清潔さや立地の良さも欲しい方へはおすすめのホテルです。ただ、雨の日や暗い時間のアクセスは大変かも・・・と感じました。なので、初めて行くときは、明るい時間にホテルに着くことをおすすめします。
最後までご覧いただきありがとうございます。
*1:1ユーロ=125円(2019年4月)