ソウルでのお買い物。
今回はソウルが初めての人と一緒なので、分かりやすくするためにガイドブックを作ってみました。ソウルで必要なものが分かると、海外旅行が不慣れな人でも何を荷物に入れればいいのか分かってもらえるかな(準備がしやすい)かと思いました。
実際の食事やお買い物の様子と合わせてご紹介いたします。
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ガイドブック(食事用)
使わせていただいたのは、KONESTさんの路線図です。
例えば、「『明洞』のホテル(🛏)のマークから🦀を食べに行く『東大入口』までは、地下鉄2駅だけど乗り換えが必要よ」、と目で見るだけで分かるように工夫しました。言葉だけで説明されるよりイメージが湧きやすいし、実際の駅には漢字での表示もあるので、初めての人でも「今どこにいるか?」が分かりやすいかなぁと思いました。
タッカンマリ
到着した日の夜は、体に優しいモノを食べたい!明洞のホテルから徒歩で行け、口コミの良かったお店で「タッカンマリ」を食べに行くことにしました。
「タッカンマリ」とは「タッ(鶏)」「ハンマリ(一羽)」という韓国語で、直訳すると「鶏一羽」となり、文字通り、鶏一羽を丸ごと煮込んだお鍋です。
まずは、キムチをいただいてお鍋が煮えるのを待ちます。
その間に、辛いタレとにんにく、ニラで付けダレを用意しました。
日本人観光客が多い店のようで、壁に食べ方を書いた紙が貼ってありました。なので、初めてでも迷うことはありません。
グツグツしてお餅が浮いて来たら、まずはお餅からいただきます。柔らかくて美味し~!追加をお願いしようかと思ったくらいです(^^)
チキンは食べやすく切られていました。時々お店の人が様子を見に来てくれます。
海鮮チジミ
おすすめの海鮮チジミ。2人ではちょっと多いかな?と思ったのですが、完食してしまいました。
周りがパリパリ、内側がふんわりで美味しかったです。
お鍋の締めに麵を入れるのがオススメらしいのですが、お腹いっぱい!お店は日本人観光客で満席でした。
お会計時は「계산(ケサン)」という韓国語を覚えておくと便利です。
音は、日本語の「計算」と似ています。出入り口にレジがあるので、そちらでお会計をします。
お鍋1つ(2人前)とチジミ1枚で37,000㌆なり。リーズナブルでお腹いっぱいになりました(2019年当時)。
瑞源・あわびがゆ
翌朝は、ホテルから徒歩1分、いつものお粥屋さん「瑞源」で朝食をいただきます。
日曜日は午前中営業でアワビがゆだけの提供だそうですが、満席で、少し待つことになりました。
相変わらずの人気店です。
*お粥屋さんはホテルの側なのでアイコンでは示していません。
ここのイカキムチ が大好きなのですが、今回、タコのキムチも出てきました。どちらも美味しいのですが、やっぱりイカキムチ!お土産(1パック25,000㌆)に2パック買ってきました。しっかり梱包されているので、保冷材に入れてスーツケースで運んでも漏れません。
※値段は2019年当時のものです。
注意!
キムチは液体類になりますので、機内には持ち込めません。貨物室へ預けることになります。
安定の味、アワビがゆ。ソウルが初めての連れも喜んでいました!よかった(^^)
アグランコッケラン
ランチは「カンジャンケジャン」。ワタリガニの醤油漬けです。
ひとり1人前ずつ頼むのがルールらしいです。この旅一番の豪華ランチ!
付け合わせのおかずもたくさん出てきました。これらを食べて待ちます。
カンジャンケジャンと一緒に温かいおかずもやってきました。茶碗蒸しのような卵料理、おいしいです。
食べ方のリーフレットもあるので、初めての方でも安心です。。甲羅の部分にご飯を入れて、海苔で巻いていただきます。
脚の部分は、そのまま食べます。
ワタリガニは大きく分けると、オスの旬とメスの旬があります。メスの蟹の旬は、12月から6月の初旬までで、この時期、赤い内子が美味しい時期になります。一人ではあまり来ず、ほぼ10年ぶりのカンジャンケジャン!濃厚で甘くて美味しかったです。
KyoChon Chicken
キョチョンチキン は、韓国全土に展開しているフライドチキンのお店です。
今回は、ホテルに一番近くて、メニューが豊富な「東大門店」に行きました。地下鉄「東大門駅」6番出口から直ぐのところにあります。入り口は大通り沿いの建物から階段で2階に上がったところになります。
桃の焼酎が飲みたかったのですが、品切れということでグレープフルーツ・焼酎にしました。濃いめのチューハイのようで、美味しかったです。生ビールと乾杯!チキンが来るまで、サラダを食べて待ちます。
まずは、骨なしで楽に食べられる「KyoChonサルサルチキン」。米粉をまぶして揚げてある鶏ささみともも肉は、表面カリカリ中やわらか!このままでも美味しいのですが、ジャンバラヤソースやハニーマスタードソースをつけてもおいしいです。
つづいて、ハニーシリーズ。ソウル初めての姪が一番食べたかったメニューです。
こちらも美味しかったのですが、しかし、周りを見てみると、2人で1つをオーダーしています。さすがに、量が多くて食べきれず・・・
持ち帰りボックスに入れてもらいました。
ホテルで食べましたが、冷めても美味しいチキンでした!
ガイドブック (買物用)
続いてお買い物編です。同じく、路線図に行く買いたいものを追記しました。買いたいものは、①ごま油、②化粧品、そして③マッコリ、の3つです。
ただし、路線図は一目瞭然でとても便利なのですが、難点が1つあります。それは、距離感が実際と少し違うことです。なので、KONESTさんの地図と組み合わせることにしました。
路線図では「東大門歴史文化公園」駅と「東大入口」駅とはかなり離れている感じですが、実際は苦なく歩くことができます。
わざわざ乗り継いで行く距離ではありません。なので、別途KONESTさんの地図をプリントアウトしたものを加えました。
Queensbucket(ごま油)
まずは、ゴマ油やエゴマ油の専門店に行きました。
こちらは、低温圧搾 (コールドプレス) 方式で作られ、ごまが持つ栄養素の破壊を最小限にとどめられたごま油のお店です。強い香りはありませんが、ごま本来の香りと味、そして栄養素が失われていない、独自の「プレミアムなごま油」となっているそうです。
10時のオープンと同時に入りましたが、もう一組お客さんがいました。
14時までに80,000㌆以上買うと、ホテルまで当日無料配送のサービスがあるので、一番に訪れたかったのです(2019年現在)。
カフェも併設していて、ビーガンスイーツ専門店「OON’S(オンス)」のお菓子なども販売しています。クッキー(3個で3,000㌆)を買いました。
基礎化粧品もあります。
ごま油
今回は、味見させてもらって気に入った低温焙煎のエゴマ油とごま油を買いました。口に入れて暫くたってから香る胡麻の風味の広がり!今まで体験したことがないものでした。
ちょうど、ネギ油、もしくはにんにく風味のごま油がセールでした。
こちらの「ネギ油」を買ってきて炒め物に使ったのですが、とても濃厚!ほんの少しで良かったようです。いつもの調子で入れてしまったら多すぎたようです。香りづけにもいいかもしれませんね。とにかく、濃厚なのです!
買ったモノは、何も言わなくても、スーツケースに入れても大丈夫なようにしっかりパッキングしてくれました。さらに、免税手続き(30,000㌆以上の購入)も行ってくれました。
ところで、店舗の2・3階部分が工場になっており、毎週火曜日・木曜日の午前11時と午後3時に製造スペースを一般公開していました。製造工程を見ることができるだけでなく、原油を試飲することもできるようでした。(2019年現在)。
クーポン
KONESTさんででクーポン券をプリントアウトして持って行きました。10%オフとごま油のサンプルをお土産にいただけました(^^)/
The Mask Shop と Strawberry Shop
ブログ友達のまりぶさんが教えてくれた激安コスメショップに行って、「Mediheal (メディヒール) のパック」と「Cicapair (シカペア) の回復クリーム」を買ってきました。
The Mask Shop と Strawberry Shop はすぐそばにあるので、値段などを比べて買うことができます。支払は現金のみなのですが、そばには両替所もありました。
ちなみに、明洞の Mediheal のお店が50%オフのセールだったのですが、そこよりはるかに安かったです!別の種類のマスクパックも買ってみました。安いのでたくさん買っていろいろ試してみようと思っています。
なお、この辺りには新しいお店がどんどん増えてきたそうです。中にはカードが使えるお店もあるようで、いろいろ便利になってきましたね。
なお、これらのお店は化粧品だけでなくお菓子もあります。
なかなか予定通りにはいかず
調子に乗って、化粧品を買い過ぎてしまいました。
本当は伝統家屋のお茶屋さんに行く予定でしたが、天気予報通り大雨だったので、重い化粧品を持って歩くのは疲れ、一度ホテルに戻ることにしました。少し休憩して、早めの夕食のあと、最後のお買物に出かけます。
路線図を持っていて良かったです。こんなとき、簡単に計画変更できます。
「東大門」駅付近でハニーチキンを食べて、「乙支路入口(ウルチロイック)」駅から簡単にアクセスできるロッテデパートへ行くことにしました。]
ロッテデパート
ここでのお目当ては、「シャンパンマッコリ」を買うことです
マッコリ売り場に行く途中、お茶のコーナーがありました。
ちょうど今回伝統茶のお店で飲みたかった「菊花茶」の試飲がありましたので、いただくことにしました。菊花茶は目の疲れにいいそうです。
パッケージも可愛いのでお土産にも購入しました。
伝統茶のお店を諦めて、ちょっと残念・・・と思っていましたが、思わぬところで出会うことができました。さらに、いくつか買うと「おまけ」といって、割引してくれました^^
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シャンパンマッコリ
お目当てのシャンパンマッコリは、ワインのコーナーにあり、日本語が流暢な店員さんが対応してくれました。
いろいろ説明を受け、飛行機で持ち帰れるモノを2本、持ち帰れないモノを1本買いました。
生マッコリ
マッコリは、お米と麹から作られている白く濁った韓国のお酒です。日本のドブロクの主成分もお米ですが、ドブロクは二次発酵の際に蒸した米と麹を合わせたものを使いますが、マッコリは、米や小麦粉・上新粉・モロコシ粉などを糖化発酵して使っています。この工程で、より乳酸発酵が増えるのがマッコリだそうです。
そのなか、加熱処理していない生マッコリを探しました。
福順都家(ボクスンドガ)
http://www.boksoonjapan.com/#home1
買ったのは福順都家(ボクスンドガ) のソンマッコリ。ソンマッコリの「ソン」とは、韓国語で「手」と言う意味で、手作りマッコリと言う意味です。自然に発生する天然の炭酸が清涼感と味わいを高め、強めの甘めが特長です。その甘さは、必須アミノ酸である「フェニルアラニン」が豊富であるためだそうです。
こちらは、飛行機で持ち帰り可能です。お店ではしっかりラップで巻いてくれました。さらに保冷袋に入れ、ビニールでしっかり巻いてスーツケースに入れました(100ml以上の液体類なので機内持ち込みできません)。
無事、持ち帰り成功!
ところで、このソンマッコリは開ける際に少しコツが必要です。
冷やして、2層になるまで待ってから開栓します。
ポイント
ゆっくり開栓すると、炭酸が吹き出してきて、容器を振らなくても自然にマッコリが混ざります。少し開けては締め・・・を繰り返し、少しずつガスを抜く感じで蓋を開けるといいようです。
利化白酒(イファベックジュ)
「利化白酒」も天然炭酸が入っている生マッコリです。
福順都家のような店舗はなく、このお酒を飲むと、いくらか施設などに寄付されるような仕組みがあるらしい商品だそうです。
味は、「ソンマッコリ」より甘めが控え目なようです。こちらも持ち帰ることができました。
NAROOの生マッコリ
酵母が生きている「生マッコリ」は常に発酵し続けているため、日本に おいしい状態で持って帰るのは難しいといわれています。
なので、日本へ持ち帰れないと説明を受けたモノは、ホテルで飲みました。
アルコール度数は高いのですが、飲み口が優しいので、スーッと入っていきます。
今回買ったモノ
また買い過ぎてしまいました。
これらに、ホテルの冷蔵庫で預かってもらっているマッコリ2本が入ります。 化粧品など液体類(写真下部分)はスーツケースに入れ、海苔やお茶などの軽いモノは、機内持ち込みにします。
もこもこ靴下は、液体類をパッキングする際のクッション代わりにつかいます。中にビン類を入れると安心です。
ポイント
マッコリは、プチプチに包んでくれ、箱にも入れてくれました。さらに、箱をタオルなどで巻いて、さらに厚めのビニール袋にいれました。そのビニール袋の周りにはクッション材代わりにビニール袋に入れた洋服で囲います。これで、損傷なく持ち帰れました。
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さいごに
食事とお買い物を楽しんだソウル2泊3日の旅。
最後はきれいな紅葉を見ることができました。2019年に行ったときは現地でSIMを買って通信するという手段がなくオーソドックスなマニュアルのガイドブックを作ってみました。2024年にはeSIMを使ってWEB上で同じことができるようになりました。でも、路線図+地図の合わせ技は変わらずです。
最後までご覧いただきありがとうございます。